金井中吹奏楽部、第 1 位で見事東北大会金賞を受賞しました! 村松

金井中学校だより
平成27年9月14日発
行
文責 校長:大江昌信
金井中吹奏楽部、第 1 位で見事東北大会金賞を受賞しました!
全日本吹奏楽コンクール第 58 回東北大会
の中学校小編成の部が、9 月 13 日やまぎんホ
ール(山形県民会館)で開催され、金井中吹
奏楽部は山形県代表として出場しました。中
学校小編成の部には、各県の予選を通過した
13 校が出場しました。金井中の演奏は 13 番
目、曲目は『喜歌劇「サーカスの女王」セレ
クション』です。
吹奏楽部の皆さんは笑顔でステージに登場
し、自信に満ちた表情で会場一杯に「一つ心
の金井中サウンド」を響かせてくれました。金井中吹奏楽部は第 1 位で見事金賞を受賞しました。金井
中吹奏楽部は 3 年連続で東北代表として出場しており、大会出場規定(3 年連続の次の年は休み)で東
日本学校吹奏楽大会に出場できません。
金井中吹奏楽部は、東北大会金賞(1 位)というすばらしい「頂」を手にすることができました。そ
の「頂」は自ら努力を積み上げてきたもので、一つ心にして創り上げた「金井中サウンド」です。それ
は、何百時間という弛まぬ努力で創り上げた音色であり、各パートの正確かつきれいな音色が融合した
キラキラした「金井中サウンド」です。ここまでくるには、いろいろなことがあったはずです。しかし、
吹奏楽部の皆さんは「完璧と言える演奏を創り上げたい!」という熱い思いで、いくつもの壁を乗り越
えてきました。だからこそ、聴くものの心を揺さぶる演奏ができたのだと思います。
「東北大会でダントツトップ」の目標を達成できて、本当によかったです。今まで何度もミーティン
グをしたり、それぞれ泣いたり悩んだりいろいろなことがありました。しかし、それがあったからこそ
今日があったのだと思います。何度も何度も「こうしたら」「ああしたら」と、全員で考えてきたから、
場面の移り変わりが分かるような演奏につながったのだと思います。今日一日を通して思ったのは、
「練
習は嘘をつかない!」ということです。練習が絶対に本番での結果につながることを実感しました。28
人の仲間と出会え、一年間「サーカスの女王」に取り組むことができてうれしかったです。本当にあり
がとうございました。
(3年1組、東海林 瑠愛 さん)
村松龍生さん 少年の主張・山形地区大会に出場しました
少年の主張山形大会が9月8日に山形警察署で開催され、金井中を代表
して3年4組の村松龍生さんが出場しました。山形市、中山町、山辺町か
ら18名が参加しました。村松さんは、「未来につながる一歩」と題して
発表、山形市の姉妹都市であるスワンヒル市との交換留学で体験したこと
や日本との違いなどを紹介し、「山形市とスワンヒル市との架け橋になり
たい。」と力強く発表し、会場から大きな拍手をもらいました。
髙橋優花さん 地区中学校・高等学校英語弁論大会に出場しました
第 67 回地区中学校高等学校英語弁論大会が、9月10日に遊学館ホール
で開催されました。
金井中を代表して 3 年 1 組の髙橋優花さんが Recitation
(暗唱)の部に出場しました。タイトルは「The Spider’s Thread(蜘蛛の
糸)」です。夏休みから、発音練習や英語らしいリズムを身につける練習な
どに取り組んできました。本番では堂々と発表して、聴く人の心をつかむ
ことができました。
総合文化部 山形病院「健康フェスタ」でハンドベルを演奏
9月12日に山形病院「健康フェスタ 2015」が開かれ、金井中総合文化部
がステージイベントでハンドベル演奏をしました。曲は「千の風にのって」
「メリーさんのひつじ」「山の音楽家」「栄光の架け橋」です。会場の皆さ
んから曲が終わる度に大きな拍手や知っている曲には手拍子がありました。
愛鳥週間ポスター特別賞を受賞しました
県が愛鳥週間の普及啓発を目的に実施したポスターコンクールで、3 年 4 組小泉朋美
さんが特別賞(日本野鳥の会県支部長賞)を受賞しました。県内小中高 53 校から応募が
あり、12 点が特選・特別賞に選ばれました。
部活動延長サポート、金井地区防犯協会「青パト」活動に感謝!
市中学校新人大会(9/26~27)に向けて、9/11~9/25 まで部活動強調週間
を設けています。時間を延長して部活動を行います。今年もその期間にあわせ
て、金井地区防犯協会より「青パト」安心サポート活動の協力をいただいてい
ます。下校時間にあわせて午後 7 時に金井中学校正門前に集合し、2 コースに分
かれて毎回 4 名の方が巡回パトロールを行っています。
「未来に繋がる一歩」
金井中学校3年 村松龍生
「山形市とスワンヒル市の架け橋になりたい。」そう思ったのは、約二週間のホームステイがきっかけで
した。昨年、私は山形市の姉妹都市であるオーストラリアのスワンヒル市との交換留学生に選ばれました。
もともと英会話が上手に出来た訳でもなく、授業で学んだ英語の知識だけの私は、不安を抱えながらスワン
ヒルに向かいました。案の定、予想は的中。初日はホストファミリーの言っている事をやっと聴き取るのが
精一杯で、自分の想いを上手く伝えられず辛いばかりでした。知っている単語を並べて一生懸命伝えようと
する私に、ホストファミリーは本当に優しく耳を傾けてくれ、徐々に打ち解けていくことが出来ました。
しかし、その後の生活や食事…。日本とは違う文化に触れ、ありとあらゆるものが私には刺激的で衝撃的
な毎日になりました。一つの例を挙げれば「水」です。私たちは湯船に浸かり、シャワーを浴びながら体を
洗いますが、スワンヒルではシャワーだけで短時間で入浴を済ませます。洗濯もそうです。私たちは毎日洗
濯するのに対し三日に一度ぐらいでした。また、食事の際も食器をなるべく少なく済ませるよう工夫してい
ます。これらは貴重な水を大切にする強い意識が現れたものでした。
私は両市の違いを体験し、様々な面で豊かな山形市に住んでいる事を改めてありがたく感じました。同時
に、世界には自分の知らない、気づいていないことが多いということを学ぶ事が出来ました。この経験を通
じ、自分の視野がまだまだ狭いことを実感し、私の海外に対する関心がより高まる大事な機会となりました。
そして今年。山形市とスワンヒル市が姉妹都市締結三五周年を迎える記念の年にあたり、その式典に参加
するため再びスワンヒル市を訪れる機会を得ました。式典での山形市長さんのご挨拶の中で「海外との姉妹
都市締結で三五年間も友好関係を続けられた例はなかなかない」ということを知りました。三五年前に両市
を結んでくれた先人の努力のお陰で、今私はここに参加する事が出来ている。長い間その志のバトンを繋い
でくれた人々がいたから今がある。そして私たち若い世代にとても貴重な体験を提供してくれている。そう
思うととても感慨深い気持ちになりました。そして私はある一つの夢に出会えたのです。将来スワンヒルに
渡り、向こうの子供たちに日本語や山形の良さを伝えられる教師になりたいと。
今年この記念式典に参加された山形市の方々は年配の方がほとんどで、中学生は私一人でした。このよう
な素晴らしい事業を、交流を途絶えさせたくない、長年この交流事業に携わってくださる人々の想いを、次
の世代の者として担っていくのが自分の使命なのではないかと感じたのです。この使命を果たすために自分
がもっと日本や山形の文化を理解しスワンヒルの人たちに正確に伝えていける知識を身につけていきたいで
す。そのためにより広い視野で様々なものに関心を持ち、豊かな知識を得ていきたいです。また、これから
もしっかり勉学に励み、世界に通用する語学力を身につけると共に、温かい言葉と表情で周りの人たちと接
していける心豊かな自分に成長していきたいと思います。
私は今、未来に繋がる一歩を踏み出しました。Dream Comes True、夢は叶うと信じて