こちら - 宮城県高度情報化推進協議会

東北IT新生コンソーシアム
平成26年度IT化推進事業報告会
東北IT新生コンソーシアム
先進ICT活用による地域防災を考える会
平成27年6月10日
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(C) Tohoku IT Reinnovation Consortium、 2015 All rights Reserved.
1.東北IT新生コンソーシアムのご紹介
東北IT新生コンソーシアム
IT
産 学 官
地域産業の復興と発展
設立:2011年9月7日
地域の産業を活性化
先端技術シーズ
ITビジネス基盤整備
新事業モデルの企画
NECソリューションイノベータ株式会社
学
産
株式会社日立ソリューションズ東日本
株式会社富士通システムズ・イースト
東北大学
IIS研究センター
官
東北インフォメーション・システムズ株式会社
大手IT企業
IIS研究センター
電気・情報系
電気通信研究所
地域IT企業
サポート
東北経済産業局
東北総合通信局
宮城県
仙台市
東北IT新生コンソーシアム
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2.国連防災世界会議(パブリックフォーラム)への参加目的
東北IT新生コンソーシアム
【シンポジウム開催日】
平成27年3月18日(水)
【開催場所】
せんだいメディアテーク
7階
スタジオシアター
参加目的
◆東北IT新生コンソーシアムの活動成果のPRとして、東北のICT企業の持つ防災および
減災に関する技術を日本国内と世界へ発信することによってそれらの知見を還元する。
◆国連防災世界会議のパブリックフォーラムに参加することによって、ビジネスチャンス
につながっていくこと。(発表による参加各社の認知度向上)
◆各社発表やトークセッションから発信された情報が、行政や企業、学校、メディアなど
を通じて会場の外にも伝わり、最終的に世界の防災に役立ってほしい。
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2.国連防災世界会議(パブリックフォーラム)への参加目的
東北IT新生コンソーシアム
(会の名称)【先進ICT活用による地域防災を考える会】
東北IT新生コンソーシアム(合同タスクフォースと東北大学IIS研究センター)
富士通
システムズ・イースト
日立ソリューションズ
東日本
SRA東北
東杜
シーテック
NECソリューション
イノベータ
キーウェア
ソリューションズ
東北インフォメーション・
システムズ
東北大学
IIS研究
センター
連携・共催
エフエム
仙台
トレック
シンポジウム
基調講演
(ゲスト)
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発表
セッション
トーク
セッション
展示
(技術紹介)
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3.シンポジウムの発表ストーリー
東北IT新生コンソーシアム
エフエム仙台
良い放送には良い連携と良い情報収集が必要
災害時にITシステムをどう守ったか
TOiNX
災害時に情報システムを維持する上でも情報の共有が重要
情報を守る技術を担う地元IT企業の取った選択
富士通
ITコンソとして全国に通用する防災技術の開発に努めてきた
災害時の情報共有に有効な創出した技術
NEC
新しい技術は生み出されたばかりで実運用がこれからの課題
実運用に向けた自治体との協力と実証
日立
災害時に情報インフラを活かすためには普段からの防災意識が重要
トークセッションによる産官学と住民を交えた議論
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4.シンポジウムの発表内容
東北IT新生コンソーシアム
基調講演
東北大学
副学長
大学院情報科学研究科
青木孝文教授
「震災体験から見えてきた情報の価値
〜ご遺体の身元確認はいかにして行われたか〜 」
 情報の量から価値へ
真に価値のある情報を確実に守り・届ける
 大規模災害時の身元確認
手作業による身元確認データ収集
 医療ビッグデータと個人識別
厚労省のバックアップによる身元確認データバンク構築
歯科診療情報の標準化の取組み
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4.シンポジウムの発表内容
東北IT新生コンソーシアム
エフエム仙台
「災害時におけるエフエム仙台の取り組み」
~ラジオは使命を果たせたのか~
 東日本大震災発生当時
本社スタジオへ戻し緊急放送
安全の確保・情報収集・24時間体制
スタジオ前に集まるリスナーに対応
 震災後の取組み
Pray for MIYAGI ~おもいをつないで~
Hope for MIYAGI ~希望の未来へ~
ラジオ カフェ・デ・モンク
サバ・メシ防災ハンドブック
 反省と展望
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4.シンポジウムの発表内容
東北IT新生コンソーシアム
東北インフォメーション・システムズ株式会社
「震災、その時人はどう動いたか」
~極限状況のデータセンターでは何が行われたか~
 一刻も早い電力復旧と安定供給を支えるためITで下支え
 非常用発電設備の燃料確保
 復旧のためのシステム稼働
復旧作業時の連絡(メール)
停電の状況・被災状況の把握(災害復旧支援システム稼働)
復旧作業者の誘導(カーナビ情報)
停電復旧などの情報発信(東北電力ホームページ)
 備えの点検・強化を継続
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4.シンポジウムの発表内容
東北IT新生コンソーシアム
株式会社富士通システムズ・イースト
復興目指して呉越同舟熱い想いを胸に活動
~東北IT新生コンソーシアムの立ち上げ背景~
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


被災による東北地域産業への大きなダメージ
地域IT産業界の牽引企業の果たすべき役割
東北大学と産学官連携を軸にした東北IT産業の新生と復興
総務省委託プロジェクトへの参画
被災者の身元確認、安否確認等の課題を解決する研究開発
 復興支援(2011年度~現在)
気仙沼水産業支援
クラウド事業の創出支援
 産業活性化のための調査・研究
東北大先進技術活用研究会(音声・画像・データ解析 等)
地域IT企業向けセミナー開催
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4.シンポジウムの発表内容
東北IT新生コンソーシアム
NECソリューションイノベータ株式会社
災害発生大混乱!
その情報、届きますか?伝わりますか?
~震災を経験したIT企業の災害対応新技術への取り組み~
 震災時の課題
職場や外出先の社員が無事か確認できない
(知りたい)
災害情報が共有できない
(伝えたい)
情報が混乱して必要な情報が見つけられない (守りたい)
 安否確認システムへの取り組み
 総務省プロジェクトへの取り組み
 情報分析技術への取り組み
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4.シンポジウムの発表内容
東北IT新生コンソーシアム
株式会社日立ソリューションズ東日本
住民が主役!
自ら参加する情報共有の仕組みが地域を強くする
~災害時の情報共有についてICTが成しうること~
 情報の重要性と課題認識
自分の状況にマッチした情報入手(住民視点での課題)
発信したくても情報が少ない(行政視点での課題)
地域に根ざした情報発信・共有の仕組み
地域社会全体で情報発信する風土づくり
 自治体と連携した解決策の検討と検証
復興庁「新しい東北先導モデル事業」の支援を受けた取組み
地域防災モデルシステムによる頑健で活力ある東北創造プロジェクト
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4.シンポジウムの発表内容
東北IT新生コンソーシアム
ゲスト講演
Wi-Biz(無線LANビジネス推進連絡会)大内良久委員長
「東日本大震災の教訓を活かした先駆的な公衆無線LAN
無料開放の取組み」
 車載型基地局による復旧
 公衆無線LANの臨時設置
 大規模災害時における公衆無線LANの無料解放
契約キャリアに依存せず全ての人が公衆無線LANを使える環境を実現
 提供中の「固有のフリーSSID」による無料開放
自治体等が提供している公衆無線LANを未登録ユーザにも開放
 実証実験で浮かび上がった課題
参加者の4割が 利用方法がわからずに利用できない
「釜石の奇跡」から学ぶこと
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日頃の教訓が命を助ける
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4.シンポジウムの発表内容
東北IT新生コンソーシアム
トークセッション
東北大学 副学長 大学院情報科学研究科 教授
多賀城市役所 総務部 交通防災課 消防防災係
防災士
日立ソリューションズ東日本 事業企画開発本部
エフエム仙台 防災・減災プロデューサー
主査
本部長
青木孝文氏
豊嶋茂一氏
佐藤美嶺氏
庄司貞雄氏
板橋恵子氏
(コーディネーター)
【テーマ】「ICTって災害時に使える?」




それぞれの領域(職域)での震災当時の振返り
ラジオ(メディア)の役割
(フロント)
発信する
ICTの役割
(バックヤード)
集める・貯める
いざという時に使ってもらえるためには利用者にとって身近なものである
ラジオは面白い
いつも聞いてる
ICTは役に立つ
いつも使ってる
地域の人たちが連携した取組みが必要
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5.シンポジウムの発表内容
東北IT新生コンソーシアム
ホワイエ展示
組織
テーマ
日立ソリューションズ東日本
『新しい東北』ICTサービスなどについて
東北大学(村岡先生)
高機能高可用性情報ストレージ基盤技術の開発
東北大学(青木先生)
身元確認のための歯科情報の標準化に関する提言
東北大学(安達先生)
災害に強いネットワークを実現するための技術の研究開発
東北大学(大町先生)
低レート画像通信技術(災害時に必要な映像情報の伝送)
宮城県工業高等学校
『ISHelper』アプリ開発などの活動について
東杜シーテック
身元確認のための歯科情報照合システム
NECソリューションイノベータ
簡単・確実な安否確認への取り組み
災害時に役立つ情報通信技術への取り組み
生活、地域に関する情報を引き出す技術への取り組み
翻訳ソリューション
TOINX
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iDC「クラウド提供基盤」
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6.シンポジウムの実施状況(アンケート集約結果)
東北IT新生コンソーシアム
シンポジウム参加人数
参加者
参加人数
VIP
5
招待者
93
事前連絡者
17
当日参加(日本人)
56
当日参加(外国人)
0
発表者
お客さま合計
10
171
通訳
5
スタッフ席有
1
スタッフ席無
32
合計
219
※受付けでの集約であり,ホワイエの来場者は含まない
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7.シンポジウム開催の振返り
東北IT新生コンソーシアム
項目
よかった点・努力工夫した事項
反省点・改善すべき事項
全体の振り返り
・T企業と大学、ラジオ放送局が合同で編成
したプロジェクト
・シンポジウム開催目的のコンセプトが定まら
ない
・各組織で本来業務を行いながら兼務体制
・聴講者を意識した構成づくりや文言を使った
コンテンツ
・計画段階から役割分担に沿って実施した
・聴講者の枠組みを決めて集客活動をする
・シンポジウム参加各企業との人的ネット
ワーク構築
・シンポジウムの開催により防災や減災への
関心度が高くなった
・一貫したストーリー性のあるプレゼンテー
ション
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8.シンポジウム会場の模様
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8.シンポジウム会場の模様
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東北IT新生コンソーシアム
ご清聴ありがとうございました。
東北IT新生コンソーシアム
先進ICT活用による地域防災を考える会
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