相中だより6号 - 桐生市立相生中学校

相中だより
( 相生中学校 学校だより )
No,6
平成27年 5月29日
何を選択するか
今年度最初の全校集会では、生徒が賢明な選択で自分自身の人生を切り開いていけるよう
に、大要次のような話をしました。
「ハリーポッターと秘密の部屋」の本の中で、魔法の能力のことで悩んでいたハリーに魔
法学校のダンブルドア校長先生が語った言葉です。
『自分が本当に何者かを示すのは 持っている能力ではなく
自分がどのような選択をするかということなんじゃよ』
こ れ は 、「 何が 出 来る か出 来な い か」 つ まり能 力 があ るか ない か で はな く 、「 何 を 選び 、ど
う行動するか」が、その人がどういう人かを表しているということです。
人が生きていく時に、能力や環境などいろいろな条件に影響されることは否定できませ
ん。壁に ぶつかったと きに 「も っと 力があったら、もっとお金があったら」等と 、考えること もあ
りま す。 で も 、 そんな こと を 考 えて も 意味は ありませ ん。困難 にぶ つかっ た と きに、 自分の 能
力はこんな もの と考え 、頑張ら なくても すむ よう な楽な道を 選ぶか、そう ではなく実現は難し
い か も し れ ない が 、 自 分の で き る限 り の こ と を し てみ よ う と 努 力 の 道を 選 ぶか の 選 択が 大 事
なところです。今の自分の力、おかれている環境の中で、何を選択し、どう行動していく
か。これが皆さんの人生を決めます。自分の人生は自らの選択の積み重ねです。
い ず れ に し て も 人生 の 主 役 は 自分 で す。 皆 さ ん の 中 学 校生 活が ど う な る かは、 皆さ ん の
選択次第です。厳しい環境の中にあっても、負けてはいけません。皆さんが、いつも賢明
な選択ができることを望みます。
交通安全の取組
○自転車点検
21日に、全校生徒の自転車点検が実施されました。当日は13名の自転車安
全 整備士 によ り、整 備状況 の点 検が 行わ れまし た 。この 点検 により整備が 必要と さ
れ た自 転車 につい て は、6 月19日までに 整備を完 了すること になっ ています。 また 、防犯登録が
法律で義務づけられていますので、必ずご家庭で手続きをして下さい。自転車保険の加入も大
切ですので未加入の場合はご検討下さい。
○交通安全教室
2 2 日 に は、 1 年 生を 対 象に 交通 安全 教 室が 、 桐生 警察 署 から 講師 を 招 き開 かれ まし た 。主 に
自転車事故の防止についてのお話をいただきました。また、来月から施行される改正道路交通
法 で は 「 一 時 停止 違 反 や 携 帯電 話 を 使 用 し な が ら の 運 転 等 の 危 険な ル ー ル 違 反 を 繰 り返 す と 、
自転車運転者講習を受けなければならなくる」 というお話もありました。
○交通安全下校指導
毎日の部活終了後、職員が校外に立ち、主に 自転車の乗り方を中心にした下校指導を実施し
ています。本校でも 自転車による交通事故が 発生し てい ます。また、地域の方から自転車運転の
マナーの悪さを指摘されることもあります。今後も 継続して指導していきたいと思います。
家庭訪問お世話になりました
家庭訪問にあたっては、お忙しい 中を時間を割い ていただきありがとうございました。保護者の
方から出されたご意見や要望については、これからの生徒の指導や学級・学校経営に活かして
いきたいと考えています。
ご意見の中から、学校全体の方針に関わるものについて、お答えしたいと思います。
◎ ご意見・ご要望 <クラブチームと部活動加入について>
・クラブチームの生徒は部活動に入れるのか、詳しく知りたい。(2年)
・クラブチームに参加していることで部活動に参加させてもらえないのはおかしい。(2年)
◎ 回答
こ のこと につい ては、4月14日発行の学校だ よりの2号で お伝えし てあります。以下に、も う一度
同じも のを掲載します。
1.希 望入部 制で すが 、大切 な活動で すので 積極的に 参加し て欲しい と思 います。ク ラブチ
ーム等の活動がある場合は、無理に参加する必要はありません。また、部活に入らないか
らといって、生徒に不利益になるようなことはありません。
2.クラブチーム等に所属しながら部活動への参加を希望する場合は、普段の練習や大会
参加などのことを含め、顧問とよく相談のうえ決めて下さい。チームワークや練習内容の
統一 性 、 大 会参 加 の あ り 方 など 、部 と し て の 運営 上の 事 も あ ります の で ご 理 解を お 願い し
ます。
ま た 、 昨 年 度 も 保護 者 か ら 同 様の 質問 が あ っ た の で 、 現 3年 生 と 2 年 生 に つ い て は、 そ れ ぞ れ
副校長と教頭が昨年度の保護者会の時に上記の内容と 同じ事を説明しています。新入生につい
ては、入学説明会等でお話ししてあります。さらに、これらのことは本校だけに関係することでは
ないので、桐生市中体連とも連携をとりながら、桐生市とみどり市の全中学校で上記のような内
容で同一の対応ができるようにしています。
おめでとう
○第44回桐生市体操選手権大会兼桐生市中体連春季大会
選手権大会
春季大会
個人総合
第3位
第1位
井坂
ゆ か
第3位
第1位
井坂
跳 馬
第3位
第1位
井坂
鉄 棒
第3位
第1位
井坂
友亮(1)
友亮(1)
友亮(1)
友亮(1)
○平成27年度全桐生ソフトテニス選手権大会
中学男子の部
第3位
印東 秀輔(3)
郡山 陸(3)
校長のひ とりごと
頑張 りすぎない
新年度がスタートして2ヶ月、みんな新しい環境で頑張っている。でも、緊張でちょっぴり疲れが見
える頃でもある。当たり前のこ とだが、疲れ たら 一息つく。そ して、元気 になったら また頑張れ ばいい 。
本当は、い つでも全力というのが一番 いいのだろ うが、そん な強い人間ばか りではない 。
「むりをしないで 、なま けない 。 わたし は弱い人間 だから」 (相田み つを)
.........
時には、頑 張りすぎない勇気も必要だろ う。
手を抜か ず、肩の力を抜こ う…。