地域発第225号 平成 27 年 10 月 5 日 各企業・団体のご担当者 様 島根県雲南市長 速 水 雄 一 (公印省略 ) 島根県雲南市 農都交流プログラム・モニターツアーの開催について(ご案内) 初秋の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。 雲南市は、島根県の東部に位置し、その大半を森林が占める中山間地域です。豊かな森林や河川、滝な どの自然環境に囲まれ、ヤマタノオロチ伝説などの神話や伝説、たたら製鉄の遺構など、古代より連綿と 続く歴史・文化が息づいており、自然資源・文化資源に非常に恵まれています。また昨年度、中国横断自 動車道尾道松江線が全線開通し、新たに山陽、四国方面と高速道路で結ばれ、産業や観光分野においても、 さらなる交流の促進が期待されているところです。 しかし、その一方で、近年は人口流出や少子高齢化の波にさらされ、農村集落の活力が低下し、地域経 済が疲弊するなど、様々な課題を抱えています。そうしたなか、ピンチ(課題)をチャンス(資源)に変 えるべく、小規模多機能自治の推進、若者チャレンジによる事業化や創業支援、里山再生に向けた森林バ イオマス事業の拡大、移住定住総合窓口の新設による子育て世代のUIターン促進など、様々な施策の展 開によって「課題先進地」から「課題解決先進地」を目指した取組みを進めています。 その一環としまして、本市の農山村地域の資源を活用したフィールドワークや農林業体験、さらに、地 域住民とのふれあい、学び合いを通じて、田舎暮らし・食・文化・歴史・伝統・自然などを企業の皆様に 肌で感じていただくことで、企業と地域が相互に高め合える仕組みづくりを模索しており、その方向性を 検討するため、下記「雲南市 農都交流プログラム・モニターツアー」を開催いたしますので、ぜひ貴社の 皆さまにも参加いただきたく、ご案内させていただきました。 本件を契機に、貴社と本市がウィン・ウィンの関係性を構築できるよう、様々な可能性について、とも に考え、学び合う機会にしたいと考えておりますので、貴社のお申込みを心よりお待ちしております。 農都交流プログラムとは… 農林水産省が推進しているプロジェクトで、農山村地域が持つ豊かな自然資源や、地域に根づく文化資源 等を活用し、一過性の観光に留まらない体験・交流を、都市型企業と継続的かつ組織的に行うことで、企 業が抱える人材育成等に関する課題解決を図るとともに、過疎・高齢化に悩む農山村地域の活性化・にぎ わい創出にも貢献し、農都双方にウィン・ウィンの効果を生み出すことを目指す取組みです。 【 詳細は別紙パンフレット「農都交流 in 雲南」参照 】 ― 記 ― ■対 象:農都交流プログラムに関心のある企業・団体等の関係者(定員:20 名) (人事・研修・人材育成、CSR 関連部門、地域と正対する営業や商品開発 等のご担当者) ■日 時:平成 27 年 11 月 12 日(木)~14 日(土) ※12 日・13 日 2 日間のみの参加も可能 ■参 加 費 用:無料(各地~雲南までの交通費、宿泊料、食事代、体験料はこちらで負担します) ※交通費の助成は、大阪発着のJR代・高速バス代を上限とさせていただきます。 ■申 込 締 切:平成 27 年 11 月 6 日(金) 【 詳細は別紙チラシ裏面「参加要領」参照 】 ■申込・問合先:島根県雲南市 政策企画部 地域振興課 担当:藤本 TEL: 0854-40-1013
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