Document

U理論
理論 ツールブック 1.1
センシング・
センシング・ジャーニー
センシング・ジャーニー
センシング・
センシング・ジャーニーは
ジャーニーは システムを
システムを他のステークホル
ダーの
ダーの見ているレンズ
ているレンズを
レンズを通して体験
して体験する
体験する手法
する手法です
手法です。
です。
そのシステム
そのシステムの
システムの他のユーザーと
ユーザーと共に、参加者はその
参加者はそのシ
はそのシ
ステムの
ステムの中で違う場所へと
場所へと小
さな旅をします。
をします。
へと小さな旅
概要
このラーニングジャーニーを通して参加者は:
• 未知の環境へと動いていきます
• 異なる状況(コンテクスト)に浸ります
• 意味のある体験に踏み込みます
センシング・ジャーニー:
1. Purpose & Outcome
1. 目的と成果
目的
成果
システムのステークホルダーの浸る、聴く、探究する、 ダ
イアログするという複数回に渡る体験を通して以下を創
りだす
• そのシステムの主要なステークホルダーの関係性のネ
ットワーク
• システム的な作用に対する共通理解
• 抜本的な変化の触媒となりうるプロトタイプのアイデア
• システムの異なる側面とそれらの関係性に対する気
づき
• システムの中のステークホルダーと参加者の異なる
観点に対する気づき
• ステークホルダーと参加者の間のつながり
センシング・ジャーニー:
2. Logistics
2. 物理的環境
5人程度のグループに分かれる。センシングジャーニーのイン
パクトは視点の多様性によって促進されるのでグループの構成
は重要。
ポテンシャルの
ポテンシャルの高い場所を
場所を特定する
特定する:
する:参加者のグループ全体は
複数の場所に行き、以下の観点からの洞察を深める
人と場所
-システムのステークホルダーの異なる観点
-そのシステムの異なる側面
-声のない人達の声:システムの中にいるがその声が通常はほ
とんど聞かれることがない人々
-システムの感覚を掴む上で1つのよい方法は、際立ったユー
ザーを見ること:例えば医療システムへのアクセスを必要として
いる遠隔地に住んでいる人々など、特別なニーズがある人々
センシング・ジャーニー:
2. 物理的環境(続き)
時間
センシング・ジャーニーの長さは訪問する場所の物理
的な距離による。ワークショップであれば少なくとも1
日(程度)、より大きなプロジェクトの場合は数日間か
ら数週間を充てる。
もし訪問を受け容れるホストが同意するのであれば、
ジャーニーの間写真かビデオを撮ることを勧める。他
のグループとの振り返りのときに役立つし、訪問した
参加者の記憶も呼び覚ます。
必要なもの
ジャーニーの間と後にノートをとるためのペンとジャー
ナル
センシング・ジャーニー:
3. Process
3. プロセス
準備:
準備
Step 1
グループの
グループのメンバーと
メンバーと話し合い、共通の
共通の基盤を
基盤を確立する
確立する:
する:
-何が入ろうとしている状況(コンテクスト)なのか?
-誰が話す必要がある主要なプレイヤーなのか?
-何が最も探究したい問いなのか?
-現時点までのあなたが最も目を見開いた体験を共有する
-探究プロセスをガイドするための短い質問集をつくる(7-10個)
探究プロセスが進む過程で質問集を更新し続ける
この演習の意図をホストに伝える:用意したプレゼンテーションでは
なく、日々の通常の業務についてグループに洞察を与えてくれるよ
うに依頼する。何かを見せて説明してもらうという演出は避けてもら
う。
センシング・ジャーニー:
3. Process
3. プロセス
(続き)
小さなグループでホストのいる場所を訪問する:
Step 2
現地にいる間:
直観を信頼し、誠実な問いを投げる:会話の中から浮かんで
きた問いを投げる。シンプルで誠実な質問はより深いシステ
ム的に作用している力へと意識を転換し、フォーカスする上
で重要。
会話の場をホールドするのに深い傾聴を使う:最もパワフル
な聞き手の介入は深い沈黙である。話し手が質問の1つに
答え終わったら次の質問にすぐ飛び込むのではなく、「今」か
ら現れているものに注意を向ける。
センシング・ジャーニー:
3. Proc(続き)
(cont.
3. プロセス
訪問時の
訪問時の質問例:
質問例
Step 2 (続き)
1.
どんな個人的な体験や旅があなたをここに連れてきましたか
?
2. あなたはどんな課題やチャレンジに向き合っていますか?
3. なぜそのようなチャレンジがあるのですか?
4. より大きなシステムではどんなチャレンジがありますか
5. 何が障害ですか?
6. 何が最も重要な成功と変化の源ですか?
7. あなたにとってより良いシステムとはどんな姿ですか?
8. もし実行されたとしたらどんな取り組みが最も大きな影響をも
たらしますか?そしてシステム全体としては?
9. もしあなたがいくつかの要素を変えられるとしたら、何を変えま
すか?
10. 他に私たちが話しを聞くべき人は誰でしょうか?
センシング・ジャーニー:
3. プロセス (続き)
訪問の
訪問の後: 振り返って反芻
って反芻し
反芻し学んだことを棚卸
んだことを棚卸する
棚卸する
Step 3
探究のプロセスで発見したことをつかみ、それを活かすために
は毎回訪問の後に体系だった振り返りのプロセスをやるとよい
。振り返りが完了するまでは携帯電話の電源は切ること
センシング・ジャーニー:
3. プロセス (続き)
振り返りの問いの例
Step 3 (続き)
1. 何に最も心打たれましたか?何が突出していましたか?
2. 何が最も驚きで予想しなかったことでしたか?
3. 何が最も心に響きましたか? 個人的に何が自分とつながり
ましたか?
4. もし訪問した組織またはコミュニティーの社会的な場 (また
はリビングシステム) が生きている存在だとしたら、それはど
んな風に見えるもので、どんな感触ですか?
5. その存在が話ができるとしたら、(私たちに)何を言っていま
すか?
6. その存在が進化することができるとしたら、次はどんなもの
に変化していきますか?
7. この社会的な場を進化させ、活性化させる生成的な源は難
ですか?
8. 何がよりこの場/システムをより進化していくことを妨げる
制限要素ですか?
9. この経験があなたがやってみたいと思うかもしれないプロト
タイピングの取り組みの可能性を生み出すとしたら、どんな
アイデアが浮かびますか?
センシング・ジャーニー:
3. プロセス (続き)
Step 4
ホストとの
ホストとのフィードバックループ
とのフィードバックループを
フィードバックループを閉じる:
じる:
Eメールを送り、(もしくはフォローアップのための手紙)、訪問から
得られた主要な洞察と感謝を表現する。
グループ全体
グループ全体で
全体で振り返りをする
Step 5
1日のラーニングジャーニーの後、グループ全体で振り返りを行う
。
複数の日にちにまたがるラーニングジャーニーの場合は可能であ
ればラーニングジャーニーの合間に振り返りをする。
グループ全体
グループ全体の
全体の振り返りの仕方
りの仕方:
仕方:
1. どこへ行ったのか、誰と話したのか、何をしたのかジャーニーの
内容に関する情報を共有し、全員が同じ理解でいるようにする:。
2.得られたこと、生まれた新しいアイデアなどについて話し合う
センシング・ジャーニー:
4. Principles)
4. 原則
深く潜るセンシングジャーニーは3つのタイプの聴き方を必
要とする:
・他者を聴く:会った人々があなたに何を提供してくれている
のかを聞く。
・自分自身を聴く:内側から何が現れてきているのかを感じ
る
・現れてきている全体を聴く: あなたがつながった集団とコミ
ュニティーから何が現れているのか
原則
最も可能性がある場所に行く: インタビューをする人に彼ら
の場所で会う:ホテルや会議室ではなく、実際に住んでいる
ところ、仕事をしているところで会う。何が起こっているかを
単に観察するだけで多くを学ぶことができる。観察したこと
から話し手のリアルな環境でより多くのことを学べる質問を
即興で創りだす上での出発点とする。
センシング・ジャーニー:
4. 原則 (続き)
ひたすら観察
ひたすら観察する
観察する:
する 評価判断の
評価判断の声(VOJ)と
(VOJ)と(VOJ)を
(VOJ)を保留し
保留し、
自分の
自分の感謝と
感謝と感嘆の
感嘆の感覚につながる
感覚につながる
評価判断、皮肉の声を保留する能力がないと効果的な探求
プロセスを実施するためのあらゆる努力は無駄に終わる。
Principles
評価判断の声を保留することは判断する習慣を停止し、探究
、と感嘆の新たなスペースを開くことである。
レベル3
レベル3-4(ダイアログ-
ダイアログ-プレゼンシング)
プレゼンシング)の会話の
会話の力を使う
(次頁参照)
次頁参照)
意識の
領域構造
領域
1
ダウンロード:
ダウンロード
耳障りがいいことを
私の中の私
話す
2
討論:
討論
主張する
それの
中の私
3
ダイアログ:
ダイアログ
内省的な探求
相手が聞きたいところから話す
いつもの丁寧な決まり文句, 意味のないフレーズ
自閉的システムj (思っていることを言わない)
自分が考えているところから話す
Divergent views: 私は自分の意見である
適応的システム (思っていることを言う)
全体の一部としての自分をみるところから話す
防衛反応→視点を探求していく
自己内省システム (自分で内省)
あなたの中の私
4
通り抜けていくものから話す
プレゼンシング:
プレゼンシング 静寂、集合的創造性、流れ
生成的な流れ 生成的システム (アイデンティティの転換: 真正の自
己)
今の中の私
センシング・ジャーニー:
5.
Sources
5. 参考文献
参照
オットーシャーマー著 U理論 21章
無料ダウンロード(英文)
http://www.theoryu.com/documents/TU-ch21.pdf
http://www.presencing.com
センシング・ジャーニー:
6. 例
例
ある自動車メーカーの製品開発チームが思考を広げ、新たな
アイデアを生み出すためにセンシング・ジャーニーを実施する
ことにした。 彼らのタスクは、自動車エンジンの自己修復能力
をつくることだった。チームは広い幅から他社、研究センター、
そして中国の伝統医療の専門家も訪ねた。
結果的には中国の伝統医療の専門家の訪問がプロジェクトの
最も革新的なアイデアを生み出した(車の「夢の状態」(車が使
われていない状態)にあるときの自己修復機能をデザインする
というアイデアも含めて。