PDFファイル - 日本農村生活学会

第63回日本農村生活研究大会開催要領
1.趣
旨:
日本農村生活学会は「農村生活に関する研究の発展と成果の普及をはかり, 農村生活の向上に寄
与することを目的」とした学術団体である。これまでに, 食生活, 住環境, 労働衛生, 女性・家
族, 高齢化・福祉, 都市農村交流, 地産地消, 食育, 女性起業といった農村生活に関わるテーマを
幅広く取り上げた活動を行ってきた。
近年の農業・農村の変化は著しく, グローバル化に対応する企業的経営では, その多くは家族経
営から出発しているが, 事業の多角化等により組織を複数管理し, 外国人労働者も含めた多様な
雇用者の労務管理等経営管理業務も複雑化している。経営展開における, 家族や夫婦間のパートナ
ーシップの持ち方など, これまでにない経営と生活面での対応が必要となっている。
そこで今回の研究大会シンポジウムでは, グローバル経済下において, 家族を基本単位とした
農業経営が多様な労働力の雇用管理も含めた条件変化に対応しながら, 企業的経営へ展開する条
件について, 家族や経営内の役割分担などのパートナーシップ, 経営と生活のバランスなどの視
点から接近を試みる。農業経営者や支援組織関係者, 研究者, 行政の担当者など様々な立場の関係
者からの報告をもとに議論する。
また大会二日目には,一般報告に加え,千葉県の農業と生活の多様性をテーマにしたラウンドテ
ーブルを開催する。
なお, 開催要領, プログラム等は学会HPに掲載しております。
http://www.ruralife.org/
*シンポジウムのコメンテーターや大会のプログラム等詳細については決まり次第, 学会HP
に最新の開催要領を掲載し, お知らせする予定です。
2.主
催:日本農村生活学会
大会実行委員長:櫻井清一(千葉大学園芸学部)
3.開催日時:平成27年10月10日(土)・11日(日)
4.開催場所:千葉大学園芸学部(千葉県松戸市松戸648)
5.開催内容:
1日目(10月10日)
受付
12:00~
開会式
12:45~13:00
シンポジウム
13:10~16:40
「グローバル時代におけるパートナーシップ経営」
座 長: 納口るり子氏(筑波大学)
報告者: 篠塚のり氏(有限会社 わーふぁ道本 千葉県多古町 施設園芸)
内山昌子氏(有限会社 ジェリービーンズ 千葉県多古町 養豚・加工業)
吉田義明氏(千葉大学)
コメンテーター: 未定
学会賞授与式
16:40~17:00
総会
17:00~17:50
情報交流会
18:00~20:00(園芸学部生協食堂)
2日目(10月11日)
一般報告
9:00~12:30
昼食
12:30~13:30
ラウンドテーブル
13:30~16:00
(詳細は確定後, 別紙プログラムを参照)
ラウンドテーブル1「観光農業と生活者 南房総地域の取り組み」
司 会:川名瑞枝氏(千葉県安房農業事務所)
話題提供者:北見和美氏(南房総市 「くすの木」)
須藤陽子氏(館山市 (株)須藤牧場)
千葉県南房総地域は, 古くから酪農や園芸の盛んな地域であるが, 高齢化や過疎化の問題も抱
えている。その一方で, 地域の多様な資源を活用した農村ツーリズムの展開や, 新規就農者や I タ
ーン者の増加など, 新たな動きがみられる地域でもある。宿泊施設を核としたツーリスト・都市住
民との交流や, 観光的要素を取り入れた牧場経営の取り組みを紹介いただきながら, これからの
農業経営・農村振興を生活者の視点から考えてみたい。
ラウンドテーブル2「都市農業と都市住民 東葛地域の取り組み」
司 会:大原桃氏(千葉県印旛農業事務所)
話題提供者:海老原進氏(白井市 えびちゃん農園)
平野代一氏(船橋市 ひらの農園)
千葉県北西部・東葛地域は都市化の進んだ地域であるが, その中でも園芸作を中心に意欲的な農
業経営体が多く展開している。また近年では, 農業者と都市住民・異業種経営者とのコミュニケー
ションが多様に展開している。都市住民が発足させた NPO 法人と連携し里山の環境保全に取り組む
姿や, 多様な利害関係者とのコミュニケーションを自身の経営に活かす事例を紹介いただきなが
ら, 都市住民とともに歩む農業のあり方を考えたい。
ラウンドテーブル総括 16:00〜16:30
閉会式
16:30
6.参集範囲 日本農村生活学会会員, 普及担当部局, 農業関係試験研究機関, 大学, 団体など
7.大会参加費等:
会員 4, 000 円
非会員 6, 000 円
学生 2, 000 円
要旨のみ 2, 000 円
情報交流会会費
一般 4, 000 円
学生 2, 000 円
8.参加申し込み方法と申し込み先
申し込み方法
別紙の申込書に記入のうえ, 10月5日(月)までに下記宛先へ FAX または電子メールでお送
り下さい。事務局からの返信をもって申し込み受付とさせていただきます。
大会参加費は大会当日, 受付にてお支払い下さい。領収書について宛先等のご指定がある方は,
申込書にその旨ご記入下さい。なお, 当日申込みによる参加も可能です。2 日目のみ、お弁当の予
約販売をします。松戸駅周辺には昼食をとれる場所が多数ありますが、昼休みの時間も限られてい
るので、弁当もご利用下さい。ただし、予約いただいた方に限ります。お茶付き1個 500 円です。
申し込み先
日本農村生活学会 2015 千葉大会事務局 千葉大学園芸学部食料資源経済学科 西山研究室内
住所 千葉県松戸市松戸 648
FAX 047-308-8720 Email [email protected]
9.大会に関する問い合わせ先
千葉大学園芸学部食料資源経済学科 2015 千葉大会事務局 西山未真
住所 千葉県松戸市松戸 648
TEL 047-308-8950 FAX 047-308-8720 Email:[email protected]
10.宿泊に関して:大学周辺には宿泊施設がありませんので, 東京都内(上野駅周辺, 東京駅周辺
など), 柏市内で各自お申し込みください。
11. 千葉大学園芸学部松戸キャンパスまでの交通アクセスと駐車場の利用について
<電車の方>
常磐線・千代田線 松戸駅東口から徒歩約 15 分。詳細は, 下記の地図を参照ください。
<車利用の方>
・ 三郷方面 (高速)から 三郷インターから国道6号へ。国道6号松戸隧道交差点を右折し,
国道464号へ。右折直後の「千葉大学園芸学部」の看板ある所を左折。
・ 東京方面から 国道6号松戸隧道交差点を右折し, 国道464号へ。右折直後の「千葉大学
園芸学部」の看板ある所を左折。
・ 柏方面から 国道6号松戸隧道交差点を左折し, 国道464号へ。「千葉大学園芸学部」の
看板のある所を左折。
・ 市川方面から 県道市川原木線二十世紀が丘交差点より2つ目の信号を右折。最初の信号
を再度右折。陸橋を渡って 「千葉大学園芸学部」の看板のある所を右折。
<駐車場の利用について>
キャンパス内にある駐車場が利用可能です。無料ですが, 利用の際は大会当日受付までお申
し出ください。臨時駐車許可証を発行します。
参加申込先
FAX: 047-308-8720 (2015 千葉大会事務局)
E-mail: [email protected]
第 63 回日本農村生活研究大会 in 千葉 参加申込書
(フリガナ)
氏
名
会員区分
会員
・
非会員
(マルをつけて下さい
*大学・大学院等を卒業されてから就職後、再びご入学さ
れている方は、学生とみなされませんのでご了承ください。
)
(4,000円)
所
学生会員(非会員含む)*
・
(6,000円)
(2,000円)
属
(勤務先)又は(学校名)
都道府県名
連絡先住所
(楷書にて
自宅 ・ 勤務先(勤務先の名称も、ご記入ください)
〒
わかりやすく
お書き下さい)
TEL
FAX
E-mail(お持ちの方)
10月10日(土)
大会第1日
10月10日(土)
情報交流会
10月11日(日)
大会第2日
10月11日(日)
お弁当+お茶 500円
備考(申込者からのご連絡事項) 事務局記入欄
参加
・ 不参加
参加
・ 不参加
参加
・ 不参加
必要
・
不要
・該当欄に必ずご記入下さい。また、該当する項目を○で囲んでください。
・連絡先住所を勤務先となさる方は、住所に機関名もご記入下さい。
・ご記入いただいた情報のうち、お名前とご所属のみ参加者名簿に記載させていただきますのでご了承願います。
10/ 5(月)正午までに FAX か電子メールにてお申し込みください(返信メールがない場合は、念のため再度
ご連絡願います)。*参加費は、当日受付にて承ります。(振込不可)
*なお、当日参加も可能です。
弁当については、予約いただいた方のみの販売になります。
大会参加申し込み先:日本農村生活学会 2015 千葉大会事務局
千葉大学園芸学部食料資源経済学科 西山研究室内
FAX 047-308-8720 E-mail [email protected]