茨城大学工学部研究室訪問交流会のご案内

平成27年9月14日
茨城大学工学部研究室訪問交流会のご案内
主催
共催
茨城産業会議/茨城大学
ひたちものづくり協議会
茨城県工業技術研究会
茨城産業会議と茨城大学は産学連携事業として、茨城大学工学部研究室訪問交流会を行っております。本交流会
は、大学の有する教育研究の成果を地域の皆様に還元し、情報交換を通じ、産業経済界の活性化を目的に開催して
いるものです。
茨城大学とパートナーとして協力し合い、相互に発展できることを期待して、下記のとおり交流会を実施いたします。
実験室、研究室の見学では、実際にそこで研究を行っている茨城大学生が中心となって説明を行うとともに、今年度
から工学部学生の就職やインターンシップの状況もご紹介いたしますので、是非ご参加くださいますようご案内申し上
げます。
記
1.期
2.会
日
場
3.参加対象者
4.参 加 費
5.申込み方法
平成27年10月28日(水) 13時30分~17時20分
茨城大学工学部 N4 棟 (小平記念ホール)
茨城県日立市中成沢町4-12-1
℡0294-38-5004(茨城大学工学部総務係)
法人個人を問いません
無料
参加申込書に所定事項を記入の上、下記にFAXまたはメールで送付願います。
※申込締切日:10月14日(水)までにお申込みください。
連絡先
団 体 名
茨城大学学術企画部社会連携課
(地域連携担当宛)
茨城県経営者協会
(茨城産業会議事務局)
茨城県商工会議所連合会
茨城県商工会連合会
茨城県中小企業団体中央会
茨城大学学術企画部社会連携課
(産学連携室担当宛)
6.内
連 絡 先
℡029-228-8585
FAX029-228-8495
メール:[email protected]
℡029-221-5301
FAX029-224-1109
メール:[email protected]
℡029-226-1854
FAX029-224-7117
℡029-224-2635
FAX029-226-0955
℡029-224-8030
FAX029-224-6446
℡0294-38-5005
FAX0294-38-5240
メール:[email protected]
容
13:30~
13:40~
13:55~
14:10~
14:25~
14:50~
挨拶
米倉達広 茨城大学社会連携センター長
中里修三 茨城県商工会議所連合会 専務理事
「工学部の教育研究について」 馬場 充 茨城大学工学部長
「工学部の就職・インターンシップ状況について」 横木 裕宗 茨城大学副工学部長
①講演題目「グリーンデバイス教育研究センターの活動報告」
量子線科学部門 池田 輝之 教授
②講演題目「防災セキュリティ技術教育研究センターの活動報告」
広域水圏センター 桑原 祐史 教授
コミュニケーションタイム(軽食(無料)をとりながら、パネル閲覧・名刺交換など)
15:30~
研究室訪問の案内・移動
ご希望の研究室を自由に見学(内容は下記7.をご参照ください)
予め希望調査を実施し、ご希望の研究室へご案内します。
その後は、キャンパスマップを参照に、ご自由に研究室を見学していただきます。
15:40~17:20 研究室訪問
(※研究室訪問終了後は、アンケートの記入にご協力ください。
ご提出は N4 棟 (小平記念ホール)の受付、または最終訪問研究室の学生へお渡しください。)
7. 公開研究室の紹介
(※写真撮影は、原則として禁止させていただきます。ご了承願います。)
Ⅰ.茨城大学工学部附属教育研究センターの研究室
(1)ライフサポート科学教育研究センター
研究室名:「福岡研究室」E3 棟 312 室
担当教員:機械システム工学部門 福岡泰宏 准教授
見学内容:本研究室はロボットやシミュレーションを用いて 4 足動物の歩行走行メカニズ
ムを解明しようとしています。動物の神経モデルを搭載して歩行走行する 4 足ロボットや 4
足シミュレーションモデルの紹介を行います。
(2)塑性加工科学教育研究センター
研究室名:「界面微細組織研究室」 S4 棟電子顕微鏡室
担当教員:量子線科学部門 岩本知広 教授
見学内容:本研究室では、主に接合などにより生成する界面の各種電子顕微鏡による微細組織観察を通
じ、その生成機構や重要な素因子を明らかにする研究を行っています。本見学会では透過型
電子顕微鏡による電子材料、構造材料の界面についての研究を紹介します。
(3)グリーンデバイス教育研究センター
研究室名:「新機能性材料研究室」 N5 棟 3 階クリーンルーム
担当教員:電気電子通信工学部門 小峰啓史 准教授
見学内容:高速大容量な不揮発性メモリ混載 LSI は、高度情報化社会を支える情報機器の高速動作、省
電力動作の観点から期待されています。磁化を電流で直接制御する磁壁移動型ナノワイヤメ
モリの研究開発を紹介します。
(4)防災セキュリティ技術教育研究センター
研究室名:「国土空間情報研究室」 S2棟3階
担当教員:広域水圏環境科学教育研究センター 桑原祐史 教授
工学部 齋藤 修 特命教授
見学内容:衛星画像、UAV、CO2 計測、SAR といった技術を用いた、国土空間の統合 センシングシステ
ムとその応用事例を紹介します。特に、緑地評価、山林火災、DSM 生成、CO2 吸収システム、
に関する取組内容をご紹介いたします。
(5)ICTグローカル教育研究センター
研究室名:「石田研究室」 S1棟401W室
担当教員:情報工学部門 石田智行 助教
見学内容:当研究室では、AR(拡張現実感)技術を活用したモバイルシステムと大規模自然災害時にお
ける情報共有共通基盤の大きく2つのテーマを中心に活動しています。本見学会では、日立
市かみね動物園で実証実験を行った AR モバイルアプリや北茨城地域で実証実験を行った情
報共有プラットフォームを紹介します。
Ⅱ.新任・若手研究者の研究室
① 研究室名:
「鵜野将年・パワーエレクトロニクス研究室」 E6棟401室
担当教員:電気電子通信工学部門 鵜野将年 准教授
見学内容:太陽電池パネルや蓄電池を用いた再生エネルギーシステムでは各電源ごとに電力変換器
(コ
ンバータ)
や補助コンバータが必要となるためシステムが複雑化ならびに高コスト化する傾
向にあります。本研究室では再生エネルギーシステムの簡素化と低コスト化を目標に、コン
バータの台数削減を可能とするマルチポートコンバータや統合型コンバータの研究開発を
行っています。更に、これらのコンバータの要素技術を人工衛星や宇宙探査機に応用するプ
ロジェクトにも併行して取り組んでいます。
② 研究室名:「那賀明・光通信ネットワーク研究室」 E5棟605号室
担当教員:電気電子通信工学部門 那賀 明 准教授(H27.4.1 採用)
見学内容:インターネット・スマートフォンなど多様化するサービスを背景に、 爆発的に急増する
国内外の通信トラフィックに対応する光通信システムの大容量化および高信頼化の研究を
行っています。光ファイバ内を伝搬する光信号の伝送特性を解析する自作の計算機シミュ
レーターをご紹介します。
③ 研究室名:「米山一樹研究室」 S1 棟 302 室
担当教員: 情報工学部門 米山一樹 准教授(H27.4.1 採用)
見学内容:「形式手法を応用した安全性自動検証」
多くの Web サービスなどで、暗号を利用した個人情報秘匿機能や認証機能などが組み込
まれていますが、
システム全体が本当に安全かどうかを検証するのは難しいという問題が
あります。形式手法を応用した計算機上のツールを用いて、専門家でなくても簡単に暗号
システムの安全性を検証できる自動検証手法の研究をご紹介します。
④ 研究室名:「熊澤貴之研究室」 S2棟308室
担当教員:都市システム工学部門 熊澤貴之 准教授
見学内容:当研究室では、建築・都市空間における快適性向上のための仕組みをハード面とソフト面
から構築していきます。今回は次の4つの研究を紹介します。
1)視知覚情報を伴う空間シークエンスデザインによる快適性効果の検証、2)市街地にお
ける連続した軒庇空間の景観体験が歩行者の快適性に与える影響、3)重要伝統的建造物群
保存地区における建築ファサードの色彩測定方法と設計手法の開発、4)地域劇場ホールの
作り方とマネジメント
宛先: 一般社団法人
茨城県経営者協会 (FAX 029-224-1109)
この方向で
FAXして下
さい
茨城大学工学部研究室訪問交流会 参加申込書
(平成27年
月
日申込み)
会社名・団体名
所属・役職名
ご芳名
見学を希望するセンターにチェックをしてください(複数可)
参
加
者
今回見学をされる研究室への
質問等をご記入ください。
訪問交流会で御案内をする研
究室以外に訪問したい研究室
がありましたら、ご記入くださ
い。
□ライフ
□防災
□塑性
□ICT
□グリーン
□若手研究
□ライフ
□防災
□塑性
□ICT
□グリーン
□若手研究
□ライフ
□防災
□塑性
□ICT
□グリーン
□若手研究
研究室
10/28(水)工学部研究室訪問交流会当日ご覧いただけるように見学を希望される研
究室と調整後、大学からご連絡をさせていただきます。
なお、ご希望に添えない場合はご了承ください。
研究室は、茨城大学工学部HP (研究室一覧)をご覧ください。
http://www.eng.ibaraki.ac.jp/research/staff/index.html
研究室
申込担当者の 所属・ご芳名
研究室
TEL:
FAX:
E-Mail:
【コーディネーターとの技術相談希望について】
茨城大学社会連携センター産学官連携イノベーション部門では、産学官共同研究や技術相談の窓口を開い
ております。
今回の交流会を機会に、産学官の連携・技術相談についてのご要望をお伺いいたします。
相談希望がございましたら下記にご記入ください。
後日、社会連携センター産学官連携イノベーション部門の担当者から連絡をさせていただきます。
・大学研究者に技術相談をしたい。
・技術、商品等の共同開発を行いたい。
・今回の訪問研究室以外の研究室を訪問したい。 など
ご相談希望について
□ 希望あり
ご相談等の内容
例)産学共同研究で
〇〇の開発を行いたい
ご相談者の役職・ご芳名
ご相談者の連絡先
TEL:
FAX:
E-Mail:
・
□ 希望なし
茨城大学工学部付属教育研究センター
公開シンポジウムのご案内
茨城大学工学部・理工学研究科では、産業界のニーズに応え、教育・研究と結びついた地域貢献を目指して、教育・
研究・地域貢献を一体的に推進するために、日立キャンパスに、平成24年に4つ、平成26年に1つの工学部附属
教育研究センターを設立し、本学における教育研究の核として活動を行っています。
本学教員、学生ならびに産業界の皆様に、日頃の研究成果の一端をご披露するため、昨年度より、工学部研究室訪
問交流会の開催にあわせて公開シンポジウムを開催しております。今年度は、茨城産業会議の後援を獲て、下記の通
り、第2回目の茨城大学工学部附属教育研究センター公開シンポジウムを開催いたします。企業の皆様・本学教職員
の皆様におかれましては、是非、訪問交流会とあわせて、本シンポジウムに参加いただきますよう、ご案内申し上げ
ます。
平成 27 年 9 月 1 日 茨城大学工学部長 馬場充
1.日
時:平成27年10月28日(水)10:00~12:00
2.場
所:茨城大学工学部 N4棟 小平記念ホール
(日立市中成沢町4-12-1)
3.参 加 費:無料
4.申込方法:添付の申込書を FAX(0294-38-5280)にて送付、または「参加者氏名・所属・連絡
先」を記載したメールを担当佐藤([email protected])宛に送付ください
5.申込締切:平成27年10月14日(水)12:00
6.主
催:茨城大学工学部
7.お問合せ:茨城大学工学部総務係 担当 佐藤 TEL 0294-38-5004
10:00-10:10 茨城大学工学部附属教育研究センターの近況紹介 梅比良 正弘 副工学部長
10:10-11:00 防災セキュリテイ教育研究センター 成果報告
桑原 祐史 教授 (茨城大学 広域水圏環境科学教育研究センター センター長)
<生活環境圏を対象とした広域センシングに関する研究>
近年の衛星リモートセンシング技術の進歩は著しく、単に高解像度化が進むだけでなく、短波長赤外の高解像度化やコンステレーション化といった観測条件
の向上が進んでいる。本講演では、既存の研究成果に対して新たな観測技術をあてはめることにより、確実に見えてくるであろう、将来のデータ処理の実用
化について紹介する。
齋藤 修 特命教授
<UAV 利用による茨城県生活環境圏の環境と防災>
近年、小型 UAV は高性能化が進み、海岸の浸食状況などを手軽に上空監視ができるツールとして注目されている。しかし、市販の UAV を安全に運用する
方法はこれからの課題である。本講演では、安全な運用の課題や映像の撮影方法、搭載するセンサー等の問題を解決して地盤環境把握や構造物の長寿命化へ
の対応について述べる。
11:00-11:50グリーンデバイス教育研究センター 成果報告 小峰啓史准教授(メディア通信工学科)
<高省電力情報機器のための磁気デバイス>
新規大容量不揮発性メモリは、高度情報化社会を支えるコンピュータの高速動作、省電力動作の観点から期待されている。本講演では、磁化を電流で直接制
御する磁壁移動型ナノワイヤメモリの研究開発を紹介する。磁性材料の選定および構造上の工夫により駆動電流の低減、高密度ビット記録が出来ることを述
べ、さらなる高速動作の可能性について紹介する。
篠嶋 妥 教授 (マテリアル工学科)
<計算機支援による新材料探索>
材料設計は今やナノオーダーで組織制御を行う段階に達している。計算機実験は、望ましい組織を得るための実験条件を予め絞り込むことができ、新材料の
設計開発への大きな貢献が期待できる。本講演では、計算機実験の手法を説明し、熱電材料開発のために行った、Cu を添加した Si/Ge アモルファス多層膜、
および Mg2Si 合金の析出過程に関する計算機実験等を紹介する。
茨城大学工学部付属教育研究センター公開シンポジウム 参加申込書
Fax:0294-38-5280
茨城大学工学部総務係 行き
会社名
参加者
氏名
所属部署
役職名
Tel
Fax