2015-3号 - 四国学院大学

チャペルヘの招き
「聖歌隊で学んだこと」
(2015 年 1 月 16 日のチャペルトークから)
谷岡卓弥(文学部4年)
皆さんおはようございます。今回、チャペルアワーのお時間を頂き話をさせていただきます、文学部
四年の谷岡卓弥です。
私は、大学一年生の時から聖歌隊というサークルに所属しています。なぜ聖歌隊に入部したのか
といいますと、私が四国学院大学に入学したばかりの頃、チャペルオリエンテーションを通じて、チャペ
ルで聖歌隊の皆さんの綺麗な歌声と心に響く讃美歌に心惹かれるものがあったからです。そのため、
聖歌隊に入部しました。私は、音楽の知識がなかったこともあり、聖歌隊に入部してからも不安でし
た。しかし、聖歌隊のみなさんは不安でいっぱいの私を温かく迎えてくださり、大学でのことを親切に
教えてくれたり、練習の時間では、先輩後輩問わずみんなが協力して歌詞がすべて英語の曲やド
イツ語の曲を歌うことができるようになりました。また、聖歌隊を指導してくださっている野町先生の丁
寧で分かりやすい指導や、個人レッスンという時間を設けて一人ずつ教えてくださったため、音楽の
知識が分からなかった私も難しい曲を歌うことができるようになりました。そして、私は聖歌隊の活動
を通じてオルガンに興味を持ち、三年生の時から一からオルガンを習いました。私は、今ではソプラノ
のパートとベースのパートはオルガンで弾けるようになりました。聖歌隊は在学生メンバー、卒業され
た聖歌隊OB、OGの方々、野町先生、聖歌隊を運営してくださっているチャペルの職員の方々な
ど様々な人に支えられながら活動しています。聖歌隊で活動していくうちに、私は様々な方と助け
合うことの大切さを学びました。
聖歌隊で歌う讃美歌は私達が聞いて感動することもできますが、それと同時に神様へ捧げる歌
でもあります。こうして四国学院大学にチャペルが建てられ、聖歌隊ができ、私達がこの大学で、チ
ャペルで、様々な場所で多くの仲間と出会い、思い出を作ることができるのもすべて神様の導きと愛
によるものです。神様への感謝の捧げものとして歌う歌が私達多くの人々の心にも感動を与えるの
は本当に素敵で素晴らしいことだと思います。
私は、神様の導きで四国学院大学に入学し、聖歌隊に入りました。聖歌隊のみなさん、先生
方、職員の方々と関わって行くうちに、これから何度失敗しても人を愛していこうという気持ちになり
ました。聖歌隊を通じて神様の愛、聖歌隊の仲間の家族の愛を学び、勉学では学びきれない何よ
りも大切なかけがえのないものを学びました。聖歌隊は私を大きく成長させてくれました。私に生きる
希望を与えてくれました。聖歌隊の仲間、先生方、チャペルに携わる人達から愛を学びました。みな
さんには心から感謝しています。
私の信じている神様は聖書の神様であり、私はクリスチャンです。なぜ私がクリスチャンになったの
かといいますと、キリスト教の教える生き方は私にとって正しい生き方であり、また無意識にずっと追
い求めてきた真理であると思ったからです。本日の聖書箇所マタイによる福音書の七章七節には、
「求めなさい。そうすれば与えられる」とありますがまさに私が求めていたものが神様の導きにより聖歌
隊を通じて与えられました。また、マタイによる福音書七章一二節には、「人にしてもらいたいと思う
ことは何でも、あなたがたも人にしなさい」。とあります。この箇所は人生を豊かにし、人間関係を良
好にする秘訣でもあると私は思います。
以上で私の話は終わりです。ご清聴ありがとうございました。
宗教委員長
宗教センタースタッフ
金珍熙
嶋田美紀
2015 年 5 月 11 日
№449(2015-3 号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
文学部週間
学生プロデュース
5月11日(月)
担 当 東城眞造(本学名誉教授)
題 目 戦後70年の平和を思う
聖 書 テサロニケの信徒への手紙3:16-18
讃美歌
Ⅱ-1
奏
新宮久子(本学非常勤講師)
楽
5月12日(火)
担 当 中西ウェンディ(文学部教授)
題 目 今を生きる
聖 書 ルカによる福音書12:22-31
讃美歌
奏 楽
Ⅱ-1
野町太郎
5月13日(水)
担 当 速水清隆(文学部教授)
題 目 聞き分ける心
聖 書 列王記上3:4-14
讃美歌
Ⅱ-1
奏
野町太郎
楽
5月14日(木)
担 当 須浪敏子(本学名誉教授/非常勤講師)
題 目 教育ということ
聖 書 ルカによる福音書23:32-38
讃美歌
Ⅱ-1
奏
野町太郎
楽
5月15日(金)
担 当 島達夫(文学部教授)
題 目 道ありき
聖 書 ヨハネによる福音書14:6
讃美歌
奏 楽
Ⅱ-1
野町太郎
5月18日(月)
担 当
Migiwa(ゴスペルシンガー)
題 目 きみがだいすきさ
聖 書 イザヤ書43:4
リビングプレイズ118
奏
楽
5月20日(水)
担 当 清泉礼拝堂聖歌隊
ハンドベル・クワイヤ
題 目 音楽に耳を傾ける
聖 書 詩編8:4-10
讃美歌 453
楽
リビングプレイズ118
楽
野町太郎
5月22日(金)
担 当 ハンドベル・クワイヤ
題 目 主よ人の望みの喜びよ
聖 書 詩編122:8-9
リビングプレイズ118
奏
楽
東城眞造(本学名誉教授)
★キリストが弟子と話をしたとき自然を例えた言葉が多いです。キリストの教えには、平凡なも
のについて毎日着ている服や食べ物について心配しなくてもいいというテーマが多いです。人
生にはそれより大事なことが沢山あります。それに意味があります。
中西ウェンディ(文学部教授)
★王に立てられたソロモンは幼子のように「聞き分ける心」を神に求めました。この聖書の箇所
に一緒に目を留めましょう。
速水清隆(文学部教授)
★広く深い視野に立って自分を知ってください。
須浪敏子(本学名誉教授/非常勤講師)
★私たち一人ひとりには、与えられた道があります。そして、「今ここにいる」ことにも大きな意
味があります。
島達夫(文学部教授)
★はじめまして!全国を飛び回って歌ったり話したりしています。皆さんにお会いできるのを楽
しみにしています。
Migiwa(ゴスペルシンガー)
野町太郎
5月21日(木)
担 当 清泉礼拝堂聖歌隊
題 目 聖歌隊ミニミニコンサート
聖 書 ヨハネによる福音書4:23
奏
★戦後 70 年の平和を想い、これからも平和を守っていきましょう。
新宮久子(本学非常勤講師)
5月19日(火)
担 当 野町太郎(本学オルガニスト)
題 目 全地よ
聖 書 歴代誌上16:23-27
リビングプレイズ118
奏 楽 野町太郎
奏
★☆チャペルアワー担当者からのメッセージ☆★
野町太郎
★新年度を迎え、ご一緒に新しい気持ちで神様の存在を知り、神様を讃えましょう。
野町太郎(本学オルガニスト)
★今回のチャペルアワーは、オルガン、ハンドベル、合唱と3つを一度のチャペルアワーでお聴き
いただこうと思います。今までのチャペルアワーでも前例のないことなので、ぜひ聴きに来てみ
てください。
清泉礼拝堂聖歌隊 ハンドベル・クワイヤ
★清泉礼拝堂聖歌隊です。今回のチャペルアワーが人前での初めての合唱となるメンバー達も
多くいます。NEW メンバーを加えた新たな聖歌隊での歌を、ぜひ皆さんに聴いていただければ
と思います。
清泉礼拝堂聖歌隊
★ハンドベル・クワイヤです。香川の教育機関では、四国学院大学にしかないハンドベル。天使の音
色とよく例えられていますが、本当に天使の音色だと思えるのかどうか、ぜひ実際に聴いてみてくだ
さい。ハンドベルに興味のある方はぜひ聴きに来ていただければと思います。
ハンドベル・クワイヤ