11 月全校朝会 き ょ う しつ 教室はまちがうところだ 教室はまちがうところだ みんなどしどし 手をあげて まちがった意見を 言おうじゃないか まちがった答えを 言おうじゃないか ①序の口(じょのくち) まちがうことを おそれちゃいけない まちがったものを わらっちゃいけない まちがった意見を まちがった答えを ああじゃないか こうじゃないかと みんなで出し合い 言い合うなかでだ ほんとのものを 見つけていくのだ そうしてみんなで 伸びていくのだ ②序二段(じょにだん) まきた しんじ それでいいのだ いくどもいくども おんなじことを くりかえすうちに それからだんだん どきりがやんで 言いたいことが 言えてくるのだ はじめからうまいこと 言えるはずないんだ はじめから答えが あたるはずないんだ ⑥前頭(まえがしら) なんどもなんども 言っているうちに まちがううちに 言いたいことの 半分くらいは どうやらこうやら 言えてくるのだ そうしてたまには 答えもあたる ⑦小結(こむすび) いつも正しく まちがいのない答えを まちがいだらけの しなくちゃ ならんと思って そういうとこだと 思っているから まちがうことが こわくてこわくて 手もあげないで 小さくなって だまりこくって 時間がすぎる ③三段目(さんだんめ) おそれちゃいけない わらっちゃいけない 安心して 手をあげろ 安心して まちがえや まちがったって わらったり ばかにしたり おこったり そんなものは おりゃあせん ⑧関脇(せきわけ) しかたがないから 先生だけが 勝手にしゃべって 生徒はうわのそら それじゃあちっとも 伸びてはいけない 神様でさえ まちがう世の中 ましてこれから 人間になろうと している ぼくらがまちがったって なにがおかしい あたりまえじゃないか ④幕下(まくした) うつむき うつむき そうっとあげた手 はじめてあげた手 先生がさした どきりと胸が 大きく鳴って どっきどっきと 体がもえて 立ったとたんに 忘れてしまった なんだかぼそぼそ しゃべったけれども なにを言ったか ちんぷんかんぷん 私は小鳥と すわってしまった ⑤十両(じゅうりょう) 体がすうっと すずしくなって ああ言やあよかった こう言やあよかった あとでいいこと うかんでくるのに ぼくらの教室 まちがったって だれかがよ なおしてくれるし 教えてくれる こまったときには 先生が ない知恵しぼって 教えるで そんな教室 つくろうやあ おまえへんだと 言われたって あんたちがうと 言われたって そう思う だからしょうがない ⑨大関(おおぜき) だれかが かりにも笑ったら まちがうことが なぜわるい まちがってること わかればよ 人が言おうが 言うまいが おらあ自分で あらためる わからなけりゃあ そのかわり だれが言おうと こづこうと おらあ根性 まげねえだ そんな教室 つくろうやあ ⑩横綱(よこづな) 詩(し)の暗唱(あんしょう あんしょう)に挑戦(ちょうせん ちょうせん)して 横綱(よこづな よこづな)富士山(ふじさん)をめざそ をめざそう! よこづな 横綱 富士山 真栄小 年 組 名まえ ふ じ さ ん 詩の暗唱 合格証 合格証(ごうかくしょう) ⑦子結(こむすび) ⑧関脇(せきわけ) ⑨大関(おおぜき) よ う ていざん い し か り がわ あさひだけ 羊蹄山 石狩川 旭岳 ⑥前頭(まえがしら) ⑤十両(じゅうりょう) ④幕下(まくした) ていねやま と よ ひ ら がわ も いわやま 手稲山 豊平川 藻岩山 ① 序の口(じょのくち じょのくち) ②序二段(じょにだん) ③三段目(さんだんめ) さん り が わ し ら は た やま あしりべつがわ 三里川 白旗山 厚別 川
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