No.4 一つ目のビジョン「飼料の共同購入」に関しては、 現在、給食体系をとっている農家さんへ展開中です。 農協が管内で飼料づくりと配送を委託するといった 形態をとりました。自給飼料を生かした給与体系の農 家にとって、価格面で大きなメリットがあります。 (詳細は説明資料を用意します。) 2015 年 2 月 13 日 富士開拓農業協同組合発行 新 体 制 の ビジョン 1.飼料の共同購入による農家経営支援 2.糞尿処理の具体的取り組み 3.後継者の育成・新規就農者の支援 北海道酪農先進地から玉置氏・林川氏を招聘 1 月 30 日から 2 月 1 日まで、昨年 11 月に視察した北海道の酪農先 進地(TMR・コントラクター成功事例)から(有)デイリーサポート士別社長の玉置氏と北海 道職員の林川氏を招聘して、管内農家の現状把握をしていただいた上で講演会を 行いました。 10 年前、士別地域の酪農業の存続のために40戸中23戸の農家有志が参画して (有)デイリーサポート士別を立ち上げ、TMR センターの建設、コントラクター事業の 運営までのいきさつを詳しく語ってくれました。 講演の中で玉置氏は不毛の地での酪農開拓という歴史を共有した上で、この富 士開拓地域が北海道にも勝るような潜在力を持った地域であると評価し、皆で知 恵を出し合って取り組むことでおのずと結果が出てくると話してくれました。 士別での取組み(TMR・コントラクター)は、間違いなくこの地域の酪農継続のためのモ デルになるものと確信しています。 講演会終了の夜、ミルクランドで農家さん、役員さん方と交流会を行いました。参 加者は個々に積極的な情報交換を行っていました。 (2014.7.25 撮影) 林川氏 食い入るように・・・ デイリーサポート士別 玉置氏 農家視察の様子 農家交流会 改めて「朝霧の特徴である草地(自給飼料)を生かした酪農」を目指す 朝霧の酪農(朝霧というブランド力)の強み ・朝霧の酪農は世界文化遺産「富士山」西麓の原風景を構成する ・朝霧の酪農には先代が開拓でつくりあげた広大な草地がある ・朝霧の酪農には大規模消費地(東京)が近くにある 開拓酪農の原点に立ち返り、草地(自給飼料)を最大限に生かした酪農を継 続するために、TMR センター・コントラクター事業への展開を模索してい ます。農地中間管理事業・畜産クラスター事業が契機となります。
© Copyright 2024 ExpyDoc