人間・環境科学科 カリキュラム( 主+強化プログラム ) 生活科学部 人間・環境科学科 主プログラム 講義 ▶ http://www.eng.ocha.ac.jp お茶の水女子大学 HP より[ 学部・大学院> 生活科学部> 人間・環境科学科 ] 2 年次 人 間 にとっての環境とは、環境にとっての人間とは 基礎構造力学 物理化学 環境科学 建築史 生物化学 反応工学論 統計学 応用統計学 環境生理学 建築環境計画論 数学物理学演習 Ⅰ・Ⅱ デザイン工学演習 設計製図基礎 計測工学 機械と運動 ふ た つ の視点が、明日の生活を変えていく より快適に、安全に、暮らしやすく。人は常に生活を改善しようと努力してきました。しかし、人間によいことは 講義 人体計測学演習 機器分析演習 設計製造演習 環境衛生学 人間工学 建築法規 建築構法計画 情報工学演習 人間環境科学演習 人間環境科学実験実習 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 水環境工学 システム工学 環境物理学 環境材料物性 医用工学 建築構造力学 建築環境工学 建築意匠論 建築施設計画 3 年次 必ずしも環境によいとは限らず、逆に、環境への配慮がすべての人間に望ましい結果になるわけではありません。 活工学 〉の教育・研究を展開します。科学技術にライフスタイルを合わせるのではなく、ライフスタイルに合わせた 科学技術の創造が求められています。安全・安心で豊かな未来の社会・生活を創造すべく、生活に関連する諸課題を 4 年次 数学物理学演習 Ⅲ 建築設計製図演習 Ⅰ・Ⅱ 測量学 LIDEE 演習※ 電子工学 環境評価学 卒業論文 / 人間環境科学輪講 Ⅰ・Ⅱ 人間環境科学特別演習 Ⅰ・Ⅱ 建築設計製図演習 Ⅲ LIDEE 演習※ 理学部 本学科では、生活者と環境の視点に立ち、人と暮らしを中心とした物づくりの実践を通じて、生活のための工学、 〈生 実習・演習 LIDEE 演習※ 文教育学部 1 年次 デザインとテクノロジ 建築一般構造 ヒトと文化 基礎有機化学 住居学概論 生活科学概論 強化プログラム 実習・演習 LIDEE 演習※ ※ LIDEE : Life Innovation by Design & Engineering Education 生活者の視点に立ち、工学的手法に基づき解決できる人材を育成します。 科目紹介 学科の目的 TOPICS ■ 建築環境工学:生活環境を快適にするため、建築物の室内環境要素である光・ 学科の特徴 基礎をしっかりと、そして専門へ 理解する。 本学科は衣服、飲料水、建築、医療福祉など、私たちを取り巻く身 年 次 進 行 に 従 い、ま ず 基 礎 科 目 を、次 に 応 用 専 門 科 目 を 学 ぶ カ リ ■ 環境材料物性:材料の性質と構造の観点から生活材料の物性を学ぶ。機能性材 近な課題に対し、理工学的アプローチから解決方法を探ります。科学 キュラム構成です。1・2 年次では、専門に進むための基礎力を十分養 技術の分野で研究成果を社会に還元することが求められるなか、生 うことを重視しています。基礎科目の講義では、応用に関する話題を 活・環境関連の課題をテーマの中心に据えることにより、先進的な役 豊富に提供し、応用専門科目との関連性を強調しながら講義すること 割を果たすことを目指します。身の回りの課題を理工学的なテーマと で、関心を高める工夫を凝らしています。 して研究してみたい人、社会における科学技術のあり方に深い関心を 1 年次は、数学、物理、化学、生物、情報など理工系基礎科目を履修 持つ人を求めます。4 年間の勉学を通じて、科学技術の実践的な応用、 し、基礎力を着実に身につけます。2 ~ 3 年次は、人間、環境に関する 生活関連分野のタイムリーなテーマへの取り組み、研究成果の社会で さまざまな専門科目を学びます。学生はそれぞれ、自分の関心の高い の応用・評価などを学びます。卒業生は「 生活関連分野の科学技術研 分野を中心に履修科目を選択します。4 年次では 3 年間の勉強の成果 究 」という本学科の特徴から、生活関連民間企業、大学院進学、公務 員など、理系分野を中心に幅広い領域で活躍しています。 料( 消臭材料、吸水材料 )や膜などの分子選択性材料などにつき、機能や性質、設 計開発方法を講義する。 ■ 水環境工学:安全快適な水環境構築のため水環境評価に関する知識を学ぶ。水 質項目の意味や適用法、水の保全や浄化消毒技術に関する知識を講義する。環境 低負荷型の技術開発が重要である。 ■ 人間工学:神経や感覚のしくみの工学的な解析、障害を有する人のための福祉 工学、高齢者のための健康支援など、医療・福祉のための工学技術について講義 する。 よりよい暮らしと環境を求めて を踏まえて卒業論文に取り組みます。入学時から抱いていた自分の課 ■ 建築設計製図演習:住宅や公共施設、都市空間のあるべき姿を、デザイン性、 題がどのように掘り下げられたか、確認してください。 人間工学、心理学などの観点から分析・設計する。美しさや機能だけでなく、社会 実験住宅 Ocha House との関連やユニバーサルデザインの視点も重視する。 家庭生活のなかでどのようにコンピュータを活用していくかを研究 するために、2009 年、大学隣接地にユビキタスコンピューティング実 ■ 建築史:新たな建築デザインの創造には、先人達の遺産の理解が重要である。 将来の可能性が広がります 女性の感性が必要不可欠 金子 はるひ さん(4 年 ) 大瀧 雅寛 教授 第 1 のプログラム:人間・環境科学主プログラム 第 2 のプログラム:人間・環境科学強化プログラム 水環境工学 照明のコントロール、遠隔地とのコミュニケーション支援のアプリケー ■ 環境評価学:低炭素社会、循環型社会、安全・安心社会を設計・診断するため ルエネルギーシステムの実験にも活用する計画です。 ション、高齢者支援やセキュリティシステムの提案など。サスティナブ くさんの分野について学べるのがとても魅力 科です。扱っている分野は多岐に渡っています 的 で す。ユ ニ ー ク な 実 験 や 面 白 い 授 業 が い く が、共 通 し て い る の は、 「 最先端の知識や研究 つもあり、一人ひとりの興味に合わせ、将来の 成果を、身近な生活や社会にどう役立てるのか 可能性をあらゆる方向へ広げることができま について、日々取り組んでいる 」という点です。 す。また、さまざまな夢を持った学生で溢れて こういった分野には女性の感性が必要不可欠 いるので、日々の生活がとても刺激的です。大 な要素であることは疑いありません。ぜひ、本 学科で皆さんの発想力を発揮していただけれ ばと思います。 大学院 メント、環境リスク評価法に関する知識を講義する。 本学科は女子大では珍しい理工学分野の学 最高の環境です! もに特徴を概説する。 のモデリング技法を学ぶ。物質・エネルギーフロー解析、ライフサイクルアセス 人 間・環 境 科 学 科( 通 称 : 人 環 )は 幅 広 く た 学で新しいことに挑戦したかった私にとって、 072 | Ochanomizu University 験住宅を建造し、さまざまな実験を進めています。たとえば、居室内の 古代から現代までの主要西洋建築について、空間理念、社会背景、建設技術とと VO I C E 生活科学部 生活に人間中心の科学技術を ■ 人 間・環 境 科 学 科 音・熱・空気などについて、人間の知覚のしくみや周囲環境の把握方法について ■ 人間環境科学実験実習:人類学・物理学・化学・建築学・人間工学など多岐に わたる実験・実習を行うための基礎から応用までを学ぶ。 ※教育・研究の最新情報は学科ホームページでご確認ください。 取得できる主な教員免許・資格 一級建築士( 受験資格 )、学芸員( 博物館 )、社会教育主事 専任教員・研究分野 教授 松浦 秀治:自然人類学・文化財科学 准教授 教授 仲西 正:材料物性 助教 近藤 恵:自然人類学 教授 太田 裕治:人間医工学 助教 中久保 豊彦:環境評価学 教授 大瀧 雅寛:水環境工学 助教 小㟢 美希:建築環境工学 准教授 長澤 夏子:建築計画 元岡 展久:建築意匠 Ochanomizu University| 073
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