断線警報器 外部センサ・小電流対応型断線警報器 0.5A~20A

CAT-36546A 断線警報器
外部センサ・小電流対応型断線警報器 0.5A~20Aプログラム方式
型 式
CRY-CLX
〔特 長〕
●
●
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●
●
●
〔外形図〕
電圧があって、電流が不足したとき、断線と判別する方式。(サイクル制御に非対応)
外部制御電源不要で、外部センサ付きの小電流対応型です。
電源は、100V/200Vタップ付きで共用できます。
動作点は、0.5A~20Aのプログラム方式で設定できます。
動作表示LED付きで、動作点設定が容易です。
警報出力は、無電圧1トランスファー接点です。
CT内蔵の標準品(CRY-CP)のCT外付タイプです。
〔接続図〕
200V
100V
電圧モニター
(変動補償付)
電流モニター
(0.5A~20Aプログラマブル)
比
較
・
出
力
回
路
出力リレー
Alarm
DPS
CT接続時に
極性は関係
ありません。
〔付属CT〕
ONになっているDPSの電流の和が
動作電流になります。
2-出力端子
φ
2-M3ネジ穴
(下面)
〔仕 様〕
型式
電源
対応電流範囲
動作点設定
外付の付属センサ
応答時間
動作ヒステリシス幅
電源電圧補償
出力リレーの接点容量
使用条件
CRY-CLX
AC 100V/200V、 50/60Hz 共用 (電圧端子を選択する)
0.5A~20Aプログラム方式 (精度±5%)
6桁DPSのうちONになっている電流の和が動作点設定値となります。
CTL-12-S30-10Z (最大許容電流250A連続)
100msec (typ)
(動作電流) + (5%) で復帰
電源電圧の変動(±10%)に比例して動作点を補償します。
AC125V/0.5A、 DC24V/1A、 cosφ =1
-10℃~+50℃、結露のないこと
〔使用上のポイント〕
● 動作点のおおまかな設定は、ディップスイッチによって、1A~20Aの範囲を1A刻みですることができます。
● 部分断線などの微細な設定には、Iadj (0.5A~2A) のディップスイッチを併用してください。
● 実稼動状態で動作点を設定するには、表面のLEDが点灯する設定値の -10%程度の値にすると、十分マージン
を持った安定動作となります。
● 分割センサを適用する場合はCTL-16-CLS-1000ターン品での対応が可能です。(受注生産対応)
● 太物電線対応は、同じ変流比の大口径(CTL-24-S28-10Z)なら特性互換性があります。
● 3相負荷用には、原則として (R-S間) (S-T間) 2組の断線警報器をご使用ください。
● インバータ2次側でのご使用はできません。
● 回路は電源非絶縁方式です。CT端子は絶対に接地しないでください。
● インバータ2次側でのご使用はできません。
● 正弦波電流専用。歪み電流波形では動作点が異なります。
取 扱 説 明 書
接 続 法
CAT-36546A
1φ/ 200Vヒータ用
3φ/ 200Vヒータ用
1φ100V用の場合は、V-INを100V
端子とします。
1φ200V用を2セット組み合わせ、警報出力をOR接続にします。
電圧モニター
(変動補償付)
電圧モニター
(変動補償付)
電流モニター
(0.5A~20Aプログラマブル)
比
較
・
出
力
回
路
電流モニター
出力リレー
(0.5A~20Aプログラマブル)
比
較
・
出
力
回
路
電圧モニター
出力リレー
(変動補償付)
電流モニター
Alarm
(0.5A~20Aプログラマブル)
DPS
比
較
・
出
力
回
路
出力リレー
Alarm
DPS
Alarm
DPS
※回路は電源非絶縁方式です。
CT端子は絶対に設置しないでください。
1φヒータ
※回路は電源非絶縁方式です。
CT端子は絶対に設置しないでください。
3φヒータ
ヒータの接続法と断線時の電流変化
正 常 時
故 障 時
5A×1= 5A
0A
単
200V
相
1kW
200V
5A
0A
3
5A× × =7.5A
3
2
5A× =
3 8.7A
デ
ル
200V
8.7A
タ
200V
結
200V
8.7A
線
200V
|
1kW
200V
1kW
1kW
2.9A
200V 5A× =
3 8.7A
200V
0A
200V
200V
0A
5A
1kW
5A×1= 5A
0A
200V
200V
線
2.5A
1
5A× =2.5A
2
5A×1= 5A
結
200V
200V
200V
1kW
5A
1 3
5A× × =2.5A
3 2
2.5A
200V
200V
200V
0A
1 3
5A× × =2.5A
3 2
2.9A
V
●
200V
200V
1kW
200V 5A× =
3 8.7A
7.5A
200V
200V
相 結
線
●
200V
1kW
1
5A× =2.9A
3
ス
タ
三
1kW
5A× × =5A
3 1
3
200V
5A
200V
0A
200V
200V
2.5A
上表は、200V, 1kW, 5Aのヒータを1φ又は3φ接続したときの電流値変化です。
断線時の電流変化が、警報器設定値の10%程度あることが安定動作のポイントです。
表面パネルの設定法と表示
●
100V
200V
Iadj
Alarm
4A
3A
10A
2A
0.5-2A
1A
●
●
●
CT-IN
●
●
動作電流は、6桁のディップスイッチでプログラムします。
ONの位置にある電流値の総和が設定値となります。
(例-1) 設定値 1A
: (1A=ON)
(例-2) 設定値 20A
: (1A+2A+3A+4A+10A)=ON
(例-3) 設定値 2.5~4A可調整 : (0.5A~2A+2A=ON)・・・左図の状態
設定値以下に電流が低下すると(Alarm)LEDが点灯し、出力リレーが動作します。
リレーは、LEDの消灯時はNCにつながり、LEDの点灯時はNOにつながります。
リレーの仕様については、製品仕様を参照してください。
実負荷稼動状態で動作点を設定するには、LEDが点灯する値の-10%程度にすると、
十分マージンをとった安定動作となります。
部分断線検知用など、1A きざみより細かく設定したい場合は、上記(例-3)のように
(0.5A~2A)の調整用ディップスイッチを併用してください。
動作点は Iadj トリマーで調整できます。
製品改良のため予告なしに仕様を変更することがあります。
特注品の製作も可能です。 お問い合わせください。
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(販売代理店)