研 修 の 流 れ - 和歌山県福祉事業団

研修の流れ
受講申込
受講決定
基本研修
講義(8時間)+シミュレーター演習(1時間)
修得審査(筆記試験)
筆記試験合格者
※
現場演習
現場演習
現場演習修了者
実地研修
利用者
特定行為の
実 施
定期的な診察
主治医等
報告
指示
実地研修実施機関
指導講師
受講者
指導・評価
指導補助
報告
指導補助者
指示
研修修了
※基本研修のみ受講の方は、今年の研修では
この段階までの修了となります。
現場演習及び実地研修実施に当たっての
留意事項等について
1 指導講師について
(1)指導講師の要件
① 医 師
② 保健師
③ 助産師
④ 看護師
となります。
なお、准看護師及び介護等の業務に従事した経験を有する介護福祉士等(喀痰吸引等業務
を行った経験を有する者に限る。)が講師の指示の下に講師補助者として、喀痰吸引等研修
に携わることは可能です。(指導講師不在時におけるたん吸引等実施の際の助言等)
(2)指導講師の役割
①現場演習及び実地研修における定期的な指導(指導初回及び状態変化時は必須)
②現場演習及び実地研修の評価
③その他、指導に関し必要となる行為等(栄養チューブの確認等)
2 現場演習について
(1)実施方法
現場演習は、実地研修の序盤に、実際に利用者のいる現場(居宅等)において、指導講師
や経験のある介護職員が行うたん吸引・経管栄養を見ながら利用者ごとの手順に従って演習
を実施し、プロセスの評価を行います。
プロセス評価は、基本研修(演習)用の評価票を基本とし、特定の利用者ごとの実施方法
を考慮したうえで行います。
評価票には、あらかじめ、受講者の受講番号、氏名、特定の利用者の氏名を記入し、現場
演習を行った月日時間を記入してください。
(2)修了判定基準
基本研修(演習)用の評価の項目について指導講師が
「ア:手順どおりに実施できている」
と認めた場合、演習の修了となります。
3 実地研修について
(1)実施方法
実地研修は、現場演習を修了した受講者が指導講師の指導の下に実施します。
実地研修の評価は、実地研修用の評価票を基本とし、特定の利用者ごとの実施方法を考慮
したうえで行います。
評価票には、あらかじめ、受講者の受講番号、氏名、特定の利用者の氏名を記入し、実地
研修を行った月日時間を記入してください。
(2)修了判定基準
実地研修用の評価の項目について指導講師が
2回連続で「ア:手順どおりに実施できている」
と認めた場合に実地研修の修了となります。
※実地研修が修了となる例
回数
1回
2回
3回
4回
受講者A
○
○
受講者B
○
×
○
○
受講者C
×
○
×
○
5回
○
4 修了報告について
現場演習、実地研修における各修了段階において、修了報告書にて和歌山県福祉事業団に
報告してください。
5 実地研修の事故報告について
実地研修において、事故が発生した場合は、速やかに指導講師や医療機関等に報告し適切
な措置を講じてください。併せて、事故の内容、経過等について和歌山県福祉事業団に報告
してください。