六根の橋 2径間連続木トラス 33

33
2径間連続木トラス
橋の名称
六根の橋
竣工年月
ろっこんのはし
1996/3
用途
所在地
高知県梼原町
歩道橋
上部工
2径間連続ポニートラス橋
下部工
逆T式橋台、壁式橋脚
基礎工
直接基礎
橋長(mm)
38,400
最大スパン(mm)
19,704
有効幅員(mm)
3,000
舗装種類
なし
橋梁形式に特有な寸法
1,500mm 主構高
その他
支承形式
ゴム
設計荷重(主)
群集荷重
設計荷重(従)
設計示方書
木橋設計施工指針(案)
参考図書
住・木センター指針
木橋の選択 理由・期待された効果
県産材のPR、国土交通省のモデル木橋
周辺環境 自然
四万十川の源流(梼原川)
社会
村道、側道橋
法規制
河川法
構造 デザインコンセプト
梼原町産材のスギを使った木橋とした。
小部材断面を合理的に使用したトラス橋を提案。 検討された形式
構造、施工、工費、景観の総合評価、
比較した橋種:PC橋 鋼橋、下路式木橋、トラス木橋、アーチ木橋
特徴・留意点
木造ポニートラスの標準架構方法の提案。ボルト接合すべりを考慮したたわみ量の算出。ボルト
接合およびトラスパネルの構造実験。高欄斜材に鋼材を一部使用。
耐久性向上策
ラミナ状態で防腐(DDAC)
架設 工法
固定支保工式架設、トラッククレーン架設併用
選択理由
経済性、施工性(キャンバー調整が容易)
全体工期
6ヶ月(98年10月~99年3月)
架設後 利用状況 4,500人/月
点検補修
管理要員
無
広報 パンフレット・報道
実験報告書、論文など
国土開発技術研究センターにて構造実験データを保有
六根の橋
部材・部品の仕様
木製部材・部品
構造材・部材名
上弦材、下弦材、
斜材
総使用材積(m3)
34
種類と等級
防腐処理
集成材・スギ
DDACラミナ加圧注入
E75-F270,E65-F255 +キシラデコール塗布
床組・部材名
縦桁、横桁
床板
高欄部材
種類と等級
集成材・スギ
E65-F225
防腐処理
DDACラミナ加圧注入
+キシラデコール塗布
種類と等級
製材・スギ・1等
防腐処理
キシラデコール
種類と等級
防腐処理
断面寸法(mm)
300×270,
300×270、
2-95×180
使用材積(m3)
20.3638
断面寸法(mm)
150×240、
200×300
使用材積(m3)
12.793
厚さ(mm)
60(30×2)
使用材積(m3)
6.912
使用材積(m3)
2.438
高欄は主桁兼用
金物 部品
使用鋼材重量(kg) 2,730
接合金物・部品名
挿入鋼板タイプ、ターンバック
ル
金物・材質
SS400
防錆処理
亜鉛メッキ
場所 地図
施主(発注者) 高知県梼原町
設計者
財)国土開発技術研究センター、アジア航測(株)
施工者
木橋技術協会(ハマシュウセイ、トリスミ集成材、三井木材工業)
総工費(万円) 6,930