看護部通信 2015年7月号 (PDF ファイル 0.34MB)

毎日どんよりとした空が続き、なんとなく気持ちも晴れないことが多くありませんか?
ーーー初夏の清々しい青空が待ち遠しいこの頃です。
6月30日には、新人看護師受け入れの為の実地指導者研修が行われました。
31名の各部署の実地指導者達が、前向きな姿勢でいることの必要性や、コーチング
のスキルを学びました。いつでも前向きにいることは難しいですが、次々に入職する私達の後輩
のために、どうあるべきかを考えている先輩の姿に、力強さを感じました。
普段、時間に追われながら働く私達は、どうしてもスピードを求めてしまいますが、1年目が唯一
じっくり関われるチャンスと捉えて、心に余裕を持ちたいものです。
続いて、7月3日には、新人研修に参加してきました。
この日は、ウィングハットという市内の体育館で、
これから夜勤に入り新たな試練(?)を経験する前に、今の
困りやその解決法を考えたり、ビーチバレーのママさんチーム
と一緒に体を張って(?)スポーツを行いました。
新人さんが毎年同じように思う事は、「役に立ちたいと思って看護師に
なったのに、誰の役にも立てず情けない」ということが根底にあるような
気がします。 でも、これは永遠の課題なのかもしれません。
そうだとしたら、おもいっきり悩んでくださ~い!
そして、なにくそ!と思って努力してくだい。
その姿勢と努力に患者さんや周りの人たちが感動し、
助けてくれるのではないかと思うのです。
・・・
新人担当の看護師長があまりにも寂しそうなので、
今度は、看護師長VS新人看護師で対戦しましょう!
傷病者多数のおそれあり…。
さらに、7月6日には、藤沢市教育文化センターの目黒悟先生をお迎えし、教育担当者研
修を行いました。
ここでは、今まで新人研修において、講義を担当した先輩達が、リフレクションを行いました。
そこで出た内容のうち、「同じ講義を行っても研修生は毎年違うので、リアクションは毎回違
う」という意見。そうです、レディネスや研修に対する姿勢は、それぞれ皆違うんですよね。
そのことにすでに気がつくその感性が素晴らしいと思いました。
さて、7月16日にはリーダーを担当する先輩が、業務改善を考える研修を行います。
つづいて、18日には、看護師長・主任が、看護研究の指導方法について学ぶ研修を
行います。このように数多くの卒後教育が用意されていますが、なぜかというと仕事の充実や
「やりがい」は、教育・研修に深~い関係があると考えるからです。そして、看護師という
専門職とって、学習を継続することがとても大切だからですね。
・朗報です。東5階病棟の西村さんが、集中ケア認定看護師試験に合格しました!
平成27年7月8日 春日部市立病院 看護部長 吉川孝子