国際交 流員を ご活用 くださ い 山形県では、JET プログラムによる国際交流員(CIR: Coordinator for International Relations)を県庁国際室に2名、 1 派遣対象事業 ◆ 外国の文化及び生活の紹介のための講演等 ◆ 地域住民、生徒、学生の異文化理解のための交流活動への協力 ◆ 民間国際交流団体の事業活動に対する助言 ◆ その他本県の国際化推進に資する業務 2 派遣対象 派遣対象団体 対象団体 ◆ 県内の小学校、中学校、高等学校等学校並びに他の教育機関 ◆ 県内の各種団体のうち山形県商工労働観光部観光経済交流局経済交流課国際室長(以下「国際室 長」という。)が適当と認める団体。 3 派遣日時 ◆ 原則として祝祭日を除く火曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで ※ ご相談ください。 4 費用負担 ◆ 国際交流員に対する謝金等の報償費は不要です。 ◆ 派遣に伴う旅費については、派遣依頼団体の旅費支給規定等に従い、国際交流員に支給をお願い いたします。旅費支給規定がない場合は、原則として県の基準に従うものとします。 ◆ 講座の実施に係る経費(会場使用料等)は、主催者側でご負担くださいますようお願いいたします。 5 派遣の 派遣の要件 ◆ 語学の習得を主たる目的としたものではないこと。 ◆ 原則として、県内で実施される講座等であること。 ◆ 5名以上の参加を見込める講座等であること。 ◆ 派遣は国際交流員の通常業務に支障のない場合にのみ実施します。 山形県国際交流センター(霞城セントラル内)に2名配置しています。 CIR は、通訳・翻訳、国際交流イベントなど、国際交流に関する仕事をしています。 また、県では、本県の国際化推進に資するため、県内の学校、各種団体等が実施する国際交流・国際理解促進 事業等へ CIR を派遣しています。ぜひ、様々な場面での外部講師として CIR をご活用ください。 C CI IR Rの の特 特徴 徴 日本語が 日本語が堪能です 堪能です 外国青年ならではの 外国青年ならではの内容 ならではの内容 特別予算がなくとも 特別予算がなくとも実施可 がなくとも実施可 CIRは、通常、日本語を用い て業務を行っていますので、 事前の打ち合わせや資料作 成、講演等も日本語で行うこ とができます。 山形で生活する外国青年な らではの視点でのお話がで きます。また、生徒との年齢 も近く、ざっくばらんな意見交 換も可能です。 主催者からご負担いただくの は、CIRの旅費のみです。 (ただし、ご依頼の内容によ り特別な教材等が必要な場 合は、主催者側で費用を御 負担ください) 目的や対象に応じてテーマや内容を CIR が考えることも可能です。 4 人一緒の派遣や 2 人~3 人の派遣も可能です。目的や対象人数に応じてご相談ください。 山 山形 形県 県の のC CI IR R 名 前 キャサリン・スウイナー Kathryn Cwynar 6 派遣の 派遣の対象とならない 対象とならない場合 とならない場合 ◆ 公の秩序を乱し、又は善良な風俗を阻害するおそれのあるとき ◆ 政治、宗教又は営利を目的とした催しを行うおそれのあるとき ◆ ヘイトスピーチを行うおそれのあるとき ◆ その他国際室長が適切でないと判断したとき 7 申込方法・ 申込方法・手続き 手続き ◆ 原則2週間前までに、派遣依頼書(様式第1号)を国際室長に提出してください。 ◆ 国際室長は、派遣依頼書の提出があったときは、当該派遣依頼内容、国際交流員の業務予定等を 勘案の上、その可否を決定し、申請者に連絡します。 ◆ 当該事業の終了後10日以内に、活動報告書(様式第2号)を国際室長に提出してください。 ※ 派遣依頼書(様式第1号)及び活動報告書(様式第2号)は、山形県のホームページからダウ ンロードできます。 http://www.pref.yamagata.jp/ コロラド州 コロラド州出身 パク・ミジョン コ・エイシュウ コ・エイシュウ ダニエル・ブルックス 朴 美貞 顧 穎周 Daniel Brooks 麗水( 麗水(ヨス) ヨス)市出身 黒龍江省出身 黒龍江省出身 ダービシャー州出身 ダービシャー州出身 得意分野 得意分野 米国の 米国の歴史・ 歴史・文化・ 文化・観光 米国と日本の 日本のポップカル チャー交流 チャー交流 韓国文学・ 韓国文学・文化 日韓通訳・ ・翻訳 日韓通訳 韓国の 韓国の歴史 中国の 中国の学校教育 中国の の文化 中国 中国の 中国の観光 英国での 英国での外国語言語教育 での外国語言語教育 英国・ヨーロッパの 英国・ヨーロッパの観光 ・ヨーロッパの観光 英国大衆文化 連 連絡 絡先 先 山形県商工労働観光部観光経済交流局 経済交流課国際室 TEL:023-630-2123 FAX:023-630-2367 (公財)山形県国際交流協会 公財)山形県国際交流協会 TEL:023-647-2560 FAX:023-646-8860 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国出身 合衆国出身の 出身の国際交流員 イギリス出身 イギリス出身の 出身の国際交流員 Kathryn Cwynar( Cwynar(キャサリン・スウイナー) キャサリン・スウイナー) Daniel Brooks(ダニエル・ブルックス) ダニエル・ブルックス) ダービシャー コロラド アメリカの南西の山形県姉妹州のコロラド州から来たキャサリン・スウイナーです。 日本への憧れのない私を覚えていません。同感する同じ年の人も少なくはないで しょう。生まれ育ったころの1990年代はアメリカの「Japanimation」(日本 アニメ)ブームの始まりだったからです。ポケモンをはじめ、私の世代の若者は日 常的にテレビアニメを見ることができて、まだ初期のインターネットを使ってアニ メでちらっと見た歴史や文化の深さを感じるようになりました。それをきっかけに 私は日本の歴史などにこだわって日本語を勉強し始めました。 山々に囲まれていて、出身のコロラド州とよく似ている山形県で精神的に落ち着いて暮らせると思います。 仕事では来た時から今まで「はじめて」が多くて自分に不安を感じる時も多いですが、それと同じくらい何 があっても自分に自信を持てる人になる決心があります。これから国際交流員としてのレベルアップを目指 して頑張り続けます。どうぞよろしくお願いします。 CHINA 初めて日本語の授業をコミュニティーセンターで受けた11歳の時から、家庭教 師から教わった中学生の時、高校でも日本語の授業を受けて「日本語サークル」の 部長としても活躍した時を通してずっと一番気になっていたのは「日本語と英語の 距離をどうやって越えるか?」という課題でした。それに導かれて、翻訳者になる 目標でコロンビア大学の東アジア言語と文化科に入学しました。そこで現代の日本語だけではなく古文も勉 強して、日本語の魅力にますます感動して言語が歴史や文化や個人の思いを含めて伝えられるものだと深く 感じました。私はいつか日本語から英語表現に置き換えたときでも日本が見えるような英訳を作って、子供 のころの私のように日本を好きになる機会を他人に与えたいです。そのため、自分の日本文化理解や日本語 コミュニケーション能力などを高めなければいけないと思って、国際交流員の申込書を出して、やっと山形 県に来ました。 私の山形県への道のりのはじめの一歩は、高校での日本語授業でした。外国語 が好きな私にとって、授業での学習は十分ではなかったのですが、日本語を勉強 すればするほど、日本文化への興味が深まりました。例えば一番面白かったのは、 「日本の一年」という全国のお祭り・習慣・季節ごとの行事に関連した科目でし た。そこで、私は日本文化と教室外でも触れ合いたいと思い、リーズ大学でドイ ツ語と日本語を専攻することにしました。進学をきっかけに、交換留学生として 神戸学院大学で勉強することができました。素晴らしく、非常にやりがいのある 経験でした。日本のお祭りやカラオケなどの遊びの体験を通して、日本人の友達 とお互いの文化を理解しあい、イギリスと日本をつなぐ「かけ橋」になることが できて、大変うれしく思いました。また大学の日英交流サークルの部長として、 さまざまな国際交流イベントを企画し、「日~英のかけ橋」に貢献できたのも貴重な経験でした。2012年 に卒業してから、日本語・ドイツ語・スペイン語教師として働きましたが、やはり日本での暮らしが恋しく なり、もう一度日本に行って、国際交流員として活動したいと思い、念願叶って2013年8月山形県へ来ま した。 UK イギリスのイングランドの中央に位置するダービシャー州という地方から 来ましたダニエル・ブルックスです。 赴任して以来、2年も経ちました。山形県の見事な自然、美味しい食べ物、独特なお祭りを最大限に楽し み、山形県のおもてなしあふれるコミュニティに快く受け入れられたように感じています。 今後とも、私は私なりに国際交流員として頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしま す! ハルビン 中国出身の 中国出身の国際交流員 朴 美貞( 美貞(パク・ミジョン) パク・ミジョン) 顧 穎周( 穎周(コ・エイシュウ) コ・エイシュウ) 麗水 韓国の一番南にある港町、麗水(ヨス)市出身の朴美貞(パク・ミジョン)です。 (ヨス) 日本との縁が始まったのは平成18年の秋でした。その時私は長野県の安曇野市で2ヶ月間ボランティ アをしました。日本人はもちろん、オーストラリアやイスラエルから来た若者たちと出会い、いろんなこ とについて話し合ったり、それぞれの国の料理を作って一緒に食べたり、日本の伝統文化を体験したりし ながら、本当に宝物のような時間を過ごしました。その時私は、いつか日本と韓国のつなぎ役を果たした い、と思いました。 平成 26 年、私は良い機会に恵まれ、山形のみなさんと生活しながら、日本や日 本人を「分かる」大切なチャンスを頂きました。これからは自分の目で見て、自分 の肌で感じた全てを活かして、人と人を繋ぐ役割を果たしたいと思います。私は人 と人のつながりが持つ力を信じてやみません。私の“第 2 の故郷”となる山形で、 みなさんと本当の意味の交流をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いい たします。 出身地の黒龍江省のハルビンはとてもきれいで冬は寒いとこ ろです。冬の一番寒い時期はマイナス 30 度に達して、作った 餃子を外に置いておくと 30 分ほどで冷凍餃子になるので、すごく便利です。天然の冷凍庫になるからで す。毎年1月5日から氷祭りが行われています。近年、この日は休みになり、みんな喜んでいます。実は 氷祭りだけではなく、雪祭りも一緒に行われているため、氷雪祭りという祭りになりました。 私は日本と縁が深いと思っています。5年前、札幌で4年近い留学生活を楽しく送ってから、ハルビン 理工大学に勤めることが決まりまして、今回改めて CIR として山形県に来ることができ、心から嬉しく、 光栄だと思っています。 これからの一年、日本語力を向上させながら山形県庁で山形県と黒龍江省の交流がさらに深まるように 責任を持って頑張りたいと思っています。 USA 帰国後、韓国の梨花女子大学の通訳翻訳大学院に進学し、日韓翻訳・通訳を専攻 しました。卒業してからはフリーランスの翻訳・通訳の仕事をしていました。中で も自分が訳した本が出版された時は、言葉に出来ないほど胸がいっぱいになりまし た。しかし、心の奥底でどんどん大きくなる思いがありました。それは「自分は日 本、そして日本人を本当に分かっているのか」ということでした。私にとって「分 かる」というのはとても大事なことです。お互いを理解するためにまず必要なこと は、 「分かること」だと思っているためです。 中国の黒龍江省ハルビン市から来た国際交流員の顧穎周(こ えいしゅう)と申します。名前の最後の「周」という字は実は 母の名字です。両親の名字を両方とも私の名前に入れておいた のは、両親の恩恵を忘れないようにだと思います。最近このよ うに両親の名字を子供の名前につけることがどんどん増えてい ます。父の名字に続いて、名前には母の名字が一文字目か二文 字目に入ってきます。 KOREA 韓国出身の 韓国出身の国際交流員
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