環境法令改正情報 - 公益社団法人神奈川県環境保全協議会

2015年2月分
環境法令改正情報
(公社)神奈川県環境保全協議会 作成
※ この情報は官報での公布内容に基づき、会員事業所に関連すると思われる改正事項を抜粋したもので、
全ての環境法令を網羅するものではありません。(公害、化学物質、廃棄物・リサイクル、エネルギー、
に関する法律及び県条例を対象にしています。)
今月の目次
1.
『工業用水法』関係
・工業用水法施行規則の一部を改正する省令(平成 27 年 2 月 16 日 経済産業・環境省令 第 2 号)
2.
『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』関係
・一般廃棄物収集運搬業、産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業の許可を要しない
者並びに産業廃棄物管理票の交付を要しない場合に関する廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規
則の特例を定める省令(平成 27 年 2 月 23 日 環境省令 第 4 号)
3.
『高圧ガス保安法』関係
・容器保安規則等の一部を改正する省令(平成 27 年 2 月 24 日 経済産業省令 第 8 号)
・容器保安規則に基づき表示等の細目、容器再検査の方法等を定める告示の一部を改正する告示(平成
27 年 2 月 24 日 経済産業省告示 第 18 号)
☆ 『神奈川県条例・規則・訓令』関係
・なし
1.
『工業用水法』関係
工業用水法施行規則の一部を改正する省令(平成 27 年 2 月 16 日 経済産業・
環境省令 第 2 号)
施行期日 平成 27 年 4 月 1 日
改正概要
関係条項
地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に
関する法律(平成 26 年法律第 51 号)の施行に伴う改正。
工業用水法施行規則で規定する「変更の許可」について、都道府県知事から指定都市 則第 6 条
の長に事務・権限を移譲することとするもの。
また、同様に「条例等に係る適用除外」の条項についても、都道府県に加えて指定都 則第 11 条
市の条例等で定めがあるときを加えることとした。
この他、上記の改正に伴い、関係する届出様式中の「都道府県知事」を削ることによ 則様式第 1、4、6
及び 9 から 13
り、対応する改正をした。
附 則
この省令は、平成 27 年 4 月 1 日から施行する。
【補足】
工業用水法の許可に係る改正については、上記の行政改革関係法律整備法の第 39 条において、
「指定都
市の区域内にあっては、指定都市の長。
」とする改正規定があり、同法は平成 27 年 4 月 1 日に施行と規定
されている。
また、工業用水法施行令についても、行政改革関係法律整備法の施行に伴う経済産業省関係政令の整備
等及び経過措置に関する政令(平成 26 年 10 月 10 日政令第 330 号)の第 2 条において、報告の徴収に係る
条項に、指定都市の長を加える改正規定があり、法と同日の施行期日としている。
官報号番
第 6472 号
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2.
『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』関係
一般廃棄物収集運搬業、産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運
搬業の許可を要しない者並びに産業廃棄物管理票の交付を要しない場合に関
官報号番 第 6477 号
する廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の特例を定める省令(平成 27
年 2 月 23 日 環境省令 第 4 号)
施行期日 平成 27 年 2 月 23 日
改正概要
関係条項
中間貯蔵施設の整備に伴い、当該施設において保管する廃棄物の円滑かつ適正な保管
に資するため、当該施設への廃棄物の収集運搬及び当該施設における廃棄物の保管等に
当たって必要となる特例を定めたもの。
・一般廃棄物収集運搬業の許可を要しない者
第2条
イ 国の委託を受けて一般廃棄物の収集又は運搬を業として行う者(中間貯蔵施設に 法第 7 条第 1 項た
おいて保管されることとなる一般廃棄物の収集又は運搬を受託する場合に限る。
) だし書
ロ 国の委託を受けて一般廃棄物の収集又は運搬を業として行う者の委託を受けて
当該一般廃棄物の収集又は運搬を業として行う者(中間貯蔵施設において保管され
ることとなる一般廃棄物の収集又は運搬を受託する場合に限る。
)
・産業廃棄物収集運搬業の許可を要しない者
第4条
国の委託を受けて産業廃棄物の収集又は運搬を業として行う者(中間貯蔵施設におい 法第 14 条第 1 項
ただし書
て保管されることとなる産業廃棄物の収集又は運搬を受託する場合に限る。
)
・特別管理産業廃棄物収集運搬業の許可を要しない者
第5条
国の委託を受けて特別管理産業廃棄物の収集又は運搬を業として行う者(中間貯蔵施 法第 14 条の 4 第 1
設において保管されることとなる特別管理産業廃棄物の収集又は運搬を受託する場 項ただし書
合に限る。
)
・産業廃棄物管理票の交付を要しない場合
第3条
中間貯蔵施設において保管されることとなる産業廃棄物の運搬又は処分を他人に委 法第 12 条の 3 第 1
託する場合
項
附 則 (施行期日)
第一条 この省令は、公布の日から施行する。
【補足】
公布前の省令案について平成 26 年 12 月 22 日~平成 27 年 1 月 20 日の期間に行ったパブリックコメン
トでは、許可を持たない業者が廃棄物の収集運搬を行うことで、以下の様な懸念する意見がありました。
・適正かつ安全な収集運搬が担保されなくなるのではないか
・反社会的勢力の参入を防ぐことができなくなるのではないか
・許可業者に課せられた責任と公平性の観点からも法の下の平等に反するのではないか
・十分な防御装備もなく、知識もなく取り扱うことは、環境への影響、作業者への健康被害などの問題
が起きる可能性があるのではないか
・マニフェスト制度の特例を設けることは、排出事業者の明確化・透明化や不法投棄の未然防止を目的
とする同制度に反することとなるのではないか
3.
『高圧ガス保安法』関係
(1)
容器保安規則等の一部を改正する省令(平成 27 年 2 月 24 日
8 号)
施行期日 平成 27 年 2 月 24 日
改正概要
液化石油(LP)ガス用一般複合容器の基準化を行うための改正。
官報号番
第 6478 号
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経済産業省令 第
関係条項
第2条
【容器則関係】
・液化石油ガス用一般複合容器を、「プラスチックライナー製一般複合容器のうち、 第 8 条
液化石油ガスを充塡するための容器(ケーシングを有するものに限る。)」として定 第 24 条
義した。
・液化石油ガス用一般複合容器である旨の記号を「CS」(ケーシングが容器の一部で
あることから「CASE」の略)とし、容器に標章を掲示する方式を規定した。
【液石則関係】
第 6 条第 2 項
・一般複合容器は、使用期間を 15 年間として設計されていることから、一般複合容 第 9 条第 2 項
器の刻印等に示された年月から 15 年を経過したものは、液化石油ガスを充塡しな 第 13 条第 2 項
いこと、液化石油ガスの貯蔵に使用しないこと、液化石油ガスの移動に使用しない 第 19 条第 2 項
第 48 条
こととした。
・一般複合容器は、水中で使用すると劣化・損傷するおそれがあるため、水中で使用 第 49 条
第 58 条
しないこととした。
附 則
この省令は、公布の日から施行する。
【補足】
背景・概要
日本 LP ガス団体協議会(以下「日団協」)は、平成 23~24 年度に、液化石油ガス用一般複合容器を国
内に導入するための安全性の観点から実用化に係る法規制の課題について検討を行い、日団協技術基準 S
高-003「液化石油ガス用プラスチックライナー製一般複合容器の技術基準(2014)」を策定し、平成 26 年 11
月 27 日付けで高圧ガス保安協会から経済産業省へ申し出をした。
これを受けて、経済産業省にて審議を行った結果、高圧ガス保安法に基づく容器保安規則、液化石油ガ
ス保安規則及び容器保安規則に基づき表示等の細目、容器再検査の方法等を定める告示を改正することと
した。
(2)
容器保安規則に基づき表示等の細目、容器再検査の方法等を定める告示の一部
を改正する告示(平成 27 年 2 月 24 日 経済産業省告示 第 18 号)
施行期日 平成 27 年 2 月 24 日
改正概要
関係条項
前記の容器保安規則の改正に伴い所要の改正をしたもの。
液化石油ガス用一般複合容器の容器再検査における外観検査として、繊維強化プラス 第 15 条第 1 号
チックのケーシングで覆われていない部分に切り傷等がないこと、ケーシングに破損等
がないこと等を規定した。
公布の日から施行する。
【補足】
経済産業省の内規「容器保安規則の機能性基準の運用について(平成 25 年商局第 4 号)
」に、日団協技
術基準 S 高-003「液化石油ガス用プラスチックライナー製一般複合容器の技術基準(2014)」を例示基準と
して追加した。
官報号番
第 6478 号
☆ 『神奈川県条例・規則・訓令』関係
当月は掲載する改正等がありません。
以上
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