火力・原子力技術者、研究者等を 対象に興味あるテーマを選択し、 当協会の人材ネットワークから選 出した講師陣によってわかりやす く講義をすることを目指した講座 です。 開 講 の ご 案 内 主催 一般社団法人 火力原子力発電技術協会 開催日時 講 座 名 内容紹介 講師(敬称略) 講座名、講師は一部変更する場合がございます。 本部(東京)開催 タービン発電機は原子力、火力、地熱発電等に広く用いられ、発電容量も10MW級から1000MW超級と幅広く、種々のタイプが使 用されています。本講座では、まずタービン発電機の機械としての理解を深めるべく、基本構造や材料を最新の技術動向を含め て解説します。その上で、タービン発電機における重大事故防止のための予防保全と余寿命診断技術について紹介いたしま す。 基礎 タービン発電機の構造と予防保全 10月17日(土) 講座 13:00~17:00 対象者 : 当会会員 募集定員 : 30名 受講料 (1名1日分) : 個人会員 2,000円 法人会員所属者 8,000円 会 場: 火原協本部会議室 (東京都港区芝2-31-15 北海芝ビル5階) (株) 東芝 宮池 潔 申込締切 : 平成27年10月9日(金) 本部(東京)開催 バイオマス発電に向けた燃料化技術 基礎 11月14日(土) 講座 13:00~17:00 バイオマス燃料による発電技術と国内動向について 火力発電でのバイオマス利用拡大によるCO2排出量削減に向け、発電利用に適したバイオマス燃料化技術として、ガス化、液 体燃料化、パウダー化、炭化燃料化技術について紹介いたします。また、原料となるバイオマスの国内外ポテンシャルについて も併せて紹介いたします。 (一財) 電力中央研究所 大高 円 発電部門の地球温暖化対策のひとつとして、カーボンニュートラルなバイオマス燃料による発電が進められています。その発電 技術として、小規模なガス化発電、中規模のバイオマス専焼発電、大規模な石炭火力混焼発電について紹介いたします。また、 バイオマス発電の国内動向として、FIT制度を中心に問題点などを紹介します。 (一財) 電力中央研究所 市川 和芳 対象者 : 当会会員 募集定員 : 30名 受講料 (1名1日分) : 個人会員 2,000円 法人会員所属者 8,000円 会 場: 火原協本部会議室 (東京都港区芝2-31-15 北海芝ビル5階) 申込締切 : 平成27年11月6日(金) 本部(東京)開催 受講生から選ばれた ナンバー・ワン!! 平成26年度 ベスト講師賞 受賞記念 特別講座 特別 火力発電用ボイラの基本的構造と材料 平成26年度上期 12月4日(金) 講座 13:00~17:00 平成26年度下期 PRB炭焚きボイラ ベスト講師賞とは・・受講者アンケートの 理解度、有益度、教材、進行、総合評価、参加 人数、受講生からの コメント数、質問数等において最も優秀な講師に贈られる賞です。 上期、下期から各1名づつ選出されます。※平成26年度講座から選出しております。 原子力発電の先行が不透明な中で、火力発電は今後もなくてはならない発電エネルギーです。本講座ではその火力発電プラン ト用ボイラの基礎的な構造と、各部位に採用されている材料の種類・特徴を紹介いたします。また、火力発電プラントの弱点であ るCO2を削減するため、ボイラの効率向上を目指した次世代(A-USC)プラント向け新材料の開発も進められており、これら新材 料の特性についても述べます。 三菱日立パワー システムズ(株) 菊原 誠治 日本において、供給ソース分散化の観点から瀝青炭よりも廉価で埋蔵量も豊富である亜瀝青炭の有効活用が望まれており、米 国PRB炭やインドネシア亜瀝青炭などが火力発電用燃料として有効利用の検討が行われています。瀝青炭と比べ、発熱量が低 く、含有水分を多く含む亜瀝青炭の利用においては様々な設計上の考慮が必要とされるため、設計上の留意点について紹介い たします。 (株)IHI 室木 克之 対象者 : 当会会員 募集定員 : 30名 受講料 (1名1日分) : 個人会員 2,000円 法人会員所属者 8,000円 会 場: 火原協本部会議室 (東京都港区芝2-31-15 北海芝ビル5階) 申込締切 : 平成27年11月27日(金) 本部(東京)開催 基礎 12月19日(土) 講座 13:00~17:00 蒸気タービンの基礎とその構造 蒸気タービンは、火力発電や原子力発電、地熱発電、機械駆動用といった様々な用途で使用されています。本講義では、火力 発電用蒸気タービンを主な題材として、タービン主機とその周辺機器の機能や構造上の特徴、タービンが回転する原理等を、初 級者の方にも理解できる内容で紹介します。 富士電機(株) 岡 美樹 富士電機(欧州系)蒸気タービンの特徴 富士電機の蒸気タービンは、欧州系技術を源流としています。富士電機の蒸気タービンシリーズ(製品群)を紹介した後、富士電 機蒸気タービンの構造的特長(反動タービン、つぼ型構造、復水器一体式低圧タービン、フリースタンディング翼、シングルポイ ント軸受構造など)について説明致します。 富士電機(株) 和泉 栄 対象者 : 当会会員 募集定員 : 30名 受講料 (1名1日分) : 個人会員 2,000円 法人会員所属者 8,000円 会 場: 火原協本部会議室 (東京都港区芝2-31-15 北海芝ビル5階) 申込締切 : 平成27年12月11日(金) 本部(東京)開催 地球温暖化に対応する再生可能エネルギー、電力貯蔵 の役割 基礎 1月16日(土) 講座 13:00~17:00 本講義では、地球温暖化に関する評価動向について、簡単にレビューいたします。その上で、今後の環境に与える影響に関して も紹介します。その上で、国際エネルギー機関(IEA)が提案している2050年に二酸化炭素半減(対2005年比)について紹介し、そ の対策案で特に寄与が大きいと考えられる再生可能エネルギーの役割について紹介いたします。また、出力変動の大きい再生 可能エネルギーを有効に活用するための電力貯蔵の役割、必要性に関して説明します。再生可能エネルギー自体の動向も紹 介します。 次世代石炭火力発電として期待されるCO2回収・貯留機能(CCS)を備えた石炭ガス化複合発電(IGCC)向けに、ガスタービンのク 石炭ガス化複合発電向けガスタービンクリーン燃焼技術 リーン燃焼技術の開発を進めています。この技術は、燃料である石炭ガス化ガス(水素リッチガス)を希釈剤を使うことなく低NOx で安定な燃焼を実現できるため、高効率発電と環境低負荷を両立し、プラント効率の向上に貢献します。本講座では、この技術 の開発 の内容とパイロットプラントでの試験結果、およびこの技術の応用について述べます。 対象者 : 当会会員 募集定員 : 30名 受講料 (1名1日分) : 個人会員 2,000円 法人会員所属者 8,000円 会 場: 火原協本部会議室 (東京都港区芝2-31-15 北海芝ビル5階) (株)日立製作所 稲毛 真一 三菱日立パワー システムズ(株) 浅井 智広 申込締切 : 平成28年1月8日(金) 本部(東京)開催 ボイラ用主要補機器の保守技術 基礎 2月20日(土) 講座 排煙脱硫装置・GGHの保守管理と予防保全 13:00~17:00 ボイラ設備用主要補機である通風機や、燃料供給設備、灰処理装置等の機能と構成、並びに安定したプラント運転継続に必要 な保守技術のポイントについて紹介する。 (株)IHI 大上哲雄 排煙脱硫装置とGGHの保守管理の重点実施項目と運転中のトラブルを未然に防ぐための予防保全について事例を折り込んで 紹介します。具体的には、事業用脱硫装置が本格的に設置されるようになって、20年を超えるユニットが出始めている現在、腐 食や磨耗、 劣化などの発生の原理が、メンテナンスを通して見えてきている実情とはどうかなど、事例を交え紹介いたします。 (株)IHI 森 雄介 対象者 : 当会会員 募集定員 : 30名 受講料 (1名1日分) : 個人会員 2,000円 法人会員所属者 8,000円 会 場: 火原協本部会議室 (東京都港区芝2-31-15 北海芝ビル5階) 申込締切 : 平成28年2月12日(金) 本部(東京)開催 PID制御の基礎 (PIDを自転車のように乗りこなそう) 基礎 3月12日(土) 講座 13:00~17:00 がんばれ、ぼくらの石炭焚き変圧貫流ボイラ発電 プラント!~その特性は?制御は?~ 自転車が倒れない論理を考えるより、自転車を乗るようにPIDを肌感覚で使いこなせることを目標に、PID制御を基本から解説し ます。 フィードバック制御により生じた減衰振動よりPIDパラメータをチューニングする手法を紹介し、PID制御の勘所を身に着けることを 目指します。 横河電機(株) 仲矢 実 再生可能エネルギーの増加を見越して、石炭焚き変圧貫流ボイラ発電プラントに対する負荷調整能力への期待が高まっていま すが、実は苦手と言われています。ではなぜ苦手なのでしょうか。その理由をボイラプラントの特性と結び付けて良く知ることで、 苦手克服に繋げられないだろうかとの観点で考察して行きます。 三菱日立パワー システムズ(株) 三宅 盛士 対象者 : 当会会員 募集定員 : 30名 受講料 (1名1日分) : 個人会員 2,000円 法人会員所属者 8,000円 会 場: 火原協本部会議室 (東京都港区芝2-31-15 北海芝ビル5階) 本部(東京)開催 申 込 方 法 受 講 料支 払方 法 申込・お問い合わせ先 当協会ホームページ(http://www.tenpes.or.jp)の「火原協大学講座」からお申込みいただくか、または裏面の申込用紙をE-mailまたはFAXにてご送付ください。 ※事務局から定員超過等でお断りの連絡がない限りご来場ください。 受講当日、現金にてお支払い願います。(領収証を発行いたします。) なお、請求書払いをご希望の場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。 一般社団法人火力原子力発電技術協会 総務部 <火原協大学講座事務局> TEL:03-3769-3090 FAX:03-3769-3093 E-mail:[email protected] 申込締切 : 平成28年3月4日(金)
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