ADS-BT for Revit Ver5.10 追加・修正機能項目

平成 27 年9月吉日
生活産業研究所株式会社
ADS-BT for Revit2015/2016 Ver5.10 修正項目
ADS-BT for Revit Ver5.10 における修正項目履歴は以下の通りです。
■天空率算定結果の製図ビューへの出力対応
天空率算定結果を製図ビューへ出力可能となりました。
[天空図一覧]
[三斜求積図]
※適合/計画建築物/測定ポイント等は、3D ビューへ出力可能です。
1/5
■計算対象オブジェクト
ADS-BT における計算対象オブジェクトを追加しました。
オブジェクト名
オブジェクト名
1
○
マス
11
☆
手摺(Architecture.Railing)
2
○
壁
12
☆
カーテンパネル(Panel)
3
○
床
13
☆
4
○
天井
14
☆
カーテンウォールグリッド
(CurtainGridLine)
カーテンマリオン(Mullion)
5
○
屋根
6
☆
柱(FamilyInstance)
7
☆
構造柱(FamilyInstance)
8
☆
構造フレーム(FamilyInstance)
9
☆
駐車場(FamilyInstance)
10
☆
一般モデル(FamilyInstance)
※☆→Ver5.1 で対応予定のオブジェクト
■計算対象オブジェクトの取得
今回の版より、ADS-BT における計算対象オブジェクトを 3D ビューに依存させることにしました。
任意の 3D ビュー(1 つのみ)を ADS-BT に登録しておくことで、登録されている 3D ビューに表示されている上記
オブジェクトに対しての解析が可能となります。
※ADS-BT の環境設定で計算対象
とする 3D ビューを登録する必要が
あります。
2/5
■領域条件(用途地域)
〇以下のパラメータ設定を追加しました
・容積率低減係数
・道路斜線勾配
・隣地斜線勾配
・隣地斜線高さ
・各斜線計算の有無
■領域条件(高度地区)
〇高度地区の情報を“環境設定プログラム”(別プログ
ラム)で管理します。
※リストに無い高度地区は、“環境設定を起動”の
選択により、別途登録(編集)することができるようにな
ります。
※“環境設定”は、ADS-win(オリジナルシステム)で
利用しているプログラムと同じです。(共通で利用す
ることが可能となります。)
■日照定規
○日照定規の高さ曲線表示において、従来の固定ピッチに
加え、Revit で設定されている“レベル”表示の切り替えに
対応しました。
■時刻日影図
○従来の計算間隔設定に加え、
・任意時間編集
・計算条件表示
を追加しました。
3/5
■等時間日影図
○従来の計算間隔設定・計算ピッチ設定・計
算方法設定に加え、
・任意時間編集
・計算条件表示
を追加しました。
■計算対象建物形状の確認
〇ADS-BT で処理された建物形状を確認することができます。
・“計算形状”にて“作成”を選択すると、予め登録されている
計算対象 3D ビューにモデルグループとして ADS-BT で
計算される建物形状を作成します。
※ADS-BT では、Revit で作成されたオブジェクトから ADS-BT
で計算可能な形状に作成し直された形状で解析を行います。
■保存先ビュー名の変更(環境設定)
ADS-BT 作業時に自動的に作成(管理)されていた
平面図ビューの名称を編集することが可能となりまし
た。
※同一名称にすることはできません。
4/5
■計算結果線色 6 の変更(環境設定)
ADS-BT における解析結果として保存される線分の
色を編集することが可能となりました
※再計算後に反映されます。
■天空率用設定(環境設定)
天空率解析時のデフォルトの設定を行います。
〇判定基準
・天空率差分に対する判定欄の記号表記に伴う
値の設定
〇絶対高さでカットする
・1 種低層及び 2 種低層の際、絶対高さ(10m/12m)を適合建築物に反映させることが可能となります。
〇令 132 条・134 条 2 項処理
・天空率算定において領域区分方法の設定を行います。(詳細はマニュアルを参照してください)
■ライセンス情報の確認
〇ADS-BT のライセンス情報を確認することができます。
※主にネットワーク版をご利用のユーザー様向けの
機能となります。
以上
5/5