2015年度 第2四半期 決算説明会 コカ・コーライーストジャパン株式会社 代表取締役社長 CEO カリン・ドラガン 代表取締役副社長 CFO マイケル・クームス 2015年8月7日 (2015年8月6日掲載) www.ccej.co.jp 将来の業績に関する見通しについて 2015年度 第2四半期・上期 本資料に記載の事業計画、業績予想、および事業戦略は、本資料配布時点での情報を考慮した上でのコカ・コーライースト ジャパン株式会社(以下当社)経営陣の仮定および判断に基づくものです。これらの予想は、以下のリスクや不確定要因によ り、実際の業績と大きく異なる可能性があることに留意してください。 なお、リスクおよび不確定要因は以下のものに限られるものではありません。当社の有価証券報告書等にも記載されています ので、ご参照ください。 • 市場における価格競争の激化 • 当社の事業を取り巻く経済動向の変化 • 資本市場における大きな変動 • 為替レートの変動、特に日本円と米ドルの為替レートの変動 • 原材料費の高騰 • 課税環境の変化 • 経営陣が計画した水準・時期に、生産効率の向上や設備投資を実施する当社の能力 • 効果的に市場投入かつ流通させる当社の能力 • 上記以外の不確定要因 本資料の情報は、情報の提供を目的としており、当社証券への投資勧誘を目的するものではありません。 また、当社は新しい情報あるいは将来のイベントにより、本資料の内容を更新する義務を負いません。皆様におかれましては、 当社発行の証券に投資する前に、ご自身の独立した調査に基づいて判断をお願いいたします。 2 TRY ! #利きコーク(CM映像) 2015年度 第2四半期・上期 • • • 6月から7月に実施 約10万本の試飲缶を配布 CCEJテリトリー内では9箇所でイベント開催 (コカ・コーラ ゼロ「みんなも、#利きコーク」) http://www.cokezero.jp/movie/#movie09 3 TRY ! #利きコーク 2015年度 第2四半期・上期 • • • 6月から7月に実施 約10万本の試飲缶を配布 CCEJテリトリー内では9箇所でイベント開催 Let’s TRY! #利きコーク 4 2015年度第2四半期 決算説明会資料 2015年度 第2四半期・上期 Introduction – イントロダクション • 概要と業績のポイント • 変革に向けて 第2四半期・上期業績 • 市場シェア、販売数量、業績 下期見通し • マーケティング計画、主要マイルストーン 5 上期業績の概要 2015年度 第2四半期・上期 上期の比較可能ベース*の営業利益は、昨年Q1に実施した会計方針の変更等の影響 を含め、前年同期比約38億円改善 サプライチェーン分野におけるシナジー効果を引き続き実現するも、Q2はERPシス テム立ち上げに伴い生じたサポート、労務費、製品在庫管理等の経費増により、効 果の一部が相殺され、計画を下回って推移 Q2の市場シェアは、前年同期のシェア成長や、Q2末(6月)に販促活動を抑制し たことで低下 Q2、上期ともバランスのとれた販売数量と売上高成長を実現 お茶、水、コーヒーはコンビニエンスストアを中心に引き続き成長 仙台コカ・コーラボトリング株式会社(以下「仙台社」)を事業統合し、第2四半期 (Q2)から連結業績に反映 *仙台社の第2四半期以降の業績を含む 6 2015年度 第2四半期 および上期の状況 www.ccej.co.jp 第2四半期における主な変革 2015年度 第2四半期・上期 迅速な組織変革と統合を継続:仙台社を事業統合、FVイーストジャパン株式会社(以下 「FVEJ」)発足 製造設備2ラインの更新を完了、稼働開始(茨城工場、海老名工場) ERPシステムのフェーズ1稼働開始。稼働後の調整や“ハイパーケア”サポート体制に想定 以上の負荷が発生。移行期の製品供給の安定化に注力するも、一部に欠品が発生 適切な価格取引条件の適用を推進し、価格およびミックスを改善 間接購買機能をコカ・コーラビジネスサービス株式会社(CCBSC)に移管 8 CokeOne+ ERPシステムの稼働開始 2015年度 第2四半期・上期 アプリケーションマップ(2012/11) レガシー J-SCALE個別 人間系の受注 FAX受注 アウトバウンド受注 受注KPI管理 PC端末 インバウンド受注 修理受付 弊社受信 Web(Infomart) TCCS サーバ(コールセンター) スマートフォン DIAS 共通機能 センター配送照合システ ム EOSデータ管理 EOSシステム Web クライアント 受注データ作成 ASN 精算データ作成 ボトラー間連携 共配費用処理 オンライン請求 各種伝票作成 ボトラー間精算 在庫引当 BISS連携 補完 業種 J-SCALE連携 レガシーマスター作成 レガシーマスター作成 コード変換 z z z J-SCALE:TKのレイアウト変換 レガシートラン作成 z z z レガシートラン作成 オペレーション分析 実績紹介 訪問計画 売切分析 各種調査 活動実績 プレ名人 商品戦略 新商品展開 バジェット作成 異常値検出 コラム戦略 KPI管理 販売実績 定型帳票 各種売上管理 Web検品 PowerPlay 各種売上分析 D-DISデータ作成 翌日精算業務 棚卸 実差表 破損等 在庫転送 入荷検品 未開拓顧客検索ツール 損益試算 商談進捗 各システム間連携 トランザクションデータの管理 受注・在庫連携 TVOSS 営業活動推進システム スケジュール管理 物コン連携 在庫管理 LBCクロス(溝口DC) データ取込 住所 HUB I/Fシステム 顧客情報 マテハン管理 配送明細 配送一覧 専用伝票 出力 納品書 データ作成 レガシー商品マスター DWH 千葉LC 伝発名人 ピッキングリスト BI/CRM/SFA関連 REDサーバ レガシーマスター管理(Tonedb01) 顧客契約系 利根移行ツール I/Fシステム コード変換 データチェック ディスパッチ SAP 統合マスター管理 顧客系 共配売上・在庫 受注取り纏め(移行ツール) 受注統合管理 J-SCALE 支店 CokeOne+ ERPシステム導入前: インフラ EDI関連 テレ受注 訪問 MOS 受注 修理オーダー連携 棚卸 請求データ 翌日積込 &承認 配送ルート 稼動チェック 管理会計 • 標準化されていない業務プロセス 予算管理 FS預り金 個店損益 J-SCALE SM関連 HHT 納品(RS) HHT ダウンロード 帰 所 補充・精算(FS) 一往復検量 (CCJC資産) 車上 チェック 現金 チェック HHT アップ ロード ルート セトル オーダー 銀行入金 業務 費用分析 在庫システム 送り込み計算 支店発注 EJP発注 機内在庫 受払 在庫実績 SAP連携 伝票回収 チェック 自販機検量 過不足金管理(TVOSSサーバ) KBC 個機過不足 KBC 発注書 入力 送込数 作成 オーダー 依頼 出荷伝票 入力 配車 出荷伝票 出力 最終賞味 期限更新 入荷伝 票入力 製品過不足 現金過不足 在庫実査 売掛金管理システム(顧客) J-SCALE EM 自販機統合システム サニテーション 機器調達 設置・撤去 移動 修理 計上 請求 リベートシステム(顧客) 入金 残高 与信 リベート計算 SharePointサーバ(物理的にはMOSサーバに同居) リベート/ 未払金 経営層ドキュメント管理 会議室予約 帳票出力 費用管理 整備 廃棄 作業履歴管理 インスペクション ノーツ(社内コミュニケーション) 機器管理 部品EDI 部品管理 修理オーダー連携 自販機 情報 J-SCALEのSAPシステムでは直結 CCIBS幕張サーバ ノーツ連携 社内コミュ ニケーショ ン 顧客情報 収集 RFA コミュニケーション メール ホームページ インターネットメール変換 プロキシ 賃貸料 管理 SAP I/F(Tonekk03) 一般会計 J-SCALE 実行系 原価計算 購買業務 買掛管理 稟議(COA) J-SCALE BO系 FSコミッション HCM 労働者名簿 組織管理 昇給 目標管理 報酬管理(評価) 人事異動 賞与 E-Learning 出向管理 退職金 福利厚生 販売リベート仕訳I/F 給与・賞与仕訳I/F 入出庫伝票登録I/F 支払業務 支払業務 売上仕訳I/F 営業所在庫I/Fファイル MINIAP 給与(外部委託:ペイロール社) 勤怠管理 パックスクリエーション外部サイト ノーツ連携(CACHATTO) FBシステム(みずほ) 三井住友 在庫・(物流) 部門利益管理 入庫登録I/F 受注出荷I/F Web広報利根 資金管理 (一部・単独) 固定資産 Web広報利根 連結決算(シナンシャル社) SUPER COMPACT Pathfinder 売掛管理 (一般顧客を除く) 給与計算 年末調整 保険業務 仮払い 経理・人(適用)・ 給付・検診 TONEWSS1 HUBマスタ・トランチェッ ク CCCJ システム全体図 健康保険組合 (カシオ情報機器:健康保険総合システム) 共済会 TONEAD1 ポリシー管理 NetStrage260 ドメイン管理 Windows Updat バージョン管理 FlashReportExcell加工 バックアップデータ ユーザー管理 =BISS(支店系) レセプト(法研) 受注 BISS支店系/納品準備 EOS/DIAS 受注情報 ウィルス管理(シマンテック) TONEHULFT システム監視(CAT6) BISS支店系/納品精算 専伝マスタ? ユーザーログ監視 セキュリティー管理 ディスパッチ =BISS(BO) BISS支店系/営業所事務 レギュラーハンディー 伝票情報 フルハンディー ロード情報 専用伝票発行 預り金管理 釣り銭管理 一往復オペレーション 端末 プレロード 過不足管理 ロード情報 センター納品 売上インターフェイス 入金管理 フルプレロード 売上代入金口座管理 DCシステム 積込指示 EOS BISS支店系/在庫管理 セトルメント DC/ TC 出荷 売上情報 出荷実績 ロード受払 次世代SCM対象範囲 次世代SCM 導入後廃止 SCM 営業仕訳 フルコミッション管理 CIMMS 支店オーダー (CCEJPオーダー) フロントプロセス DWH 顧客管理 顧客情報 商流管理情報 物流管理情報 自販機情報 出荷指示 出荷予定 小払い精算 DDI S 売上情報 営業仕訳情報 製品オーダー LCシステム CCJC フルコミッション マスタ管理 出荷予定 出荷計画 入荷検収 売上分析 BISS 実行系 個店損益 各種仕訳情報 入出荷実績 入荷予定 会計 契約単価管理 セ ン ター納品クロス配送 Visit 購買 専伝情報管理 EOS その他(営業所間移管) 人事システム チェーン情報管理 在庫 給与システム 棚卸し 【 主なシステムの外部データセンター設置場所 】 [富士通FIP中原センター] ・ 現営業所(TKシステム)サーバ ・ 売掛金管理システムサーバ ・ CJ I /F(インターフェース)サーバ [富士通FIP都築センター] ・ 需給システムサーバ ・ テレセルDBサーバ ※B ISS支店系導入が完了次第、現営業所 ( TK) システム は撤去 事業所サーバはFSコミ リプレイス後撤去予定 [名古屋事務所] ・ 中京地区LCシステムサーバ ・ 関連会社システムサーバ • グループ会社の統合(26社→4社) 保管場所移動 製品移管 需要予測 • 社内報告資料が手薄 納品情報 自社伝票発行(端末精算) テレセルセンター CJ I/F(レガシー) 在庫管理 配送費用計算 (C JL協力会社配送費) プロモーション 在庫情報検索 売掛システム 売掛管理 債権管理 EOS 【 システムリプレイス時期(予定)】 ・ 売掛金、協賛金、FSコミ : 2014年 ・ テレセルセンター : 2015年 ・ DWH : 2014年~2015年 個店別情報 リベート 協賛計上 在庫情報 • 200弱の業務システムがばらばらに存在 販売 物流システム 商品管理 賞味期限管理 • 2,500もの複雑なインターフェース • 複数のマスターデータ 2015年4月~ クラウドベースの 統合されたひとつの業務システム • CokeOne+は会計、購買、支払、製造、在庫管理、輸送等、業務プロセス全般と日常の業務の全 面的変革 • 統合された経営管理システムは、事業活動そして今後の更なる事業変革の基盤として必要不可欠 • 稼働後、サプライチェーンに一時的な影響があり、対応の追加経費が発生 9 上期の販売状況 2015年度 第2四半期・上期 上期販売数量 (%は前年同期比) 第2四半期販売数量(月次) (%は前年同期比) 上期 +5.4%(+0.1%*) 前年の成長の 反動、スー パー、ディス カウンターへ の販促抑制 +17% +15% +11% 6月 -+6.7%* +6.7%* Q1 -+1.3%* -1.5% Q2 4月1日付で仙台社を 事業統合 -+4.4%* +4.4%* 4月 5月 消費税増税 後の需要減 の反動 着実な販売 数量増と シェア増 +3% --5.6%* Q2のハイライト • 仙台社を事業統合(4月1日) • 4月:前年の消費税率引き上 げ後の需要減の反動で増加 • 6月:販促活動を抑制(2L の水)、競合他社の積極的 な新製品導入と販促活動 今後の見通し • 下旬の梅雨明けで、7月は緩 やかなスタート • 競合他社は、積極的な販促 活動や新製品導入を継続 • Q3はボトラービジネスの最 盛期 * 仙台社を除いた場合の前年同期比成長率 10 数量と価格のバランス 販促活動の抑制が6月の販売数量に影響 2015年度 第2四半期・上期 過去の販売数量実績(週次) • 最適な価格取引条件の適用に 注力し、6月の販促活動を従来 に比べ抑制 (ドラッグ&ディスカウンターチャネルの例) • 数量と価格の最適なバランス を見いだすべく、2015年通 期では、2~300万ケース減 の影響を見込む • 6月の販売数量減が、収益と市 場シェアに影響 • 引き続き市場で様々な施策を 実施し、その評価に基づき実 施内容を調整 出典:Compass volume and インテージSRI 11 第2四半期:マーケティングプラン 消費者との結びつきを強化 Q2 2015年度 第2四半期・上期 コカ・コーラ ライフ 「コカ・コーラ」ボトル100周年 TRY! #利きコーク Share-a-Coke 「コカ・コーラ」 スリムボトル コカ・コーラ 史上最高のゼロ (アルミ製コンツアーボトル) ジョージア プライベートリザーブ Q2 ジョージア ヨーロピアン リニューアル カスタマー限定製品 Q2 い・ろ・は・す い・ろ・は・す とまと はじめ トクホ 1L PET パッケージ展開 い・ろ・は・す アロエ ペコらくボトル 期間限定カフェ 「コーヒーハウス ヨーロピアン」 を表参道に開設 日本の烏龍茶 つむぎ Toreta! 国産茶葉 100% 12 前年同期の成長の反動でシェアは微減 2015年度 第2四半期・上期 2015 市場シェア* Q2 上期 数量 金額 -0.3 -0.4 -0.1 -0.1 前年同期比 数量・金額シェアは7四半期中6四半期で拡大 コーラ、お茶、水カテゴリーでシェアを拡大 その他炭酸飲料に課題 6月の市場シェアは販促活動の抑制が影響 数量シェア対前年比増減 Q1 +0.4 Q2 +0.7 Q3 +0.9 Q4 +0.8 金額シェア対前年比増減 Q1* +0.2 Q2* -0.3 Q1 +0.2 Q2 +0.9 Q3 +0.6 Q4 +0.4 Q1* +0.2 Q2* -0.4 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 2014 +0.7 2015 YTD* -0.1 2014 +0.5 2015 YTD* -0.1 2014 2015 2014 2015 2013 2013 *仙台社を含む **出典:インテージ OTC チャネル(清涼飲料水) 13 販売チャネル別の状況 2015年度 第2四半期・上期 チャネル別販売数量増減 Q2 2015 チャネル別販売数量 仙台社を含む (%:構成比) その他 11% 自動販売機 27% 料飲 13% スーパーマーケット 22% コンビニエンスストア 15% ドラッグ& 量販店 12% 販売数量(仙台社含む) Q2:11.1%増 上期:5.4%増 • コンビニの成長は水、お茶、コーヒーが牽引 • ドラッグ&量販店、スーパーマーケットは納価値引き の抑制と2Lの水の出荷抑制が影響 • 自動販売機は天候とチャネルミックス変化で悪化。イ ンドア機はアウトドア機より良好 • 新規店舗数増で料飲が成長 前年同期比 コンビニエ ンスストア ドラッグ& 量販店 全国チェーン スーパー 地域チェーン スーパー 自動販売機 料飲 Q2 2015 +20% +13% +13% +7% +6% +23% +6% 前年並 +1% +2% +14% 2015年上期 +17% *BAPC: Bottler Actual Physical Cases/ボトラー社実箱数 前年同期比 販売数量(仙台社除く) Q2:1.3%増 上期:0.1%増 コンビニエ ドラッグ& ンスストア 量販店 全国チェーン スーパー 地域チェーン スーパー 自動 販売機 料飲 Q2 2015 +8% +1% -1% 前年並 -4% +15% 2015年上期 +11% -1% -8% -3% -3% +10% 14 カテゴリー別の状況 2015年度 第2四半期・上期 カテゴリー別販売数量増減 Q2 カテゴリー別販売数量 仙台社を含む (%:構成比) その他 12% 炭酸飲料 26% お茶 21% スポーツ 11% 果汁飲料 4% コーヒー 16% 水 10% 販売数量(仙台社含む) Q2:11.1%増 上期:5.4%増 前年同期比 無糖茶 水 コーヒー 炭酸飲料 スポーツ 果汁飲料 Q2 2015 +16% +12% +14% +6% +9% +22% +8% +8% +1% 前年並 +10% 2015年上期 +11% *BAPC: Bottler Actual Physical Cases/ボトラー社実箱数 • 無糖茶は新製品で成長 • 水は2Lの販促抑制が影響 • コーヒーはカスタマー限定製品が牽引 • 炭酸飲料とスポーツは自動販売機チャネルの悪化が影響 販売数量(仙台社除く) Q2:1.3%増 上期:0.1%増 前年同期比 無糖茶 水 コーヒー 炭酸飲料 スポーツ 果汁飲料 Q2 2015 +8% +1% +1% -3% -2% +12% 2015年上期 +6% +2% +1% -4% -7% +5% • 果汁飲料は新規店舗数増で成長 15 2015年度 第2四半期および 上期業績 www.ccej.co.jp 第2四半期営業利益 増減分析 2015年度 第2四半期・上期 単位:百万円 +247 +1,385 -511 粗利益への ミックス・ 数量影響 3,954 Q2 2014 比較可能ベース 営業利益 • スーパー、ド ラッグ&量販店 チャネルの納価 値引抑制でミッ クス改善 • 自販機の軟調と 料飲とカスタ マー限定製品に よるミックス悪 化 -919 DME** サプライ チェーンの シナジー効果 • ERPシステム 稼働後の在庫 管理問題対応 で、全体とし ては計画より 遅れ • 製造効率の向 上は計画どお りの効果 • 大型新製品の 投入 • 自販機ロケ地 開拓 • キーアカウン ト • 実行の前倒し +753 その他販管費 その他子会社 • FVEJ • 仙台社 -671 減価償却費 • 売上原価:-200 • 販管費:-471 • 予定通り。 • 前年同期の実 行時期との差 異、年金関係 *販管費に含まれている一時発生項目(2014年:243百万円、2015年:954百万円)調整後。 **Direct Marketing Expenses:広告宣伝費等。詳細は資料末尾用語集を参照下さい。 4,239 Q2 2015 比較可能ベース 営業利益 17 第2四半期 業績概要 2015年度 第2四半期・上期 • バランスのとれた販売数量と売上成長 • 製造効率向上で粗利率が改善 • 販管費は販促、マーケティング費用や 人件費増により増加 • 税金はFVEJに統合した子会社の繰延税金資産の追加計上が影響 Q2 2015 財務報告ベース実績 (単位:百万円) 販売数量 (BAPC, 千ケース) 売上高 80,784 Q2 2015 一時発生 項目 Q2 2015 Q2 2014 比較可能 ベース 比較可能 ベース - 前年同期比 差異 % 80,784 72,725 8,059 +11.1 151,828 - 151,828 136,580 15,248 +11.2 売上原価 81,204 - 81,204 74,229 6,975 +9.4 売上総利益 70,623 - 70,623 62,351 8,272 +13.3 販管費 67,338 △954 66,384 58,397* 7,987 +13.7 営業利益 3,285 954 4,239 3,954 285 +7.2 税引前当期純利益 2,850 1,414 4,219 4,086 133 +3.3 当期純利益 2,531 910 3,441 2,437 1,005 +41.2 *2014年度第2四半期の一時発生項目243百万円の調整を含む ※集計方法の標準化を行ったため、2014年の販売数量実績は新しい集計方法による数字に変更 しております。なお、この変更については2014年度決算発表時にもご案内しております。 18 上期営業利益 増減分析 2015年度 第2四半期・上期 単位:百万円 粗利益への ミックス・ 数量影響 -1,222 • 数量+0.1%、 前年同期 (2.6%成長) の反動 • スーパー、ド ラッグ&量販店 チャネルの納価 値引抑制による ミックス改善 • 自販機の軟調と 料飲とカスタ マー限定製品に よるミックス悪 化 サプライ チェーンの シナジー効果 • Q2に発生した ERPシステム 稼働後の在庫 管理問題対応 により、全体 としては計画 を下回る。 • 製造効率の向 上は計画どお りの効果 DME** +3,763 その他子会社 -1,581 +2,297 2014 上期 比較可能ベース 営業利益 2,640 • 大型新製品の 投入 • 自販機ロケ地 開拓 • キーアカウン ト • 実行の前倒し -997 その他販管費 • 予定通り -160 2015 上期 比較可能ベース 営業利益 • FVEJ • 仙台社 +540 減価償却費 • 売上原価:+589 • 販管費:+3,174 • 前年Q1の会計方針の変更等 の影響の反動 *販管費に含まれている一時発生項目(2014年:651百万円、2015年:1,295百万円)調整後。 **Direct Marketing Expenses:広告宣伝費等。詳細は資料末尾用語集を参照下さい。 19 上期 業績概要 2015年度 第2四半期・上期 • バランスのとれた販売数量と売上成長 •製造効率向上で粗利率が改善 • 原価と販管費は前年Q1の会計方針の 変更等の反動が影響 •税金はFVEJに統合した子会社の繰延税金資産の追加計上が影響 2015 上期 財務報告ベース実績 (単位:百万円) 販売数量 2015上期 一時発生 項目 139,794 - 262,049 売上原価 2015上期 2014上期 比較可能 ベース 比較可能 ベース 前年同期比 差異 % 139,794 132,610 7,184 +5.4 - 262,049 248,495 13,554 +5.5 140,051 - 140,051 135,781 4,270 +3.1 売上総利益 121,997 - 121,997 112,714 9,283 +8.2 販管費 120,651 △1,295 119,356 113,936* 5,420 +4.8 営業利益 1,345 1,295 2,640 △1,222 3,862 - 税引前当期純利益 131 2,445 2,576 △1,036 3,612 - 当期純利益 988 1,574 2,562 △1,540 4,102 - (BAPC, 千ケース) 売上高 *2014年度上期の一時発生項目651百万円の調整を含む ※2014年度上期の業績には有形固定資産の残存価額を備忘価額に変更し、残存価額を備忘価額まで償却したことによ る影響額が売上原価に805百万円、販管費に3,850百万円含まれています。 ※集計方法の標準化を行ったため、2014年の販売数量実績は新しい集計方法による数字に変更しております。なお、 この変更については2014年度決算発表時にもご案内しております。 20 2015年度 下期見通し www.ccej.co.jp コカ・コーラサマーキャンペーン 2015年度 第2四半期・上期 夏を変えよう。 キミを変えよう。 22 下期見通し 2015年度 第2四半期・上期 最盛期の第3四半期に向けた準備は完了 重要販売チャネルにおけるマーケティング活動の強化 – 堅実なマーケティング・製品導入計画 – 適切な価格取引条件に則り、的を絞った販促活動 物流・輸送最適化に注力 – 製品直送(工場からセールスセンター)の増加、ハブ間製品移動の削減 – 製品輸送距離の削減、トラック積載効率の向上 あらゆる経費の徹底的な見直しを実施中 23 下期の主なマイルストーン 2015年度 第2四半期・上期 新しいERPシステムの安定運用と活用、新システムへの完全移行による 製品の安定供給体制の確立 製造設備2ライン稼働開始(岩槻工場) ボトル缶ライン稼働開始(東海工場、Q3) 仙台社およびFVEJのオペレーション統合 リジョンレベルでのサプライチェーン最適化 適切な価格取引条件と販促活動の継続 24 APPENDIX www.ccej.co.jp 成長に向けたOne+ロードマップ 2018-東京オリン ピック以降 2016-2017 2015-2016 2012-2014 Forming & Storming 2012-2013 Forming 新しいビジネスモデルを 明確化し、展開する Norming 新しいビジネス モデルの質を高 め、最適化する 成長機会と 業績を残しながら スピード感を 持って250超の コストシナジー ビジネスプロセスを の特定 最適化し、ERP 統合プロジェク システムを導入 トを推進 Accelerating Performing グローバル ボトラーの 水準に近づける 成長やコスト シナジーを加速 させるため、 競争優位性のある 新たな手法を確立 ワールドクラスの ボトラー水準に 到達し、 それを上回る 世界で通用する ワールドクラスの 日本のボトラーへ 26 コカ・コーラシステム コカ・コーラビジネスを成長させる強固なパートナーシップ 日本のコカ・コーラシステムは、原液/飲料ベース(コーヒー豆、茶葉、果汁等)の供給と製品の企画開発や広告等のマーケティング活 動を行う日本コカ・コーラ株式会社(CCJC)と、製品の製造・販売を行うボトラー社や関連会社などで構成されています。 CCJCは、フランチャイズオーナーとして、ボトラー各社に原液/飲料ベースを供給するほか、日本市場のトレンドの把握および消費 者・購買者の分析を通じて製品開発やマーケティング戦略の策定を行い、その実行をリードしています。 CCEJをはじめとするボトラー各社は、フランチャイジーとして、製品製造をはじめとして物流・輸送、販売活動を行っています。生 産の効率化や徹底した消費者志向、市場への迅速な対応や顧客サービスの強化、厳格な品質管理など、コカ・コーラシステムの全体最 適を図ることによって、コカ・コーラビジネスのさらなる成長を目指して協働しています。 その他コカ・コーラシステム関連企業の概要 株式会社コカ・コーラ東京研究 開発センター (CCTR&D) 日本のニーズに即した製品開発・技術サポート。 ザ コカ・コーラカンパニー(TCCC)の100%子会社。 コカ・コーラビジネスサービス 株式会社 (CCBSC) 原材料・資材等の共同調達、ビジネスコンサルティング、 情報システムの開発・保守運用。 TCCCおよび全ボトラー社の出資により設立。 コカ・コーラカスタマー マーケティング株式会社 (CCCMC) 全国規模の大手流通チェーンおよびフードサービス チェーンに対する商談窓口。CCJCおよび全ボトラー社 の出資により設立。 株式会社エフ・ヴィ・ コーポレーション (FVC) 自動販売機事業における広域法人への営業およびコカ・ コーラ製品以外の商品の取扱。 CCJCおよび全ボトラー社の出資により設立。 27 用語集 CDE Cold Drink Equipmentの略。自販機、クーラー、ディスペンサーなどの販売機器全般を指す。 クーラー 小売店や飲食店の店内・レジ前などに設置するブランドロゴの入った冷蔵・保温機器。商品を適温(コールド、 ホット)で提供し主にIC需要を喚起する。 DME 販促に関わる費用、Direct Marketing Expensesの略。損益計算書上、販管費の販売手数料の一部ならびに 広告宣伝費及び販促費に計上される。 FC(将来消費) Future Consumptionの略。ICとは逆に家庭等での将来の飲用を目的として購入される商品(例、1リット ル以上のペットボトルや小型パッケージを複数本セットにしたマルチパック等)やFC需要の多いチャネル(例、 スーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウンター等)を指す。 HORECA ホテル(Hotel)、レストラン(Restaurant)、カフェテリア(Cafeteria)の略。料飲店チャネル。 IC(即時消費) Immediate Consumptionの略。購入後、即飲用されることを目的として、適温(コールド、ホット)で提 供する商品(例、缶や小型ペットボトル等、1リットル未満の小型パッケージやシロップ等)や、IC需要の多 いチャネル(例、自販機、コンビニ等)を指す。 OBPPC Occasion(機会)、Brand(製品ブランド)、Package(パッケージ種類)、Price(価格)、Channel (販売チャネル)の頭文字をとったもので、消費の各機会に適した商品を提供するセグメンテーション戦略。 オペレーショナル エクセレンス Operational Excellence:全世界共通のツールと考え方を使って持続的な業務改善を行い、経営上の重点課題 に注力し、人材と生産性の高い企業文化を育成し、高い企業価値の実現につなげる、コカ・コーラシステム共 通の仕組み。 RTM Route-To-Marketの略。営業部門が売上成長を実現するためのフレームワーク、プロセス、実行手段などを 定義したもの。 28 THANK YOU 2015年度第2四半期 決算説明会 2015年8月7日 <お問い合わせ先> コカ・コーライーストジャパン株式会社 IR部 [email protected] 03-5575-3797 http://investor-jp.ccej.co.jp/ www.ccej.co.jp
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