尾張中部ワークシェアリングプロジェクト

「働きたい」の想いを応援します
尾張中部ワークシェアリングプロジェクトは、地域で働くことをあきらめかけている
精神障害のある方を対象にした取り組みです.月に2回働く機会をつくります.
自分に合う仕事をためしながら、働く自信と、チャレンジの気持ちを取り戻し、
「働きたい」の想いを叶えるあなたの明日につなげていただけたらと思っています.
働く現場でサポートします
■ お一人お一人が働くために必要とする配慮に対応します
■ お一人お一人がためしたい仕事を選択できるよう選択肢を用意します
■ ご希望に応じて健康維持の工夫について共に考えます
地域の一般就労につなぎます
■ 一般就労へのご希望に応じて、働くために必要な配慮内容を共に整理します
■ お一人お一人の就労のご希望を大事にしながら、一般就労につなぎます
「働きたい」を検討中の皆さまへ
■ あなたはあなたのままで、変わる必要はありません
■ 私たちは精神障害を有する方は皆、働くことができると考えています
■ あなたが安心して働くために必要とする配慮について、遠慮なく教えて下さい
働く日程
2015 年 10 月より
毎月第 1, 3 水曜日
午後 1 時半~3 時半
働く場所
愛知医療学院短期大学
城北キャンパス
JR 清洲駅から徒歩 7 分
愛知県清須市一場 519
仕事内容
研究補助:資料コピー、データ入力、
備品整理、研究室の掃除機がけ、
事務補助業務など
申し込み/問い合わせ先
尾張中部障害者就業・生活支援センター
TEL 056-868-6010
愛知医療学院短期大学 港美雪研究室
TEL 052-409-3311
尾張中部地域における障害者就労の現状
平成 25~27 年までに, 尾張中部障害者就業・生活支援センターを利用した
障害のある当事者は約 200 名でした。 そのうち約 60 名が就職するなど地域
において働くことにつながりました。しかし、残り 130 名以上の方は福祉的就
労で準備に取り組むか, 自宅での待機等となっています。 またその半数以
上が精神障害を有する方々です。 また、平成 24 年の清須市の調査による
と, 精神障害の保健福祉手帳を所持する 220 名の住民からの回答において,
仕事に就いていない理由と生活で困ることとして割合が最も多かったのは,
病気や体調の悪さや健康や体力に自信がないことでした。
働きたい想いが実際に働くことにつながらず、自信の喪失や体調不良を引き
起こしていることが考えられます。
ミッション:新たな障害者雇用への取り組み
精神障害を有する方の、すべての「働きたい」の想いを叶えるためには、安
心して、また健康的に働き続けるための支援が必要ではないでしょうか。
現状では、企業、支援者は、能力主義を前提にした考え方が主流です。こ
れを変える考え方が必要です。そのための企業開拓と支援者の意識改革
が求められます。本プロジェクトは、地域に働く機会をつくり、当事者が実際
に働くこと、働き方を調整すること、その実際の場面や支援を通して、新た
な障害者雇用の考え方を発信していきたいと思っています。
インフォメーション
障害者差別解消法の制定および障害者雇用促進法
の改正を受けて、平成 28 年度より、障害を有す
る人が働くために事業主が行う合理的配慮が義務
化されます。
「働きたい」を支援する際、ご本人と仕事をつな
ぐ「調整」に焦点をあてた支援の制度化が、一歩
前進します。
尾張中部障害者就業・生活支援センター
TEL 056-868-6010
愛知医療学院短期大学 港美雪研究室
TEL 052-409-3311