ワイヤ接続金具グリップル 英国グリップル社とは 1988 年設立企業で、放牧用フェンスの接続金具を発明しました。 農事資材として反響を呼び、果樹園用ワイヤ棚、棚式や垣根式ブドウ園、獣害防止用フェンス へと用途が拡がっていき、その後、1997-1998 年に工業用途としての製品ラインアップを増 やし、電気工事、空調配管工事の振れ止め、落下防止、転倒等々、世界中で大きな反響となっ ております。 毎年 2 億個以上の製品を世界 75 ヶ国以上に販売し、亜鉛合金のハウジングを始め、90%以上 の部品を内製化し ISO9001【2001 年認証】に順守した品質管理を行っております。 製品の大きな特長は、簡単に、敏速に、そして安全に作業ができ、作業時間の短縮に つながり作業効率を上げることです。 英国北部シェフィールド市にある本社工場は、1854 年、大砲の砲身工場として建てられた建 築物を改装し、2004 年【ベストファクトリー賞】を授与する等、スパイダーのランドマーク 共々、著名な企業となっております。 毎年、売上の 25%分、研究・開発に投資し【技術革新:イノベーション】を継続しており ます。 又、2006 年 ISO14001 の認定をうけ、いち早く建設業界で従来品として利用している 1 ト ンもの全ネジボルトの運搬・輸送が、輸送費用の圧迫のみならず、二酸化炭素の排出を多くし ている事に着眼し、グリップルシステムを業界に提案することで、相当重量 50Kg まで軽減す ることができ、環境にやさしい商品として顧客から満足と信頼を頂いております。 グリップル社からのご提案 支持金物や吊金具は、建築資材費全体としては、比率的、低いものです。 大半を占めているものは、労務費です。 鋼材加工には、特別な機械、工具 ワイヤを使用する場合、簡単な工具だけで と熟練した技能を必要とします。 作業ができ、多様な作業員でも対応できます。 鋼材には、場内小運搬で利用する ワイヤに置き換えると不要となります。 揚重機が必要で、使用日、時間等、 仮に施工に有利に小運搬とストックヤードを設定 煩雑な時間調整が必要です。 できれば、現場での資材管理の効率がはかれます。 《グリップル》とは、英国グリップル社の商品登録名です。 施工事例 該当する商品名称は、【自在式ワイヤ接続金具】です。 吊る ワイヤロープの接続補助機材で、ワイヤロープ同士の着脱が任意にできる事で、 引く 縛る 接続位置や張りの強弱の可変が、容易にできる金具です。 巻付ける 張る 国内での主な実績例 NEXCO 様向け外装板落下防止 JR 様向け吸音板落下防止 NEXCO 様向け照明器具の落下防止 エアコン室外機の転倒防止 耐震振れ止め用 海外での主な実績例 製品概要 亜鉛メッキロープ グリップルハングファストシステム ワイヤロープ 構成部品 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 仕 様 内 容 ロ ー プ 径 1.5mm 2mm 3mm 4.75mm 6mm 成 7x7 7x7 7x7 7x19 7x19 10 45 90 225 325 1770 1770 1770 1770 1770 撚 構 安全使用荷重 ハウジング ZA2 亜鉛 ギア 焼結ステンレス(最低硬度 ( 56 ロックウエル C) バネ ステンレス 302 エンドキャップ UV レジスタンスプロピレン ワイヤロープ 亜鉛メッキ高抗張力撚線(EN12385) 標準の長さ 1m-10m クランプ アルミ二ウム (他の長さも応じる事が出来ます。) 抗 K g 張 ) 力 (N/mm2) 施工方法 1)グリップル本体(ワイヤ挿入口)へワイヤを通します。 ロック解除方法: 2)ワイヤをループにして、片側の挿入口へ通します。 セッティングキーをグリップル本体のキー穴に挿入し、押しながらワイヤを引き戻します。 3)グリップル本体からワイヤを 50mm以上残してください。セット完了です。 *ワイヤに強いテンションがかかると解除は出来ません。 グリップル ダイナミックスベージョン 外寸 及び 種類 ダイナミック 4 最大荷重(90 度の場合)(安全比率 ワイヤ範囲 最大荷重(Kg) 安全使用荷重(Kg) 4mm 750 150 1000 200 1x19 4.75mm ダイナミック 6 5:1) 7x19 6mm 7x7 1750 350 6mm 7x19 1750 350 施工方法 ワイヤ挿入後、六角レンチでロック機構を締め、 ワイヤ接続の完全固定式状態となります。 ハウジングは、亜鉛合金、そして、耐腐食効果のある セラミックギアが利用されています。 1. 最初のチャネルにワイヤロープ通します。 2. ワイヤロープをもう片方のチャネルに挿入します。 3. 正し位置づけができれば、 ハウジング中央部のロッキングメカニズムにある六角穴を、レンチを使い、90度まわし、締め付けます。 グリップル プラス バージョン ステンレスワイヤロープ使用例 グリップルプラススモール (安全比率 ワイヤ使用サイズ 径 1.5mm 及び 5:1) 構成部品 安全使用荷重: 2.0mm 径 1.5mmの場合:25Kg 径 2.0mmの場合:45kg グリップルプラスミーディアム ワイヤ使用サイズ 径 2.5mm グリップルプラスラージ 及び 安全使用荷重: 3.0mm 径 3.0mmの場合:80Kg ワイヤ使用サイズ 安全使用荷重: 径 4.0mm 径 4.0mmの場合:125Kg メリット: 屋内及び屋外で使用でき耐腐食性に優れております。 ワイヤロープ・針金(番線)にご利用いただけます。 (ワイヤの種類により最大荷重は変わります。安全を十分にご確認ください。) 施工方法 短時間で取付・施工が出来ます。 装着後の微調整もリリースキーでできます。 構成部品 ボディ:亜鉛合金 ギヤ:セラミック キャップ:UV レジスタンス バネ:ステンレス 1)グリップル本体(ワイヤ挿入口)へワイヤを通します。 ロック解除方法: 2)ワイヤをループにして、片側の挿入口へ通します。 セッティングキーをグリップル本体のキー穴に挿入し、押しながらワイヤを引き戻します。 3)グリップル本体からワイヤを 50mm以上残してください。セット完了です。 *ワイヤに強いテンションがかかると解除は出来ません。 グリップル エックスプレス 調整キーによる調整機能の代わりに、 構成部品 グレー部分をワンタッチで押さえる事で ボディ:亜鉛合金 ワイヤ調整ができます。 ギヤ:焼結ステンレス キャップ:UV レジスタンス 施工方法 バネ:ステンレス 安全比率 5:1 を基準に エックスプレス#1(左側)のロープ径 1.5mm用 の使用荷重は、15Kgで エックスプレス#2(右側)のロープ径 2.0mm用 の使用荷重は、45Kg です。 ステンレススチールハンガーバージョン 構成部品 ボディ:ステンレス 316/A4 ギヤ:セラミック バネ:ステンレス 302 エンドキャップ:316/A4 食品加工衛生室内では、衛生上、 スチームを用いる工程があり、 多湿、且つ、耐腐食性のあるステ ンレスハウジングのグリップルが 使用されています。 ステンレス 316 材の最大使用可能 温度は、816 度です。 色々な金具 グリップル、ご利用時の注意事項: 指定している安全荷重内でご利用下さい。 クレーン等、動的対象物用では厳禁です。 グリップルが利用された対象物の上での作業は厳禁です。 グリップル自体に塗装する事は厳禁です。 潤滑剤やオイルの塗布は厳禁です。 適切なワイヤロープを利用し、コーティングロープは厳禁です。 又、ロープ先端にはみ出ているワイヤは、切り取りグリップルに挿入してください。 酸性環境や塩素性環境下での使用は厳禁です。乾燥した環境や空調のきいた環境でご利用下さい。 ステンレスハウジングのグリップルは、高温多湿環境下で利用が可能です。 インラインジョイント方式は、使用不適切です。角度 60 度以上では、利用は不可です。 塩水噴霧試験参考資料: JIS Z2371 中性塩水噴霧試験方法準拠のもと、 引張強度試験参考資料: ステンレスワイヤ付グリップルプラス【スモール、ミーディアム】の 塩水噴霧試験を行った時の参考資料です。 グリップルハングファストシステム No.2/3/4/5 の試験結果 引張強度試験参考資料: グリップルプラスミーディアムと 径 3.0mmのステンレスロープ 7x7 の 引張試験結果 試験速度 300mm/分 グリップルプラススモールと 径 2.0mmのステンレスロープ 7x7 の 引張試験結果 グリップルプラスラージと 径 4.0mmのステンレスロープ 7x19 の 引張試験結果
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