資料1 認定案第 1 号 2015(平成 27)年度 第2回理事会 報告第 1 号 2015(平成 27)年度 第1回評議員会 第2期 事 業 報 告 自2014(平成 26)年 4 月 1 日 至2015(平成27)年 3 月 31 日 公益財団法人 市川房枝記念会女性と政治センター =目次= 1.法人運営に関する事項………………………………………………………… 1 2.公益・収益事業の概要………………………………………………………… 2 Ⅰ.政治教育・人材養成事業(公益一)…………………………………… 3 Ⅱ.情報収集・保存・提供・発信事業(公益二)………………………… 5 Ⅲ.出版及び調査・研究事業(公益三)…………………………………… 5 Ⅳ.国内外組織連携及び支援事業(公益四)……………………………… 6 Ⅴ.建物の賃貸事業(収益)………………………………………………… 7 Ⅵ.その他本財団の目的を達成するために必要な事業…………………… 8 1 1.法人運営に関する事項 〇役員 2015 年 3 月 31 日現在の役員 理事 13 名、監事 1 名 理事長 目黒依子 常務理事 日高みさお・若菜允子 理 事 安陪陽子・市川ミサオ・大日方すみ江・久保公子(事務局長兼)・笹間 薫・進藤久美子 ・仁科弥生・橋本ヒロ子・矢澤澄子・山口みつ子 監 事 住田啓子 〇評議員 2015 年 3 月 31 日現在の評議員 11 名 上野スズ子・枝松 栄・大山七穂・隈部紀生・栗林和子・鈴木那智子・松本惟子・三浦ま り・村越まり子・毛利亮子・山口美代子 理事会 開催日/場所 2014.5.28 /婦選会館 2015.1.26 /婦選会館 2015.3.23 /婦選会館 議 題 認定事項 1) 2013(平成 25)年度事業報告認定の件 2) 2013(平成 25)年度決算報告認定の件 審議事項 1)2014 年度第 1 回評議員会の開催について 報告事項 1) 2015(平成 27)・2016(平成 28)年度理事の選任(予選)について 理事長が経過を説明し、参考として、全員が原案を了承 2) 2014(平成 26)年度第 3 回理事会の開催について 審議事項 1) 2014(平成 26)年度第 2 回評議員会の開催について 審議事項 1) 2015(平成 27)年度事業計画案決議の件 2) 2015(平成 27)年度収支予算案決議の件 結果 認定 認定 承認 了承 了承 承認 承認 承認 評議員会 開催日/場所 2014.5.28 /婦選会館 2015.1.28 /婦選会館 2015.3.25 /婦選会館 議 題 報告事項 1) 2013(平成 25)年度事業報告の件 審議事項 1) 2013(平成 25)年度決算報告承認の件 審議事項 1) 2015(平成 27)・2016(平成 28)年度理事の選任(予選)について 理事長が理事候補 13 名の推薦経過及び候補者について説明後、評議 員会で審議し、13 名全員を次期理事とすることを決議した。次期理 事就任予定者は、市川ミサオ、久保公子、進藤久美子、日高みさお、 山口みつ子、若菜允子(以上再任)、阿南久、五十嵐暁郎、鹿嶋敬、 金子良江、国広陽子、角田由紀子、藤原房子(以上新任)〈50 音順〉 報告事項 1) 2014(平成 26)年度第 3 回評議員会開催の件 審議事項 1) 2015(平成 27)年度事業計画案承認の件 2) 2015(平成 27)年度収支予算案承認の件 1 結果 了承 承認 承認 了承 承認 承認 理事懇談会 開催日/場所 2014.6.25 /婦選会館 2015.2.25 /婦選会館 議 題 検討事項 1)2013 年度監査報告書の監査意見について 2)2015 年度事業計画づくりの仕組みについて 3)今年のニューズレターの発行について 4)男女平等参画(女性)センターとの関係について 報告事項 1)『女性展望』5-6 月号について 2)今年度事業の進捗状況について 3)市川房枝基金助成金公募について 4)近隣関係について 検討事項 1)2015 年度事業計画案・予算案について 結果 了承 了承 理事・評議員懇談会 開催日/場所 議 題 2014.8.27 /婦選会館 協議事項 1)2015 年度事業の企画進行状況について 2)リニューアルした『女性展望』「婦選会館ニュース」について 3)その他(女性参政 70 周年記念事業ほか) 結果 了承 2.公益・収益事業の概要 公益事業は、創立者市川房枝の理念を基に、女性有権者の政治教育を主たる事業とし、住民参加型 選挙による女性地方議員養成や現職議員のための政策研修などを行ってきた。2010 年度からは市民、 特に女性のガバナンス意識を啓発し指導するような新企画を加えるなど、創立者の理念と実践を今日 につなげ、方針決定への参画におけるジェンダー平等が国際社会において下位グループに属する日本 の状況を改善するために事業内容の深化を図っている。 2014 年度は継続事業のほか、2015 統一地方選の前年にあたることから、地方選に初導入のネット 選挙などについて学ぶ直前セミナーや、女性地方議員増の機運を醸成するため、初の全国キャラバン を行い、 当財団で学ぶ女性地方議員らが議員割合が低い 4 県に出向いた。 各地の女性グループや行政、 マスコミなどと連携したキャラバンは地元紙・全国紙で大きく取り上げられ、それをきっかけに地方 議員向け月刊誌の企画「女性と議会」 (連載 4 回)やミニコミ誌に執筆の協力することとなった。前年 度からの継続事業である「市川房枝生誕 120 年記念事業 出前でトーク『こんにちは市川房枝です』 は、 各地の女性たちとの交流が地方紙に取り上げられ、 地方在住の維持員との連携と親交が深まった。 また、2013 年度のドイツスタディツアーのフォローアップとしてドイツを中心にした政治教育セミ ナーを開催。ジェンダーのキーワードから「変わる世界と変われない日本」を考える市民塾も開催し た。懸案の『女性展望』リニューアルは、2014 年度から奇数月発行の隔月刊として増ページ、深掘り 記事の特集、表紙のカラー化など、誌面刷新を図った。2012 年度から中断していた隔年刊の『全国組 織女性団体名簿』は判型を B5 から A5 に小型化して 2014 年版を刊行、今後は従来通り隔年刊行の予定 である。 収益事業は、財団の安定的な運営のためテナント事業を柱とし、3 階の 4 室は前年度に引き続き満 室状態である。時間貸室も、従来からの利用者だけでなく、婦選会館の歴史的な意義に共鳴した女性 グループなどの利用が少しずつ広がり、前年度より総利用件数は 11 件増えた。 2 Ⅰ.政治教育・人材養成事業(公益一) (1)政治参画フォーラム アカデミー ①「教育行政の民主化をどうはかるか―すべての子どもに質の高い学びを保障するために」 (2014.5.16-17 参加者 48 人) 講演「子ども・子育て新支援制度の課題―地域・自治体の側から考える」近藤幹生・白梅学 園大学教授/講演「消費者市民社会への自治体の役割」阿南久・消費者庁長官/講演「東日 本大震災における学習支援から見えてきた子どもたちの居場所の必要性」森田明美・東洋大 学教授/講演「教育の自由を確保するために―地方議会の役割」佐藤学・学習院大学教授 ②「争奪から分かち合いの社会保障制度をめざして」 (2014.11.7-8 参加者 38 人) 基調講演「アベノミクスと社会保障」浜矩子・同志社大学大学院教授/講演「女性の人権と 自治体の取り組み」角田由紀子・弁護士/講演「もっと変わる!介護保険」小竹雅子・市民 福祉情報オフィス・ハスカップ主宰/介護現場から「自治体議会で主張してほしいこと」小 島美里・NPO 法人暮らしネット・えん代表理事 ③「国民生活保障のための新しいグランドデザインとは―自治・分権時代の自治体議会・議員 の役割」 (2015.1.30-1.31 参加者 34 人) 講演「いま問われている地方議会のあり方」江藤俊昭・山梨学院大学教授/ドキュメンタリ ー映画「日本と原発」上映/講演「いまなぜ地方分権が必要なのか―日本財政転換の指針」 井手英策・慶應義塾大学教授/講演「2015 年度自治体財政(速報・視点・課題) 」菅原敏夫・ 自治総研非常任研究員 (2)政治参画フォーラム 2015 統一地方選直前セミナー ①「議会はあなたを待っている」 (2014.7.4-5 参加者 30 人) 基調講演「2015 統一地方選の課題」浅野史郎・元宮城県知事/講演「韓国の地方選挙制度と 女性の政治参加―6 月実施の地方選挙をふまえて」李芝英・国民大学日本学研究所専任研究 員/住民参加型選挙運動の実際「選挙の準備活動」鈴木規子・愛知県西尾市議、 「私の選挙運 動」青木美智子・栃木県小山市議、井上温子・東京都板橋区議、田村みさ子・東京都日の出 町議/講演 「ネット選挙解禁で、 政治家と有権者の関係はどのように変わるか」 市ノ澤充・(株) パイプドビッツ政治山カンパニーシニアアドバイザー (3)政治参画フォーラム 脱原発 1 日セミナー ①「日本のエネルギー政策を考える」 (2014.8.2 参加者 29 人) 基調講演「人類史第四の革命―地域からのエネルギー変革」飯田哲也・環境エネルギー政策 研究所所長/パネルディスカッション「再生可能エネルギー取り組みの現場から」島村守 彦・いわきおてんと SUN 企業組合事務局長、鈴木亨・ (株)市民風力発電代表取締役、星野 恵美子・那須野ケ原土地改良区連合参事 ②スタディツアー「再生可能エネルギーに取り組む地域を歩く:栃木・那須野ケ原、福島・い わき」 (2014.10.7-8 参加者 21 人) 那須野ケ原土地改良区連合、いわき市民発電所、双葉郡富岡町、久ノ浜・浜風商店街ほか視 察。被災者や地元の関係者と交流 ③ツアー報告冊子発行(2015.1.15 B5 判・12 頁) (4)政治参画フォーラム 女性を議会へ!全国キャラバン 2015 統一地方選を前に (市川房枝生誕 120 年記念事業の一環として実施) ①長崎(2014.4.19-20 参加者 70 人 共催=(一社)大学女性協会長崎支部 後援=長崎市) 「市川房枝のメッセージ」 (DVD「八十七歳の青春」一部上映)国武雅子・長崎純心大学非常 3 勤講師)/シンポジウム「女性議員が必要な理由」中嶋玲子・元福岡県杷木町長、大河巳渡 子・東京都調布市議、清水絹代・山梨県都留市議、鈴木規子・愛知県西尾市議/ノウハウ伝 授「私たちにできる選挙運動―住民参加型選挙とは」大河巳渡子・清水絹代・鈴木規子/ク ロストーク「この現状をどう乗り越えるか」大嶋真由子・NCC 長崎文化放送記者、田崎智博・ 長崎新聞社論説委員、五十嵐暁郎・立教大学名誉教授 ②島根(2014.5.11 参加者 60 人 共催=国立島根大学ポリレンジャー~若者の手で政治をよ くし隊〈顧問=毎熊浩一・島根大学准教授〉 ) ワールドカフェ/パネルディスカッション「ポリンピック!-女性×若者×政治=?」はく いし恵子・島根県議、井上温子・東京都板橋区議、岩本雅之・島根県松江市議、石原遥菜・ 島根大生/住民参加型選挙運動ミニセミナー 大河巳渡子・東京都調布市議/ポリコン (翌 12 日は関連プログラム実施。島根県女性との交流 参加者 15 人/島根大学政治行政学 入門公開講座で DVD「八十七歳の青春」一部上映により市川房枝の紹介と、住田啓子・前東 京都多摩市議らが議員活動ミニセミナー 参加者 100 人) ③石川(2014.7.12-13 参加者 60 人 共催=(一社)大学女性協会金沢支部 後援=金沢市・ 北國新聞社) 「市川房枝のメッセージ」 (DVD「八十七歳の青春」一部上映)久保公子・財団事務局長/シ ンポジウム「女性議員が必要な理由」酒元法子・石川県能登町議、広岡立美・前石川県議、 細川かをり・福井県議、水口裕子・石川県内灘町議、山本由起子・石川県金沢市議/ノウハ ウ伝授「私たちにできる選挙運動―住民参加型選挙とは」大河巳渡子・東京都調布市議、鈴 木規子・愛知県西尾市議/クロストーク「石川県の風土を変えられるか」赤井朱美・元テレ ビディレクター、常光利恵・NPO 法人志ネット石川理事長、宮貴子・障がい者ガイドヘルパ ー、五十嵐暁郎・立教大学名誉教授 ④青森(2014.11.3 参加者 50 人 共催=八戸地域社会研究会 後援=八戸市・東奥日報社・ デーリー東北新聞社) 「市川房枝のメッセージ」 (DVD「八十七歳の青春」一部上映)久保公子・財団事務局長/基 調講演「女性が政治を変えるとき」五十嵐暁郎・立教大学名誉教授/事例発表「私の議会レ ポート」吉田絹恵・青森県議、伊藤圓子・青森県八戸市議、鶴田悦子・青森県鰺ケ沢町議/ ノウハウ伝授「私たちにできる選挙運動―住民参加型選挙とは」大河巳渡子・東京都調布市 議、鈴木規子・愛知県西尾市議/シンポジウム「青森の政治・社会風土が女性の政治参加を 阻んでいる?」上野スズ子・前神奈川県南足柄町議、佐藤恵子・NPO 法人「ウィメンズネッ ト 青森」理事長、清藤敬・東奥日報社論説委員、五十嵐暁郎・立教大学名誉教授 (5)セミナー「今日のヨーロッパにおける政治教育の展開―ドイツを中心に―」 ①「ドイツにおける政治教育の発展と現状」 (2014.5.16 参加者 23 人) ②「個々の事例に見るドイツの政治教育の特徴」 (2014.5.23 参加者 14 人) 近藤孝弘・早稲田大学教授 (6)憲法学習会 ①「自民党改憲草案のどこが問題なのか」 (2014.5.8 参加者 23 人)高橋哲哉・東京大学大学 院教授 (7)女性史セミナー(企画協力=総合女性史学会) ①「古代女官の素顔」 (2014.10.9 参加者 17 人)伊集院葉子・川村学園女子大学非常勤講師 ②「中世前期の典侍について」 (2014.11.18 参加者 16 人)栗山圭子・日本大学非常勤講師 ③「近世の政治と奥女中―仙台藩伊達家を事例として」 (2014.12.4 参加者 15 人)柳谷慶子・ 東北学院大学教授 4 ④「明治宮廷改革と女官」 (2015.1.15 参加者 14 人)宇野勝子・総合女性史学会会員 ⑤「労働省婦人少年局と女性官僚たち」 (2015.2.12 参加者 17 人)金子幸子・元名古屋短期大 学教授 (8)ジェンダー平等政策サロン ①「男女共同参画政策の推進と女性運動の役割―実りある協働のために」(2014.5.31 参加 者 21 人)皆川満寿美・東京大学社会科学研究所特任研究員 ②「韓国におけるジェンダー平等政策と女性の社会進出」(2014.7.26 参加者 25 人)春木育 美・東洋英和女学院大学准教授 ③「経済における女性のエンパワーメント」(2014.9.27 参加者 19 人)岩田喜美枝・公益財 団法人 21 世紀職業財団会長 ④「生活保障システムとガバナンス―ジェンダーとお金の流れで読み解く」(2014.11.29 参加者 33 人)大沢真理・東京大学社会科学研究所教授 (9)新企画ジェンダー市民塾’14 ①「変わる世界/変われない日本? ジェンダーのキーワードから学ぼう」(2014.6.6-7 参加者 21 人) 目黒依子・上智大学名誉教授、大槻奈巳・聖心女子大学教授、進藤久美子・東洋英和女学 院大学特任教授、矢澤澄子・元東京女子大学教授 Ⅱ.情報収集・保存・提供・発信事業(公益二) (1)史資料の整備と公開―ライブラリー・アーカイブズ ①市川房枝戦後史資料の整理(継続事業) ②図書・史資料の公開 閲覧サービス 60 件、レファレンスサービス 80 件 ③出版社などへの史資料提供 20 件 (2)市川房枝記念展示室の公開 ①見学者 個人 110 人、グループ 7 件 177 人 (3)市川房枝を語る短編 DVD 制作準備(展示室放映用) (4)『市川房枝と歩んだ「婦人参政権運動」の人びと』発行 市川房枝記念展示室・図書室資料(非売品)。企画編集=伊藤康子・小澤武信、発行=当財団 市川房枝生誕 120 周年記念事業委員会。B5 判・254 頁 (5)女性参政 70 周年記念事業 理事・評議員懇談会(2014.8.27)及び同有志による会合(2015.2.25)で企画を検討 (6)ホームページ管理・運営 Ⅲ.出版及び調査・研究事業(公益三) (1)『女性展望』刊行 1954 年創刊の女性と広義の政治課題を中心とする専門情報誌。2014 年度より増頁、掘り下げ記 事、表紙のカラー化など誌面をリニューアルして隔月刊となり、通巻第 668-673 号発行 5 (2)『女性展望』創刊 60 周年記念事業 総索引のデータベース公開準備(データ入力作業継続) (3)女性展望カフェ ①「靖国問題の現状と本質」(2014.8.1 参加者 37 人)高橋哲哉・東京大学大学院教授 ②「わたしの出会った人びと」(2014.9.18 参加者 38 人)山口みつ子・当財団元常務理事 ③「漱石と“女・子ども”―漱石三題」(2014.10.23 参加者 15 人)関口すみ子・法政大学 教授 ④「映画『日本と原発』私たちは原発で幸せですか?」(2015.1.24 参加者 42 人)河合弘 之・弁護士(同映画監督) ⑤「3.11 後の福島・米づくり農家の苦闘を追った長編ドキュメンタリー『天に栄える村』を 観る」(2015.3.28 参加者 15 人 協力=桜映画社)原村政樹・監督 (4)市川房枝研究活動(市川房枝研究会) 市川房枝研究会(2005 年発足)は、第 3 期のテーマ「戦後の市川房枝(1951-1981)」に取り 組み、2015 年 3 月末には年表、解説などの原稿提出 研究員=伊藤康子(主任研究員)・枝松 栄・国武雅子・久保公子・進藤久美子・鈴木尚子・ 八木博子・山口美代子・横澤清子 研究会=2014.11.21-22、2015.2.27-28 開催 ヒアリング=2014.11.21 林千代(元淑徳大学教授)、2015.2.27 太田博子(元埼玉県新座市 議) (5)『全国組織女性団体名簿 2014 年版』刊行 全国的に会員を有し、継続的に活動を行っている 94 女性団体の所在地・創立年月日・代表者・ 目的と主な活動・今年度の活動方針・入会資格・現勢・機関誌・役員名簿を収載。巻末には全国 の女性関係施設 375 館の連絡先リストも付す。A5 判・139 頁・2014.12.17 発行 (6)既刊出版物頒布 (7)財団 50 年史編集 Ⅳ.国内外組織連携及び支援事業(公益四) (1)国内外女性団体活動に対する協力 ①目的を共有する女性団体に事務所を貸与して活動を側面援助 日本婦人有権者同盟、特定非営利活動法人日本 BPW 連合会に対して婦選会館 3 階の事務室を 低賃料で賃貸し、また国連 NGO 国内婦人委員会、国際婦人年連絡会、特定非営利活動法人国 連ウイメン日本協会には連絡事務所として事務所機能を支援している。 ②国内研修などへの協力 熊本県ほかからの国内派遣研修など 3 件に対応 ③韓国のジェンダー政治研究所一行と交流 Oh Yoo-Sok(聖公会大学教授) 、Park In-He (新しい政治民主連合女性リーダーシップセン ター長) 、Lee Ji-young (国民大学日本学研究所専任研究員) 、Kyong Je-hee (延世大学 非常勤講師) 、Oh kyoung-Jin (ジェンダー研究所事務局長)ら 7 名来館。ソウル市の支援を 受けた「女性の地域政治運動の協力強化」プロジェクトの一環で、テーマは当財団の政治教 育事業や地方議会女性議員養成など。 6 (東京都生活者ネットワーク、全国フェミニスト議員連盟との交流設定にも協力) (2)国の第 3 次男女共同参画基本計画と 2015 年度予算案について聞く会 (2015.2.24 参加者 36 人 共催=日本婦人有権者同盟) 内閣府・文部科学省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省の担当官出席 (3)出前でトーク「こんにちは市川房枝です」*特別記念事業指定寄付事業 ①長野県松本市(2014.8.23 参加者 60 人 共催=日本婦人有権者同盟松本・大町・塩尻支 部協力=同長野県支部連合会) DVD「八十七歳の青春」一部上映/講演「私の見た市川房枝さん」山口美代子・記念事業委 員/懇談/懇親会 ②千葉県市川市(2014.11.17 参加者 70 人 共催=市川女性の集い連絡会&文化の部 後援 =市川市) みんなで歌いましょう!「婦選の歌」/「婦選の歌」ができた背景 鳥海哲子・元財団理事 /DVD「八十七歳の青春」一部上映/トーク 仁科弥生・財団理事、進藤久美子・財団理事 ③広島県広島市(2014.11.30 参加者 70 人 共催=広島体験プロジェクト 協力=呉 YWCA・ 広島 YWCA・ひろしま女性 NPO センター未来・広島県男女共同参画財団・広島市男女共同参画 推進センター) DVD「八十七歳の青春」一部上映とお話 山口美代子/テーブルセッション「voices from ヒロシマ」 ④東京都新宿区(2015.2.13 参加者 30 人 平成 26 年度第 6 回しんじゅく女性団体会議定例 会〈研修会〉) 「市川房枝の生涯を語る」DVD「八十七歳の青春」一部上映/お話山口美代子・記念事業委 員/グループワーク *特別記念事業委員会メンバー=日高みさお(委員長)・若菜允子・仁科弥生・笹間 薫・ 久保公子・進藤久美子・山口美代子・枝松 栄・上野スズ子・張替信子(2015.3.31 解任) (4)各界女性新年交歓会(2015.1.9 参加者 107 人) 新年恒例の事業。女性団体、行政、国会議員、ジャーナリストらが集い、料理を囲んだ交流の 場を提供している。 (5)市川房枝女性の政治参画基金 「第 32 回市川房枝女性の政治参画基金」による助成希望を 7~8 月に公募し、基金事業選考委 員会で審査の結果、「NPO 法人mネット・民法改正情報ネットワーク(代表・坂本洋子)」に 10 万円助成することを決定。11 月 15 日、財団創立 52 周年記念維持員のつどいで発表、助成金 を贈呈した。助成金は「選択的夫婦別姓実現のため、国会ロビーイングや市民向けのリーフレッ トを作成する」費用の一部に充てられる。 市川房枝女性の政治参画基金事業選考委員=目黒依子・日高みさお・若菜允子・久保公子・仁 科弥生・山口みつ子(以上現理事)・金平輝子(元理事長) Ⅴ.建物の賃貸事業(収益) (1)テナント 前年度に引き続き、婦選会館 3 階フロアーの 4 室を 4 件に賃貸している。 部屋番号 301 入居者名 契約面積 (株)アトリエ福 65.33 ㎡ 7 更新日 2013.7.31 入居日 2011.8.1 302 303 304 計 (株)青山 IGC 学院 特定非営利活動法人日本 BPW 連合会 日本婦人有権者同盟 28.92 ㎡ 28.60 ㎡ 48.49 ㎡ 171.34 ㎡ 2013.10.10 2015.1.30 ―* 2011.11.1 2009.2.1 2008.11.15* *日本婦人有権者同盟は 1962 年開館以来賃貸しているが、2008 年の耐震補強・改修工事で一時退去 のため、再開後の入居日を記載した。 (2)時間貸室 国際婦人年連絡会 93 回、国松クラス 68 回、谷岡クラス 67 回、野間口クラス 58 回、山森クラ ス 35 回、心の杜・クリニック 22 回、講座日本史 18 回、笹の葉の会 11 回、縫田自主ゼミ・ベ ルテ代々木Ⅱ管理組合各 10 回、国連 NGO 国内婦人委員会 9 回、北澤クラス 8 回、旭化成メディ カル(株)6 回、特定非営利活動法人国連ウイメン日本協会 5 回、女性と人権全国ネットワー ク 4 回、目黒依子 3 回、特定非営利活動法人日本 BPW 連合会・NPO 法人横浜こどものひろば・ 日加協会・(株)アトリエ福・ジェンダー・アクション・プラットフォーム・トクラス(株)各 2 回、市民政治研究会・中央法規出版(株)・NPO 法人循環型社会推進協会・社会保障研究会・ 李芝英・中村邦生の会・ダグウッド・日本ウニマ・日本ランドスケープ・東京女子大学・史遊 会(矢澤澄子)・上智大学(三浦まり)・井上直子各 1 回(合計 452 回。1 日通しで利用の場 合、2 回〈午前・午後各 1 回〉とし、また同日、同一団体が複数の部屋を利用の場合、各部屋 ごとに 1 回と数えた。) Ⅵ.その他本財団の目的を達成するために必要な事業 (1)維持員 ①財団創立 52 周年記念維持員のつどい(2014.11.15 参加者 30 人) 財団の近況報告、第 32 回市川房枝女性の政治参画基金の贈呈、市川房枝生誕 120 年記念事 業「出前でトーク『こんにちは市川房枝です』」・「女性を議会へ!全国キャラバン」報告 ②「婦選会館ニュース」発行(2014.7 231 号) (2)コミュニティバザー 11.14-15 開催。維持員など個人 51 件、協賛企業 17 社からのご寄付や、委託 2 社、また山形・ 気仙沼・静岡・鹿児島から産地直送品などを近隣住民や会館利用者に廉価で提供し、コミュニ ケーションも深めた。延べ来場者 500 人 (3)オリジナルグッズの制作販売 好評につき、水彩画クリアファイル A4 判 4 種追加制作(月下美人・ポピー・日本水仙・八重 桜)。原画提供=日高みさお (4)(公財)市川房枝記念会の 50 年―覚書、事業と人(仮題)編集中 事務局職員(2015 年 3 月 31 日現在) 常勤:久保公子(事務局長) 清水容子 非常勤:今川淳子 杉森陽子 平川明子 張替信子 渋谷幸子 8
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