H27年度:事業計画 - 静岡県宅地建物取引業協会

報告事項3
平成 27 年度 事業計画 報告の件
平成 27 年度 事業計画
宅建業法が昨年改正され本年4月1日より施行されたが、宅地建物取引主任者の名称
が『宅地建物取引士』に変わった。弁護士、司法書士、土地家屋調査士、建築士、行政
書士など、宅建業の関連業界はすべて士業である。今のところ、宅地建物取引士が職権
で何かできることにはなっていないが、将来的には、重要事項説明にあたり、役所等で
の調査業務が職権でできるよう全宅連を通じて要望活動していく。
「士」になれば、社会の我々を見る目が違ってくる。これからは社 会的リーダーとし
ての自覚が重要になる。改正業法は、宅建業者に対し「宅建取引士を含む従業者に対す
る教育の充実」を義務づけており、当協会は、全宅連の「キャリアパーソン資格研修制
度」に全従業者が受講し資格取得するよう推進する。
宅建業を取り巻く環境はかってなく厳しい。本県は、定住人口の減少数で2年続けて
全国ワースト2となった。危機感を抱いた県は当協会にも参加を求め、「静岡県移住定
住促進協議会」を発足させて、県外からの人口招致に努める。このままであれば、静岡
県内の世帯数は平成 27 年度がピークで、以降急激に減少す ると推計される。世帯数の減
少は空き家の増加につながる。政府は、従来の新築一辺倒の施策から、既存住宅活用に
方向転換しつつある。当協会は、静岡宅建サポートセンター、並びに、関連業界で構成
する静岡県不動産流通活性化協議会において、中古住宅流通推進のため、安心・安全な
中古住宅流通の実現を目ざし、一部は全国に先駆け、すでに実験段階に入っている。
会員の皆様においては、どうかこの事業に関心を持ち、参加していただきたい。
当協会は、平成 29 年度に設立 50 周年の節目を迎えるので、本年度、準備委員会を立
ち上げる。3支部体制に移行して1年、様々な問題点も浮かび上がってきたところから、
本年度は見直し作業も並行して行い、設立 50 周年に向けて長期・安定な協会組織体制の
構築に努める。
以下、平成 27 年度に計画している協会事業を所管委員会別に列挙する。
1.人材育成委員会
所管事業[公1等]
(1)宅地建物取引士資格試験業務の適正運営(28 年目) 公
静岡県内における取引士資格試験業務〔(一財)不動産適正取引推進機構からの委託業務 〕
を、27 年度も次の通り行う。
6月
インターネット及びポスター 公告(告知)
7月
願書の配付・受付業務
9月~10 月
試験事務運営説明会の開催
10 月 18 日
県下 10 会場で取引士試験実施
27 年度は、東部地区の試験会場の一つを「プラサヴェルデ」
(沼津市)に変更する。
試験監督員の当日欠席への備えとして、試験会場毎、希望に応じて、監督予備員
(1名)を増員する。
(2)平成 27 年度版「実務研修テキスト」の作成・配付
公
実務研修テキストを作成し、全会員及び会員従業者(賦課金納入対象者のみ)に配
付する。一般消費者への販売も行う。
テキストの内容は、協会推奨の各種契約書式(媒介契約書、重要事項説明書、売買・
賃貸借契約書、価格 査定計算書などの「取引支援ツール」)の解説と 、㈱静岡宅建サ
ポートセンターや静岡不動産流通活性化協議会が行う「会員支援事業・制度」の紹介
が主な内容。
(3)宅建業法及び関係諸法令(民法・債権法含む)の改正への対応
公
宅建業法及び関係諸法令の改正があったときは、迅速に、その情報を会員及び一般
消費者に周知する。
(4)賃貸媒介業務及び管理業務への対応
公・共
① 国土交通省の「原状回復ガイドライン(H23.8 月改訂)」「賃貸住宅管理業登録
制度(H23.12 月施行)」の、会員および一般消費者(貸主含む)への普及に努め
る。
② 会員には、(一社)全国賃貸不動産管理業協会のノウハウ を周知するとともに、同
協会への加入を促進する。
(5)会員に対する業務指導(事務所・業務の自主点検の推進) 共
① 取引台帳、犯罪収益移転防止法(マネロン法)など、宅建業法及び関係諸法令 上、
記録・備付義務がある書類についての自主点検を推進する。
② 無免許事業者との“取引の禁止”の徹底を図る。
③ 従業者届出及び従業者証明書の携帯の徹底を図る。
④ 退職従業員からの従業者証明書の回収に努める。
(6)協会HPの充実運営(情報提供委員会との共同事業) 公・共
「見やすさ」「内容」両面の充実と、各種情報の迅速発信に努める。
(7)会報(「宅建しずおか」「宅建本部通信」)の定期発行と、「Web 宅建だより」の
随時発信
公・共
①「宅建しずおか」と「宅建本部通信」を隔月発行する。協会と会員を結ぶ伝達手
段の一つとしての役割を担う。急を要する事項は、
「Web 宅建だより」を利用して、
その連絡を行う。
② 27 年度から、入会申込書に「Web 会員・加入同意欄」を設け、加入を促進する。
既存会員には、これまで通り会報を通じてその周知を行う。
(8)開業相談への対応(開業セミナーの実施等) 公・共
① 開業相談のPRを強化する(PR媒体:協会HP・協会パンフ・新聞広告)。
② 開業に関する相談には、開業相談員が随時対応する。
③ 他県協会(山梨宅建等)の実例をもとに、「開業セミナーの開催」を検討する。
(9)「取引士法定講習会」「静岡県指定講習会」「初級実務研修会」「支部実務研修会」
等、各種研修会の開催
公
①「取引士法定講習会」「県指定講習会」
静岡県の指導のもと、適正実施に努める。
②「初級実務研修会」「支部実務研修会」
会員の受講のみならず、一般消費者にも門戸を広げ、その開催の充実に努める。
③ 平成 27 年度の各地区(県東部・中部・西部)統一研修会の科目
昨年度から東部・中部・西部地区で、同一科目の研修会を開催することとした。
27 年度は、「民法(債権法)の改正」を、統一研修科目とする。
(10)全宅連「不動産キャリアパーソン講座」の受講促進
公
改正業法の施行(宅地建物取引士への名称変更〔H27.4.1〕)にともない、
「宅地建物
取引業者は、従業者に必要な教育を行うこと」が努力義務化された。その教育研修ツ
ールとして、「不動産キャリアパーソン講座」を推奨する。
(11)その他、所管事業
公・共
① 宅地建物取引士証の再発行業務の実施
② 各種免許の新規・更新申請書類の記載方法の指導
③ 不動産コンサルティング協議会の運営
④ 賃貸不動産経営管理士試験の会員周知
⑤ 高齢会員等への業務サポートの検討(継続検討事項)
⑥ 東海不動産公正取引協議会(静岡地区調査指導委員会)業務への協力
⑦ 地価調査資料など不動産取引に関する書籍の紹介
2.情報提供委員会
所管事業[公2等]
(1)公共用地代替地媒介業務制度等の推進と適正処理
公
① 代替地媒介業務協定に基づいて、同業務の適正処理に努める。
② 同協定を締結していない市町への協定締結の働きかけを行う。
③ 代替地媒介業務と同様、公共団体等が販売する分譲地や区画整理組合保留地の販
売に協力する。
(2)取引知識の啓蒙
公
取引知識の普及・啓蒙を図るため、一般消費者向けの研修会を、県東部・中部・西
部地区で開催する。 ※ 人 材育 成 事 業( 9)の ③ と 関 連
(3)住まい博住宅展への協力
公
静岡県住宅振興協議会またはSBS静岡新聞社からの依頼に基づいて、静岡市と浜
松市で開催される「住まい博住宅展」に相談員を派遣する。
(4)「不動産BOX静岡」を通じた情報発信
公・共
「不動産BOX静岡」登録物件を、他の情報公開サイト(「中部レインズ」「全宅
連ハトマークサイト」「スマートホンサイト」等)で公開するため、連動システム(サ
イト間の異なる情報項目を同期させるため の手当て)を運営する。
(5)中部レインズの利用促進と媒介契約制度の周知
公・共
① 専属専任媒介契約・専任媒介契約を締結したときは、レインズへの登録義務と依
頼者への「登録証明書」の交付義務がある。宅建業法上の遵守事項を会員に周知
する。
② 一般消費者には、媒介契約書の3タイプ(一般・専属・専任)について、協会
HP等を通じて周知する。
(6)宅建ローン「成約事例」の収集・集積 と 取引価格データの公開 公
① 収集した「成約事例」を、協会HPで公開する。
②「ギフト券」
(1 万円 200 本)贈呈抽選会を行う(抽選対象は成約事例提供会員)。
(7)宅建ローン事業の推進
公・共
① 会報や各種研修会を通じて、宅建ローン制度を会員及び一般消費者に紹介する。
〈主な提携金融機関:労金・磐信・三信・静信〉
② 例年通り、宅建ローン「特別キャンペーン」と「ギフト券(5万円を 20 本)
贈呈抽選会」を行う(抽選対象は宅建ローン融資斡旋会員)。
(8)
「協会標準地価格」
「標準的建築費」
「既存マンション基準価格」の見直しと会員ペ
ージでの公開
公
経済・景気情勢の変化により、地価や建物建築費も変わることから、6月1日に「標
準的建築費」と「既存マンション基準価格 」を、10 月1日に「協会標準地価格」を、
それぞれ見直す。見直し後の価格は、これまで通り、会員ページで公開する。
(9)価格査定マニュアルの普及と査定手法の研究
共
各種価格査定マニュアルの会員普及に努めると ともに、必要に応じて、査定手法の
見直しを行う。
(10)(公社)静岡県不動産鑑定士協会との共同事業の実施
公
静岡県不動産市況DI調査を年度2回実施する。宅建協会が地価動向調査を行い、
不動産鑑定士協会がその分析と資料作成を行う。
(11)「手付金保証制度」「手付金等保管制度」の会員周知
共
① 手付金保証制度(保証協会の独自制度)、手付 金等保管業務制度(宅建業法第 41
条の2)の会員周知に努める。
② 消費者が利用しやすい保証制度の 研究・検討を行う。
(12)㈱静岡宅建サポートセンター、静岡不動産流通活性化協議会 事業への協力
共
上記センター及び活性化協議会事業の中には、会員のみならず一般消費者にも有益
な制度・事業が多くあることから、協会の流通システム(不動産BOX静岡)や会報
を通じて、会員及び消費者にその紹介を行う。
主な紹介事項は、次の通り。
① 全宅住宅ローン「フラット35」
② 損害保険(特に火災保険制度)〔富士火災海上保険㈱〕
③ 付加価値物件、中古住宅あんしんパック等〔静岡不動産流通活性化協議会 〕
④ 賃貸入居者向けの家財保険〔㈱宅建ファミリー共済〕
⑤ 家賃保証(連帯保証人の代行)〔㈱リクルートフォレントインシュア、日本賃貸
保証㈱、アークシステムテクノロジーズ㈱〕
⑥ 夜間・休日緊急クレーム対応等のセキュリティ・サービス〔㈱TOKAI〕
⑦ 地盤の調査(グリーンテスト)・保証、土壌汚染調査〔UGR コーポレーション㈱〕
⑧ 住宅瑕疵保険〔日本住宅保証検査機構
JIO〕
⑨ ブロードバンド設備斡旋サービス〔㈱TOKAI〕
⑩ 引越取次サービス〔アーク引越センター㈱〕
(13)税務当局に対する協力と関係強化
公・共
① 税務当局への協力
税務当局からの要請に基づいて、「税制改正パンフ」や「タックスアンサーサー
ビス」等を、会員及び消費者に配布する。
② 税務当局との関係強化
東海税務協力会( 国税庁との協議機関)等を通じて、国税庁との連携強化に努める。
③ 国税庁・精通者土地評価 、受託業務の適正実施
当該支部・支所の意向を踏まえ、協会本部 で「土地評価 精通者」への応募を行
う。国税庁から土地評価者の認定を受けた場合は、当該支部・支所が受託業務を
遂行する。
(14)その他、所管事業
公・共
① 既存建物のストック活用の研究と支援
② 全宅連「ハトマークサイト」 と「不動産BOX静岡」の連携強化(検討)
③ 支部HPの支援
④ (一社)全国賃貸不動産管理業協会 静岡支部の運営協力
3.地域活性化委員会
所管事業[公3等]
(1)暴力追放運動の推進(宅建協会 暴力追放推進協議会の運営) 公
① 「静岡県暴力団排除条例」を会員及び一般消費者に周知する。
②(公財)不動産流通推進センターが運用する「反社会的勢力データベース」の
利用促進に努める(協会HPから照会)。
③ 暴力団等反社会的勢力の 排除とともに、危険ドラッグの販売及び使用防止に協力
する。
④ 必要に応じて、「静岡県警組織犯罪対策課」や「静岡県暴力追放 運動推進センタ
ー」との意見交換を行う。
(2)
「レディス部会」
「青年部会」
「協会及び宅建業の将来のあり方についての検討ワー
キング・グループ」活動の運営と推進
共
① レディス部会・青年部会が行う社会貢献活動を 通じて、業界のイメージアップ
に繋げる。
② 女性会員や若手会員の意見を協会運営に 反映すべく、「協会及び宅建業の将来の
あり方についての検討ワーキング・グループ」を立ち上げ、議論を行う。
(3)行政への協力と要望
公・共
① 行政が行う事業への協力
公
a
災害時借上げ型応急住宅登録制度(静岡県が行う事業)
b
かけこみ 110 番の家の推進(静岡県が行う事業)
c
防犯まちづくり運動の推進(静岡県が行う事業)
d
静岡県職員向け賃貸住宅の情報提供(静岡県が行う事業)
e
移住・定住促進事業(静岡県・静岡市等が行う事業)
f 空家対策推進事業(静岡県・市町が行う事業)
g
公売情報(国・県・市町が行う事業)他
② 宅建顧問県議団を通じた要望活動
共
業環境の改善を図るべき事項については、宅建顧問県議団を 通じて、静岡県等に
建議する(要望・ヒアリング)。
(4)社会福祉・奉仕活動の推進
公
① 献血活動の実施及び骨髄バンク・ドナー登録への協力
例年通り、支部・支所単位で実施する。
② 寄託・協賛先
a
静岡新聞社「愛の都市訪問」(15 万円)
b 「骨髄バンク・ドナー登録を推進する会」(10 万円)
c (公財)日本盲導犬協会(10 万円)
d
知的障がい者サッカー連盟(10 万円)
e
身障者野球連盟(10 万円)
③ 環境美化活動(市街地のゴミ拾い)
④ エコキャップ回収活動
⑤ 青少年健全育成事業
a
住生活副読本「一人暮らしのガイドブック」を、県内の大学及び高等学校に配
付する。
b 「少年サッカー大会」「知的障がい者サッカー大会」「身障者野球大会」への協
賛並びにその運営に協力する。
⑥ 植林活動と植林地保全活動(三保の松原(下草刈り)、遠州灘沿岸部)
ユネスコ世界文化遺産に登録された「三保の松原」植林地の保全活動を行う
(中部支部・清水支所)。
いのちを守る緑の防潮堤 運動に参画するとともに、 植林活動 と植林地保全活動
〔遠州灘沿岸部〕を行う(西部支部・浜松支所)。
(5)「無料月例法律相談」「定例相談」等の実施
公
① 無料月例法律相談(弁護士が応対)
毎月8日と 23 日の月2回開催(午後1時~午後4時)。
② 定例相談〔常設 県民相談室〕(専任相談員が応対)
月曜日から金曜日、週5回開催(午前 10 時~午後3時)。
③ 無料法律相談会(必要に応じて県東部と西部で開催)
(6)支部相談所との連携強化
公
① 苦情申出の円滑な受付処理を行うため、本部・支部・支所間の連絡・連携の維持
に努める。
② 例年通り、「支部相談所責任者研修会」を開催する。
(7)公的機関が主催する「市民相談室」 等への相談員派遣の推進
公
公的機関(市・町など)等が主催する『市民相談室』に、相談員を派遣する。
(8)宅建業法所管課(住まいづくり課宅地建物取引班)との情報交換と連携
共
① 事務所不確知など、免許要件に抵触するような情報を探知したときは、 業法所
管課に情報提供を行う。
② 行政の後押し(指導等)が、苦情案件の解決につながることも少なくないこと
から、同課との連携を強化する。
(9)その他、所管事業
公・共
① 日本司法支援センター( 法テラス)への協力と情報交換
② 生活困窮者及び知的・精神障がい者の「入居」及び「自立」支援
③ 人権啓発(人権差別「排除」の徹底)
④ 事件だよりの不定期発行
4.総務財政委員会
所管事業[共益事業]
(1)公益社団法人としての適正運営
① 「公益事業比率 50%以上」
「遊休財産の次期繰越金の制限」などの公益社団法人
存続要件を、適正にクリアーしていくため、事業及び財務執行のチェック体制の
維持・強化に努める。
② 遊休財産(保有上限を超える繰越金等)は、適正な控除対象財産に振り替えな
ければならないことから、なるべく、保有上限額を超える遊休財産を減らすため
の対策を検討する。
(2)財務基盤の確立についての検討
中長期財務シミュレーションをもとに 、財政基盤の確立を図るべく対応を協議する。
※ 本件 の 具 体的 な 検 討 は 、 会 務運 営 協 議会 が 行 う 。
(3)諸規程(本支部の規程・細則)の制定・改正への対応
必要に応じて、諸規程の見直しを行う。
(4)入会促進活動の推進
① 開業予定者、新規免許申請者に対する入会促進活動を行う。これには、入会促進
委員又は開業相談員が主に対応する。
② 広報面においては、
「不動産BOX静岡」
「価格査定システム」
「月例・常設 法律
相談」「会員サポートセンター事業・制度」など、他団体にない本会(宅建サポー
トセンターなどを含む)独自事業を中心にPRを行う。
(5)会員データのネット掲載等
① 「リアルタイム会員検索システム」(協会HP内)を運営する。
※ 会員 名 簿 は、 隔 年 発 行し ま す。 平 成 27 年 度は 作 成 し ませ ん 。
② 協会と会員との迅速な通信手段を確保するため、Web 会員への加入を促進する。
※ 人 材 育 成 事 業 欄 を 参照 。
(6)全宅連版の各種契約書式の推奨
各種契約書式は、より精度が高い全宅連版を推奨 する。当協会の各種モデル契約書
式についても、利用者がいることから、引き続き、その充実に努める。
※ 平 成 27 年 4 月 1 日 、改 正業 法 施 行に よ り「 宅 地 建物 取 引 主任 者 」か ら「 宅 地建 物 取 引士 」に 名 称
が 変わ り ま す。 同 日 、 各種 契 約書 式 の 中の 旧 名 称 を新 名 称に 改 め ます 。
(7)「宅建互助会」の適正運営 と同会の今後のあり方についての検討
① 災害・傷病給付申請案件の適正審査を行うなど、互助会の適正運営に努める。
② 将来の公益社団法人の運営を考え合わせ、「互助会制度のあり方についての方向
性(存続・廃止・その他)」を検討する。
※ ②に つ い ての 具 体 的 な検 討 は 、 会 務 運営 協 議 会 が行 う 。
(8)協会事業の対外PR
① 「不動産無料相談」
「不動産 BOX静岡」
「社会福祉・奉仕事業」など、協会が行
う公益事業について、新聞、テレビなどを通じてPRを行う。
② 費用対効果を精査した上で、適切な広告媒体を利用した広告掲載を検討する。
(9)コンビニ収納による会費の「本部一括徴収」の実施等
① コンビニ収納に移行したことによる徴収費用の精査を行うとともに、さらなる会
費請求費用の節減策に取り組む。
② 会費滞納会員への督促業務を行う。
(10)その他、所管事業
① 会員業態調査の実施
② 諸規程集の発行
③ 会員の福利厚生に関する事業の検討
④ 会計帳票検査及び事務局職員の業務検査(毎月実施)
⑤ 宅地建物取引業者賠償責任保険制度の加入促進
⑥ 代引きによる物品頒布への対応
5.その他
(1)会務運営協議会(正副会長会の拡大会議)の役割
① 理事会提出議案の検討を行う。
② 中長期財務シミュレーション を行うとともに、財務運営の健全化を検討する。
③ 将来の公益法人の適正運営に向け、「互助会制度のあり方についての方向性(継
続・廃止・その他)」を検討する。
④ その他、各委員会等から具申された事項の検討を行う。
(2)業協会創立 50 周年記念式典準備委員会の立ち上げ
平成 29 年度に協会創立 50 周年を迎えることから、準備委員会を立ち上げ、その準
備作業に着手する。