「シマシマリズム:秩序の裏側 でたらめのほんと」開催

平成 27 年 9 月 24 日
まちなかで出会う
と
による知術のデリバリー「知デリ」!!
生物学者×作曲家
「シマシマリズム:秩序の裏側 でたらめのほんと」開催
10/3(土)17 時~ in 梅田 蔦屋書店 4th ラウンジ
概要
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)では、社会と連携しながら「知術」を人々に還元 (デリバリ
ー)するアウトリーチプログラム:「知デリ」を定期的に開催しています。アートや科学技術、文学など、様々な領域で活
躍するゲストを迎え、表現や技術について話し合うトークプログラムです。
今回は、10/3(土)大阪・梅田 蔦屋書店4thラウンジにて『シマシマリズム:秩序の裏側 でたらめのほんと』をテーマ
にした対談プログラムを実施します。ゲストには、大阪大学大学院生命機能研究科の近藤滋教授と作曲家の三輪眞
弘氏を迎えます。(詳細は次ページ参照)
研究者とアーティストの研究・創造活動における思考と感性のセッションにご期待ください。
記者の皆様には、事前の告知と当日の取材をお願いいたします。
日時
2015 年10月3日(土)17:00-19:00 (開場・受付は30 分前から)
場所
梅田 蔦屋書店 4th ラウンジ (大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ9F)
定員
50 名程度 (無料・当日先着順・入退場自由)
テーマ: 『シマシマリズム:秩序の裏側 でたらめのほんと』
数式、辞書の索引、レジ待ちの行列。私たちの周りにはたくさんの「秩序」があふれています。
しかし私たちは秩序を求める一方で、時には全く逆の「でたらめ」に強く魅了されることもあります。
私たちにとって「秩序」とは、「でたらめ」とは、一体何なのでしょうか。
今回の対談では、動物の模様形成にひそむ「秩序」をチューリングパターンという数理モデ
ルによって見出した生物学者、近藤滋教授と、厳密な規則性に支えられながらも「でたらめ」で
あるかのような"逆シミュレーション音楽"を制作する作曲家・三輪眞弘さんをお招きし、「秩序」
と「でたらめ」の関係や、その魅力に迫ります。
『知デリ』とは?
『アート&テクノロジー 知術研究プロジェクト「知デリ」』とは、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(略称
CSCD)が、社会と連携しながら「知術」を人々に還元 (デリバリー)するアウトリーチプログラムです。
ここでは、さまざまな領域で活躍される方々と対話の機会を設け、各々の専門分野における「知識」や「技術」の横
断・交換を通して、新しい発想の創出に繋げることを目指しています。2007 年から始動した本プロジェクトは、研究者と
アーティスト、文系と理系など、異なる専門領域の第一線で活躍するゲストを迎え、対話プログラムを実施。2008 年
からは学生も参画しています。
イベント詳細
【ゲストプロフィール】
三輪 眞弘(みわ まさひろ/作曲家、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授)
1958年東京生まれ。作曲家・メディアアーティスト。東京都
立国立高等学校卒業後、渡独。国立ベルリン芸術大学、国立
ロベルト・シューマン音楽大学で作曲を学ぶ。コンピュータ
を用いたアルゴリズミック・コンポジションと呼ばれる手法
で数多くの作品を発表。2007年プリ・アルスエレクトロニカ
でグランプリ(ゴールデン・ニカ)などを受賞。2000年に佐
近田展康と結成した作曲・思索のユニット「フォルマント兄
弟」の兄。代表作に「村松ギヤ・エンジンによるボレロ」、
「ま
たりさま」など。http://www.iamas.ac.jp/~mmiwa/
近藤 滋(こんどう しげる/生物学者、大阪大学大学院生命機能研究科 教授)
1959 年東京生まれ。1988 年、京都大学大学院医学研究科博士課程修了。専門は発
生学。1995 年に、タテジマキンチャクダイの体表面の縞模様がチューリング・パ
ターンという化学反応の波であることを、数理シミュレーションと実験で確認す
る。
1997 年ベックマン奨励賞受賞、
2012 年ナイスステップな研究者に選出される。
主な著作に『波紋と螺旋とフィボナッチ-数理の眼鏡でみえてくる生命の形の神秘』
学研メディカル秀潤社など。http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/skondo/
【主催等】
主催:コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)とは
専門的知識をもつ者ともたない者の間、利害や立場の異なる人々の間をつなぐ コミュニケーション回
路を構想・設計・実践するため、2005 年 4 月に誕生した新しいスタイルの教育研究機関です。
大阪大学が掲げる「教養」「デザイン力」「国際性」の3つの教育目標のもと、CSCD は複雑に専門化
した現代社会の中で、しなやかで強靭な実行力をもった人物が、 信に足るコミュニケーションを実現す
るための、コミュニケーションデザインに取り組んでいます。
(CSCD 参照 URL http://www.cscd.osaka-u.ac.jp)
■共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)
■支援:JST(科学技術振興機構)科学技術コミュニケーション推進事業「ネットワーク形成型」
■企画制作:ワーキングメンバー(小林傳司・神里達博・木ノ下智恵子・久保田テツ・辻田俊哉)
学生スタッフ(安藤歴・五十嵐久人・宍戸里帆・竹花藍子・鄭実香・中嶋研生・宮内天士・山本遊)
特記事項
当日、ご取材を頂ける場合は、10/2(金)までにメール連絡([email protected])
をお願い致します。
本件に関する問い合わせ先
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
Tel=06-6850-6632(平日9:00-17:00) Email= [email protected]