平成26年度社会福祉法人桐友学園事業報告

社会福祉法人桐友学園機関紙
平成27 年7月 1 日
平成26年度社会福祉法人桐友学園事業報告
昭和 39 年に精神薄弱児(当時)施設桐友学園が開設してから平成 26 年 3 月末で 50
年が経過し、平成 26 年 6 月に 50 周年記念式典及び祝賀会を開催した。また記念誌「未
来につなぐ桐友学園の 50 年」を発刊した。
現在とは比較にならない厳しい条件下、およそ 7 年におよぶ建設運動の末開設に至っ
た桐友学園は、半世紀の節目を刻み、新たなステージに入るところとなった。法人関係
者一同、これまでの法人の歩みをふり返るとともに、これからの法人の果たすべき社会
的使命と役割の重さを改めて確認しつつ平成 26 年度の経営に臨んだ。
法人役員一覧
理 事
6名
監 事
顧 問
2名
1名
評議員 13名
理事長
佐藤嘉二
常務理事 山崎正晴
理 事
佐野恒夫 中村幸夫 福田和子 室井三千代
山﨑直人 羽深英男
金澤務
役員任期 平成 28 年 1 月 21 日まで
上記理事 6 名が兼任
坂巻昭 横尾好永 堀内邦夫 平井和夫 大出正信
秋元学 新福麻由美
評議員任期 平成 27 年 12 月 15 日まで
第1 概要
① 3施設とその事業を通じて、幅広く地域等の(知的)障害児・者の多様なニーズに応
え、適切に支援するよう努めた。
② 平成 26 年度特別事業として、桐友学園開設 50 周年記念式典、祝賀会を開催するとと
もに、50 周年記念誌を発刊した。
三野孝司、田中 齋
③ 法人機能強化を一層推進するため、
役員がサービス点検調整委員会の定例会に参加し
評議員任期 平成 23 年 12 月 15 日まで
て、施設運営の現状・課題等を確認し、施設運営及びサービス向上を図った。
④ 3施設とも施設長の異動を行った。(3施設とも新しい施設長が就任した。
)
⑤ 地域に開かれた施設運営をめざし、地域から理解されるだけでなく、法人も地域に協
力し、地域に貢献するという双方向的な地域関係の構築をめざした。
このため地区社協、ふるさと協議会等に施設を開放し、会議や行事の開催等に協力
した。さらに地域の行事に積極的に参加するとともに、会場設営、機材の貸し出しに
協力した。
第2 施設経営
千葉県・東京都・各市より事業所指定及び委託を受け次の施設を経営した。
ア 児童発達支援施設 桐友学園
1
(1)障害児入所施設桐友学園
(2)こども生活支援センターきりとも(短期入所)
(3)こども療育センターきりとも「さくらんぼ」(児童発達支援事業)
(4)こども療育センターきりとも「わくわく」(放課後等デイサービス)
(5)こども療育センターきりとも「保育所等訪問支援事業」
(4)こども療育相談センターきりとも(相談支援事業)
イ 障害者支援施設 沼南育成園
(1)施設入所支援事業
(2)生活介護事業
(3)就労継続支援B型事業
(4)就労移行支援事業
(5)短期入所事業
(6)地域活動支援センター
(7)日中一時支援事業
(8)グループホーム大津ヶ丘(共同生活介護・援助事業) 5 住居
(9)サポートセンター沼南(相談支援事業)
ウ 多機能型事業所 柏市立青和園
(1)生活介護事業
(2)就労継続支援B型事業
定員
〃
〃
〃
30 名
3名
10 名
10 名
定員 80 名
〃 105 名
〃 20 名
〃 6名
〃 22 名
〃 15 名
〃 10 名
〃 27 名
定員 21 名
〃 29 名
第3 役員会
平成 26 年度は下記の役員会を開催し、適正な法人経営及び施設運営に努めた。
理事会及び評議員会を 5 月、11 月、3 月に開催。
(理事会 3 回、評議員会 3 回開催)
第4 平成 26 年度千葉県及び柏市指導監査
6 月 6 日に柏市により桐友学園「こども療育センターきりとも」
、沼南育成園「サポ
ートセンター」を対象に監査が実施された。こども療育センターについて、モニタリ
ングの結果の記録等に関して文書による指摘を受け、改善報告書を提出し、
改善した。
10 月 17 日に柏市により法人及び沼南育成園、千葉県(松戸健康福祉センター)に
より桐友学園の監査が実施された。その結果沼南育成園について、個別支援計画策定
に関して文書で指摘を受け、改善報告書を提出し、改善した。
第5 苦情解決(利用者相談窓口)の状況
サービス点検調整委員会は毎月第2土曜日を定例会として、施設内を点検し利用者
から要望等を聞き取り、改善すべき事項等について法人・施設に勧告が行われた。
これを受けて法人・施設は改善を図った。
平成 26 年度第三者サービス点検評価委員
代表委員 江澤嘉男氏
委員 岡田久美子氏、今道勝洋氏
苦情解決責任者 新福桐友学園施設長、秋元沼南育成園施設長、
飯塚柏市立青和園施設長。
担当窓口 各施設に担当職員を置いた。
※ 利用者の権利擁護に関する特記事項
7 月、沼南育成園において職員による利用者への不適切な支援が発生し、10 月に柏
市及び援護の実施機関に報告し、柏市から改善勧告を受けた。理事会・評議員会を開
催して、法人を挙げて、事案発生から報告が遅れたことも含めて総合的に改善、再発
防止について検討し、改善報告を柏市に上げるとともに再発防止の徹底を図った。
2
平成26年度社会福祉法人桐友学園決算報告
貸 借 対 照 表
資産の部
科目
流動資産
固定資産
(基本財産)
(その他の固定資産)
資産の部合計
金額
597,053,043
1,329,141,556
1,171,891,648
157,249,908
1,926,194,599
(単位円)
負債及び純資産の部
科目
金額
流動負債
26,352,075
固定負債
120,600,000
負債の部合計
146,952,075
基本金
国庫補助金等特別積立金
その他の積立金
次期繰越活動収支差額
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
105,283,112
625,369,954
58,170,000
990,419,458
1,779,242,524
1,926,194,599
資 金 収 支 計 算 書
就
労
支
援
活
動
に
よ
る
収
支
経
常
活
動
に
よ
る
収
支
施
設
整
備
等
に
よ
る
収
支
財
務
活
動
に
よ
る
収
支
収入
目
勘 定 科
就労支援事業収入
就労支援事業活動資金収支差額
自立支援費等収入
利用料収入
措置費収入
その他の事業収入
経常経費補助金収入
寄付金収入
雑収入
借入金利息補助収入
受取利息配当金収入
会計単位間繰入金収入
経理区分間繰入金収入
経常収入計
経常活動資金収支差額
施設整備等補助金収入
施設整備等寄付金収入
固定資産売却収入
施設整備等収入計
施設整備等資金収支差額
借入金収入
投資有価証券売却収入
借入金元金償還補助金収入
積立預金取崩収入
金 額
15,021,921
729,183,826
2,577,320
150,823,524
109,953,144
21,411,050
5,987,497
30,709,496
1,066,247
97,625
12,900,000
9,952,792
1,074,662,521
0
0
0
0
0
0
5,025,000
0
その他の収入
財務収入計
財務活動資金収支差額
0
5,025,000
予備費
当期資金収支差額合計
前期末支払資金残高
当期末支払資金残高
3
(単位円)
勘 定 科
就労支援事業支出
支出
目
人件費支出
事務費支出
事業費支出
借入金利息支出
経理区分間繰入金支出
会計単位間繰入金支出
経常支出計
固定資産取得支出
元入金支出
施設整備等支出計
借入金元金償還金支出
投資有価証券取得支出
積立預金積立支出
その他の支出
流動資産評価減等による
資金減少額
財務支出計
金 額
14,990,271
31,650
704,122,934
96,913,520
124,762,764
1,576,050
9,952,792
12,900,000
950,228,060
124,434,461
10,792,316
0
10,792,316
-10,792,316
12,060,000
0
40,000,000
0
0
52,060,000
-47,035,000
0
66,638,795
504,062,173
570,700,968
平成 26 年度 児童発達支援施設 桐友学園事業報告概要
平成 26 年度は、児童福祉法改正後、満 20 歳以上の在籍者の障害者福祉サービスへの移行
の促進を目標として運営した年度でした。また、法改正による新事業の児童発達支援事業、
放課後等デイサービス事業、障害児相談支援事業等の安定的な事業実施をめざしました。
1. 事業の概況
(1) 満 20 歳以上の在所延長規定の廃止に伴う経過措置である障害者支援施設の該当者が 4 名
となり、障害者支援施設に移行し 4 名全員が退所した。
(2) 定員 30 名、年度当初に 1 名が入所し現員 29 名でスタートした。今年度の退所は、5 月 1
名、9 月 2 名、11 月末 1 名の 4 名。入所は、4 月 1 名、5 月 1 名、6 月 1 名、11 月 1 名、
12 月 1 名 1 月 1 名の 6 名。各月 1 日の年間在籍率は 99.1%でした。
・千葉県 定員 15 名 現員 25 名(措置 25 名・契約 0 名)
・東京都 定員 15 名 現員 5 名(措置 1 名・契約 4 名) 3 月 1 日現在
一時保護委託は、年間 12 名を受け、総日数 393 日受け入れた。
○ 年間在籍数(毎月 1 日現在)
千葉
東京
計
4月
23
6
29
5月
24
6
30
6月
24
6
30
7月
24
6
30
8月
24
6
30
9月
24
6
30
10 月
24
4
28
11 月
25
4
29
12 月
25
4
29
1月
25
5
30
2月
25
5
30
3月
25
5
30
計
292
63
355
※この他に一時保護委託 12 名、393 日間受入(柏児相 3 名、中央児相 2 名 千葉市児相 2
名、
千葉市児相 1 名、品川児相 2 名、江東児相 1 名、杉並児相 1 名、足立児相 1 名)
(3) 運営費は措置費、施設給付費、満 20 歳以上が介護給付費と請求等事務が継続した。
国庫運営費の収入決算額は、各種加算により措置費関係 150,823,524 円、給付費関係
28,195,645 円の 179,019,169 円となり、前年比 56,621 円の減額となった。また、福祉・
介護人材処遇改善事業の申請・適用して管理職を除き月額 5,000 円の手当支給の改善等
を継続した。
(4) 職員体制では、児童発達支援管理責任者の配置、小規模グループケア加算等により職員
増を図り、生活支援部の寮体制は 20 名、地域支援部 10 名、非常勤嘱託 8 名で運営し、
年度中の退職は 2 名、産休育児休業継続 3 名、新たに 1 名と当初の増員数の継続が出来
なかった。
(5) 生活支援部門では、4 寮体制の小規模な家庭的なノーマルな生活を目指し、自分で自分の
暮らしを創る支援方法を実践している。今年度も幼児 2 名を受入れ、行動障害、被虐待
児童等のこころの育ちやケアに対する配慮を要することが多くなり、発達支援・人格形
成に向けた療育の方法・技術等の向上に努めた。
(6) 施設整備等の事業は、障害児等療育支援事業の施設支援等に使用するため自動車「デイ
ズ」を新規に購入した。
(7) 児童の権利擁護、施設の運営の適正化を図るため苦情解決の仕組みの充実、第三者評価
の十実、自己評価点検の継続、サービス改善運動の充実を図っている。県内の児童施設
における虐待・死亡事件を受けて、これらの課題についての検討を行った。
4
平成 26 年度「こども地域支援センターきりとも」関係事業報告
○地域支援部の事業は、児童発達支援事業の幼児療育「さくらんぼ」定員 10 名、放課後等デ
イサービス事業は学齢期あそびクラブ「わくわく」定員 10 名として継続した。また、
「こ
とばの教室」
、
「あそびの教室」等の発達支援・療育相談、柏市南部地区を中心に幼児健診
からの療育支援を継続している。短期入所事業「こども生活支援センターきりとも」空床・
併設型(定員 3 名)は、今年度も一時保護委託の長期利用が多く、短期入所利用を断るこ
とがあり、実績が例年より少なかった。
○障害児等療育支援事業は、千葉県及び柏市の指定を受け、療育相談、幼稚園等の巡回支援
を実施した。
保育所等訪問支援事業は支給決定の利用児童が 1 名のみで実績は少なかった。
障害児
相談支援事業の利用支援計画の作成も本格的にスタートし 54 件の契約・計画作成をした。
Ⅰ 相談支援事業報告
○ 相談支援事業の実施状況
①外来療育相談
千葉県 23 件 柏市
32 件
②施設支援一般事業
千葉県
21 件
0 件 柏市
③こども療育相談センターきりともの児童利用支援計画作成は 22 件のみ。
Ⅱ
児童発達支援事業「こども療育センターきりとも『さくらんぼ』
」事業報告
○定員 10 名
日時 月から金曜日
9 時 30 分から 14 時 00 分を基本として実施
○実施日数
4月
12
24
133
人数
開所数
延べ人数
5月
13
23
183
6月
14
26
214
7月
15
21
215
8月
15
17
140
9月
15
19
173
10 月
15
22
207
11 月
15
18
175
12 月
15
20
193
1月
16
19
207
2月
16
19
193
3月
16
21
213
計
177
249
2247
・ 年間実人数 17 人、開所日 249 日 延べ通園数 2247 人 1 日平均 9 人
○卒園後の進路 卒園した児童は 7 名。特別支援学級へ 4 名、特別支援学校へ 3 名就学した。
Ⅲ 放課後等デイサービス こども療育センターきりとも「わくわくクラブ」事業報告
○定員 10 名
基本時間は平日の放課後 14 時 30 分から 17 時、学校休日 9 時から 17 時まで
○利用実績
利用人数
開所日数
4月
13
24
延べ人数
159
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
計
13
26
13
24
13
25
13
23
13
20
13
25
13
21
14
26
13
22
13
21
13
24
158
158
180
159
146
186
160
172
159
143
164
28
1
19
64
(個別療育対象児童施を除く)
□ 個別療育
○ことばの教室「こと・コミ」
・月 1~2 回の個別指導(1 単位 1 時間)を実施 担当 言語聴覚士・臨床発達心理士
実施日数
利用数
4月
10
21
5
6
13
27
7
12
26
8
12
25
9
9
21
10
11
25
5
11
11
25
12
11
21
1
8
21
2
12
25
3
13
31
計
13
26
135
294
・ 就学グループ指導(言語聴覚士・心理士による SST 中心に実施)
実施日数
利用数
4月
5
28
5
6
5
26
7
5
24
8
5
22
9
10
5
22
5
25
11
5
26
12
5
19
1
5
23
2
5
25
3
5
26
計
5
27
60
293
○あそびの教室「すくすく」
・ 月 4 回(木・土曜日)の感覚統合訓練を中心に個別指導(1 単位 1 時間)を実施
・ 担当 作業療法士
実施日数
利用数
4月
1
6
5
6
7
1
5
1
6
8
5
9
10
3
10
12
4
10
11
12
4
10
6
9
1
6
10
2
4
13
3
4
11
計
4
13
43
115
○音楽教室
・ 月2回
実施日数
利用数
音楽活動を通じた個別・集団指導の提供。
4月
3
31
5
6
3
33
7
3
23
8
4
24
9
10
2
35
3
35
11
4
36
12
4
27
1
3
48
2
3
36
3
3
41
計
3
39
38
408
○発達相談・支援
・ 月 3 回程 発達検査及び個別指導の提供。担当 発達臨床心理士
実施日数
4月
15
利用数
5
6
13
7
8
9
10
11
12
1
2
3
計
12
14
15
12
16
18
16
12
14
16
15
19
22
22
19
25
25
22
20
21
26
29
17
5
261
Ⅳ 短期入所事業「こども生活支援センターきりとも」事業報告
短期入所事業は、空床+併設型(定員 3 名)で実施しているが、平成 25 年度は県内児童相談
所からの一時保護委託が多く、短期入所利用での実績が少なかった。
○ 利用実績
・利用実人数 実人数 24 名 延べ 41 人 250 日利用 利用率 22.8%
・一時保護委託 実人数 12 名 延べ 393 日
実人数
日数
4月
3
38
5
6
4
14
7
4
15
8
4
29
9
5
32
合算利用率 643 日 58.7%
10
2
6
11
3
8
12
6
45
市町村別
柏
八千代
実人数
7
2
松戸
墨田区
実人数
12
1
実人数
2
流山
6
1
0
0
2
1
4
3
4
30
計
5
29
41
25
0
平成26 年度沼南育成園事業報告
1 事業運営の概要
平成 26 年度は以下の事業を実施し、各事業における質の向上を目指した。
(1) 施設入所支援事業は前年度同様、定員 80 人とし運営を行った。支援内容として、食事、入浴、
排せつの支援・介護等と自立した生活を目指す支援を行い、ユニットケアの特長を生かした生活の
充実とその質の向上を目指した。
(2) 生活介護事業は、「生産活動」、「創作的活動」、「機能訓練等」の活動を提供し、充実した日中活
動を目指して運営行った。
(3) 平成 25 年1月から「就労移行支援事業」(定員6人)を新設した。平成 26 年度は更に就労を目指
すプログラム等を組み入れ運営した。
(3) 就労継続支援B型事業は、定員を前年度に引き続き 20 人とした。また、三つの受注作業を中心と
し作業に取り組む、姿勢・気持ち・対人関係等を基本に支援した。
(4) グループホーム(介護サービス包括型)は計5か所、定員合計 27 人とした(大津ヶ丘、根戸、大津
ヶ丘一丁目、柏の葉、根戸の森の各5か所)。各ホームともおおむね順調に運営ができた。(補助
金を受けてのスプリンクラーの設置 2 か所、年度をまたぎ完了。)
(5) 短期入所事業においては、これまで同様多くの方を受け入れた。
2 平成 26 年度の運営の基本(以下を基本として運営した)
① 一人ひとりの利用者の生活を守り、地域での暮らしとライフステージを支援する。
② 利用者一人ひとりがかけがえのない存在として尊重され、心豊かな生活が送れる支援。
③ 利用者の自主性と自己選択、自己決定を尊重し、利用者の最善の利益を追求する。
④ 利用者が地域とふれあい、地域の一員として暮らすことを支援する。また自立した日常生活や社
会生活が営めるよう支援する。
⑤ 地域に信頼され、親しまれる施設・事業運営を目指し、地域のニーズに応え障害者福祉の向上を
目指す。
3 各事業とその概要
(1) 施設入所支援事業
定員 80 人、現員 78 人。(平成 27 年 3 月 31 日現在。以下同じ)
(2) 生活介護事業
定員 105 人。現員 107 人。
(3) 就労継続支援B型事業 定員 20 人。 現員 22 人。施設外就労定員 7 人。現員 4 人。
(4) 就労移行支援事業
(5) 短期入所
定員 6 人。現員 4 人。
22 床 + 所定員に対する空床分。
(6) グループホーム (グループホーム大津ヶ丘)(介護サービス包括型)
(7) 地域生活支援事業は、以下の3事業を行った。
① 地域活動支援センター(Ⅱ型):柏市からの委託。
② 相談支援:柏市、松戸市、流山市、野田市からの委託。
③ 日中一時支援:柏市、松戸市、鎌ヶ谷市、流山市、白井市からの委託。
(8) ジョブコーチ(就労援助者事業) 独立行政法人「高齢・障害者雇用支援機構」から受託して、職
7
員2(常勤換算 1.6)人を配置(生活介護事業、就労継続支援B型事業と兼務)して事業を行った。
柏市ジョブコーチ事業も受け支援を行った。
4 運営、支援体制
①職員体制
事
務
・
管
理
部
門
(平成 27 年3月 31 日現在)
基準数
1
施設長
事務員
栄養士
調理員
医師
業務
その他
小計
グ
ル
ー
プ
ホ
ー
ム
サービス管理
責任者
GH大津ヶ丘
GH根戸
GH大津ヶ丘
1丁目
GH柏の葉
GH根戸の森
小計
現員数
1
4.1
1
委託
(1)
5
1.9
1
基準数
2
13
現員数
2
0.8
1.6
2.4
0.8
1.6
2.4
1
1,8
9,6
1
1,8
9.6
生
活
介
護
サービス管理責任者
看護師
生活支援員
(最低基準)
生活支援員
職業指導員
生活支援員
職業指導員
生活支援員
小計
サポ-トセンタ-沼南
地域活動支援センタ-
就労
B
就労
移行
地域生
活支援
事業
他
基準数
3
57.5
(38.5)
現員数
3
2
59.3
2.5
6.3
2.1
2.1
65.1
72.7
3
3
3
日中一時支援
職場適応援助者事業
(就労移行支援兼務)
小計
0.7
3
6.7
合計
78.7
102
※現員数は常勤換算数
② 職員研修
施設内での研修の他、日本及び千葉県知的障害者福祉協会、東京都社会福祉協
議会、千葉県、柏市等の主催する研修に参加した。
③ 防災体制(児童施設を含む全園活動) 年間の防災、避難活動を計画し、毎月1回避難訓練を実
施した。このうち夜間訓練は6、7、9月の3回。8月 30 日は大地震を想定して従来と同じ発災対応
型地震総合訓練に加えて継走電話の訓練も実施した。また定期的に設備、機器、器具の整備・点
検等を実施した。
④ 実習生の受け入れ
次代の社会福祉における人材育成に資するため、21 校、56 人を受け入れ
た。延べ受け入れ日数は 821 日であった。
⑤ ボランティアの受け入れ
地元沼南ボランティアをはじめとして、多くのボランティアの皆さんに
ご協力いただいた。延べ 214 人。(児童施設と共通部分あり)
⑥ 第三者点検評価委員
法人単位で3人の方に委嘱し、毎月一回定例会を設けるとともに、施
設内視察・見学をしていただき利用者の相談にのって頂いたり、課題点を指摘して頂いたりした。こ
れらに基づいて支援内容の向上、環境の整備等を図った。また法人単位でサービス向上委員会を
設けるとともに、成人施設単位でもサービス向上委員を中心にして利用者のサービス向上、権利擁
護、虐待防止等、職員が最認識するよう努めた。
8
障害者支援施設沼南育成園
Ⅰ 施設入所支援事業
1 利用者の状況
①新規入所 1 ②退所 3(うち死亡退所 3) ③在籍数 78 人 (平成 27 年 3 月 31 日現在)
④年齢構成
20 ~ 30 ~ 40 ~ 50 ~ 60 ~ 70~
29
39
49
59
69
男性 3
9
23
12
7
1
女性
1
5
10
7
計
3
10
28
22
14
1
年齢
②出身都道府県
計
55
23
78
千葉県 48 人(男 35、女 13)
東京都 29 人(男 19、女 10)
静岡県 1 人(男)
2 施設入所支援事業利用者の支援体制 (定員 80 人、現員 78 人)H27.3/31 現在)
棟編成
居住棟建物の構成に従って5棟(11 フロア、各フロアは8人~10 人の個室ないし二人室
のユニット)体制で援護・支援体制を整えた。(1b 棟は主たる短期受入棟)
1a(男)19 人
1b(男女)4 人
2a(男)18 人
2b(女)14 人
B3(男女) 23 人
3 支援内容
(1)日常生活支援
1) 健康管理 日常的健康管理の他、通院、年2回の定期健康診断、各科検診等を行い健康維持、
管理に努めた。脳波検査等必要な人は個別に検査等を受けた。
2) 食生活、睡眠、更衣、入浴等、必要な介護、介助等の支援を行うとともに、生活環境条件を整え、
必要に応じて日常生活及び社会生活の自立を図る支援を行った。
(2)余暇、行事、文化的活動支援
日常的な余暇支援の他、個別または小グループによる外出、忘年会等棟単位における行事、宿
泊・日帰り旅行、桐の花祭(家族同伴行事)、納涼祭、収穫祭等施設単位での行事、きりとも祭、も
ちつき大会等全園(児童・成人合同)単位での行事を実施した。
また、手をつなぐスポーツのつどい、地域行事など施設外行事にも参加した。
Ⅱ 生活介護事業
年齢
定員 105 人、現員 107 名(平成 27 年3月 31 日現在)
20 ~ 30 ~ 40 ~ 50 ~ 60 ~
70~
29
39
49
59
69
男性 8
13
25
15
女性 1
7
11
8
10
計
20
36
24
17
9
出身都道府県
計
千葉県 77 人(男 50 名女 27 人)
8
2
71
37
108
東京都 30 名(男 20 人、女 10 人)
静岡県 1人(男)
2
1 利用者の基本的生活(入浴、排せつ、食事、更衣、睡眠等)の介護、支援を行い、創作的活動、生
9
産活動等の機会を適切に提供して知的障害者がその能力と適性に応じて自立した日常生活また
は社会生活が営めるよう支援した。
2 日中の主たる活動である「生産活動」、「創作的活動」、「身体機能・運動機能、日常生活動作等の
機能維持・向上のための活動」は次のとおりとした。
生
産
活
動
活動単位
製袋班
活動内容
利用者数
地域の会社から請けて、手提げ紙袋等を使用できる状態に仕上 10
げる作業。その他季節的に発生する受注加工作業。
室 内 リ サ イ ク ル 主として廃電線の被膜を取り除いて銅線を取り出し、資源の再利 11
班
用に役立てる作業等。その他レアメタルのリサイクル等。
農耕班
創
作
的
活
動
さをり班
機
能
訓
練
基礎訓練
(3グループ)
手工芸班
※ 収益の還元
園敷地外の2か所の畑、ビニールハウスで葉物や根菜等の野菜 10
を生産し、それを販売した。
さをり織り機を用いて織物を作成し、これ素材にして壁掛け、財布 21
なの製品を作成。牛乳パック、古紙からハガキ等を製作。手指機
能を高めたり、維持したりすることにも役立てた。
プランター、鍋敷き、ネームプレート等の木工製品を作製する作
業。ゲームセンターのボール洗い、盆飾りなどの作業も請けた。絵 7
画・造形等の創作的活動を行った。
身体機能、運動機能等の低下を防ぎ、健康を維持するための活
動(歩行、機能訓練)、音楽リズム(療法)、リラクゼーション等を行 49
う。学園車(マイクロバス等)で園外に行き、歩行訓練、社会参加
活動等を行った。
不定期で、受注による軽作業も行った。
生産活動作業によって得た収益は、必要経費を除いて利用者に工賃等として
還元した。
3 文化的活動支援(余暇、外出、買い物、レクレーション、季節行事、招待行事、日帰り旅行、月1回
の全員対象の外出、小グループ単位での外出(食事、買い物等)
Ⅲ 就労支援系事業
1 就労移行支援事業 (定員6人、現員4人)
平成 25 年1月から開設。年間延べ利用者は7人。
原則2年間という期間の中で一般就労を視野に入れた訓練・支援を行う。
一般就労につなげられるよう、求職活動を初めとする作業支援、就労に必要な知識・姿勢を訓練
支援し、社会の一員として職業的自立が図れるよう支援した。
作業支援は就労継続支援事業と同じく、①製袋作業、②塩ビパイプシール貼り作業、③ゴミ袋加
工作業を行った。
平成 26 年度、利用者の就職者はいない。
2 就労継続支援B型事業 (定員 20 人、他に施設外就労)
平成 27 年3月末の利用者現員は 22 人。(男性 17、女性 5)
一般就労していた方等の他、平成 26 年度は特別支援学校卒業生1人を受け入れた。
10
施設内においては、就労の機会(製袋作業及び塩ビ管作業)を提供し、実社会における就労の機
会に結びつくよう、作業技能、持続力、作業態度、協調性等および対人関係等の支援を行った。
3 施設外就労
「施設外就労」に関しては、今まで行っていた企業(衣料関係)に加え、新規の作業として物流関係
の作業が新たに加わった。(衣料関係の企業は、会社の都合により昨年 8 月つくば市へ移動した。
それともない、会社が用意する送迎車にて通っている。)
施設内、施設外とも就労につながるよう自己評価、就労に必要なマナーの習得などを支援した。
作業により得た収益は必要経費を除いて工賃として還元した。
平成 26 年度、就労した利用者はいません。
居宅支援事業部門
Ⅰ 短期入所事業
利用者が可能な限りその地域において生活が継続できることを支えるために、利用者に対し短期
的な施設利用を提供して、日常生活上の支援、日中活動の支援を行った。
(1) 定員 宿泊利用 22 人(床)および空床型(入所の定員に充たない数)
(2) サービスの内容
①日中活動の保障 在宅時の活動を継続、維持するためのサービス
②施設(沼南育成園)内活動の保障 沼南育成園作業への参加
(3) 職員体制 支援職員 11 名(入所部との兼務)、送迎専任 1、専任事務 1
(4) 実績 年間の延べ利用日数 7,332 日。
(5) 利用者エリア 柏市、松戸市、我孫子市、野田市、鎌ヶ谷市、印西市、東京都近隣区
Ⅱ グループホーム
介護サービス包括型とし 5 ホームを運営し、平成 26 年度についても、概ね順調に事業運営ができ
た。大津ヶ丘住居(4人、男性)、根戸住居(6人、男性)、大津ヶ丘1丁目住居(7人、女性5、男性
2)、柏の葉住居(4人、男性)、根戸の森住居(6人、女性) 計 27 人。
日中の活動先は、沼南育成園生活介護事業5人、就労継続支援B型事業5人、地域活動支援セ
ンター1人、青和園4人、他事業所4人、職場(就労)8人となっている。
Ⅲ 地域生活支援事業
(1)地域活動支援センター (Ⅱ型 利用定員 15 人)柏市からの受託事業
1) 利用定員 15 人 (利用者エリア:柏市)
2) ①自立の支援と日常生活の充実のために必要な活動
②文化活動、機能訓練、社会適応訓
練、生活援助の支援 ③入浴サービス(機械浴、特殊浴) ④給食サービス ⑤送迎サービス
3) サービス提供日および時間
火、水、木、金、土 午前8時 30 分~午後7時
11
4) 利用実績
(1) 月利用者 平均 277 人
(2) 延べ利用者数 3,320 人 1日平均 12.6 人
(2) 日中一時支援
利用者が地域生活を維持する上で必要な事業であり、利用目的は平日は通所施設降園後のケア
が多く、休日はレスパイト的要素が多い。
地区(市)
利用日数
柏
319
松戸
88
鎌ヶ谷
157
流山
35
白井
23
合計
622
上記表(各市)の利用者が主だった。(柏市の方が利用全体の 50%を占めている)
Ⅳ 沼南育成園サポートセンター(相談支援事業)
相談の特徴として、軽度知的障害者、発達障害者、精神障害者のうち特に就労されている方、社
会的に適合が難しい方、障害があるか判断が難しい方などの相談が中心となっている。したがって、
今まで以上に企業、司法、教育、医療等との連携が必要であった。
本センターの特徴の一つに就労支援があり、定着、新規を問わずこまめな支援を行った。
柏市、流山市、松戸市の自立支援協議会に参加。いずれの協議会でも中心的役割を果たした。
また、サポートセンター沼南は日本相談支援専門員協会および千葉県相談支援事業連絡会の活
動の中でも重要な役割を担った。今後とも相談支援事業全体の向上のため、その役割を担ってい
く必要があると考えている。
1 委託相談
柏 市
578
松戸市
223
流山市
127
野田市
194
その他
0
合 計
1122
2 計画相談等
計画相談
120 件
定着支援
1件
Ⅴ その他の事業
1 ジョブコーチ(職場適応援助者事業)
障害者の雇用・就労促進のための事業で職場に適応するまでの一定期間、支援・援助を行う。
平成 25 年(1月)から沼南育成園でも就労移行支援事業に取り組むことになり、同就労支援センタ
ーからの対象者の支援を引き続き行なった。
平成 26 年度
支援対象者
新規支援対象者
5 人(男性4女性1)
フォローアップ(再支援および定着支援) 2 人 (男性1女性1)
離職者
1人(女性1)
支援対象事業所 11か所。(柏市4 鎌ヶ谷市2 松戸2 野田市2 浦和市1)
12
平成 26 年度
柏市立青和園事業報告書
柏市立青和園は、平成 23 年度から障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援する法
律に基づく、多機能型事業所(生活介護事業、自立(生活)訓練事業、就労継続支援 B 型
事業〈平成 25 年 4 月より自立訓練事業を休止〉
)に移行し、社会福祉法人桐友学園を指定
管理者として運営を開始し 4 年が経過した。利用者、家族の希望、要望を受け、質の高い
支援を実現するために、柏市はもとより関係機関と連携し安定的な事業実施を目指した。
1 施設の運営
支援にあたっては利用者の人権を守り人格と個性を尊重し、利用者と家族等の意見や
希望を聴取、これを尊重、反映させ利用者本位の支援を行うよう努めた。
2 青和園 運営体制概況
(1)会議-月 1 回のケース会議・運営会議(月 1 回)日程調整を含むものを行った
(2)青空会議-利用者主体の会議を月 1 回開催(利用者の意見を行事等に反映させる為)
(3)各係(委員会)①安全係-防災関係・避難計画・訓練等の実施②生活係-日常用品
の補充・管理等③健康係-年 1 回の健康診断・医学診断(毎月)・細菌検査(細菌検査
年 6 回実施)④記録係-会議の記録・機関紙(月 1 回)⑤研修係-研修会の広報・計画
⑦家族会-毎月第 2 木曜日実施-園での活動を報告、意見、要望の聴取
3 職員体制
柏市立障害福祉サービス事業所指定管理者業務仕様書において、
「施設長 1 名、サービ
ス管理責任者 1 名と支援員 12 名以上配置するものとし、支援員等の 5 割以上は正規職員
を配置するものとする。
」と規定されているため、これを満たした職員配置を行った。
4 施設の運営・事業概況
(1)運営・事業について
1)事業の継続性
平成 26 年度の運営(支援)において作業、日課、行事等から日常活動における細かな
手順に至るまで、利用者の安心、安定を図るよう努め継続性のある支援体制、運営体
制をとった。
(2)事業の概要
1)生活介護事業 定員 21 名
現員 21 名(平成 27 年 3 月現在)
利用者の高齢化に伴う障害の重度化が顕著に表れている。送迎ルートの調整が 3 ケ
ースあり、バス以外乗用車での対応が増えた。個々の定期通院での欠席、10 月から 2
名の病気療養長期欠席があった。家庭訪問等で対応した。
① 生活介護の利用状況
開所日数:240 日
利用延べ人数:4,524 人
平均利用者数(1 日あたり):18.9 人
② 事業全体での取組み
・余暇行事-年間行事の他、第一水曜日の午後にクラブ活動、また、希望別による食事
会も実施した。生活介護事業独自のものでは、第一水曜日を除く他の水曜日の午後を
13
選択活動とし、創作活動や利用者自身が望む活動の提供を行った。
・生活支援-作業開始までの時間を体力向上、機能維持のための時間とし、ウォーキン
グ、ミュージックケア、体操等のプログラムを実施した。高齢化や疾病により ADL 低
下の利用者の増加により部分的に支援の必要が生じた時は、ケース会議で早急に対応
した。支援計画については、ご本人、保護者と個別面談等行い同意を得た。
・作業支援(室内班・陶芸班)-オフィスフォンの掃除作業(リユース)、近隣公園清掃、陶
芸作品の制作を主軸として、利用者の特性に合った作業支援を行うとともに、利用者
一人一人に目標設定し、それに向けての支援も実施した。
・送迎-日中活動の安定した利用を継続するために、利用者の心身の状況に合わせた送
迎サービスを提供した。利用者、家族のニーズに合わせ変更し、柔軟な対応を行った。
2)就労継続支援 B 型事業
定員 29 名
現員 28 名(平成 27 年 3 月現在)
① 就労継続支援 B 型利用状況
4 月より新規で 1 名入所され 28 名のスタートになった。年齢層に幅がある為、個々の
ニーズに合わせた支援を行った。作業、仕事に対する個々の目標は遂行でき課題が少
ないが、人間関係や心意的ケアの課題が多かった。
開所日数:240 日
利用延べ人数:6,433 人
平均利用者数(1 日あたり):26.8 人
② 事業全体での取り組み
・余暇活動-年間行事の他、第一水曜日の午後にクラブ活動を実施した。また、希望別
による昼食会の実施や近隣のショッピングセンター及び柏の葉公園への散歩等行い、
活動の中でゆとりが持てるよう支援した。
・生活支援-園内の清掃その他、役割に関しても目標が達成できるよう個々の支援計画
に基づき行った。
③ 作業支援-個々の能力・体力等を勘案し仕事のプログラムを作成することにより、
個々の課題点が抽出でき、その課題がクリアできるよう対応(支援)した。
・園芸‐貸鉢(観葉植物のリース)
・花壇の植込み(委託)年 3 回・トピアリー管理・畑
・室内‐箱折り、段ボールゴム掛け、ポスティング、タキロンクボタ
(3)苦情解決(2 事業共通)
□柏市サービス向上委員・・年 3 回来園 □桐友学園第三者評価委員・・年 3 回来園
提供した障害福祉サービスに関する利用者又はその家族からの苦情に迅速かつ適切に
対応するために、苦情を受けるための窓口を設置し、苦情解決責任者を施設長とした。
平成 26 年度、苦情はなかった。
(4)施設整備
青和園は昭和 49 年開設ということで建物、設備的にも古く、老朽化に課題がある。今
年度は、その中でも緊急性、必要性の高いものより実施した。多目的トイレの設置、西
門の整備、車庫下通路の整備、施設内破損個所の整備等。
14