水 土 里 レ ポ ー ト

(投稿様式2)
水 土 里 レ ポ ー ト
投稿月日
タイトル
水土里レポート名
平成27年9月1日
ひさ
ご
提 子 土地改良区への視察研修について
杵築市土地改良区 松本潤一
視察研修日時
:
平成27年8月27日(木曜日) 午後2時∼
佐藤理事長が熱心にご教示を下さっている状況
佐藤一富理事長のあいさつ
熱心に研修している状況
研修資料の作成及び会場の設営をしてくださった
提子土地改良区の会計主任の指原洋子さん
この度はホルトホール大分で開催される土地改良振興大会に提子土地改良区も出席した後で、杵築市
土地改良区の勝手なお願いにもかかわらず、当方改良区の視察研修を快くお引き受けいただき、そのうえ
佐藤理事長の親切丁寧なご教示を賜り誠に有り難うございました。役員一同深く感謝申し上げます。
研修の目的は①用水路等の維持管理について、②改良区の運営について、③多面的機能支払交付金
事業についての3項目で今回の研修でご教示を賜ったことについては杵築土地改良区の運営に大いに参
考になると思っております。
それでは研修地の提子土地改良区の紹介をさせていただきます。地区の概要として当改良区は狭間町南
部に位置し、大分川右岸に沿って南高北低の急傾斜地体で小谷川が多く大分川及び山王川に接して庄内
町龍原を上流とし、廻間町鬼崎地区を末流とする。土壌は南高部に火山灰が多く北部川沿いは砂質土が点
在、中央部及び東部に粘土交じりのぼんこ土壌である。気象状況は降雨、気温等は中山間地域で大分県
平均気象状況である。水利状況は昭和28年に芹川多目的ダムを着工、昭和31年に完成、以来今日まで
安定した取水ができている。営農状況は米麦中心であったが、昭和50年後半より、なす、いちご、ねぎ等の
施設野菜及び露地野菜の栽培が盛んであり、冬季水の利用作物が増加している。また一部傾斜地では、カ
組織の沿革は元禄年間、鑰小野井路の開削を始めたが、谷村地区への通水ができず、長い年月を費や
し、水源を探し、庄内町五ヶ瀬字提子に水源を求め安永2年着工動年5月に完成し、三本松に流水を見る。
これにより提子井路普通水利組合として運営をする。昭和25年7月31日にて認可を申請し、同年9月7日
付大分県知事に以て大分第3号により提子土地改良区として認可を得て現在に至る。提子土地改良区も先
人の努力により悠久の古より脈々と受け継がれてきた由緒ある土地改良区である。