平成27年5月20日 当院で分娩を予定されている皆様 大阪大学医学部附属病院 病 院 長 金 倉 讓 NICU における新生児の受け入れ一時中止に伴う分娩制限について 大阪大学医学部附属病院では、時代の要請に合わせ、病院改修工事を順次行ってお ります。現在、総合周産期母子医療センター・西3階病棟直下の西2階で、重症患者 の血液浄化(人工透析)能力を拡大するための工事を行っています。その工程で今年 8月1日から1ヶ月間、強い振動・騒音が NICU 直下に発生することが判明いたしま した。種々検討した結果、重症の赤ちゃんの療養環境としては望ましくなく、NICU 管理が必要な重症の赤ちゃんの入室を縮小あるいは中止せざるをえません。軽症の赤 ちゃんについては別の部屋で治療、療養を受けていただくことにいたしました。その ため、あらかじめ呼吸管理など高度な医療を必要とすることが強く予想される赤ちゃ んの分娩が当院でできなくなります。もちろん、突然の仮死分娩などには従来通り対 応いたしますが、手当てをしたあとで赤ちゃんを他の病院へ搬送せざるをえない可能 性があります。 これらの事情のため、今年の8月および9月の分娩数を制限させていただかざるを 得なくなりました。生まれてくる予定の赤ちゃん、また今年の8月、9月に予定日を 迎える妊婦の皆さまには多大なご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます。 大阪府下の周産期医療のネットワークを最大限活用させていただき、皆様と生まれ てくる赤ちゃんの安全を第一に考えながらご提案させていただきたく存じます。なに とぞご理解、ご容赦のほどをお願い申し上げます。 平成27年6月9日 医 療 機 関 各 位 大阪大学医学部附属病院 病 院 長 金 倉 讓 NICU における新生児の受け入れ一時中止に伴う分娩制限について 大阪大学医学部附属病院では、時代の要請に合わせ、病院改修工事を順次行っております。現在、 総合周産期母子医療センター・西3階病棟直下の西2階で、血液浄化部(人工透析部)の拡張工 事を行っています。その工程で今年8月1日から1ヶ月間、強い振動・騒音が NICU 直下に発生 することが判明いたしました。種々検討した結果、重症新生児の療養環境としては望ましくなく、 NICU 管理が必要な重症新生児の入室を中止せざるをえません。そのため、あらかじめ呼吸管理 など高度な医療を必要とすることが強く予想される早産症例あるいは小児外科疾患症例の分娩が 当院でできなくなります。 これらの事情のため、今年の7~9月までの分娩数を制限します。そのため、8∼9月に予定日 を迎える妊娠症例に関しましては、まずは他医療機関への紹介をご考慮してくださいますように お願いいたします。 ただし、当院の使命として、母体救命症例、重篤な母体合併症症例については、これまで通り取 り扱います。その際、初期対応後に他医療機関へ新生児搬送せざるをえない可能性がありますの で、予め患者さまへ周知してくださいますようお願い申し上げます。また、可能であれば母体の 状態が安定した後の逆搬送も考慮させていただきます。また、上記事情により、新生児搬送を依 頼させていただきます医療機関につきましては、しばらくの間ご迷惑をおかけしますが、ご協力 をお願いいたします。 その期間中の母体救命症例、重篤な母体合併症症例の搬送依頼についてのご相談は、通常通り (06-6879-5735:24 時間)にご連絡ください。その他にご質問のある場合には、大阪大学産婦人 科医局(06-6879-3351:平日 9 時~17 時)を通じて、病棟医長(遠藤:内線 2566)までご連絡 ください。 しばらくの間、ご不便、ご迷惑をおかけすることになりますが、なにとぞご理解、ご容赦のほど をお願い申し上げます。
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