Closeup Ⅰ 読み聞かせグループ「オリー ブ」は、 親子(幼児2~3歳児) で絵本を楽しむ機会を支援する ボランティアグループです。町 年もの間、活動を続 立図書館が開館した平成7年1 月以来、 け て き ま し た。 グ ル ー プ 名 は、 図書館の英語読み「おうらライ ブラリー」をもじって名付けた そうです。 会の代表を務める横塚登代子 さんは「オリーブは開館間もな い 図 書 館 の〝 読 み 聞 か せ 講 座 〟 の参加者を中心に結成されまし た。その後図書館で活動が行わ れるようになり、メンバーの募 集も行われました。当時私は小 学生へ読み聞かせのボランティ アをしていたこともあり、今度 は親子向けの読み聞かせをして みたいと思い活動に参加したん です」と当時を振り返ります。 メンバーの入れ替わりもあり ましたが、オリーブの皆さんは 読み聞かせボランティアの募集 を見て、自主的に参加した人ば かり。そうした人たちの紡ぎだ す「おはなしのへや」は、絵本 の 読 み 聞 か せ に 始 ま り 紙 芝 居、 手遊び、季節の折り紙など親子 で〝楽しいひととき〟を過ごせ るようになっています。 読み聞かせの後、参加した子ど もたちにはカードにスタンプを押 して、シールをもらうというお楽 月にはクリ し み も 用 意 さ れ て い ま す。 ま た、 7月には七夕飾り、 スマス会も開催され、子どもたち に喜ばれています。自作のパネル シアターや、劇なども行っている そうです。 毎回終了後には、活動の反省会 や次回の活動に向けて絵本の選書 や読み聞かせの練習なども行って い る と い い ま す。「 読 み 聞 か せ を 通して、子どもたちの成長を見る ことが、何よりのやりがいに通じ て い る 」 と メ ン バ ー の 皆 さ ん は、 口をそろえて話します。 クリスマス会では、子どもたちにプレ ゼントも用意され、楽しみいっぱいの 「おはなしのへや」になっています↓ もなっていますね。 (足利市) たらうれしいですね。 (明和町) イスなどもしていきたいです。 (水立大黒) していきたいです。 19 ★ オリーブの読み聞かせのスケジュールは「JOY」の町立図書館情報板に毎号掲載★ ちの笑顔が会を継続していく力に 横塚登代子さん アとしてオリーブに加わってくれ 柿沼育子さん (坪谷) 12 読み聞かせボランティア オリーブの「おはなしのへや」 Closeup Ⅰ ORA TOWN * Public Relations 4 5 2014 * JUN ↑子どもたちが大好きな絵本は、毎回 オリーブの皆さんが選書しています オリーブの「おはなしのへや」は、毎週木曜日の 午前 11 時から町立図書館で行われています。対 象は、幼児(2~3歳児)です。 ↑昨年 11 月、群馬県教育委員会から「顕彰状」が オリーブに贈られました。地域の子どもたちに対 しての読書活動への貢献が認められました お母さんたちに子育てのアドバ 日比野恵子さん なしのへや」での時間を大切に 久保田佳那さん 語りかける愛情で 子どもの幸せ広げたい ↓カードにスタンプを押すと、シールがもらえるというお楽しみもあります 私は読み聞かせをするとき、雰 幼稚園に勤めていたこともあっ 週一回のボランティアですが、子 読み聞かせのときは子どもと一緒 囲気を大切にしています。始ま て、子どもとふれあえるボラン どもたちが読み聞かせを通して、 になって楽しむことを心掛けてい る前に必ず手遊びをして子ども ティアがしたいと思い参加しま 心豊かに成長していく手助けがで ます。「おはなしのへや」は絵本 たちの心をつかんだ後、読み聞 した。子どもたち一人ひとりが きればいいと思っています。今参 を通して、読み手と親子が〝楽し かせをしています。子どもが大 目を輝かせて絵本を見ている姿 加してくれているお母さんたち さ″を共有できる空間です。いつ 好きなので、これからも「おは は何よりの喜びです。今後は、 が、今度は読み聞かせボランティ も来てくれるお母さんと子どもた
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