Case 01 この店舗ができるまで

TOPICS
一枚の写真からはじまる世界。
起
1.STORY /ストーリー
「ドバイのバーの月夜で乾杯」
新宿界隈にて何軒もバーを成功させている日賀野氏からの新規店舗依頼。
ある晩、オーナーは鞄から一枚の写真を取り出して、張りのある低音で一言。
「コンセプトはドバイ ドバイのバーってどうですかね?」
ドバイ!当然行ったことはないが、評判は聞いて知っている。憧憬たる中東リゾート。
そして、一枚の写真を眺めれば温かみのあるオレンジ色の照明に華麗な彫刻が施された柱、
オリエンタルとも、アラビアンともとれる華麗デザインの家具達が居心地の良さを象徴している。
「なるほど、これは! 今のトウキョウにあってもいいですねぇ!
このラインで想いを膨らましていきましょう!」
一枚の写真であってもそこから大きく広がっていく世界が見える場合も多いものだ。
承
2.SUB STORY / サブストーリー
イタリアからの 船便
今回バーを企画設計してゆく中、オーナー日賀野氏にはどうしても採用したい方法論があった。
内装材や家具そして、シャンデリアに至るまでイタリア直輸入の商品を多用し
オンリーワンを感じさせる店舗を確立させたいという想いである。
天使が、酒の神バッカス、そこかしこに舞う柱や壁材、華麗な装飾がたっぷりの家具、
これは確かに輸入材にこれはというものが多い。
最近では経験を積んだ輸入代行業者も登場してきており、リスクは軽減されてきている。
これは是非取り入れたいと考えた。椅子もかなり柔軟に特別注文が可能で、
張り生地は無論のこと木の色味や装飾も変更をかけていく。
極めつけの特注は絨毯で模様や色味を指定して、満足できるデザインを得る事が可能であった。
船便に満載の調度品の数々、なにか古き良き時代の浪漫を感じてオーナーと微笑んだ。
転
3.CONCEPT MAKING /コンセプトメイキング
飲食のノウハウと、業態コンセプトの融合
内装のイメージが組みあがっていく中、ここはひとつデザインがぶれてゆかないように
今回バーのコンセプトそしてターゲットを固める必要がある。
度重なる打ち合わせを続けながら オーナーの胸の内を言語化して ワンワードに固めていくことは我々が常に行う作業である。
これを一つのコンセプトシートしてまとめ上げれば、ある種業態提案の企画書として流用できる。
立地を探す際や店舗チェーンを広げる場合も効力を発揮できるテキストとなる。
COMPETITOR / 競 合
CUSTOMER / 顧 客
とっておきの夜を演出するバー
30∼50才の成熟した世代
ホテルバー
COMPANY / オー ナー・会 社
「refrain」ブランドの確立
「呑む」文化をもつマーケット
高級化するダイニングバー
普遍性あるバー文化=会社ブランド優
秀なスタッフの有効活用
特別な夜をもとめるバー上級者
TARGET /ター ゲット・4
高感度ビジネスパーソン
クリエィティブ系・自由業
夜間就業層
自立したOL・その連れ客
SEANE /シーン・3
わざわざ行く喜びを満たす都会の
「夜」のデザートオーベルジュ
恋ができる店
女性が美しく見え、
押さえのきたゴージャス感
「お忍び」を許す甘い閉息感
男性の見栄が張れる店
CONCEPT /コンセプト・3
「コミュニティ(溜り場)」から
「ソサエティ( 社 交 )」へ の 成 熟をみせ
る「トウキョウ」な「気取り」の新機軸
緩やかだが背筋がのびる
「夜」の「スロウ」な時間を
体現させる「離れ」
結
4.POLICY /ストアポリシー
バーこそ、大人の大切な空間である
大切な人と大切な時間を過ごす為、空間が、食事が、一杯のカクテルが、バーテンダーの心使いが
総てサポートしていかなければならない。
オーナーは 艶のある事、そして普遍性があること、を忘れたくないと語った。
かくして コンセプトもジワリとみえてきて、詳細なるバーの設えも固まり始めた時
悩んでいたバーの名称が オーナーに閃いた。
包まれるような空間 宝石のような煌き。
Bar Robe
住所:東京都目黒区中目黒3-6-5 アイエム中目黒
営業時間:18:00∼翌6:00 7Days
TEL:03-5724-6928
HP:http://w w w .barrobe.
jp
運営:株式会社キュベインターナショナル(代表取締役 日賀野俊雄)
二軒目のプロショップ