1. 印刷包材事業 30415百万円

証券コード:3951
朝日印刷株式会社 会社概要
『包む心を大切に、創業200年を目指す』
目 次
1.経営方針
6.市場シェア
2.製品紹介
7.朝日印刷の強み
1)印刷包材事業
2)包装システム販売事業
8.朝日印刷を取巻く環境
3.会社概況
4.沿革・朝日グループ
5.業績・株価推移
9.2016年計画及び配当方針
10.成長戦略(AD2016計画)
1
経営方針
基本方針
● 顧 客 本 位
私達は、常にお客様の立場に立って考働し、顧客満足度・業界No .1をめざす
● 競争力強化
私達は、常に競争力を強化し、企業体質・業界No .1をめざす
● 従業員重視
私達は、常に研鑽努力をモットーとして意欲・創造力のある人材を育成する
● 社会との調和
私達は、社会と調和し、尊敬される企業をめざす
経営ビジョン
私達は、
包装を核とし 「美と健康」 にかかわる分野で
チームワークを発揮して、技術とサービスを提供することにより
『顧客満足度・業界No.1』 をめざす
代表取締役社長
2
製品紹介(印刷包材事業)
OTC医薬品・配置薬
医療用医薬品
■ 「GMP」に準拠した高度な印刷技術・
品質管理水準が求められる医薬品包材
※「GMP」:医薬品の製造と品質管理の基準
医薬品ラベル・添付文書
3
製品紹介(印刷包材事業)
化粧品
■
健康食品・食品
高意匠な表現技術が求められる化粧品・健康食品包材
4
包装システム販売事業
包材の開発とオリジナルな包装システムのトータル提案
キャップホールディングトレー
キャップホールディングトレー
平成25年度
医薬品・医療品包装
部門賞を受賞
GS-1バーコード印字システム
医療用医薬品の必須条件
であるGS-1コードの
印字・検査を同時実施
自動化・コンパクト化を
実現(特許出願中)
5
売上構成(連結)
■
セグメント別・市場別売上の構成
2015年3月期
印刷包材のうち、
医薬品が 75%
化粧品が 14%
を占める
32,661
百万円
印刷機械
オペレーター
6
朝日印刷㈱の概況
■
所在地
富山県富山市
■
創
業
明治5年
■
設
立
昭和21年5月
■
証券コード
3951
■
上場市場
東証二部
■
資本金
1,514百万円
■
発行済株式数 11,075千株
■
連結売上高
32,661百万円
■
単体売上高
29,201百万円
2015年3月期
■
連結子会社
阪本印刷㈱
協和カートン㈱
㈱ニッポー
㈱スリーエス
朝日人材サービス㈱
■
従業員数(単体)
社員 ,嘱託ほか
平均年齢
■
大阪市
富山市
富山市
名古屋市
富山市
1,181名
33.9歳
主要事業
印刷・包装資材の製造・販売
包装システムの販売
人材派遣
7
朝日印刷㈱の沿革
明治 5年
1872
小沢活版所(個人経営)として現富山県魚津市にて創業
昭和21年 5月
1946
富山市にて朝日印刷紙器㈱を設立
➤昭和30年代前半
医薬品印刷包材に特化
昭和39年 4月
1964
東京営業所(現東京支店)開設
昭和44年 8月
1969
大阪営業所(現大阪支店)開設
➤昭和50年代前半
化粧品印刷包材に進出
平成元年10月
1989
富山工場を新設
平成 5年 8月
1993
日本証券業協会に株式を店頭登録
平成14年 3月
2002
商号を朝日印刷株式会社に変更
東京証券取引所市場第二部に上場
平成14年11月
平成15年11月
2003
平成20年 6月
富山工場敷地内に富山第二工場を新設
明治8年 版権免許之証
富山東工場を新設
平成22年 9月
2010
富山南工場を新設
平成26年 7月
2014
Asahi Printing Singapore Pte. Ltd 子会社新設
8
朝日印刷グループの販売拠点・製造拠点
朝日印刷㈱
■ 国内販売拠点 20拠点
■ 国内製造拠点
■ 富山工場( 敷地面積:約20,000坪、延床面積:約6,700坪 )
■ 富山第二工場・富山第三工場( 富山工場敷地内、延床面積:約2,700坪 )
■ 富山東工場( 敷地面積:約11,000坪、延床面積:約4,000坪 )
■ 富山南工場( 敷地面積:約12,000坪、延床面積:約2,000坪 )
■ 海外拠点
■
Asahi Printing Singapore Pte.Ltd(シンガポール)
9
朝日印刷㈱の業績と株価推移
売上
(百万円)
単体業績推移
35,000
売上高
経常利益
当期純利益
利益
富山東工場新設
30,000
2,000
3年連続原紙値上
25,000
(百万円)
2,500
富山工場新設
1,500
20,000
15,000
1,000
10,000
富山南工場新設
5,000
500
原紙値上
0
0
朝日印刷
(円)
日経平均
株価推移(月間終値)
3,000
2,500
(円)
20,000
朝日印刷
リーマンショック
18,000
16,000
日経平均
14,000
2,000
12,000
1,500
10,000
8,000
1,000
500
0
6,000
株価10年で3倍
4,000
2,000
0
10
2015年3月期の業績(連結)
売上高
32,661百万円 (前年同期比 +2.5%
※単体売上高
1. 印刷包材事業
■
29,201百万円 (前年同期比 +5.6%
+786百万円)
+1551百万円)
30,415百万円(前年同期比 +2.4% +699百万円)
医薬品向け製品: 医療用向け前年比増・OTC向け 横這い
■ 化粧品向け製品: 前年比増
2. 包装システム販売事業
3. 人材派遣事業
営業利益
1,983百万円(前年同期比 +3.8% +72百万円)
261百万円 (前年同期比 +5.7% +13百万円)
2,439百万円 (前年同期比 +5.4% +125百万円)
(対 売上比
■
売上高増加
■
原材料費の増加
■
人員増による労務費の増加
経常利益
2,707百万円 (前年同期比 +6.5% +166百万円)
(対 売上比
純利益
7.5%)
8.2%)
1,641百万円 (前年同期比 +8.2% +124百万円)
11
売上構成
■
2015年3月期
市場別の業界シェア
※推定市場規模は当社調査による
推定市場規模
(5%)
医薬品
印刷包材市場(55,000百万円)
シェア第1位
2009年
3月期
2010年
3月期
2011年
3月期
2012年
3月期
2013年
3月期
2014年
3月期
2015年
3月期
35.8
%
37.2
%
38.0
%
38.4
%
39.6
%
40.7
%
40.9
%
(14)
数多くの医薬品・
化粧品得意先から
高い信頼と評価
推定市場規模
化粧品印刷包材市場(25,000百万円)
シェア第2位
2009年
3月期
2010年
3月期
2011年
3月期
2012年
3月期
2013年
3月期
2014年
3月期
2015年
3月期
16.5
%
16.0
%
16.1
%
16.3
%
16.7
%
16.5
%
17.8
%
12
業界トップシェアを誇る朝日印刷の強み1
医薬品・化粧品市場への特化
■
製品群・市場別生産ラインの構築による、
医薬品包材・化粧品包材それぞれの製品に
ふさわしい物作りを実現
高い参入障壁
■
医薬品包材
■
人命に関わる包装物であり、専門的な知識と薬事法や
ISO9001 登録証
GMP(医薬品製造の品質管理基準)に準拠した製造が求められる
■
1枚の過不足も許されない厳格な数量管理が求められる
■
長年に亘る経験からノウハウを蓄積、徹底した品質管理体制と品質保証体制の確立による
高品質な製品を提供
■
化粧品包材
■
高意匠表現技術による高度な印刷再現力が求められる
■
多種多様な設備により対応、様々な印刷・加工技術、加工技法を駆使した
高付加価値な製品を提供
13
品質対応力
14
業界トップシェアを誇る朝日印刷の強み2
一貫生産体制
■
企画・デザイン~プリプレス~製造(印刷・打抜・製函)~出荷まで、社内一貫生産ライン
※ 企画(パッケージの構造考案)
■
デザイン(意匠デザイン)
各製造拠点毎の製造~出荷までの工場別一貫生産ライン
販売力
■
全国20拠点の販売網、営業部員約100名
■
地域密着型の提案型営業展開 (得意先の90%以上が50km圏内)
■
偏りのない数多くの得意先との取引 (トップの得意先で売上の3%程度)
外資系を含む国内製薬メーカー 上位100社中 91社との直接取引
外資系を含む国内化粧品メーカー 上位 30社中 21社との直接取引
「包材から包装へ」のトータル提案
■
印刷包材~包装機械を含めたトータルな提案で高い信頼
豊富な専門スタッフによる提案力
■
開
発 : 新素材や新しいテーマ探索と提案
■
企
画 : パッケージ構造・デザイン考案
■
特許件数 : 登録済51件、出願中41件
東京と富山に
常駐 約30名
15
これまでの薬事行政の影響(過去の大きな変革)
1. 医薬分業化による 医療用での 小包装化
■
100錠・100カプセル入りの小箱の量増加
2. 2005年 薬事法改正による 医薬品製造委受託の規制緩和
■
受注先(発注元)の全国への拡散
・全国20拠点の販売網で 委託先と受託先の双方向への提案
■
本拠地富山での受注機会拡大
・富山地区における高いシェア
主要都道府県別
医薬品生産金額
(平成25年)
平成25年薬事工業生産動態統計年報(厚生労働省)
都道府県別医薬品生産金額 より抜粋
16
主要-医薬品印刷包材-の展望
医薬品使用量の予測
【日本の将来推計人口】
実績値
推計値
一人当たり医療費(平成24年度)
65歳以上:71万7,200円
65歳未満:17万7,100円
4
倍
強
(厚生労働省「平成24年度国民医療費の概況」
-年齢階級別国民医療費-より)
データの出典
:
総務省統計局刊行、総務省統計研修所編集「日本の統計 2013」
国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」
‐出生中位(死亡中位)推計‐
■
医療費抑制策の推進
■
医薬品使用量は、
■
国内総人口の減少
・ ジェネリック医薬品の普及促進
医療用を中心として
■
高齢化の進展
・厚生労働省数値目標平成30年でGE使用量
を80%にする(品数の増加)
当面の間増加する
・ スイッチOTCスキーム
との当社予測
17
連結利益計画
2016年3月期 計画
 売上高
33,300百万円(前期比 +2.0%)
 経常利益
2,640
 当期純利益
1,650
売上
医療用医薬品向け印刷包材
を中心に増収予測も
〃 (前期比 -2.5%) 減価償却費・労務費増加に
より利益面では減益予測
〃 (前期比 +0.5%)
利益
(百万円)
(百万円)
18
配当方針
<配当方針>
連結ベースで配当性向30%以上
配当(円)
配当
配当性向
配当性向
50
45
47
45
33.0%
42
40
35
44
31.5%
30.4%
30.4%
35
配当利回り
2.1%
40
30.4%
30.7%
34.0%
30.4%
32.0%
31.0%
30
30.0%
25
29.0%
20
28.0%
15
27.0%
10
26.0%
2010年3月期
2011年3月期
2012年3月期
2013年3月期
2014年3月期
2015年3月期
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成長戦略
AD2016計画(Asahi Dream Plan)
今後、創業200年を越え、永続的に発展できる利益体質の会社を目指し、未来のために全社一丸となったチェンジに取り組む
①生産基盤強化へのチェンジ(京都新工場建設)
■ITを駆使した最新鋭生産設備導入による生産性向上と品質保証体制強化
■モデル工場として業界初のモノ作りにチャレンジ
■全社レベルの『究極のムダどり』推進
(⇒しごとチェンジ推進室
設置)
新しい将来像へ
チェンジの目玉!!
②新しい市場を目指した海外進出
■2014.7:Asahi Printing Singapore Pte.Ltd子会社設立
〇東南アジアを中心に海外市場でのマーケット調査を実施
③食品市場への販路拡大
■高付加価値印刷包材の獲得
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新施設の概要
■
名
称
京都クリエイティブパーク
■
場
所
京都府木津川市(ハーモニーシティ木津)
■
時
期
2015年10月稼働予定
■
規
模
敷地面積
延床面積
■
投資総額
約50億円
■
製造品目
医療用医薬品向けパッケージ
将来、第2期工事として医療用医薬品向け添付文書
■
生産体制
パッケージ製造ライン 2ライン
計画要員 70名程度
生産額
20億円程度(フル稼働時)
47,300㎡(14,300坪)
9,970㎡ (3,000坪)
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ASAHI PRINTING CO., LTD.
ご清聴ありがとうございました
<お問い合わせ> 朝日印刷株式会社 社長室
℡:076-491-6137
HP URL: http://www.asahi-pp.co.jp/
・この配布資料に記載されている業績予想および見通しは、当社グループが現時点で入手可能な情報
を基にした予想値であり、これらは経済環境などの不確実な要因の影響を受けます。従って、実際の業績は、
この配布資料に記載されている予想とは大きく異なる場合がありますことをご承知おき下さい。
・投資者一般への情報伝達を目的としており、当社の株式その他の有価証券等の売買等を勧誘または
推奨するものではありません。
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