定点観測解析報告例

海産哺乳類の定点型音響調査結果報告(例)
1.定点型音響調査実施状況
1. 調査地域:XXX
2. 調査期間:上層
201X 年 X 月 XX 日 X:XX〜201X 年 X 月 XX 日 X:XX
下層
201X 年 X 月 XX 日 X:XX〜201X 年 X 月 XX 日 X:XX
3. 調 査 者:XXXXXX
4. 調査者による備考:
XXXX
2.定点型音響調査結果の概要
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 定点型音響調査結果の概要 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 定点型音響調査結果の概要 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 定点型音響調査結果の概要 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 定点型音響調査結果の概要 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 定点型音響調査結果の概要 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 定点型音響調査結果の概要 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
以下に示す報告例に含まれる図は、説明の都合上、典型的な例
を貼り合わせたもので、実際のデータとは異なります。
形式は、2観測点の比較の場合です。仮に A 点、B 点としてあ
ります。調査設計に応じて、同一場所の上層下層、あるいは試
験区と対照区などの比較があります。
3.定点型音
音響調査結
結果の詳報
報
3-1
調査水
水域
調査者
者提供
提供情報無け
ければ省略
略)
(提
定点
点型音響観測
測装置設置
置位置(XXXXXXXXX 作成
成)
3-2
小型鯨
鯨類の音響
響検出
日周
周性
図 1 に示す通
通り、A 点 B 点とも夜
夜間に多くの鳴音が検
検出された
た。XXXXX
XXXX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXX。音とは、 イルカ類
類が音
響探
探索に用いる
るひとかた
たまりのパル
ルス列のこ
ことで、これを一回の
の鳴音とし
して計
数し
した。
(A点
点)
図1
夜間に主
主に鳴音を観測
測
(B
B点)
観測期間
間中の小型鯨
鯨類の検出
出時間帯
夜間に
に主に鳴音を観
観測
種構
構成
図 2 に示すように、出現
現種は A 点
点でマイルカ
カ科、B 点でネズミイ
点
イルカ科が
が主に
検出
出され、種の
の混合は認
認められなか
かった。XX
XXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXXX.鳴
鳴音毎の2つ
つの周波数
数帯域の受信
信強度比は
はネズ
ミイルカ科であ
あるスナメリの場合 0.85 以上であり、マ
マイルカ科 の場合 0.8
85 以
下で
である。
マイルカ
カ科のみが出現
現していた
(B点
点)
ネズミイ
イルカ科のみが
が出現していた
た
検出鳴音数
(A点
点)
二帯
帯域受信強度
度比
図2
観測期間
間中の小型鯨
鯨類の科判
判別結果
二帯
帯域受信強度
度比
滞在
在時間
図 3 に、約
約一ヶ月の観
観察期間を
を1時間ごと
とに区切り、一回以上
上鳴音が観
観察さ
れた
た時間を1、
、ひとつも
も鳴音が観察
察されなか
かった時間を0とし、 各定点周
周辺で
の小
小型鯨類の存
存在期間を
を示した。
A 点では頻繁
繁に小型鯨
鯨類の出現が
が認められ
れ、B 点で
では観測期間
間後半に集
集中的
に小
小型鯨類の出
出現が認め
められた。X
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXX
XXX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXXX.
(A 点
点)
図3
観測期間
間中の小型鯨
鯨類の出現
現状況。
(B 点)
出現
現間隔
図 4 に示すよ
ように、出
出現間隔は A 点では数
数分の短い
いものが多く
く、B 点で
では数
時間
間以上の長い
いものが多
多かった。常
常在が示唆
唆される A 点と、集中
中的な来遊
遊が示
唆される B 点の
の違いが出
出現間隔に も現れてい
いると考えられる。X
XXXXXXXX
XXX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXX.
(A 点
点)
図4
観測期間
間中の小型鯨
鯨類の出現
現間隔
(B 点)
音響
響探索距離
図 5 に示すよ
ように、小型
型鯨類のソ
ソナーによる音響探索
索距離(鳴音
音毎の平均
均値)
は、A 点では 40m 以下の
の短距離探
探索が多く、B 点では
は 50m 以上
上の長距離
離探索
が多
多い傾向にあ
あった。摂
摂餌指標とな
なる近距離
離ソナーは XXXXXXX
XXXXXXX
XXX
回遊
遊のための遠
遠距離ソナ
ナーは XXX
XXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXXXX
XXX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXX と考え
えられる。
(A 点
点)
図5
短距離探
探索が主
(B 点)
点
遠距離探
探索が主
観察期間
間中の小型鯨
鯨類の音響
響探索距離
離(平均値)分布
相対
対深度分布
図 6 に示すよ
ように、小型鯨類が鳴
鳴音を発した相対方位
位(鳴音毎の
の平均値)は A
点で
では中上層に
に多く、B 点では中下
点
下層に多かっ
った。XXXX
XXXXXXX
XXXXXXX
XXXX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXX
XXXXXXXX
XXX
XXX
XXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXX
XX。
設
設置方向は、A-tag のマ
マイクロホ
ホン側が下、
、本体の電
電池ボックス
ス側が上として
解析
析を行った。
(A点
点)記録された
た小型鯨類の鳴
鳴音の相対方位
位分
(B 点)記録された
点
た小型鯨類の鳴
鳴音の相対方位
位分布
(負の値が
が底層、正の値
値が中上層)
底層
図6
中上層
(負の値
値が中下層、正
正の値が表層)
中下層
中
観測期間
間中の小型鯨
鯨類の相対
対深度分布
上
上層