シモンの背負った十字架 マルコの福音書１５:２１ き おも じぶん す じゅうじか お 「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、 そしてわたしについて来なさい。 」 しょう せつ マルコの福音書８ 章 ３４節 ①もし十字架を背負わされなかったら、自分はどうなっていたかだろうか…？ イエスの十字架をむりやり背負わされることによって、守られ従うことができた。 イエスの姿を間近で体験することができた。 十字架のもとに辿り着いて、重荷をおろし、イエスの愛と慰めの言葉を聞く。 ②イエスの十字架を、自分の十字架として背負って歩む （マルコ 8:34） 「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架 【クレネ人シモン】 を負い、そしてわたしについて来なさい。 」 クレネ：北アフリカの植民都市（現リビア領内） 背負わねば体験できない苦悩、そして恵み。それによって十字架の意味を深く理解する。 ユダヤ離散民（ディアスポラ） ：シモンもその一人 このイエスの十字架の恵みを、次の人に伝えていく 過越し祭りに、エルサレムで礼拝をと願った。 ③十字架をむりやり背負わされたと思っていたのに、イエスが共に担っていてくださる 「彼らはイエスの十字架を、むりやりに彼に背負わせた。 」 （マタイ 11:28-30） 「あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。 …わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。 」 この時の衝撃！苦悶、怒り、悲しみ。 翌日の本祭に、もはや出ることは出来ない。 私の思い（辛さ、怒り等）をすべてご存じの主イエスに、慰められ癒される。 やがて周りの人達の叫び声が聞こえる。 十字架を背負いながら、イエスの言葉を聞きつつ、ゴルゴタまで行った。 十字架を背負わされイエスに従って行く先には、 赦しの恵み、復活の勝利、永遠の命の希望、主の愛が溢れる。 極限状態の中で人々を気遣い、慰めを語り、敵のためにとりなす主イエスの姿を知った。 「アレキサンデルとルポスとの父」 ◆分かち合いのために 【十字架を背負わされる】 ・あなたは、イエスの十字架をむりやりに背負わされたと感じたことはあるでしょうか。 「自分はイエスの十字架をむりやりに背負わされたシモンの様だ…」 ・むりやり背負わされた十字架は、あなたにとってどんな意味があったと思いますか。 日本でクリスチャンとして生きることは、十字架の苦しみを背負うことになる ・その辛さ、苦しみは、主イエスによって解決が与えられましたか。 ①クリスチャンホームの子 ②後にクリスチャンになった人 「クリスチャンにならない方が楽だったかも…」 ③最初は楽しかった奉仕が、その内容を知る程に、重荷に感じる時がある… しかし「十字架を背負う」ことが、恵みだということは、後になってわかる。
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