分野別課題整理(PDF)

 資料2
資料2 分野別課題整理
分野別課題整理
分野
訪問看護
課題
供給体制
具体的な内容
・利用回数が限られる。
課題のポイント(案)
考えられる対応策
・看護師の不足
・日、祝日の利用ができない。
・HHでは出来ないケアがあるため、訪問看護が
使えないときは保護者が対応せざるを得ない。
・通園施設でも看護師配置がある時間帯しか利
用が出来ない。
制度の活用
・何をしてもらえるのか理解されていない面があ
る。
・制度の周知方法(キーパーソンが不明確)
・連携・協働についてのシステム・ルールが無
・訪問看護も週1回で訪問介護と時間帯が異なる い
・複数の制度が絡む場合もあり、連携の核とな
る事業主体が不明確
訪問介護との連携 ため母親経由でしか連携出来ない。
看護師の資質向上 ・看護師でも判断が難しい状況はある。
訪問介護
・研修機会が保障されていない
費用負担
・現状、福祉医療対象外のため費用負担が大き
い(月約14,000円)
制度
・経管栄養が出来ないため介護者の負担が大き
・制度の見直し(介護職の実施可能範囲)
い
・制度の裏付けないため、親も何かあったときの
責任を考えればヘルパーに頼むのは勇気がい
る。
・ローテーション体制で同じヘルパーが継続して
従事者の資質向上 関わらないので、異常の気付きや臨機応変の対
応が困難
・ヘルパーがいても母親が横に付く必要がある。
母親に何かあったときヘルパーだけでは対応でき
ない。
・ヘルパー間で力量差が大きい。
・福祉医療適用外
・制度の見直し(制度上の裏付け・責任の明確
化)、賠償保険の適用拡大
・研修システムが確立していないため、事業所
により取り組みに差が出る
・事業所に多大な時間を研修に割ける余裕が
ない
・事業所に特定のヘルパーを派遣するだけの
体制的な余裕がない
・引き継ぎの時間が十分に取れない。
・2人ローテーション等派遣のあり方を事業所も検
討の余地がある。
医療との連携
・訪問看護との関わり方が判らない。
・連携・協働についてのシステム・ルールが無
い
・訪問看護の出来る範囲と医療職が行う範囲を主 ・複数の制度が絡む場合もあり、連携の核とな
治医を含めてのリスク判断が必要
る事業主体が不明確
・訪問看護と同一時間帯に入っていることで連携
が取れている部分がある。
研修
・システム化されておらず事業所の取り組みに任 ・実施主体も含め基礎と個別の類型別研修シ
されているため事業所間でバラつきがある。
ステムが確立されていない
・一般的な研修を受けたヘルパーでも個別性は母 ・事業所に多大な時間を研修に割ける余裕が
親が伝えるしかない。
ない
・基礎部分と個別部分と2本立ての研修体制が必
要
医療
短期入所・レ
スパイト
相談支援
主治医
・地域の主治医から生活面の助言も受けられ、2 ・かかりつけ医に繋げるシステムが充分に活
4時間の連絡体制が取れている。
用されていない
・看護師の配置がないため利用が困難
・看護師の不足
・重症児施設でも緊急時対応は出来ない。
・慣れたヘルパーを病院に派遣できる制度が
ない
・相談支援事業所の専門性の確保
・専門性の高い人材を確保または育成する余
裕がない
・相談支援事業所の制度・役割周知が不十分
・相談支援事業所の役割の整理が不十分
・介護保険対象者はシステム的にケアマネが付く ・制度上、児童の相談支援事業所という位置
ので、相談や事業所連携が取りやすい
付けがされていない
・就学前児童には、相談支援事業所に繋ぐシステ ・行政の縦割り組織の中で福祉と保健の連携
ム・ルール化がない。
が取れていない
・行政の保健と福祉の連携のルールが確立され
ていない。
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