神奈川県大学発・政策提案制度 平成25年度採択事業 2015 年度 相模女子大学・神奈川県共催 発達障害幼児の社会的コミュニケーション発達を促す ペアレントプログラムセミナーのご案内 対 象 者 幼児の療育及び親支援にかかわる専門家 会 場 相模女子大学 日 時 第4回 1日目 2016 年 1 月 30 日(土)、2日目 2016 年 1 月 31 日(日) 第5回 1日目 2016 年 2 月 15 日(月)、2日目 2016 年 2 月 16 日(火) 全日程 10:00 ~ 17:00 (心理士、保健師、保育士、言語聴覚士、作業療法士、児童指導員など) *神奈川県内全ての地域の方を対象としています。 〒252-0383 マーガレットホール4階 ガーデンホール 神奈川県相模原市南区文京 2-1-1 *お一人1回だけ参加することができます。 定 員 各回40名(先着順) 第4回または第5回のどちらかをお選びください。 受 講 料 無料 申込締切 2016 年 1 月 15 日(金) 申込方法 件名を「ペアレントプログラムセミナー申込み」として、下記のメールか FAX で お申込みください。申込みの際には、希望回(第4回または第5回)、氏名、勤務先、 住所、電話番号、FAX、メールアドレス、職種を記載してください。 *申込みを受け付けた方へは、受講証を郵送いたします。 そ の 他 MAIL [email protected] FAX 042-813-5082 添付の申込用紙を送信してください。 ▶昼食について、2 月 15 日・16 日は学生食堂を利用できます。 1 月 30 日・31 日は営業しておりませんので、各自でご用意ください。 ▶2 日目のワークショップでは、動きやすい服装でご参加ください。 お問合せ 相模女子大学 教育研究推進課 社会連携推進室(電話:042-747-9563) *セミナーの内容に関するご質問は、上記メールか FAX でお願いいたします。 *事務室閉室のため、12 月 25 日~1 月 11 日はお問合せに関する対応ができない可能性が あります。 相模女子大学へのアクセス *小田急線「相模大野駅」徒歩 10 分 *公共交通機関をご利用ください (お車での入構はできません) 相模女子大学 神奈川県相模原市南区文京 2-1-1 TEL 042-742-1411(代) 子育て支援センターウェブページ(相模女子大学ウェブサイト内) http://www.sagami-wu.ac.jp/features/region/kosodate/ 発達障害幼児の社会的コミュニケーション発達を促す ペアレントプログラムセミナー は じ め に 近年、発達障害の早期支援の有効性が学術的にも検証されていますが、発達障害児への早期支援においては、 子どもだけでなく親を支援することが大変重要となってきます。どちらかというと、これまで親の育児不安への対 応としての子育て支援が重視され、親が子どもを援助することをサポートするシステムが後回しになってきました が、親は子どもの特性や育て方が分からず、その対応に大変困っています。そのため、親が子どもの育て方を学ぶ ためのシステムの確立が重要な課題となっています。 このような観点から、相模女子大学子育て支援センターでは、発達障害児の親支援プログラムの実践研究を行っ てきましたが、2014 年度から神奈川県との共同事業として、これらの研究をまとめてペアレントプログラムを開 発しました。 今回、このプログラムを神奈川県内の療育関係者に使っていただくためのセミナーを開催しますので、ご案内 申し上げます。 ※ 内容とスケジュールは、2015 年度 第1回~第3回(8 月~10 月)に実施したセミナーと同じです。 当セミナーは、今回募集の第4回・第5回の実施で全て終了となります。 平成 25 年度大学発・政策提案制度 「発達障害の子育て支援システムに対する提案」 代表者 相模女子大学 尾 崎 康 子 スケジュール 1日目 10:00 ~ 10:10 開会式 10:10 ~ 10:30 ペアレントプログラムの説明 10:30 ~ 12:00 社会的コミュニケーション発達について 12:00 ~ 13:00 昼休み 13:00 ~ 14:30 社会的コミュニケーション発達を促すプログラム(講義1) 14:30 ~ 17:00 社会的コミュニケーション発達を促すプログラム(講義2) 2日目 10:00 ~ 11:00 社会的コミュニケーション発達を促すプログラム (ワークショップ) 11:00 ~ 12:30 感覚運動発達を促すプログラム(講義1) 12:30 ~ 13:30 昼休み 13:30 ~ 14:30 感覚運動発達を促すプログラム(講義2) 14:30 ~ 16:30 感覚運動発達を促すプログラム(ワークショップ) 16:30 ~ 17:00 閉会式(修了証授与) ペアレントプログラムの概要 発達障害児の親を対象にしたプログラムとしては、応用行動分析をもとにしたペアレントトレーニングが知られて います。しかし、近年、子どもの育ちにおける社会的コミュニケーション発達の重要性が次々と明らかになり、それ に基づく発達論的アプローチが有効であることが指摘されています。今回開発したペアレントプログラムは、この発 達論的アプローチを基盤にした包括的プログラムであり、家庭における自然な日常生活の中で親子相互作用を積極的 に行い、親が子どもの発達を向上させていくことを目指しています。本プログラムは、現在、「社会的コミュニケー ション発達を促すプログラム」と「感覚運動発達を促すプログラム」の2つのサブプログラムから構成されており、 親や子どもの特性やニーズによって、取捨選択できるようになっています。 社会的コミュニケーション発達を促すプログラム 講師 概要 相模女子大学教授 尾 崎 康 子 社会的コミュニケーションができるためには、表情やジェスチャーや言語などの方法で、互いに応じ合い 影響し合う対人相互作用を沢山経験することが必要です。発達障害児はこの対人相互作用に弱さを もっています。そこで、家庭では、その弱さを親が配慮して、日常活動や遊びにおいて相互作用を 行うことがポイントになります。 講義では、社会的コミュニケーション発達の基礎知識を学び、発達を促す関わり方のスキルを 習得します。そして、当プログラムの背景理論、具体的内容、そして指導する際の留意点を 説明します。 ワークショップでは、対人相互作用が沢山含まれる親子ふれあい遊びを考えます。 感覚運動発達を促すプログラム 講師 概要 相模女子大学教授 Toth Gabor(トート・ガーボル) 発達障害児の特徴として、日常生活動作が不器用で時間がかかる、バランス感覚が悪い、運動面の不器用や ちょっとした遅れが気になる、横目使いで変な物の見方をする、特定の物に触れない、特定の音を非常に 嫌がるなどの感覚過敏があります。 感覚・運動発達と言語発達を促すポイントは、環境を自ら探索することの困難な子どもに 対して、様々な姿勢をとらせたり、遊具を使って身体を動かすなどの感覚運動発達を促す活動 を行い、それらの楽しさを経験させることです。そして、発達障害児の保護者が、これらの ポイントを理解し、家庭で行うために開発したのが、感覚運動発達を促すプログラムです。 講義では、その背景理論と実際の方法について解説します。 また、ワークショップでは、実際に参加者が感覚運動発達を促す活動を体験します。 講師プロフィール 尾 崎 康 子 │ 相模女子大学人間社会学部人間心理学科 教授 東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学 博士(心理学) 、臨床心理士、臨床発達心理士スーパーバイザー 【専門分野】臨床発達心理学、発達障害及び発達が気になる子どもの子育て支援、ペアレントプログラムの開発 Toth Gabor(トート・ガーボル) │ 相模女子大学学芸学部子ども教育学科 教授 横浜国立大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)、横浜市立大学大学院医学研究科修了(医学博士) 、 臨床発達心理士 【専門分野】発達障害指導法、臨床発達心理学、脳の機能発達と学習メカニズム、言語リハビリテーション等 042-813-5082 FAX 送信先 <申込情報> 希 望 ペアレントプログラムセミナー 回 第4回 ・ (2016 年 1 月 30 日・31 日) (該当に○) 申込用紙 第5回 (2016 年 2 月 15 日・16 日) ふりがな 氏 名 勤 務 先 (所属機関など) 〒 住 - 所 ( 職場 ・ 自宅 ) ※どちらかに○をつけてください 電話番号・FAX TEL: ( ) - FAX: ( ) - ( 職場 ・ 自宅 ) ※どちらかに○をつけてください メールアドレス ※メールアドレスのない方は、必ず連絡がとれる連絡先をお書きください。 ご 職 業 (該当に○) 備 心理士 ・ 保健師 児童指導員 ・ ・ 保育士 ・ 言語聴覚士 ・ 作業療法士 その他( ・ ) 考 <メール申込み> メール申込みの場合は、件名を「ペアレントプログラムセミナー申込み」として、上記の申込情報を以下の アドレスまで送信してください。 宛先:[email protected] <個人情報の取扱いについて> セミナー参加申込みにより、お知らせいただいた氏名、住所その他の個人情報は、本セミナーの運営や相模女子 大学子育て支援センターが主催する各種講演会・セミナー等のご案内にのみ使用し、漏洩・減失・毀損等がない よう安全に管理します。
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