「ドーデック・ギャラリー」特集号

2013.8.31 /
カルナ ー の会
発行
No。 72
カルナーだより
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「 ドーデック・ ギャラリー」特集号
カルナーの会 が連携 している現地、アーサーパ ッタナー デ ック財団はチ ェンマイ市内に ドー デック・
ギャラリー とい う店舗を持 っています。カルナー だよ りで何度か紹介 してい ますが、販売されている
子 ども達 とその肉親 (姉 や母な ど)そ してスラムや路上 で暮 らしている女性な どの製作品です。
商品 は、
過酷な成育歴 をもち心身共に深 い傷 を負 っている子 ども達に、 自分 の価値 を見出 し自信 と誇 りを持 っ
てほしい と、アー トセラピーの一環 として手工芸品の制作 を始めたのが始 ま りで した。 この取 り組 み
は集 中力・ 創造力 をつ け自立へ の技術習得 にも役立 っています。財団スタッフの出羽明子 さんがプロ
。
ジェク トを立ち上 げ、
商品化す るほ どに成功 させ ました。申請 したプロジェ ク トが認可 され、店 の家賃
人件費 な どの営業費 (約 14万 円/月 )を 3年 間は助成金 でまかないました。 しか し 20H年 か らは
助成金 な しで 自立 し、独立採算制 を維持 していかねばな らず、店舗維持費を少な くするためにも この
度移転 し新 しくオー プンしました。 これを機 に、出羽明子 さんか ら原稿をいただきました。今回のカ
ルナー だよ りは、「 ドー デ ック・ ギ ャラリー」 の特集号 としてお ります。チ ェンマイ訪間の機会 があ
りま した ら、是非声をかけ、励 まして ください。売上げの 30%を 制作 した子 どもに還元、30%を 奨
学金 としての基金 に、残 り 40%を ギ ャラリーの維持費、原材料費 な どに して運営 している との こと。
なお、 日本国内では ドー デ ック製品 の販売 に協力 くださ つているお店・ 診療所 な ど 8ケ 所あ ります。
今回紙面 で “シサムエ房 "(京 都 )を 紹介 しています。 また、子 ども達 の主な製作品 のカラー写真 を
同封 してお ります。 1個 で も購入 いただける方 は、メール・ FAX・ 郵便な どで ご注文下 さい。送料 ご
負担 いただきお送 りします。在庫 が品切れ の場合 は しば らくお待ちいただ くことにな ります (詳 細 は
3ペ ージ)。 財団の店舗 として独立採算制で維持 できるよう皆さんの ご協力 をお願 い致 します。
「 ドーデック・ ギヤラリー」移転 しました
!
アーサ ーパ ッタナ ーデ ック財団
アー ト・ クラフ ト・ プ ロジェク ト 出羽 明子
2007年 11月 のアー ト・クラフ ト・ プロジェ
ク ト開 始、2008年 1月 19日 Dor― Dek Gallery
。
(ド ー デ ック ギ ヤラリー)と しての実店舗 をオー
プンしてか らあっとい う間に月 日が過ぎ去 って行
きました。
オー プン当初 の写真を見返 してみると、 ここま
で一 緒 に製作 してきた 200人 を超 えるた くさん
の子 ども達や女性達 ひ とりひ とりの ことを思 い出
します。製作過程やプ ロジェク ト運営 の過程 で起
こってきた多種多様 な課題、問題 は数え切れない
ほ どた くさん山あ り谷 あ りで した。集中力 も無 く
作品製作 に関心 が持てず、アクティ ビティー 時間
内に病庸 を起 こし乱暴 な行動で他 の子 どもの邪魔
移転した ドーデック・ギヤラリー
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