資 料 １ 南和広域医療組合 平成27年２月４日 吉野病院の医療機能の見直しについて 吉野病院への「地域包括ケア病棟」の導入について 【資料１-１】 ・・・・・・・ １ 吉野病院の土地・建物買取区分の変更について 【資料１-２】 ・・・・・・・・・ ２ 資料 １-１ 南和広域医療組合 平成27年２月４日 吉野病院への「地域包括ケア病棟」の導入について ○地域包括ケア病棟の主な施設基準 ※赤字は課題事項 ①看護師配置基準は１３対１以上 ○地域包括ケア病棟 ②専従のリハビリ技師（「作業療法士」又は「理学療法士」又は 入院治療後、病状が安定 「言語聴覚士」）を１名以上配置 した患者に対して、リハビ ③リハビリを提供する患者に対し、１日平均２単位以上提供 リや退院支援など、効率的 ④在宅復帰率７割以上 かつ密度の高い医療を提供 ⑤在宅療養支援病院の基準を満たすこと する「在宅復帰支援のため (当直体制とは別の往診担当医が必要) の病棟」であり、２６年度 の診療報酬改定時に国が新 ○地域包括ケア病棟導入に伴う３病院の病床機能の変更点 たに制度化。 現 地域包括ケア病棟を有する病院の主な役割は ①急性期病床からの患者受入 ②在宅への復帰支援 ③在宅等の患者の緊急時受入 ○地域包括ケア病棟導入のメリット 行 変更後 南奈良総合医療ｾﾝﾀｰ ２３２床 一般病床 １８８床 HCU ８床 回復期リハビリ ３６床 南奈良総合医療ｾﾝﾀｰ ２３２床 一般病床 １８８床 HCU ８床 回復期リハビリ ３６床 吉野病院 療養病床 吉野病院 地域包括ケア病床 療養病床 五條病院 ９０床 ９０床 ９０床 五條病院 ９５床 ５０床 ４５床 ９０床 ①地域包括ケア社会、在宅医療推進などの流れに沿った地域社会構築に寄与 ②比較的軽症の肺炎や心不全、脱水等の入院患者が吉野病院に直接入院可能 ③急性期後の患者受け入れ先となることで南奈良総合医療センターの在院日数の ※吉野病院の病床数は、改修工事の内容により若干変更する可能性がある。 短縮に寄与 ※吉野地域は開業医が少なく、在宅医療サポート体制が脆弱なため、吉野病院 ④13対１や療養病棟入院基本料Eと比しても入院基本料が高く、経営改善に寄与 で先行導入する。その効果等検証し、必要時には五條病院でも導入可能なよ うに、改修時にハード面の対応を行う。 ※２つの療養病棟のうち1つを地域包括ケア病棟に変えることで吉野病院の改修 工事も縮小できる。 1
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