要望事項1.

 地域包括ケア病棟・病床における社会福祉士専従配置加算の創設
1.平成25年度と平成27年度の調査比較して、「社会福祉士が在宅復帰支援担当者になっている医療機関の割合」 が 8.7%増加している。(平成25年亜急性病棟・病床における在宅復帰支援担当者の職種調査結果との比較) 2.在宅復帰支援担当者に社会福祉士が入ると、地域(在宅・他院)からの入院受け入れ多い。 3.社会福祉士が全病棟担当制を敷いている方が、病棟担当制を敷いていない場合よりも地域連携活動が効果的に 行えている。 (医療機関におけるソーシャルワーク部門の構造と地域連携行動に関する研究 霞ケ関病院 榊原 医療と福祉No98 2015.10発行予定 査読済み)
在宅復帰支援担当者にみる入院受け入れ元
「地域包括ケア病棟・病床における
在宅復帰支援の実態調査」 調査対象 : 1088件(平成27年5月1日現在厚生局資料より) 調査方法 :全国の病院8508件へ郵送 該当病院にアンケート調査 調査期間 :平成27年4月1日~4月30日 回答医療機関数 : 161件 回答率 : 14.8% 社会福祉士が在宅復帰支援担当者の医療機関割合
p<0.01
100 25 70 20 50 40 71.4 80.1 15 10 30 5 20 0 10 他院
0 在宅
平成25年度
平成27年度
平成25年度と平成27年度調査を比較して、「社会福祉士が在
宅復帰支援担当者である医療機関の割合」が8.7%増加。
自院
在宅
他院
看護師及び社会福祉士
37
797
318
79
社会福祉士のみ
91
1881
658
227
看護師のみ
24
467
90
44
35 80 60 病院数
多くの病院で「社会福祉士のみ」が在宅復帰支援担当者となっ
ている。一部の病院では「看護師のみ」というところも見られる。
30 90 在宅復帰支援担当者
6.6 8.2 7.3 26.6 23.8 15 看護師及び社会福祉士
社会福祉士のみ
看護師のみ
6.6 8.2 7.3 26.6 **
23.8 *
15 *,**
* p<0.001, **p<0.001
在宅復帰支援担当者に社会福祉士が入ると、有意に地域(在宅・
他院)からの入院受け入れが多い。