吉野学園 吉田愛青園 あおいとり ほほえみ 愛光園

第5号
青鳥会だより
2015年 6月 30日
社会福祉法人
発行責任者:牧
青鳥会
美輝
〒892-0871 鹿児島市吉野町 11081-1
TEL099(243)5632 FAX 099(243)5650
URL http://www.seichoukai.jp
題字は K.H さん(35 歳男性)
「てらやまの風」利用者作
木の香りとぬくもりにつつま
れた建物です。
2階のラウンジは開放してお
りますので,気軽に遊びにいら
してください!!
皆様のおかげで、ほほえみが誕生しました。心よりお礼申し上げ
ます。青鳥会の新しい施設に是非いらしてください。手や足で、五
感で杉や檜、陽の光に触れてください。皆様のほほえみを心より願っ
ております。
ほほえみは、鹿
児島県の「かご
しま木づかい
事業」の補助を
受けています。
ほほえみ職員一同より、感謝をこめて。
(施設長
牧 紀代子)
愛光園
吉野学園
鹿児島市吉野町 11165-1
TEL
099-243-0141
FAX
099-243-5198
URL
http://yoshino.seichoukai.jp
E-mail [email protected]
吉田愛青園
ほほえみ
鹿児島市吉野町 11164
TEL
099-295-0371
FAX
099-295-0372
URL
http://hohoemi.seichoukai.jp
E-mail [email protected]
鹿児島市宮之浦町 4180-1
TEL
099-294-4889
FAX
099-294-4890
URL
http://aiseien.seichoukai.jp
E-mail [email protected]
てらやまの風
TEL 080-6456-5146
鹿児島市吉野町 11172-2
あおいとり
鹿児島市吉野町 10791-10
TEL
099-295-7009
FAX
099-295-7119
URL
http://aoitori.seichoukai.jp
E-mail [email protected]
よつばのクローバー
TEL 099-243-7893
鹿児島市吉野町 2256-9
鹿児島市吉野町 11081-1
TEL
099-243-5632
FAX
099-243-5650
URL
http://aikouen.seichoukai.jp
E-mail [email protected]
GEN
TEL 080-6428-4824
鹿児島市吉野町 1932-1
-1-
相談支援事業所
TEL 099-295-0363
鹿児島市吉野町 11081-1
第5号
青鳥会だより
◎平成26年度
法人の主な動き
4月
・てらやまの風スプリンクラー
設置工事完了
・旧愛光園建物解体・擁壁改修工事
5月 ・監事監査
・平成25年度事業報告及び決算同意
・吉田愛青園太陽光設備工事完了
6月 ・法人合同研修(1)
・法人現況報告
7月 ・愛光園夏祭り
8月 ・法人広報誌「青鳥会だより」発行
・吉野学園夏祭り
・吉田愛青園夏祭り
・あおいとり夏祭り
・県指導監査
9月 ・法人合同研修(2)
・法人懲戒審査委員会
・ほほえみ工事着工
10月 ・鹿児島市指導監査
・鹿児島県指導監査
11月 ・法人内部経理監査
12月 ・法人相談・苦情解決委員会
・法人課長・主任会議
・鹿児島市指導監査
(愛光園相談支援事業所)
1月 ・法人合同研修(3)
・法人事務担当者会議
2月 ・法人サービス管理責任者会議
3月 ・平成27年度事業計画及び
当初予算同意
・給与規程改正
・ほほえみ竣工
・法人懲戒審査委員会
(理事会は年8回
評議員会は年4回開催。)
法人の現況
H27.4.1現在
▼実施事業所数
9事業所
▼実施事業数
27事業
▼利用者数
474名
(女性 134 名 男性 340 名)
▼職員数
213名
(女性 136 名 男性 77 名)
平成27年度
1
2015年 6月 30日
青鳥会事業計画
基本方針
社会福祉法人青鳥会は昭和41年に発足し、来年は50周
年を迎えます。本年4月に新たにオープンする地域生活支援
事業所「ほほえみ」と4つの障害者支援施設を中心とした9
事業所において27事業を実施します。
障害者の意思決定や、障害者の人権並びに権利を尊重した
質の高い障害福祉サービスの提供に努めます。
また、福祉サービス提供の主体であります人材確保はもと
より職員の待遇改善を図るとともに法人研修の充実等職員
の資質向上に努めます。
以上の基本方針に基づき、重点事項を下記のとおり定め事
業推進に努めます。
2 今年度の重点目標と取り組み
(1)地域生活支援事業所ほほえみの事業推進
新たに事業開始する地域生活支援事業所「ほほえみ」に
ついて、法人内各事業所や関係機関・団体との連携を図り、
在宅障害児者へのサービス事業の推進に努める。
(2)質の高い障害福祉サービスの提供
日中活動サービスと居住サービスの充実,福祉サービス
利用者本人の意思決定等、人権・権利を尊重した支援、相
談支援業務の充実を図り、希望する福祉サービスの提供等
による質の高い障害福祉サービスの提供に努める。
(3)人材確保と育成
各事業所の人材確保について的確に把握し、年間を通し
て求人活動を進め必要な人材の確保、初任給引き上げや手
当等の見直し新たな手当の創設を行い職員待遇の改善に
努める。
(4)経営基盤の強化
「施設経営から法人経営」へより一体的な経営をすすめ
るための法人体制の強化、経費の執行を徹底しコスト意識
の醸成、利用者確保、「相談・契約・計画・実施・記録・
請求」の実務の流れの適切な実施等による経営基盤の強化
に努める。
(5)危機管理(リスクマネジメント)
利用者の安全・安心の確保と人権・権利擁護、福祉サー
ビス提供中の事故やヒヤリハット事例について適切に対
応し、事故防止に努め苦情相談システムの徹底を図りサー
ビス向上に努める。
(6)地域と共に歩む法人・事業所
各事業所は地域とともに歩む事業運営や地域に貢献す
る取り組みがますます重要になっており、各事業所の施
設・設備を地域交流スペースとして活用をすすめ、職場体
験学習の受け入れ、保育・介護実習、ボランティア等の受
け入れを推進、情報公開(法人事業所の平成26年度事
業・決算報告、法人広報誌の発行)
(7)施設整備
各事業所業所の施設・設備の維持管理・改善充実を図り、
より快適な環境の下での障害福祉サービス等の提供に努
める。
(8)次期「法人将来構想(中長期計画)」の策定
「次期法人将来構想検討委員会(仮称)」を設置し,以
下の事項について検討し、次期法人将来構想(中長期計画)
を作成する。
-2-
第5号
青鳥会だより
2015年 6月 30日
平成26年度 社会福祉法人 青鳥会決算報告書(平成26年4月1日~平成27年3月31日)
●貸借対照表● (単位:千円)
資産の部
科目
流動資産
基本財産
その他の固定資産
資産合計
科目
流動負債
固定負債
負債合計
基本金
国庫補助金積立金
その他の積立金
次期活動収支差額
純資産合計
負債及び純資産合計
合計
793,007
1,455,546
325,519
2,574,072
合計
117,564
432,321
549,885
356,173
678,631
35,000
954,383
2,024,187
2,574,072
本部 吉野学園
64,658
100,696
388,385
62,091
24,311
126,749
513,392
負債の部
本部 吉野学園
5
0
5
0
0
25,366
92,269
117,635
125,081
162,268
126,744
126,744
126,749
108,408
395,757
513,392
愛光園
203,341
498,778
116,525
818,644
愛光園
33,079
218,684
251,763
104,816
255,041
15,000
192,025
566,882
818,645
吉田愛青園
244,825
285,794
87,276
617,895
吉田愛青園
32,752
37,728
70,480
95,754
127,440
20,000
304,221
547,415
617,895
あおいとり
179,487
282,589
35,316
497,392
あおいとり
26,362
83,640
110,002
30,522
133,882
222,985
387,389
497,391
●事業活動収支計算書●
科目
サービス活動収益
サービス活動費用
サービス活動増減差額
サービス活動外収益
サービス活動外費用
サービス活動外増減差額
経常増減差額
特別収益
特別費用
特別増減差額
当期活動増減差額
前期繰越活動増減差額
当期末繰越活動増減差額
その他の積立金取崩額
その他の積立金積立額
次期繰越活動収支差額
合計
1,163,756
1,072,407
91,349
16,652
15,257
1,395
92,744
974,910
952,540
22,370
115,114
839,268
954,383
0
0
954,383
本部 吉野学園
0
1,717
-1,717
5
0
5
-1,712
119,490
783,584
-664,094
-665,806
792,550
126,744
0
0
126,744
255,934
234,488
21,446
7,024
6,680
344
21,790
269,502
12,877
256,625
278,415
-170,006
108,408
0
0
108,408
愛光園
324,476
318,344
6,132
1,947
2,763
-816
5,316
194,375
90,700
103,675
108,991
83,033
192,025
0
0
192,025
吉田愛青園
307,576
259,280
48,296
3,985
4,320
-335
47,961
331,099
45,697
285,402
333,363
-29,142
304,221
0
0
304,221
あおいとり
275,770
258,578
17,192
3,691
1,494
2,197
19,389
60,444
19,682
40,762
60,151
162,833
222,985
0
0
222,985
●資金収支計算書●
科目
事業活動収入
事業活動支出
事業活動資金収支差額
施設設備等収入
施設設備等支出
施設設備等資金収支差額
その他の活動収入
その他の活動支出
その他の活動資金収支差額
当期資金収支差額合計
前期末支払資金残高
当期末支払資金残高
合計
1,180,409
1,023,601
156,808
62,052
165,155
-103,103
109,228
118,330
-9,102
44,603
711,674
756,277
本部 吉野学園
5
1,717
-1,712
55,799
62,091
-6,292
63,691
0
63,691
55,687
8,966
64,653
262,958
231,262
31,696
5,000
7,780
-2,780
7,120
14,741
-7,621
21,295
69,051
90,346
-3-
愛光園
吉田愛青園
326,424
299,423
27,001
311,561
241,125
70,436
59,136
-59,136
36,888
36,092
796
-31,339
225,551
194,212
26,799
-26,799
1,431
50,319
-48,888
-5,251
242,324
237,073
あおいとり
279,461
250,074
29,387
1,253
9,349
-8,096
98
17,178
-17,080
4,211
165,782
169,993
第5号
青鳥会だより
<遠足 in 西之谷ダム&藺牟田池>
サイクリングや魚釣り、リフレッシュも兼ねたウォーキングを行いました。
2015年 6月 30日
繋
が
れ
ば
と
考
え
て
い
ま
す
。
(
主
任
生
活
支
援
員
森
田
雄
三
)
<クッキング>
作業を分担し、協力して「どら焼き」を作りました。
現在愛光園で行われている活動は、主に園内での活動
「映画鑑賞・手芸活動・季節行事の準備や貼り絵など創
作活動をはじめ、講師を招いてのPC教室・俳句の会・
陶芸教室など」を行っています。
参加される利用者様の興味や適性に合わせて様々な活
動の機会を提案し、その活動における個々の状況に応じ
た支援を行うことで、その人らしい生活が送れることが
出来るように支援しています。
これからは、活動内容の充実をはかり、園内だけでは
なく、地域の活動への参加や作品集の展示会など目標に
向かって、新たなる活動の提供も行っていきたいと思い
ます。
(生活支援員 上治 勇介)
陶芸活動
俳句活動
-4-
組
む
こ
と
で
、
活
動
に
対
す
る
利
用
者
の
方
の
モ
チ
ベ
ー
シ
ョ
ン
や
リ
フ
レ
ッ
シ
ュ
に
①
ク
ッ
キ
ン
グ
②
個
別
外
出
③
遠
足
を
毎
月
計
画
し
、
毎
週
ひ
と
つ
の
特
別
活
動
を
が
充
実
し
た
時
間
と
な
る
よ
う
特
別
活
動
を
取
り
組
ん
で
い
ま
す
。
す
。
利
用
者
の
方
が
日
中
活
動
に
参
加
し
て
い
く
中
で
、
さ
ら
に
楽
し
く
日
々
の
活
動
吉
野
学
園
で
は
日
中
活
動
と
し
て
、
ウ
ォ
ー
キ
ン
グ
・
作
業
活
動
を
実
施
し
て
い
ま
「
特
別
活
動
」
風船バレー
クリスマス会
第5号
青鳥会だより
ウォーキング活動
(
サ
ー
ビ
ス
管
理
責
任
者
しいたけホダ木運び
レストランでの食事
)
休日活動 買い物
里
中
大
丈
夫
2015年 6月 30日
し
め
る
、
個
別
で
楽
し
め
る
余
暇
活
動
の
提
供
に
努
め
て
い
ま
す
。
へ
食
事
に
出
か
け
た
り
し
て
い
ま
す
。
み
ん
な
で
楽
し
め
る
、
小
グ
ル
ー
プ
で
楽
な
ど
を
楽
し
ん
で
い
ま
す
。
ま
た
ス
ー
パ
ー
で
買
い
物
を
し
た
り
、
レ
ス
ト
ラ
ン
「
余
暇
活
動
」
:
休
日
に
は
大
画
面
で
の
ビ
デ
オ
鑑
賞
や
カ
ラ
オ
ケ
、
ド
ラ
イ
ブ
楽
し
く
参
加
で
き
る
」
作
業
を
目
指
し
て
い
ま
す
。
ひ
と
り
の
ペ
ー
ス
で
無
理
な
く
」
「
見
通
し
が
持
ち
や
す
い
」
「
い
ろ
ん
な
作
業
に
ン
グ
で
は
園
で
採
れ
た
野
菜
を
使
い
な
が
ら
調
理
し
て
食
べ
て
い
ま
す
。
「
一
人
乳
パ
ッ
ク
を
再
利
用
し
た
ハ
ガ
キ
つ
く
り
な
ど
に
取
り
組
ん
で
い
ま
す
。
ク
ッ
キ
な
ど
に
取
り
組
ん
で
い
ま
す
。
屋
内
作
業
で
は
、
清
拭
用
の
シ
ー
ツ
裂
き
や
牛
「
作
業
」
:
屋
外
作
業
で
は
運
搬
作
業
や
鋸
引
き
、
し
い
た
け
や
芋
、
花
の
栽
培
し
て
生
理
的
な
活
性
化
を
促
し
、
体
作
り
や
情
緒
の
安
定
を
図
っ
て
い
ま
す
。
野
山
の
遊
歩
道
な
ど
い
ろ
い
ろ
な
場
所
を
歩
い
て
い
ま
す
。
律
動
的
な
運
動
を
通
「
ウ
ォ
ー
キ
ン
グ
」
:
歩
行
力
に
応
じ
て
6
グ
ル
ー
プ
を
編
成
し
、
公
園
や
海
岸
、
昨年度の9月から生活介護の利用をはじめたKさん。はじめは活動室に入ることもできませんでした
が、現在はハサミで紙を小さく切ることに夢中。時間いっぱい席を立つこともなく集中しています。
紙工作が好きなSさんは、花びらを1枚ずつ丁寧に貼って花作り。毎日コツコツと取り組み、たくさん
のひまわりができました。
創作・アートグループは、アクリル板に描きました。インクがたっぷり出るポスカで色を塗ったり、
クレヨンを指で塗ったり、紙とは違う感触を楽しみながら自由に描いています。
ひとり一人好きな活動がたっぷりできるように支援していきたいと思います。
(生活支援課長 武 睦子)
-5-
第5号
青鳥会だより
2015年 6月 30日
生活介護「すまいる」
「すまいる」は、知的障害の利用者を対象に生活
介護サービスを提供しています。気分転換や健康維
持のためにウォーキングを行ったり、手しごと・園
芸活動に取り組んだりしています。
利用者の気持ちに寄り添いながら、日中活動を充
実させることで、生活の質の向上を目指していきま
す。
(主任生活支援員
新名 康二)
生活介護「さくらの木」
「さくらの木」は、ご自宅で生活されている肢体不
自由の方々の「居場所」を作れるよう利用者さんの気
持ちに寄り添い、受け止められる支援を目指していま
す。戸外に出かけて季節を感じながら自然と触れ合う
機会を作ったり、手しごと・ねんど活動・木工活動を
通して意欲や世界を広げていけるようサポートして
いきたいと思います。
(主任生活支援員
横山 明美)
放課後等ディサービス「さくら」
「ほほえみ」開所に伴い、放課後等ディサービス「さ
くら」も吉野学園から引っ越しをしてきました。
新しい環境、新しい学年でのスタートとなり少し心
配しましたが、子どもたちの元気な声や笑い声が館内
に聞こえており、職員一同安心しています。
今後も楽しく過ごせて「ほっ」とできる場所を提供
したいと思います。 (主任指導員
谷口 美保)
児童発達支援「ほほえみっこ」
法人初の児童発達支援と保育所等訪問支援の開所
となりました。
『寄り添う支援・つなげる支援』をコ
ンセプトに発達が気になる就学前のお子さんとその
保護者を対象に支援を行います。
「親子通園」とお子さんだけの「単独通園」の2つ
の形態で個々の発達に応じた保育を行い、親子が安心
して楽しく通える場を目指した支援に努めます。
(主任保育士
上村 佐知子)
相談支援事業
所
当事業所は平成24年に愛光園障害者相談支援事
業所として指定を受け、在宅の利用者(児)や法人内
の入所・通所利用者(児)を対象にサービス等利用
計画を作成、定期的にモニタリングを行い、また随
時相談に応じています。
このたび愛光園から、地域生活支援事業所ほほえ
み内に事業所を移し、ほほえみ相談支援事業所とし
て新たにスタートしました。
(相談支援専門員
肥後 広子)
-6-
第5号
青鳥会だより
2015年 6月 30日
法人合同研修について
平成26年度の法人合同研修会は3回実施しました。
研修テーマ等は次のとおりです。
第1回
6月19日
第2回
9月18日
第3回
平成27年
1月29日
研修テーマ
介護職のための
メンタルヘルス
ケア
てんかん発作に
ついて
障害者施設の職
員は、障害者の
権利を守れるか
講
師
参加人員
NPO法人
メンタルケア鹿児島代表理事
平 川 真理子 先生
よしの脳神経外科消化器科外科
湯之上 俊 二 先生
弁護士
馬場
竹彦
平川先生からは、「ストレス状態を引き起こす
メカニズム」や「心の不調への対応法」「よりよ
き対人関係をつくるためのコミュニケーション方
法」等について講演していただきました。「もえ
つきチェック」や「心の距離チェック」等もあり、
ストレスの経過(段階)とそれに対する対応等大
変参考になりました。ストレスの大きな要因は人
間関係だそうです。
湯之上先生からは、「てんかん」の「てん」は、
倒れる病という意味があり、「かん」は、「ひき
つけ、痙攣」を意味し、「病気である」と認識さ
れたのは、100年前からということでした。症
状(てんかん)は、高齢者と子どもに多く見られ、
子どもの発生率は3歳以下が多く高齢者では脳血
管障害に起因するとのことでしたが、治療で70
~80パーセントの発作をコントロール出来ると
いうことでした。
馬場先生からは、「職員の意識を高める」(自
覚を促す)、「自分たちの仕事の意味を再認識す
る」(慣れから生ずる失敗の防止)、「知らずに
犯してしまう失敗の防止」(知識の獲得とスキル
アップ)、「福祉施設の職員に対するエール」の
先生
22名
23名
26名
4点を講演の目的として話していただきました。
福祉の定義、障害者の権利、障害者の権利をどう
やって守るか,障害者を虐待から守る、職員が加
害者とならないために、等を具体的に話され、最
後に「職員は、トラブルがあっても,障害者は幸
せだった」を目指して欲しい。「障害者は特別な
権利を持っているのではなく健常者と同じ権利を
持っていることを忘れないでください。」と話さ
れました。
馬場先生の講演後のアンケートから一部紹介し
ます。
・「福祉の当番弁護士制度」や「電話による無料
相談」など知らなかったので,福祉施設で働いて
いる者として,そのような制度や機会があるのは
心強いと感じました。
・トラブルを隠すと後々大きなものになること。
暴力を見て見ぬふりをするとエスカレートするこ
と。小さなことでも問題にし、解決していくこと
が必要なこと。虐待を目撃したらきちんと報告で
きる職場作りが大切であること。利用者は対象物
ではない!という話が心に残りました。
地域における公益的な取り組みについて
当法人各事業所において、「地域の福祉ニーズへの対応状況」については、平成26年度は次のとおりです。
・地域での奉仕活動
施設周辺道路の除草、草の運搬等
地域のゴミ収集場所に木製ゴミ箱を作製し設置
・施設開放
夏祭りへの町内会(地域住民)の参加呼びかけ
町内会への施設開放
・地域活動への参加
地域のイベント兵六ゆめ祭りへの参加
地域の福祉団体「さんさん会」の活動参加
・実習生・ボランティアの受け入れ
大学や短大等実習の受け入れ
地域の民生委員・児童委員の活動受け入れ
・地域の小中学生の体験活動等受け入れ
小学生の体験活動
・中学生の職場体験等
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第5号
青鳥会だより
2015年 6月 30日
法人事業所の職員研修状況
○法人各事業所の研修会等
職員会議、支援員会議、ケア会議、年3回の法人合同研修会等
○行政や施設協議会等が主催する研修会等(県内、九州管内、全国大会等)
1 職員の勤務年数や資格者等の研修
初任者研修、中堅職員研修、管理監督者研修、サービス管理責任者研修、児童発達支援管理者研
修、相談事業従事者研修、会計担当者研修、給食関係研修、防災管理者研修やノロウイルス研修、
感染症講習、衛生推進者講習、救急法研修,安全運転管理責任者研修等
2 利用者支援関係研修
人権擁護研修や虐待防止研修、強度行動障害者支援者研修会や自閉症療育支援セミナー等
法人事業所の研修会はじめ県内外での研修・研究大会にそれぞれ,1~2名参加し知識や技術等の習得
に努め利用者のみなさまの生活等支援の向上に繋げています。
今後も、利用者のみなさまの要望・要求に応じた質の高いサービス提供ができますように自己研鑽に努
めるとともにあらゆる研修等に参加して参ります。
相談・苦情解決状況
平成26年度の障害福祉サービス提供に関する相談・苦情の件数内容は次のとおりです。
事業所名
相談・苦情件数
相談・苦情申出人
相談件数
苦情件数
計
相
利用者
吉野学園
愛光園
吉田愛青園
あおいとり
計
8
2
18
17
45
20
17
22
38
97
28
19
40
55
142
2
2
4
談
家族
7
16
17
40
苦
他
1
利用者
10
2
1
12
情
家族
19
5
20
38
82
他
1
2
3
苦情は、97件で苦情の内容は、利用者支援に関するものが53件(整容や衣類の管理、外出・外泊時
服装、腕や足等のアザ・傷・ケガ等)、連絡帳はじめ電話等による連絡や対応に関係するものが20件、
その他が24件でした。
また、苦情の申出人は、家族・保護者から82件、利用者本人から12件の他、地域住民から1件、実
習生の大学実習指導教員等から1件ありました。
相談については、45件で障害福祉サービス利用に関する相談や利用者の食事量や服薬の変更等につい
ての相談でした。
相談・苦情については、第三者委員の意見等を賜りながら適切な解決を図りました。
今後も、法人内苦情解決委員会だけでなく事業所内でも苦情解決委員会を開催し相談・苦情には適切・
迅速に対応し障害福祉サービスの質の向上に努めて参ります。
懲戒処分について
平成26年度法人就業規則に基づく懲戒処分は2件ありました。
法人事務局から
社会福祉法人青鳥会広報誌「青鳥会だより」第5号をお届けします。
本年4月、当法人5つめの事業所として開設しました「地域生活支援事業所 ほほえみ」を一面と六面
に紹介しております。又、「平成26年度法人の主な動き」は、二面に、「平成26年度決算報告書」は
三面に、「平成27年度の事業計画」は二面に、当法人各事業所の日中活動状況は、四、五面に掲載して
おります。「研修状況」と「相談・苦情解決状況」は、八面に掲載しております。
広報誌について利用者のみなさまやご家族、関係機関団体のご意見等よろしくお願いいたします。
※ 利用者様の写真掲載については、本人及びご家族等のご了解をいただいております。
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