第1号議案 平成26年度事業報告及び収支決算について 1 平成26年度事業報告について 自 平成26年4月 1日 第31事業年度 至 平成27年3月31日 当財団は、県内企業の総合的支援機関として、新産業創出や経営革新への支援、産業技 術の高度化や科学技術の振興、産学官の共同開発研究への支援などに取り組んでいる。 平成26年度は、 「よろず支援拠点」を設置し、中小企業・小規模事業者への支援体制を 強化するとともに、 「6次産業化相談窓口」を設置し、6次産業化に取り組む農林水産業者 を積極的に支援した。また、県内中小企業の技術者等で構成する経済視察団をドイツ等に 派遣し、現地の最新情報を収集した。さらに、中国上海において、中国に進出している日 系ものづくり系企業との現地商談会を開催するなど、新規取引の開拓及び受注機会の拡大 等の提供に努めた。 当財団は、平成26年10月1日に設立30周年を迎え、今後とも、効果的な支援に努 めてまいりたい。 ※各事業右記載の金額は、経常費用の額である。 公益目的事業 Ⅰ 新産業の創出や地域産業の革新、地域企業の経営基盤強化のための相談・指導、 情報提供、助成及び資金貸付等の事業 決算額 1.新事業創出等支援事業 14,159千円 県内企業の新事業の創出や経営革新などを積極的に推進するため、本県の中核的支援機関 として各支援機関と連携を取りながら、研究開発から事業化、販路開拓に至るまでの総合的 な支援を実施した。 新事業相談指導等事業 専門家による企業相談窓口を常設し、他の支援機関と連携しながらきめ細かな支援を行 った。 -1- 専門家による窓口相談や巡回相談などにより、中小企業の 経営力の向上(経営革新・農商工連携・地域資源活用・販 路開拓・経営改善等)、創業・再チャレンジ、事業承継等 の課題に対する指導助言を行うとともに、企業ニーズの把 握や事業化シーズの発掘等に努めた。 相談事業 なお、 「認定支援機関」として、ものづくり中小企業・小規 模事業者が実施する試作品の開発や設備投資等の計画作り を支援し、国の補助金申請のための確認書発行業務を行っ た。 地域の支援機関の要請等に基づき専門家を派遣し、中小企 専門家派遣事業 業の高度・専門的な経営課題の解決を図った。 支援体制整備事 地域の支援機関と連携を図るため、産業支援機関連絡会議 業 を開催した。 (平成 26 年 7 月 15 日) 1,231 件 4企業 1回 さぬき市事業経 さぬき市から同市内の商工業者などを対象とした経営革新 営革新等相談支 等に関する相談業務を受託し、相談日に専門家を派遣した。 援事業 2.中小企業外国出願支援事業(国補) 6回 6,705千円 中小企業者における戦略的な外国への特許出願等を促進するため、県内中小企業の外国へ の特許出願等に要する費用の一部の助成を行うもので、平成 26 年 6 月~11 月の間に 2 回の 募集を行った。申請企業は 9 社、申請件数は 17 件(特許 3 件、商標 12 件、冒認対策商標 2 件)であり、助成決定は 16 件(特許 3 件、商標 11 件、冒認対策商標 2 件) 、金額は 6,705 千円となっている。 3.創業促進事業(国委) 5,915千円 地域の需要や雇用を支える事業を興す起業・創業や既に事業を営んでいる中小企業・小規 模事業者において後継者が先代から事業を引き継いだ場合などに業態転換や新事業・新分野 に進出する第二創業、また、海外市場の獲得を念頭とした事業を興す起業・創業を支援する ことにより、地域における需要の創出、取り込みや中小企業・小規模事業者の活力の回復・ 向上を促すことで、経済の活性化を図ることを目的として、これらの起業・創業、第二創業 を行う者に対して、その創業事業費等に要する経費の一部を補助する。 本事業は、経済産業省からの補助金をもとに、独立行政法人中小企業基盤整備機構が実施 するもので、同機構から委託を受け、香川県では当財団が事務局となっている。 年度 区 分 地域需要創造型起業・創業 24年 第二創業 度補正 海外需要獲得型起業・創業 25年 創業・第二創業 度補正 計 採択件数 48 3 3 交付決定件数 47 3 2 31 28 85 80 4.中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業(よろず支援拠点) [新規] 31,961千円 中小企業・小規模事業者への支援体制を強化するため、 「香川県よろず支援拠点」に、コー ディネーター1名と6名のサブ・コーディネーターを配置し、 他の支援機関とも連携しつつ、 -2- 総合的・先進的経営アドバイス、個別事案に最適な支援チームの編成などによる中小企業支 援事業を国から委託を受け実施した。 5.グローバル技術人材育成事業[新規] 10,032千円 県内中小企業の技術力向上や海外展開を支える技術人材の育成を図るため、県内中小企業 の技術者等で構成する経済視察団をドイツ連邦共和国及びオーストリア共和国に派遣し、最 先端の技術を有する企業や海外見本市等を視察し、最新のビジネス情報を収集した。 区 分 内 容 等 ○開催日 平成26年7月18日 ○開催場所 香川県新規産業創出支援センター『ネクスト香川』 ドイツビジネスセミナー ○講師 ジェトロ、ドイツザクセン州経済振興公社 ○参加者 県内企業経営者等 32名 ○視察期間 平成26年9月14日~20日 ○視察地 ドイツ連邦共和国(フランクフルト、ニュルンベルク、 ドイツものづくり企業 フロンテンほか) 視察研修 オーストリア共和国(フィルス) ○参加者 県内中小企業の技術者等 12名(12社) 6.農業の6次産業化等促進事業(県委)[新規事業] 5,685千円 県から委託を受け、県内の農林水産業の 6 次産業化にむけた取り組みを支援するため、新 たに「かがわ 6 次産業化推進センター相談窓口」を設置した。農林水産業者等へのサポート 活動として、6次産業化プランナーの派遣やセミナー等を開催し、すでに実践している農林 漁業者のフォローアップや志向する農林漁業者等に対して個別指導や助言を実施した。 (1)かがわ6次産業化推進センター相談窓口を設置、専任・登録プランナーを委嘱 相談窓口の開設日:平成26年6月9日 専任プランナー2名、登録プランナー3名を委嘱 (2)総合事業化計画の認定件数 7案件 (3)さぬきの6次産業化ステップアップセミナー[基礎入門編・応用編]の開催 開催日 内容・講師 6次産業化って何? 平成 26 年 10 月 23 日 (6次産業化をはじめるにあって) 6次産業化プランナー 豊田浩伸 氏 食品の衛生管理を徹底しましょう 平成 26 年 11 月 5 日 (食品関係営業許可、食品衛生に関すること) スペック株式会社 坂詰智彦 氏 食品に表示しなくていけないこと 平成 26 年 11 月 12 日 (食品表示の基礎知識について) 株式会社ラベルバンク 川合裕之 氏 -3- 参加人数 29名 16名 22名 平成 26 年 11 月 27 日 平成 26 年 12 月 10 日 平成 27 年1月 14 日 平成 27 年 2 月 6 日 商品の値段はどうやって決めるの? (流通と原価計算、価格の付け方) 6次産業化プランナー 竹内哲也 氏 まずは産直で消費者の心を掴みましょう (産直販売のノウハウ、ポップの作り方) 6次産業化プランナー 竹内哲也 氏 バイヤーの心を掴んでビジネスにトライ! (商品シートの作成と商談に望む際の心構え) 中小企業診断士 石川聖子 氏 25名 売れる商品のポイントを見極めましょう 有限会社良品工房オカッテ 白田さやか 氏 8名 7.地域人づくり事業(県委)[新規] 43名 18名 8,326千円 県から委託を受け、地域のニーズに応じた人材育成や就業支援並びに、在職者の賃金引上 げ等の処遇改善を目的として、事業者が行う販路拡大等の取り組みを支援した。 (1)関西圏等食品販路開拓チャレンジ事業 県内の中小企業等(食品加工・製造業、6次産業化を志向する農林漁業者)の販路開拓 に向けた取り組みを強化するため、本県単独による大阪を開催地とした出張食品商談会を 開催した。 ①食品商談会事前セミナーの開催 日時:平成26年12月2日 場所:香川産業頭脳化センタービル 2階 一般研修室 内容:商談会20分間で自社商品をうまくアピールしよう! 継続商談に持ち込むテクニック 講師:スマイルゲート株式会社 竹内哲也 氏 参加人数:35名 ②かがわの食品販路開拓チャレンジ商談会イン大阪の開催 日時:平成27年1月29日 場所:マイドームおおさか 1階 Aホール 招聘バイヤー24社【百貨店、スーパー、総合卸他】 参加企業 59社 商談件数192件うち商談成立19件、成約金額1,353千円(平成27年4月30日現在) (2)さぬき工芸品北米販路開拓事業 伝統的工芸品やデザイン雑貨、日用品などを取り扱う県内企業が、圧倒的な購買力を有 する欧米向け販路展開の足がかりを作り、収益の拡大を目指すため、ニューヨークで開催 される北米最大規模のニューヨーク国際ギフトフェア“ NY NOW ”展に、香川県で初めて 『かがわブース』を設置する。 そこで、 『かがわブース』に出展し、自社の商品を欧米へ販路拡大する意欲のある事業者 を募集した。 ≪展示会会期≫ 開催期間:平成27年8月15日(土)から8月19日(水)までの5日間 開催場所:米国ニューヨーク市ジェイコブK.ジャヴィッツ コンベンション センター -4- 主 催:香川県・ (公財)かがわ産業支援財団 〈展示会主催者〉エメラルド・エクスポジションズ ≪募集説明会≫ 日時:平成27年1月27日(火)14:00~15:00 場所:当財団 RIST かがわ会議室 内容:ニューヨーク国際ギフトフェア 2015 かがわブース出展募集概要説明 参加者:15 社 21 名 ≪海外市場開拓調査の実施≫ 日時:平成27年1月30日~平成27年2月1日 場所:NY NOW 2015冬展 米国ニューヨーク市ジェイコブK.ジャヴィッツ コンベンション センター 内容:海外見本市、現地セレクトショップ・小売店等を視察し、日本製伝統工芸品の進出状況 や海外販路開拓にあたっての課題等を調査することにより、県内伝統工芸品の海外展 開の可能性を調査した。 調査内容: ① 海外見本市(NY NOW 2015 冬展) 日本から出展している企業や自治体に対し、出展の目的や期待される効果・商 談状況等をヒアリング ②現地セレクトショップ・小売店 現地での市場・価格帯・嗜好、他県伝統工芸品の進出状況等を確認 ≪運営委員会≫ 開催日:平成27年2月6日(木)10:30~12:00 場所:当財団 第1会議室 内容:ニューヨーク国際ギフトフェア 2015 かがわブース出展募集概要説明 NY NOW 2015 冬展 現地調査結果報告 (平成27年1月30日~平成27年2月1日) ≪出展者選定審査会≫ 開催日:平成27年2月26日(木)13:30~18:00 場所:ネクスト香川 3階 大会議室 内容:11社出展候補者決定 (3)県産食品台湾販路開拓支援事業 県内の中小企業等(食品関連事業者)の販路開拓に向けた取り組みを強化するため、台 湾の現地輸入商社を香川県に招聘し、県内での食品輸出商談会を開催した。 ①台湾食品市場動向セミナー( 「台湾向け食品輸出商談会」事前セミナー) 日時:平成27年3月2日 場所:ホテルパールガーデン 内容:海外へ向けてのビジネス展開、台湾食品市場の現状 等 講師:創見餐飲管理(上海)有限公司、微風廣場實業股份有限公司 参加者:県内食品関連企業担当者等 46名 ②台湾向け食品輸出商談会 in 香川 ≪商談会≫ 日時:平成27年3月18日 -5- 場所:リーガホテルゼスト高松 招聘バイヤー:商田實業有限公司、達正食品有限公司 参加企業:県内食品メーカー等 16社 商談件数:24件(うち成約見込み:3件、商談継続:17件) ≪工場見学(現地商談)≫ 日時:平成27年3月19日 見学先:佃煮、素麺、醤油工場(小豆島内) 8.経済研究情報事業 15,590千円 インターネットや情報誌等を活用した産業情報の提供を行ったほか、企業の情報化を支援 するためのIT研修や情報化相談事業、人材育成のための新入社員研修を実施した。 また、独創的なビジネスプランで新規創業しようとする企業や独自のビジネスモデルを構 築した企業を表彰するとともに、かがわ産業振興クラブにおいては、講演会や交流会を開催 し、会員相互の交流・研究活動の促進・支援に努めた。 また、当財団の前身である財団法人香川県産業技術振興財団が昭和59年10月に設立さ れ、平成26年に財団設立30周年を迎えたことから、記念誌「30年の歩み」を発刊した。 (1)産業情報提供事業 インターネットや情報誌等による産業情報の提供を行った。 内 容 回 数 等 財団ホームページやメールマガジンによる情報発信 常時 情報誌「かがわ産業情報21」の発行 4回 (2)かがわ型新ビジネスモデル奨励事業 創造的な技術や商品、サービスなどを新規に開発し、新たな顧客や付加価値を創造しよ うとする、斬新的なビジネスプランと、独自のビジネスプランを樹立し成功した先進的モ デルを募集・表彰した。 ① かがわビジネスモデル・チャレンジコンペ2014 ・応募総数35件(応募地域:県内35件) ・特典:300万円の助成金、インキュベーション施設の無料提供、特別低利融資 最優秀賞 ビジネスプラン 事業者 三大食物アレルゲン(小麦、卵、乳製品)不 使用の長期保存可能な備蓄用食品の商品化 ㈱禾 優秀賞 四国食べる通信 ㈱四国食べる通信 優秀賞 香川県初マルチコプター等(無線操縦機)を 活用した空撮事業の展開 ②かがわ発!先進的ビジネスモデル2014 ・応募総数4件 ・賞状と盾・記念品の授与 -6- ㈱空撮技研 ビジネスモデル 大 賞 優秀賞 事業者 オリジナル商品【オコメール】による新市場 創出 少人数・小スペース・大量生産出来るサービ スを網羅したインテリアモール かう・かり る・つくる・なおす・うる くりや㈱ ㈱家具家 パティスリー・スミダ (住田俊二) 優秀賞 さぬきあんず事業振興プロジェクト 優秀賞 「雑誌(IKUNAS) 」 、 「読者」が三身一体 となり媒体発信の流通を作る ㈱tao. (3)情報化基盤整備促進事業 地元中小企業の情報化に向けた取組みを支援するため、情報処理技術者やシステム開発 マネージャー等を対象としたIT研修や情報化に関する相談事業を実施した。 内 容 回 数 等 IT研修、講習会等 7講座 情報化相談事業 63件 (4)講習会開催事業 香川の産業高度化を支援するための人材育成事業として、新入社員研修を実施した。 講 習 会 名 開 催 日 新入社員研修 参加人数 平成26年4月2日~3日 9.中小企業後継者育成事業 26名 325千円 中小企業後継者育成のため、次の事業に対して助成等を行った。 区 分 件数等 中小企業大学校派遣研修事業(個人) 先進企業経営技術・研究機関等研修事業(個人) 香川大学大学院地域マネジメント研究科への派遣研修 計 10.設備資金貸付事業 金 額 2人 55千円 1人 268千円 3人 323千円 1,695千円 小規模企業者等に対する設備導入資金貸付を行った。 貸 付 件 数 1 件 貸 付 金 額 9,800 千円 11.設備貸与事業 42,988千円 過年度貸与(割賦販売及びリース)の回収業務等を行った。 -7- Ⅱ 産業技術の高度化及び科学技術の振興のための支援事業 1.高度技術開発振興事業 10,463千円 (1)研修会等開催支援事業 県内産業の技術の高度化を図るため、学術研究支援や人材・能力育成支援を実施した。 区 分 開催回数 学術研究会の開催支援 第22回かがわけん科学体験フェスティバル (主催:かがわけん科学体験フェスティバル実行委員会等) 参加者数 5回 470名 1回 3,000名 (2)商品化技術テーマ調査事業 大学・高専・公設試等が保有する技術資源を活用して新たな商品開発を行おうとする県 内企業等に対し、商品化・事業化の可能性についての調査研究に要する経費を助成した。 平成26年度採択分【新規3件、助成額4,000千円】 事業者 テーマ 学術研究機関 (株)カナエテクノス 「なごみ爽温シート」の商品化に関 する研究 香川大学医学部 (株)CNT ケーシングによる立て坑掘削タン ク埋設工法(特許取得)に対応した FRP製耐震性貯水槽の商品化 香川県産業技術センター ヨークス(株) 3D 技術を用いた無縫製手袋の開発 香川大学工学部 (3)芦原研究支援事業 本県出身の故芦原義重氏(関西電力㈱名誉会長、香川県名誉県民)からの寄附金による 基金を活用して創設した芦原科学賞により、県内産業の技術の高度化及び産業振興に寄与 するため、 自然科学系分野において優秀な研究成果をあげた研究グループや個人の顕彰 (大 賞、功労賞)並びに優秀な成果をあげることが期待できる研究グループや個人の顕彰(奨 励賞)を行った。 芦原科学大賞 (賞状・楯・賞金 200 万円) 芦原科学功労賞 (賞状・楯・賞金 100 万円) 芦原科学奨励賞 (賞状・楯・賞金 50 万円) 受賞者 日生化学㈱ 河野博氏、赤松昌幸氏 テーマ 新規機能性発泡シーラントフィルムの開発と 事業化 受賞者 東洋炭素㈱ 齊藤清氏、東條純氏、伊丹弘明氏 テーマ 超微細加工可能な放電加工用電極材料の開発と その事業化 受賞者 ㈱広立 瀬尾尊氏 テーマ 高い均斉度を有する省エネ・高効率な照明用反射 板及び、システムの開発 (4)地域技術事業化推進事業 県内中小企業が、技術革新の進展に即応した技術を製品の開発や生産等に活用して事業 化を図る取組みを支援するため、今後の有望分野である次世代自動車分野に関する情報交 換・情報発信や関連技術の習得、人材育成に資する事業として、各種セミナー等を行った。 -8- また、香川大学大学院地域マネジメント研究科と相互に有する人的・知的・物的資源を 連携・協力し、地域産業の発展に資するため連携協定を締結した。 区 分 内 容 等 ○開催日 平成26年10月28日 ○講演 「考えるクルマと交通社会の未来」 第7回 日産自動車株式会社 第一電子技術開発本部 IT&ITS 開発部 エキスパートリーダー 二見 徹 氏 次世代自動車関連 「おかやま次世代自動車技術研究開発プロジェクト」 技術開発研究会 公益財団法人岡山県産業振興財団 次世代自動車技術研究開発 センター 副センター長 北織 喜久三 氏 ○参加者数 63名 ○開催日 平成27年3月12日 第8回 ○県外企業視察 ヒルタ工業株式会社吉備工場 次世代自動車関連 三菱自動車工業株式会社水島製作所 技術開発研究会 ○参加者数 30名 名 称 香川大学大学院地 域マネジメント研 究科と公益財団法 人かがわ産業支援 財団の連携に関す る協定の締結 内 容 等 ○開催日 平成27年3月27日 ○場所 香川大学又信記念館2階第2会議室 ○内容 ・提供講座の開設(中小企業経営者等による 15 講座の開設) ・基礎調査・研究の共同実施 等 2.債務保証・利子補給事業 219千円 (1)債務保証 研究開発型企業が新技術・新製品の開発及び事業化を行うに際し必要とする資金の円滑 な借入れを支援するため、無担保の債務保証を行う事業であるが、26年度は新規に債務 保証を希望する企業がなく、既保証案件1件の継続管理及び代位弁済を行った。 (2)利子補給 債務保証事業の適用を受けた借入資金に対し、年2.0%の利子補給を行う事業である が、26年度は新規、過年度ともに利子補給案件が無かった。 3.科学技術振興事業 135,264千円 (1)戦略的基盤技術高度化支援事業 我が国製造業の国際競争力の強化と新たな事業の創出を目指し、中小企業のものづくり 基盤技術(発酵、鋳造、鍛造、切削加工、めっき等)の高度化に資する革新的かつハイリ スクな研究開発等を促進することを目的とした「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイ -9- ン事業) 」を実施するため、管理法人として四国経済産業局から業務を受託した。 なお、平成26年度より委託事業から補助金事業に変更された。 委託事業(平成25年度より継続事業) テーマ 期間 半導体製造プロセスにおける高真空・高 H24.9 温条件化での高度な耐熱特性を有する ~H27.3 真空ロボットの開発 均一糖鎖糖タンパク質製造用の酵素と H25.9 シアリル糖鎖誘導体の大量生産方法の ~H28.3 開発 研究機関 受託金額 ㈱レクザム 17,553千円 ㈱伏見製薬所 香川大学 29,662千円 九州大学 補助金事業(平成26年度新規事業)[新規] テーマ 期間 超高分子量ポリエチレン繊維を用いた 海洋構造物係留ロープの耐久性向上技 術の開発 研究機関 髙木綱業㈱ H26.10 ~H29.3 (独)産業技術総合 研究所 香川県産業技術 センター 生分解樹脂製マイクロニードルアレイ のディスポーザブル型装着技術の開発 H26.9 ~H28.3 ㈱メドレックス 武蔵野大学 4.地域共同研究開発事業 補助金額 43,975千円 44,073千円 95,198千円 県内企業等の独創的な事業活動や技術革新を支援するため、 高温高圧流体技術等を活用し、 研究開発が進められているテーマについて、事業化・商品化を目指して、共同開発研究等の研 究開発事業や研究機器の一般開放、技術講習会、所内一般公開・サイエンスカフェ等を実施 するとともに、県内企業のかかえる課題を解決するため、研究員や専門家による技術指導等 を実施した。 また、食品関係企業への支援として、 「かがわ機能性食品等開発研究会」及び「かがわ冷凍 食品研究フォーラム」の事業として、シンポジウムや情報交換・施設見学会を開催した。 (1)研究開発事業 企業等との共同開発研究、開発可能性調査研究、受託研究等を実施した。 共 究 1件(県内1企業) 開 発 可 能 性 調 査 研 究 3件(県外4企業) 受 4件(県内2企業) 技 同 開 発 託 術 指 研 研 導 究 実 験 27件 (2)機能性食品開発支援事業 ①未利用バイオマスを活用した素材開発と機能性評価 平成25・26年度で、未利用バイオマスを原料として、水熱処理により機能性食品素 材の開発を検討した。得られた成果を基に、 「水熱分解処理による未利用バイオマスの利用 ‐機能性食品素材の開発を目指して‐」と題した成果報告書を作成した。 - 10 - 素 材 小麦フスマ 小麦裾粉 米 糠(赤糠、中糠) 醤油粕 酒 粕 おから 柑橘果皮(小原紅早生) オリーブ圧搾滓(緑果・完熟) 機能性評価試験項目 ①α-グルコシダーゼ阻害活性 ②α-アミラーゼ阻害活性 ③アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害活性 ④チロシナーゼ阻害活性 ⑤リパーゼ阻害活性 ⑥抗酸化性評価試験(ORAC法) ⑦ 同 上 (DPPHラジカル消去活性法) ②県産農産物の未利用部位に含まれる機能性成分の探索 平成26・27年度の研究事業として実施しており、県産農産物の未利用部位として、 オリーブ葉、桑葉、サツマイモの茎葉(3品種) 、ブロッコリー(3部位) 、ビワの葉、ぶ どう果皮などの原料採取と乾燥粉末化を行っている。 ③機能性食品等開発研究会による支援 かがわ機能性食品等開発研究会の事業としてシンポジウム及び情報交換・施設見学会を 開催し、 機能性食品等の開発に係る県内企業の研究開発や商品開発の取り組みを支援した。 区 分 内 容 等 第2回シンポジウム ○開催日 平成26年9月2日 ○講演 「分析化学を基盤にした食品の機能性解析」 東北大学 教授 宮澤陽夫 氏 ○事例発表 会員 1企業、かがわ産業支援財団 ○参加者 80名 第2回情報交換・施 ○開催日 設見学会 平成27年1月30日 ○場所 香川大学農学部 ○参加者 54名 (3)未利用バイオマスの活用技術開発事業 県内で発生している廃棄物及び未利用バイオマスについて、食品企業等から聞き取り調 査を行い、処分費の削減のため、減容化、エネルギー回収、高付加価値製品化の検討を実 施した。 (4)冷凍食品業界支援事業 かがわ冷凍食品研究フォーラムの事業として、シンポジウム及び情報交換・施設見学会 を開催し、県内の冷凍食品を製造する食品企業等の研究開発や商品開発の取り組みを支援 した。 区 分 内 第1回情報交換・施設 ○開催日 見学会 平成26年8月25日 - 11 - 容 等 第2回シンポジウム ○場所 香川短期大学 ○参加者 50名 ○開催日 平成26年11月21日 ○基調講演 「冷凍加工食品の開発から生産まで ~多様性をどう受け容 れ、変化に対応するか~」 サンバーグ株式会社 代表取締役社長 名田 真一郎 氏 ○講演 「食品におけるトレハロースの利用」 株式会社 林原 糖質事業本部 西田 毅弘 氏 ○事例発表 会員 1企業 ○参加者 66名 (5) 商品化・事業化促進事業(食品関係) 研究開発・技術開発が終了し、実用化段階にある企業に対して、研究者による技術移転 と、食品加工の専門家によるサポートを実施した。 (6)研究機器の一般開放 物性測定装置及び分析装置などの研究機器を企業に開放した。 また、地域共同研究部の研究機器の一層の利用促進を図るため、FROM香川の機器利 用講習会に合わせて、蛍光X線分析装置及びマイクロプレートリーダーについて機器利用 講習会を12月5日(金)に実施した。(参加者 延べ3名) (7)技術講習会、所内一般公開・サイエンスカフェの開催 県内企業の方々に、未利用バイオマスの活用技術への理解を深めていただくため、技術 講習会を開催した。また、RISTかがわの活動内容や研究成果などを広く理解していた だくため、所内一般公開及びサイエンスカフェを実施した。 区 分 内 容 等 食品系バイオマス活 ○開催日 用技術講習会 平成27年3月11日 ○講演 「未利用バイオマス活用における膜分離技術」 産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 副研究部門長 榊 啓二 氏 ○研究発表 1「県産農産物及び未利用資源のシクロオキシゲナーゼ阻害活性の評価」 香川県産業技術センター食品研究所 主任研究員 藤川 護 氏 2「水熱分解処理による未利用バイオマスの利用 ~機能性食品素材の開発を目指して~」 かがわ産業支援財団 主任研究員 朝日信吉・中西 勉 ○参加者 54名 RIST かがわ所内一 ○開催日 平成26年7月31日 般公開・サイエンスカ ○内容 フェ - 12 - 所内一般公開(超臨界流体・マイクロ波技術体験、施設見学) 、サイ エンスカフェ(情報交換) ○参加者 46名 (8)工業所有権(26年度) 平成11年度から26年度までに、97件の特許出願を実施しており、86件が公開さ れ、29件(うち26年度1件)が登録特許となっている。 5.先端技術成果実用化支援事業 2,807千円 産学官連携で取り組んできた糖質バイオの研究・開発の成果を、県内企業に普及させるた め、県から「ネットワーク等形成事業費補助金」の交付を受け、企業や研究者との情報交換 等に取り組んだほか、県や香川大学等の産学官の関係者が連携して広域的な人的ネットワー クを形成するためのフォーラム等の運営を行った。また「生産・健康・医療部会」の運営に 関与し、希少糖事業化の効率的な推進を図るため関係機関の調整を行った。 (1)ネットワーク形成事業 1) かがわ糖質バイオフォーラムの運営 糖質バイオ分野の産学官の関係者が広域的な人的ネットワークを構築し、会員相互の 交流と研究開発の推進のための情報交換の場として平成 20 年 12 月に設置したフォーラ ム活動の一環として、シンポジウムや研究会を開催した。 フォーラム会長:田島茂行、会員数:法人会員が 46、個人会員が 22、賛助会員が 9 の合計 77 会員(平成 27 年 3 月末現在) 。 ■シンポジウムの開催 開催日(場所) 内 容 平成 27 年 1 月 19 日 かがわ糖質バイオフォーラム第 7 回シンポジウム (かがわ国際会議場) ■特別講演 「機能性表示健康食品を用いた健康バイオ産業創出」 大阪大学大学院医学系研究科 教授 森下竜一 氏 ■基調講演 「マーケティングに連動した機能性糖質商品の研究開発 ~キリン メッツ コーラを中心に~」 キリンビバレッジ(株)商品開発研究所 部長代理 若林英行 氏 「 『マチの健康ステーション』を目指す ローソンの商品開発について」 (株)ローソン商品本部 本部長補佐 鈴木嘉之 氏 ■研究発表 「生活習慣病対策としての希少糖への期待」 香川大学医学部 教授 村尾孝児 氏 「抗老化食品としての希少糖の可能性」 香川大学農学部 教授 佐藤正資 氏 ■糖質バイオ関連商品開発事例紹介 「エバネッセント波を用いた高感度分析装置の開発と その応用」 (株)レクザム香川工場生産本部 主任 内山昇 氏 「糖鎖関連商品の開発」 (株)伏見製薬所港町工場開発課 課長 堂崎雅仁 氏 - 13 - 参加者 164 名 「希少糖含有シロップを使用した商品開発について」 キンリューフーズ(株)製造部開発企画課 チーフ 荒木大輔 氏 ■研究会の開催 開催日(場所) 内 容 平成 26 年 12 月 10 日 かがわ糖質バイオフォーラム 希少糖・機能性食品研究会 希少糖機能性研究・応用開発シンポジウム (サンポートホール 第 2 小ホール) ■基調講演 「食品臨床試験の構築と地域貢献」 北海道情報大学医療情報学部 教授 西平順 氏 「北海道大学フード&メディカルイノベーション 国際拠点の紹介」 北海道大学創成研究機構 特任助教 松浦孝範 氏 ■話題提供 「希少糖 D-プシコースの発酵醸造に及ぼす影響」 香川大学農学研究科 小川綾子 氏 「『奇跡の糖』に最強の相棒」 ハイスキー食品工業(株) 代表取締役 菱谷龍二 氏 かがわ糖質バイオフォーラム 複合糖質・糖鎖研究会 平成 27 年 1 月 30 日 ■基調講演 「糖質のメディシナルブリコラージュ考 (県立ミュージアム -血清 Gc タンパクとボロントレースドラッグについて」 研修室) 徳島大学名誉教授・新潟薬科大学特別招聘教授 堀 均 氏 「糖脂質研究の新たな展開:Visiting Old, Learn New」 九州大学大学院農学研究院 教授 伊東信 氏 ■研究紹介 「組換え糖タンパク質医薬品製造に 有用な酵素類の探索と利用」 九州大学大学院農学研究院 教授 竹川薫 氏 「パントエア菌 LPS 含有クリームの アトピー性皮膚炎寛解維持効果」 自然免疫応用技研(株) 田村祐樹 氏 参加者 102 名 42 名 2) 「生産・健康・医療部会」の運営 希少糖の研究、生産、販売、ブランド化のための PR などの情報交換や調整を行う「生 産・健康・医療部会」の運営に関与することで、産学官が連携した希少糖の普及・事業 展開などを推進した。 第 1 回 平 成 2 6 年 6 月 4 日 ( 水 )【FROM 香川スタッフルーム】 第 2 回 平 成 26 年 9 月 26 日 ( 金 )【FROM 香川スタッフルーム】 第 3 回 平 成 26 年 12 月 18 日 ( 木 )【FROM 香川スタッフルーム】 第 4 回 平 成 27 年 3 月 10 日 ( 火 )【FROM 香川スタッフルーム】 3) ホームページ等での情報発信 財団 HP や情報誌「産業情報 21」において、糖質バイオ商品開発支援事業費補助金、かが - 14 - わ糖質バイオフォーラムシンポジウム等、希少糖関連の情報発信を行った。 4) 「希少糖広め隊」の活動 7 月 10 日 平成 26 年度「さぬきうまいもん広め隊」の結成式(高松大学) 9 月 28 日 土庄町 10 月 4 日(土)~5 日(日) 琴平町 10 月 25 日(土) 直島町、三木町(レアスウィート社対応) 11 月 1 日(土)~2 日(日) 宇多津町 11 月 22 日(土)~23 日(日) 食の大博覧会(サンメッセ香川) 6.健康関連製品開発事業 30,398千円 県内15の産学官機関が策定し、 国の地域イノベーション戦略支援地域の選定を受けた 「か がわ健康関連製品開発地域構想(以下、 「地域構想」という。 ) 」を推進するため、文部科学省 補助金(地域イノベーション戦略支援プログラム)や県補助金を活用して、医療機器や福祉 機器等の製品開発・事業化促進を図った。 (1)事業の総合調整 プロジェクトディレクター及び地域連携コーディネーターを配置し、地域構想の総合調 整機関として、事業全体の調整を行った。 (プロジェクトディレクター)田尾 龍治 (地域連携コーディネーター)山本 知生 (2)研究開発、事業化促進 大学等のシーズを活用した製品開発を促進するため、技術討論会、勉強会などを開催す るほか、展示会に大学、地域企業と共同で出展し、地域の健康関連技術の紹介等を行った。 1)技術討論会等の開催 平成 26 年度第 1 日時:平成 27 年 1 月 21 日(水)14:00~17:00 回技術討論会 場所:香川大学工学部本館3階 4301 号演習室 内容:高感度磁気利用計測技術と新しいアプリケーション 参加:25 名 平成 26 年度第 1 日時:平成 27 年 3 月 17 日(火)14:00~16:30 回セミナー 場所:香川大学社会連携・知的財産センター3 階セミナー室 内容:ものづくり企業の医療機器業界参入ノウハウ 参加:17 名 平成 26 年度健康 日時:①平成 26 年 9 月 10 日(水)15:00~17:00、②9 月 16 日(火) 関連短期集中コー 15:00~17:00、③10 月 8 日(水)15:00~17:00、④⑤10 月 25 日(土)13:00~17:00、⑥10 月 28 日(火)14:00~16:00、⑦11 ス 月 5 日(水) 15:00~17:00、⑧平成 27 年 2 月 2 日(月) 13:30 ~17:00、 ⑨2 月 25 日(水)14:00~16:00、 ⑩2 月 26 日(木)10:30 ~12:00 計 10 回 場所:香川大学社会連携・知的財産センター 外 内容:医療・福祉機器を通じて“ものづくり”を系統的に学ぶ 参加:受講生 9 名 - 15 - 2)展示会への参加 第 41 回国際福祉 会期:平成 26 年 10 月 1 日(水)~10 月 3 日(金) 機器展 会場:東京ビッグサイト東展示ホール 出展:車椅子用鞄付テーブル(旭洋鉄工(株)) 、車椅子用後退防止機 構(香川高等専門学校) 、昇段可能な大腿義足(香川大学工学部) nano tech2015(第 会期:平成 27 年 1 月 28 日(水)~1 月 30 日(金) 会場:東京ビッグサイト東展示ホール 14 回国際ナノテ 出展:赤外分光イメージング (アオイ電子(株)、 香川大学石丸研究室) 、 クノロジー総合 香川大学微細構造デバイス (香川大学鈴木孝明研究室、 高尾研究室) 展・技術会議) (3)地域企業の新規参入等支援 地域企業の健康関連産業分野への新規参入促進、製品開発支援を行うため、かがわ健康 関連製品開発フォーラム及び微細構造デバイス研究開発フォーラムを運営し、各種セミナ ー等を実施することにより地域企業に対して各種情報提供を行うとともに、人的なネット ワークの構築、産学官の連携による新事業、新産業の創出に努めた。 また、ものづくり企業が医療分野に新規参入するためには医療機器メーカーと連携する ことが有効であることから、医療機器メーカーが集積する東京都文京区本郷において商工 組合日本医療機器協会と協力して展示・交流会を開催した。 このほか、薬事法や医療機器の開発などに幅広い知識と豊富な経験を有する吉川先生を 薬事マネジメント相談員に委嘱し、薬事マネジメント相談会を開催した。 1)かがわ健康関連製品開発フォーラム 設立:平成 24 年7月1日、平成 25 年 9 月「ITビジネス部会」を設置、 フォーラム会長:山本知生、会員数:法人会員 80、個人会員 38、賛助会員 9 計 127 (うちITビジネス部会会員 22、平成 27 年 3 月末現在) 。 第 6 回セミナー 日時:平成 26 年 8 月 1 日(金)13:30~16:00 場所:香川大学工学部本館3階 4301 号演習室 内容:医療機器開発と薬事マネジメント 参加:38 名 第 7 回セミナー 日時:平成 27 年 2 月 25 日(水)14:00~16:00 場所:サンメッセ香川 2 階中会議室 内容:医療、福祉現場での課題・ニーズ 参加:47 名 第 3 回薬事勉強会 日時:平成 27 年 2 月 26 日(木)10:30~12:00 場所:RIST香川 1 階会議室 内容:法改正後の薬事マネジメントについて 参加:20 名 ITビジネス部会 日時:平成 26 年 10 月 28 日(火)14:00~16:00 第 3 回勉強会 場所:サンメッセ香川 2 階中会議室 内容:高齢者見守りシステムについて 参加:44 名 2)微細構造デバイス研究開発フォーラム 設立:平成 17 年 4 月 1 日、フォーラム会長:三原豊、 会員数:法人会員 22、個人会員 11、賛助会員 4 計 37(平成 27 年 3 月末現在) 。 微細構造デバイス 日時:平成 27 年 2 月 2 日(月)13:30~17:00 フォーラム 場所:高松国際ホテル栗林の間(新館1階) - 16 - 内容:かがわにおけるMEMS産業の発展に向けて 参加:76 名 3)医療機器メーカーとのマッチング 香川県ものづくり 会期:平成 26 年 6 月 5 日(木)13:00~6 日(金)16:30 (交流会)平成 26 年 6 月 5 日(木)17:15~18:45 企業と医療機器メ ーカーとの展示・ 会場:医科器械会館 2 階セミナーホール(東京都文京区本郷) 主催:商工組合日本医療機器協会、香川県、かがわ産業支援財団 交流会 in 本郷 出展:県内ものづくり企業 22 社及び特別出展 2 社 来場:東京都文京区本郷地区医療器メーカー 内容:55 社延 94 名の来場があり、各社展示ブースでは出展企業と医 療機器メーカーの熱心な意見交換・商談等が行われた。また、 事前に出展企業のアピールポイントを紹介し事前の商談を受 付け、会館内別室において 17 件の商談が行われた。 4)薬事マネジメント相談会の開催 第1回 日時:平成 26 年 9 月 12 日(金)13:00~17:00 場所:FROM香川会議室 相談員:薬事マネジメント相談員 吉川典子先生 内容:円滑な医療機器開発、製造等のための薬事マネジメントに関す る無料個別相談会 参加者:県内中小企業4社 第2回 日時:平成 26 年 11 月 20 日(木)13:00~17:00 場所:FROM香川会議室 相談員:薬事マネジメント相談員 吉川典子先生 内容:円滑な医療機器開発、製造等のための薬事マネジメントに関す る無料個別相談会 参加者:県内中小企業4社 第3回 日時:平成 27 年 2 月 26 日(木)13:00~16:30 場所:FROM香川会議室 相談員:薬事マネジメント相談員 吉川典子先生 内容:円滑な医療機器開発、製造等のための薬事マネジメントに関す る無料個別相談会 参加者:県内中小企業3社 (4)総会、外部評価等 かがわ健康関連製品開発地域イノベーション推進協議会を開催するほか、外部評価委員 会を開催し有識者による本事業活動の評価を受けることなどにより、地域構想の円滑な推 進を図った。 地域イノベーション 日時:平成 27 年 2 月 4 日(水)10:00~11:30 推進協議会総会 場所:香川大学研究交流棟6階生涯学習センター第1講義室 内容:平成 26 年度活動報告、平成 27 年度活動計画など 参加:委員 14 名、専門委員 12 名 外部評価委員会 日時:平成 26 年 12 月 15 日(月)14:00~17:00 場所:かがわ産業支援財団1階会議室 内容:地域構想事業の目標、進展状況、今後の進め方など 参加:委員 5 名(当日欠席のため別途意見聴取した 1 名を含む。 ) - 17 - Ⅲ 下請中小企業の振興のための事業 1.下請企業振興対策事業 12,390千円 下請取引のあっせん 371件 ・受発注取引を希望する登録企業の取引あっせんを行った。 取引情報の収集提供 ・専門調査員等が登録企業を訪問し、受発注情報や企業情報 570件 等の収集・提供を行った。 ・発注開拓促進会議の開催 県内発注企業の景況、外注計画等の情報交換 1回 平成 27 年 3 月 11 日 香川産業頭脳化センタービル 広域商談会の開催 ①四国合同で広域商談会を開催 「四国ビジネスマッチング 2014(合同広域商談会) 」 平成 26 年 11 月 27 日 サンメッセ香川 県内受注企業79社参加 ②近畿・四国合同で広域商談会を開催 ・ 「平成 26 度モノづくり受発注広域商談会」 平成 26 年 9 月 25 日 マイドームおおさか(大阪市内) 県内受注企業8社参加 ・ 「近畿・四国合同広域商談会」 取引情報収 平成 27 年 2 月 18 日~19 日 集提供事業 京都パルスプラザ(京都市内) 県内受注企業7社参加 個別商談会の開催 ① 村田機械㈱(愛知県) 平成 26 年 8 月 27 日~28 日 県内受注企業4社 ② 丸亀菱電テクニカ㈱(三豊市) 平成 26 年 10 月 22 日 県内受注企業4社 ③ フジタ自動車工業㈱(綾川町) 平成 26 年 12 月 3 日 県内受注企業4社 ④ クボタ環境サービス㈱(兵庫県) 平成 27 年 3 月 3 日~4 日 県内受注企業5社 有力な展示商談会への共同出展支援 「第 18 回機械要素技術展」 (東京ビッグサイト)に出展し、 県内のものづくり系企業を対象に香川県ブースを展示 平成 26 年 6 月 25 日~27 日 出展企業10社 共同受注推進会議等の開催 - 18 - 8回 4回 共同受注の推進や経営基盤向上のための講習会等を開催した。 ・共同受注推進講習会(講演会) 平成 26 年 11 月 14 日 対象:異業種共同受注グループ「福友会」 場所:ホテル日航高知 旭ロイヤル(高知市内) 演題: 「シェールガス革命は日本企業に最大の追い風」 講師:㈱産業タイムズ社 代表取締役社長 泉谷 渉氏 (37人参加) 平成 27 年 2 月 6 日 対象:異業種共同受注グループ「福友会」 場所:ロイヤルパークホテル高松(高松市内) 演題: 「四国 IL リーグと私の野球人生」 講師:香川オリーブガイナーズ 西田 真二氏 (23人参加) ・経営基盤向上等情報提供事業 (工場見学)平成 27 年 3 月 5 日 京都府内機械金属企業2社 【㈱タナカテック、㈱神村製作所】 (16人参加) (講習会) 平成 27 年 3 月 13 日 会場:マリンパレスさぬき 演題: 「LEDバレイ構想、とくしまマルシェの取組み」 講師:(公財)徳島経済研究所専務理事 田村耕一氏 (44人参加) (公財)全国中小企業取引振興協会の実施する「下請かけこみ 下請かけこ 寺事業」の地域拠点として、下請取引に関する様々な相談に対 み寺事業 応した。 21件 Ⅳ 創業支援、ベンチャー企業育成、産業の高度化、産学官共同研究の推進等のため の施設の管理・運営事業 1.頭脳化センター施設提供事業 135,281千円 香川産業頭脳化センタービルの貸室は、創業しようとする者や創業間もない者が入居でき る「インキュベータルーム」及び地域産業の高度化に寄与すると認められる企業等が入居で きる「リサーチルーム」からなっており、その入居については「香川産業頭脳化センタービ ル入居者選考委員会」において審議するなど、適切な運営に努めた。 名 称 貸 室 数 インキュベータルーム 入 居 状 況 10室 36室 リサーチルーム 21室 ※入居者によって「インキュベータルーム」 、 「リサーチルーム」の区分が変わる。 2.IT関連インキュベート施設管理運営事業 4,629千円 ITを活用し新事業に取り組む起業者(ネットベンチャー)等を支援するため、高速通信回 - 19 - 線が整備された部屋を低料金で利用できるインキュベート施設「ITスクエア」を香川県の補 助を受けて運営した。 名 称 ITスクエア 貸 室 数 入 居 状 況 11室 4室/11室 3.県有施設管理運営事業 80,506千円 平成23年度から5年間、指定管理者の指定を県から受け、地域企業の技術の高度化や新 分野進出を支援するための県有施設「香川県新規産業創出支援センター(ネクスト香川) 」及 び先端技術産業分野の研究開発を産学官で行うための拠点施設「香川県科学技術研究センタ ー(FROM香川) 」の管理運営を行った。 (1)ネクスト香川インキュベート工房入居状況 11室中6室入居 部屋番号 入 居 企 業 名 101 レック㈱ 201 プロテノバ㈱ 202 ㈱未来機械 203 ㈱ティクスTSK 205 ㈱キャビック 301 自然免疫応用技研㈱ 事業概要 入居年月日 収納・インテリア用品、サニタリー用品、 洗濯用品、清掃用品、ベビー・キッズ用品 タンパク質及び糖質バイオマーカーの探 索と糖タンパク製剤精製デバイスの開発 窓清掃ロボット及びメカトロニクス製品の 研究開発、製造・販売 石油天然ガス地熱など掘削用ビット製造販 売 水産加工品販売業(生キャビア・チョウザメ 鮮魚・チョウザメ加工品) マクロファージ機能(自然免疫)の解明、機能性糖 脂質の応用技術開発と製造・販売及び研究 開発成果の技術移転 H26.9.1 H17.11.1 H20.10.1 H26.8.25 H26.6.1 H18.9.1 (2)ネクスト香川EMC総合試験施設管理運営 EMC総合試験施設使用状況 稼働率 99.2% 利用時間(実日数) 区 分 利用企業数 大型電波暗室 小型電波暗室 県内企業 8社 464時間( 63日) 678時間( 92日) 県外企業 29社 1,075時間(113日) 949時間(115日) 合 37社 1,539時間(176日) 1,627時間(207日) 計 (3)かがわEMC技術研究会事業 区 分 EMC講習会 内 容 等 ○開催日時 平成26年6月13日(金)12:50~17:00 - 20 - EMC研究会 ○会 場 サンメッセ香川2階「サンメッセホール」 ○講習内容 ・ 「実戦的ノイズ対策手法」 日本オートマチックコントロール㈱ 瀬戸 信二氏 ・ 「海外における法規制概要」 テュフラインランドジャパン㈱ 上田 典宏、穐原 一真氏 ・ 「ノイズ発生メカニズムとノイズ対策ヒント」 ㈱ムラタエレクトロニクス 堂下 和幸氏 ○参加者数 80名 ○開催日時 平成26年11月28日(金)13:00~17:00 ○会 場 香川産業頭脳化センタービル2階「一般研究室」 ○研究内容 ・ 「ノイズ対策の手法と実例」 (フェライトコアの最適な使い方・ 選定方法、グランディング対策等) 北川工業㈱ 松崎 徹氏 ・ 「EMC対策技術の実例と今後の展望」 (電気機器設計における EMC対策事例、関連技術・システムの今後) ST-Lab技術美研究所 谷 貞宏氏 ○参加者数(会員限定) 28名 (4)FROM香川研究室等管理運営 18室中18室入居(産学官連携推進室を含む) 研究グループ名 研究室名 研究テーマ (研究代表/使用責任者) 集積化マイクロ・ナ ノデバイスの研究開 発 メカトロ 研究室 一 般 研究室 (2ab) マイクロ加工研究 グループ (香川大学 高尾英邦/ 鈴木孝明) 集積化マイクロ・ナ ノデバイスに関する 評価研究 - 21 - 入居研究機関 入居年月日 香川大学工学部、 医学部、農学部 東洋大学 H25.10.1 兵庫県立大学 東京大学 京都大学 静岡大学 ㈱レクザム 四国総合研究所 アオイ電子㈱ 吉野川電線㈱ 四国計測工業㈱ H25.8.1 半導体理化学研 究センター ユニチャーム㈱ プロテノバ㈱ 産業技術総合研 究所 組織マクロファージ を制御する食用植物 由来のLPSを利用 した新規な疾患予 防・治療法の開発 香川大学医学部、 農学部 自然免疫制御技 術研究組合 ( 特活) 環瀬戸内 自然免疫ネット ワーク H25.8.1 自然免疫応用技 研㈱ 東洋ライス㈱ 協同組合米ワー ルド21普及協 議会 バイオ 研究室 自然免疫グループ (香川大学 杣源一郎/ 稲川裕之) 一 般 研究室 (1a) 光MEMS共同研究グ 半導体プロセスを用 香川大学工学部 ループ H26.12.26 いたナノプロセスの アオイ電子 (アオイ電子 中山康 応用研究 治/杠明日美) 一 般 研究室 (1b) 香川大学総合生 糖鎖加工酵素研究グル 命科学研究セン 糖鎖加工酵素の製造 ープ H25.9.17 ター (香川大学 中北慎一/ 研究 九州大学 同上) ㈱伏見製薬所 一 般 研究室 (1c) 非接触三次元測定器 共同研究グループ (㈱未来機械 三宅徹/ 浦治男) 一 般 研究室 (2c) かがわ地域医療情報ネ ットワーク構築研究会 (香川大学 原量宏/ 同上) 非接触三次元測定器 香川大学工学部 の研究開発 ㈱未来機械 香川県産業成長戦略 「K-MIX 関連産業育 成プロジェクト」に おける K-MIX ブラン ドを確立するための システム開発研究 H22.7.1 香川大学瀬戸内圏 研究センター、医学部 徳島文理大学香 川薬学部 NPO 法人 e-HCIK ㈱STNet H26.9.1 ネットワークシステムズ㈱ ㈱四国中検 富士通㈱四国支社 日本メディカル㈱ ㈱ミトラ フィンガルリンク㈱ 一 般 研究室 (3a) 一 般 研究室 (3b) 香 川 大 学 総 合 生 H25.3.1 SGP研究グループ シアリルグリコペプ 但し、3a は 命科学研究センター (香川大学 中北慎一/ チドの製造研究 H26.4.1 ㈱伏見製薬所 同上) 一 般 研究室 (3c) - 22 - 一 般 研究室 (4a) 一 般 研究室 (4b) 一 般 研究室 (4c) 低温農産物乾燥食品共 新規低温乾燥技術を 香川大学農学部 同研究グループ 用いて乾燥した農産 ㈱クールドライマシナリー (㈱クールドライマシナリー柳川 物の酵素活性の評価 幸子/同上) 自律移動ロボット共同 自律移動ロボットの 香川大学工学部 研究グループ ㈱未来機械 (㈱未来機械 三宅徹/ 研究開発 同上) H23.5.6 H26.4.1 H26.4.1 一 般 研究室 (5a) がん抑制機能を有する 糖鎖の研究開発グルー がん抑制機能を有す 香川大学農学部 プ ㈲シーバィオン (香川大学 岡崎勝一郎 る糖鎖の研究開発 /㈲シーバィオン 奥 谷康一) 一 般 研究室 (5b) ( 一社) おいしさ の科学研究所 和食のおいしさの科学共 和食のおいしさの科 香川大学農学部、 同研究グループ ((一社)美味しさの科学 学的探究と実際への 工学部 H26.4.1 研究所 山野善正/山下 応用 ㈱かめびし 哲男) (有)もり家 やまくに 一 般 研究室 (5c) ㈱バキュロテク ノロジーズ 山口大学農学部 バキュロ診断薬・ワク バキュロウィルスを ( 独法) 農業生物 チン開発研究グループ 用いた犬フィラリア 資源研究所 H23.4.1 (㈱バキュロテクノロ 等の診断薬及びワク 日 本 大 学 生 物 資 源科学部 チンの開発 ジーズ馬嶋景/同左) 日本獣医生命科 学大学獣医学部 ㈱シマ研究所 H23.4.1 (5)FROM香川共同機器室等管理運営 ①共同機器室・バイオ関連共同実験室利用(平成27年1月末現在) 名 称 機 器 名 利 用 実 績 共同機器室 走査型プローブ顕微鏡ほか (合計 3機器) 延 2件 バイオ関連共同実験室 恒温振とう培養装置ほか (合計 22機器) 延75件 168日 ②機器利用講習会 共同機器室の利用を促進するため、機器利用講習会を3回開催した。 - 23 - 2日 月 日 機器名 11 月 28 日 分光光度計 12 月 12 日 走査型プローブ顕微鏡 12 月 19 日 フーリエ変換赤外分光高度計 合 計 参加 人数 入居者 11 1 3 1 10 1 24 3 内 企業 1 1 2 訳 学生 その他 9 1 9 19 Ⅴ かがわ中小企業応援基金を活用した新産業の創出、地域産業の革新等のための支 援事業 かがわ中小企業応援ファンド事業 174,790千円 (独)中小企業基盤整備機構、香川県及び当財団が資金を拠出した総額 118 億円の「かがわ 中小企業応援基金」を活用して、中小企業者等に助成を行うなどにより、先端技術産業や地 場産業の新たな取り組みなどを支援した。 1.募集事業の概要 (1)募集メニュー ○新分野等チャレンジ支援事業 ○成長のエンジンとなる分野支援事業 ○地域企業研究開発小規模助成事業 ○地域企業販路開拓総合支援事業 ・地域企業国内販路開拓支援事業(県外見本市出展支援) ・地域企業海外販路開拓支援事業(海外見本市出展支援) ○ものづくり産業スキルアップ助成事業 ○ものづくり産業生産性向上支援事業 ○特定地場産業活性化ブランド確立支援事業 ○経営革新支援事業 ○創業ベンチャー・地域密着型ビジネス支援事業(創業ベンチャー・コミュニティビジネス) (2)募集期間 平成25年11月18日(月)~ 平成26年1月24日(金) (3)事業件数 ①平成25年度採択・平成26年度実施事業一覧 区 分 先端的技術シーズ実用化支援事業 地域企業研究開発小規模助成事業 食品産業総合支援事業 県外見本市出展支援 ものづくり基盤技術産業総合支援事業 特定地場産業ブランド確立支援事業 合 計 - 24 - 件数 2 1 2 1 1 2 9 ②平成26年度採択・平成26年度実施事業一覧 区 分 新分野等チャレンジ支援事業 成長のエンジンとなる分野支援事業 地域企業研究開発小規模助成事業 県外見本市出展支援 海外見本市出展支援 ものづくり産業スキルアップ助成事業 ものづくり産業生産性向上支援事業 特定地場産業ブランド確立支援事業 経営革新支援事業 創業ベンチャー・地域密着型ビジネス支援事業 (創業ベンチャー・コミュニティビジネス) (かがわビジネスモデル・チャレンジコンペ) 合 計 申請件数 20 10 8 50 16 5 9 6 7 採択件数 11 3 6 31 12 5 5 4 3 8 4 139 84 (4)事業の詳細 <平成25年度採択・平成26年度実施事業> ①先端的技術シーズ実用化支援事業 研究開発型の中小企業が有するニーズ(技術開発課題)に対して、先端的技術シーズを マッチングさせ、中小企業が研究開発を実施することによって技術開発課題を解決する事 業を支援し、新事業や新産業の創出を支援するもの 【採択2件、助成額12,393千円】 テーマ 高い均斉度を有する省エネ・高効率な照明用反射板およびシス テムの開発 実用型レクチンチップ測定システムの開発 事業者 ㈱広立 ㈱レクザム ②地域企業研究開発小規模助成事業 【独創的・産業財産権活用型研究枠】 県内中小企業者等が行う独創的な研究開発や、特許権、実用新案権、意匠権を活用した 実用化等を助成し、付加価値の高い新製品の開発を応援するものに助成を行うもの 【採択1件、助成額40千円】 テーマ 事業者 制振スリット付きチップソーの開発 橋本特殊工業㈱ ③食品産業総合支援事業 県内食品産業を育成するため、食品産業に対し、社会環境の変化等に対応した新商品開 発などに必要な経費を助成するとともに、支援チームを設置し研究開発や販路開拓などに 関して助言を行うなど、総合的な支援を行うもの 【採択2件、助成額9,065千円】 テーマ 事業者 健康志向の冷凍かき揚の研究開発および販路開拓 - 25 - ㈱細川食品 低糖質・低カロリースイーツの開発と販路開拓 ㈱ルーヴ ④ものづくり基盤技術産業総合支援事業 県内ものづくり基盤技術産業を牽引する企業を育成するため、ものづくり基盤技術産業 の各企業が取り組む社会環境の変化等に対応した新商品開発などに必要な経費を助成する とともに、支援チームを設置し研究開発や販路開拓などに関して助言を行うなど、総合的 な支援を行うもの 【採択1件、助成額6,940千円】 テーマ 事業者 次世代ロボットのためのレーザー3次元センサの研究開発 ㈱未来機械 ⑤特定地場産業活性化ブランド確立支援事業 特定地場産業の組合等が実施する、地場産品等のブランドを確立するための商品・デザ イン開発、商品の情報発信の事業に対して助成を行うもの 【採択2件、助成額2,600千円】 テーマ 事業者 伝統的技法を応用したレーザー蒟醤「KINMART」シリーズのブラ 一和堂工芸㈱ ンド確立 工業用はかりの重量制御装置デザイン開発 鎌長製衡㈱ <平成26年度採択・平成26年度実施事業> ①新分野等チャレンジ支援事業 県内中小企業者等の取り組む、以下のチャレンジ事業に対して助成を行うもの (1)新分野進出のための商品・技術の開発 (2)市場性を見極めるための試作品作成 (3)付加価値の高い新製品開発のための実証試験 (4)新事業の可能性評価 (5)技術課題の解決 【採択11件、助成額6,477千円】 テーマ 事業者 工事用エレベータの縦穴昇降装置の開発 ㈱カワニシ 電子ビーム溶接のエネルギー関連機器への適用技術 ㈱香西鉄工所 一本柱バスケットゴール新規開発事業 ㈱都村製作所 低価格・高精度なプラスチック製品の開発 ㈱とおる化成 安全であり、かつ易剥離性を有する食品包材の開発及び生産体制の確立 日生化学㈱ 1,4‐ジオキサン含有浸出水の無害化処理技術の開発 ㈱富士クリーン 高級照明器具の開発 ㈱広立 野菜の粉末を玄米餅に混ぜた「ベジ玄米餅」と砂糖を使用しない和菓子 ㈱デュエット 「玄米おはぎ」の開発 - 26 - 小豆島産オリーブ葉粉末を練り込んだ麺製品の商品化 さぬき麺業㈱ 握りやすく疲れない手袋『エルゴ・グリップ』の健康・福祉関係用手袋 松岡手袋㈱ の開発 ㈱ワタナベ鉄工 糸状青のり整列装置の製作 サービス ②成長のエンジンとなる分野支援事業 「香川県産業成長戦略」で定められた「成長のエンジンとなる分野」のうち、①地域資 源や伝統技術を活用した特長ある食品・バイオ関連分野、②健康関連分野、③先端技術や 基盤技術を活用したものづくり分野、④エネルギー・環境関連分野における新たな商品開 発や技術開発に対して支援を行う。 【採択3件、助成額18,725千円】 テーマ 事業者 産学官連携によるCFRP製高性能ロードバイクフレームの研究 ㈲アイヴエモーション 開発 軟弱土再資源化工法の原材料となる紙粉製造機の製造 ㈱大矢根利器製作所 イオン液体技術を応用した新規骨粗鬆症治療貼付剤の開発 ㈱メドレックス ③地域企業研究開発小規模助成事業 【独創的・産業財産権活用型研究枠】 県内中小企業者等が行う独創的な研究開発や、特許権、実用新案権、意匠権を活用した 実用化等を助成し、付加価値の高い新製品の開発を応援するものに助成を行うもの 【採択4件、助成額15,188千円】 テーマ ロボット技術による銅帯加工の自動化・省力化装置の開発 野外用コンクリート養生粘着シートの開発 事業者 一光電機㈱ ㈱菊井商会 装具着用者の健足を靴底の最適な曲率等によりサポートするリハ 徳武産業㈱ ビリシューズの開発 油圧シリンダー部品のパッキン類組込み作業における、自動化ロボ ㈱村上製作所 ットシステムの研究開発 【地域資源活用枠】 県が基本構想で指定した、うどん、オリーブ、手袋、漆器など本県の強みである地域資 源を活用した新製品づくり等を行う県内中小企業者等を支援するもの 【採択2件、助成額3,949千円】 テーマ 事業者 竹団扇熱圧着設備の開発 ㈱ウチダ オリーブ果実を用いた新しい加工技術の開発 ㈱テルシタ ④地域企業海外販路開拓支援事業 県内中小企業者等に対して、海外で開催される見本市への出展を支援するもの - 27 - 【採択12件、助成額7,160千円】 テーマ Japanese Food Trade Fair in Singapore 2014(シンガポール) DHAKA INTERNATIONAL TRADE FAIR 2015(バングラデシュ・ダッカ) Japanese Food Trade Fair in Singapore 2014(シンガポール) Who's Next 2015(フランス・パリ) FBC 上海 2014 日中ものづくり商談会(中国・上海) ものづくり商談会@バンコク 2014(タイ・バンコク) CHILDREN'S CLUB 2014 SHOW(アメリカ・ニューヨーク) 事業者 ㈱イヅツみそ ㈱イナダ 川鶴酒造㈱ ㈱クロダ サンコー㈱ ㈱シーマイクロ ㈱ソニック ものづくり商談会@バンコク 2014(タイ・バンコク) 大日電機工業㈱ ものづくり商談会@バンコク 2014(タイ・バンコク) ㈱トーコー ISPO 2015(ドイツ・ミュンヘン) ㈱日栄産業 Maison & Objet 2015.1(フランス・パリ) ものづくり商談会@バンコク 2014(タイ・バンコク) ㈱マルモ印刷 ㈱ヨコイ ⑤ものづくり産業スキルアップ助成事業 ものづくり産業人材の育成を図るため、製造に携わる者を対象とした、製造技術・技能 の向上に資するものであって、県内中小企業者等が実施する人材育成研修会開催事業(自 ら開催する人材育成研修)や人材育成研修派遣事業(人材育成を目的に開催される研修会 へ職員等を派遣)に助成を行うもの 【採択5件、助成額3,274千円】 テーマ 油圧、機械設計者の人材育成 鎌長製衡㈱ ゴム混合技術・技能の向上支援 大同ゴム㈱ 若手社員スキルアップ事業 ㈱中村技研 事業者 技術・技能者育成へ、体系的基礎知識習得の為の社外講 ㈱森川ゲージ製作所 習・研修会派遣に対する助成 表面処理技術高度化のための温故知新プロジェクト ㈱ユーミック ⑥ものづくり産業生産性向上支援事業 県内中小企業者等が、製造現場におけるコスト削減等を目的として、専門コンサルタン トの活用により、製造現場の改善を行う事業や、それに付随して行う研修事業に助成を行 うもの 【採択5件、助成額9,166千円】 テーマ 事業者 リードタイム短縮に向けた工程改善と作業標準化 ㈱安岐水産 生産効率の向上及び人材教育と品質管理体制の構築 ㈱味大黒 ISO9001 の品質マネジメントシステムの見直しによる効率改善と社 ㈱北四国グラビア印刷 員への浸透によるクレーム削減 市場のグローバル化に備え、品質及び生産性の向上のために 坂出機工㈱ 『ISO9001』の認証を取得する。 ベルトスリング生産におけるコストダウンを目的とした生産性向上プ 丸善織物㈱ ロジェクト - 28 - ⑦特定地場産業活性化ブランド確立支援事業 特定地場産業の組合等が実施する、地場産品等のブランドを確立するための商品・デザ イン開発、商品の情報発信の事業に対して助成を行うもの 【採択4件、助成額4,725千円】 テーマ 「石のある生活空間」企画展 事業者 協同組合庵治石振興会 かがわの食材を使った手延べ饂飩のメニュー開発と商品ブランド キンダイ製麺㈱ 化事業 香川県産米を 100%使用した米味噌のブランド化事業 讃岐食品工業㈱ 船舶等に用いる木工技術を活用した一般家具の企画製造販売 優和木装㈱ ⑧経営革新支援事業 経営革新のための事業に要する経費を助成することにより、創意工夫ある新事業展開を 促進するものに助成を行うもの 【採択3件、助成額3,004千円】 テーマ 事業者 自社素麺の二次加工技術研究開発による企画から製造までの社内一貫体 ㈱協栄岡野 制の構築 高齢者の栄養管理事業に伴う新しい発注システム開発および販路開拓 京町薬品㈲ 新商品(空家・空地の管理事業)に係る、作業効率と顧客満足度の向上 ㈲山下建設 を目指すWEBサイトの作成 ⑨創業ベンチャー・地域密着型ビジネス支援事業 【創業ベンチャー、コミュニティ・ビジネス】 新たな事業への挑戦を支援するため、新規性や独創性のある先駆的な事業やコミュニテ ィ・ビジネスなどの地域に密着した先駆的な事業の開始に要する経費を助成するもの 【採択3件、助成額2,569千円】 テーマ 事業者 クラウド活用による、建設事業者の責任施工に伴う自主的品質管理シス EMO㈱ テムの開発および販売 瀬戸内海の島々と美(アート)を結ぶ着地型観光事業 ㈱風向 数百種類の美しい樹脂素材から顧客の好み色・形に合わせてデザインす helico 諏訪 匠 る、世界に一つだけのオーダー万年筆等の製作。 【かがわビジネスモデル・チャレンジコンペ2013最優秀賞認定事業】 創造的な技術や商品、サービスなどを自ら新規に開発し、新たな顧客や付加価値を創造 しようとする、独創的なビジネスプランを支援するために実施する「かがわビジネスモデ ル・チャレンジコンペ」最優秀賞受賞者の事業に要する経費を助成するもの 【採択1件、助成額3,000千円】 テーマ 事業者 廃校を有効活用した香川県産キャビア等の流通と販売 - 29 - ㈱cavic 2.産業支援機関事業(財団直営事業を含む。 )の状況 ①職業能力育成支援事業 団体名 実施講座数 香川県職業能力開発協会 ②高度技術人材育成事業 区 分 39 受講者数(延べ) 526人 実施講座数 受講者数(延べ) 19 240人 次世代ものづくり技術研修 7 126人 食品製造技術研修 6 280人 環境、安全・安心技術研修 1 54人 IT技術研修 ③地域企業国内販路開拓支援事業 事 業 名 内 容 件数等 大都市圏で開催される専門見本市に参加する本県企業の 出展費用(基本小間料)の一部を財団が負担する支援を行 県 外 見 本 市 出 展 った。 32社 21見本市に32社が参加 支援 (H25 年度採択: 1見本市、 1社) (H26 年度採択:20見本市、31社) 食品商談会 県内外の食品関連のバイヤーを招聘し、県内食品企 業等との商談会を開催した。 平成 26 年 9 月 9 日 ホテルクレメント高松 招聘バイヤー41 社【百貨店、総合スーパー他】 参加企業 62 社 商談件数 535 件、商談成立 24 件 商談継続 463 件 香川県食品産業の魅力を発信するとともに、県内食品関連 企業の販路開拓を支援するため、国内最大級の食品関連見 本市である「スーパーマーケット・トレードショー」にお いて、香川県ブース(14 小間)を出展した。 食品見本市出展 平成 27 年 2 月 10 日~12 日(26 社参加) 事業 東京ビッグサイト 参加企業 26 社 商談件数 1,878 件、商談成立 41 件 商談継続 493 件 ビジネスマーケ ット(商談会等) - 30 - 1回 1回 県内下請企業の受注開拓や新規取引を促進するため、新た に東京、大阪に受注開拓のための発注開拓コーディネータ ーを置き、首都圏や関西圏等の大手発注企業等を訪問し、 緊 急 的 受 注 開 拓 発注案件情報等を収集した。 140件 ・企業訪問件数 延べ 140 件 促進事業 ・あっせん件数 46 件 ・個別商談会 2回 ・ビジネス情報交換会 1 回 県内の企業や研究機関等が有する優れたものづくり技 術・製品等をPRするため、㈱デンソーに対する展示商談 会及び大和ハウス工業㈱に対する商談会を開催し、本県企 業の新規取引先の開拓と受注機会の拡大を図った。 (1) ㈱デンソー展示商談会【展示商談会方式】 ・日 時 平成 26 年 7 月 24 日(木)~25 日(金) かがわものづく ・場 所 ㈱デンソー本社 5 号館イベントホール り新技術展示商 ・出 展 者 30 社・3 機関 談会開催事業 ・来場者数 722 名 ・商談件数 1,952 件 (2) 大和ハウス工業㈱商談会【個別面談方式】 ・日 時 平成 26 年 11 月 14 日(金) ・場 所 (公財)かがわ産業支援財団一般研修室 ・参 加 者 28 社 ・商談件数 28 件 県内食品関連企業の経営基盤、営業力強化を図るため、専 門家による「プレゼンテーション能力向上セミナー」を開 営 業 力 強 化 支 援 催した。 事業 平成 26 年 8 月 7 日(50 名参加) (公財)かがわ産業支援財団一般研修室 2回 1回 ④地域企業海外販路開拓支援事業 事 業 名 内 容 件 数 等 国際取引支援アドバイザ ーを設置し、相談会の開催 国 際 取 引 支 援 ア 等により、県内企業の国際 個別相談50件 ドバイザー設置 取引相談に対応するとと もに、課題・ニーズの把握 を行った。 海外ビジネス展開の新たな ○メキシコビジネスセミナー 拠点の 1 つとして、注目を 開催日:平成 26 年 6 月 20 日 集めるメキシコ合衆国にス 開催場所:高松国際ホテル 海外ビジネス支援 ポットをあてて、最新の経 講師:メキシコ大使館商務部、ジェト セミナーの開催 済情勢やビジネス環境に関 ロ、小出鋼管㈱ する情報を提供する講演会 参加者:県内企業経営者等 50 名 を開催した。 - 31 - 中国に進出している日系も のづくり系企業のニーズに も の づ く り 中 国 進 対し、同国に進出している 出 企 業 上 海 商 談 本県ものづくり系企業との 会 新規取引の開拓と受注機会 の図るため、商談会を開催 した。 開催日:平成 27 年 1 月 15 日 開催場所:オークラガーデンホテル 上海(花園飯店) 発注企業:27 社 受注企業(香川県企業) :11 社 商談件数:52 件 財団 HP 内に開設している 開設日 海外ビジネス専用サイトを 主な内容 「 か が わ 海 外 ビ 活用し、各支援機関の海外 ジネス支援総合 ビジネス支援に関する情報 サイト」の運営 を一元化して発信すること により、県内企業の海外展 開の支援を行った。 平成 24 年 8 月 31 日 新着情報、財団事業、香川県 上海ビジネス展開支援事業、 海外ビジネス情報、中国 NAVI 他 ⑤新規発掘・事業化コーディネート事業 専任コーディネーター等を配置し、積極的な中小企業回りを通じて、新たなシーズの発 掘や事業化の支援、事業終了後のフォローアップ、成果検証等を行った。 ⑥新商品発表会及び成果事例集作成 かがわ中小企業応援ファンド事業及びかがわ農商工連携ファンド事業の事業成果を広 く公開するため、新商品発表会を開催し、助成事業者による研究成果や事業展開などの発 表に加え、成果品の展示等を行った。 また、平成25年度の助成事業の中から優良事例を選定し、成果事例集としてとりまと めた。 Ⅵ かがわ農商工連携基金を活用した農商工連携推進のための事業 1.かがわ農商工連携ファンド事業 51,999千円 (独)中小企業基盤整備機構、県及び金融機関等が資金を拠出した総額28億円の「かが わ農商工連携基金」を活用して、農林漁業者と中小企業者が連携して取り組む新商品や新サ ービスの開発、販路開拓などを支援した。 (1)農商工連携事業(助成金事業) ①新規〔16件、22,605千円〕 新商品等開発支援事業 テーマ 桃・スモモの多様性に富んだ一次加工品及びそれらを 活用したスイーツ等の商品開発と販路開拓 県産桑葉の供給体制の構築と製茶技術の確立による桑 茶の商品化と販路開拓 連携体 パティスリー・スミダ 飯田農園 ㈲西森園 魚類残渣の有効利用による新商品の開発と販路開拓 ㈱サンクス 庵治漁業協同組合 - 32 - JA 香川県四国大川女性部桑加工研究グループ 美味しいを追及したお野菜を活かしたドレッシング・ ピクルス・ピューレ・ジャムの商品化と販路開拓 オリーブ牛等のブランド力の維持強化にむけた低需要 部位肉等を活用した加工食品の開発と販路開拓 香川県産裸麦「イチバンボシ」の認知度向上及び新規 需要の開拓に向けた新商品開発と販路開拓 讃岐の味を全国に!伊吹いりこを使った「讃岐の麺ス ープ」の開発と販路開拓 オリーブ牛と県産こだわり野菜等の組み合わせによる加工 食品の開発と販路開拓 さぬき産のフルーツ等を使ったオリジナルバウムクーヘン の開発と販路開拓 柑橘類のジュレ等の開発と販路開拓 くず綿と竹繊維で構成される農業用マルチシートの開発と 効果確認試験 三豊産オリーブの生産拡大と新商品開発による販路開拓 オリーブ搾り果実を活用した新たな県産ブランドポークの 創出と販路開拓 オリーブ果実を有効利用した食品の新素材開発と販路開拓 販売力強化・ブランド化支援事業 テーマ 郷土食や地域資源を活用した既存の加工商品の改良と 商品力の向上による販路拡充 消費者ニーズに基づいた農産物の商品力の強化と販路 開拓 ㈱ナガイ よしむら農園 穴吹エンタープライズ㈱ 讃岐牛・オリーブ牛振興会 ㈱高畑精麦 香川県農業協同組合 藤田㈱ 伊吹漁業協同組合 ㈱日露本店 ㈲さぬきこだわり市 ㈱エフディアイ 曽根果樹園 三馬食品㈱ ㈲藤川果樹園 東亜機工㈱ 山口守 ㈱四季の味 仁尾オリーブ生産組合 香川県豚肉流通協議会 オリーブ豚振興会生産部会 アン・クールケーキファクトリー ㈱アグリオリーブ小豆島 連携体 タケウチ 多度津さくら工房 ㈱ウエイ企画 中讃地区農業後継者クラブ有志の会 ②継続〔12件、21,567千円〕 テーマ 連携体 いつでも「さぬき姫」計画!年間通して楽しめるいち ㈲西内花月堂 ごスイーツの開発・販売 ㈱森のいちご ㈲香川商事 高松産ごじまん品「びわ」の加工品開発 香川県農業協同組合高松市西部地域びわ部会 県産ヒノヒカリ100%米粉を使った食物アレルギー ㈱禾 対応菓子類の商品開発と販路開拓 長尾正幸 香川県食糧事業協同組合 県産オリジナル米「おいでまい」のブランド構築にむ ㈲サンファソン けた新商品開発と販路開拓 ㈲木村屋製パン工場 香川県農業協同組合 プーキートレーディング㈱ 飼料用米を利用した新しい乳牛飼料の開発 ㈲ファーム寒川 イノシシ肉を使った加工品・特産物の開発及び害獣被 ㈱四国にぎわいネットワーク 害・生活環境被害地域への支援事業 山おやじ 多田正一 県産材とオリーブオイルを用いた「オリーブファニチ 香川県家具商工業協同組合 ャー」のブランド化にむけた商品開発と販路開拓 香川東部森林組合 農産物の収穫予測に基づく「流通と農家」の需給マッ ㈱ユニバーサルデザイン・メディア工房 チング事業 ㈱スカイファーム - 33 - 県産剥きにんにく等を活用したこだわり調味料等の開 発と販路開拓 もち麦「ダイシモチ」を活用した商品開発と「ダイシ モチ」の地域ブランド化 さぬきファームプロジェクト協議会 タケサン㈱ 髙橋農園 ㈱まんでがん 農事組合法人アグリくしなし オリーブの剪定枝葉や搾油後の搾りかすによる燻製材の開 ㈱山一商店 発と小豆島沖獲れ魚介のオリーブ燻製商品の開発と販路開 小豆島オリーブファーム毛利 拓 「香川本鷹」を活用した新商品の開発と販路開拓 ㈱ミトヨフーズ 続木義文 (2)農商工連携支援事業 農商工連携を支援するために財団が実施する事業 事 業 内 容 事 業 費 かがわ農商工連携・6次産業化ビジネス交流フェア、新商品発表会、求評 モニターによる試食会の開催、香川短期大学の学生との連携によるパッケ ージデザインの共同開発、農商工連携コーディネーターによる連携体に対 する事業計画のブラッシュアップや商品化に向けたフォローアップ 4,972千円 区 分 内 容 等 ○開 催 日 平成 26 年 10 月1日 ○開催場所 ホテルパールガーデン 讃岐 容 農商工連携や地産地消を志向する食品加工・一 かがわ農商工連携・6次産業 ○内 次加工業者と農林漁業者など約70事業者の参 化ビジネス交流フェア 加による異業種交流やマッチングを実施し、新 規事業の契機を創出。 食に関心が強い一般消費者をモニターにして、助成事業で開 求評モニターによる試食会 発中の商品などのモニタリングを行った。年間計2回開催し、 試作品など21点のモニタリングを実施。 ビジュアルメディアデザインコース、食物栄養科の学生と2 香川短期大学との連携事業 事業者が連携し、新商品のパッケージなどを共同製作した。 収益事業 1.産業会館事務室提供事業 2,789千円 産業会館5階に所有するスペースを、公益社団法人香川県シルバー人材センター連合会、 一般財団法人消防試験研究センター香川県支部及び香川県中小企業団体中央会に対し、賃貸 した。 その他の事業(相互扶助等事業) 1.異業種交流事業 3,029千円 (1)かがわ産業振興クラブ運営事業 - 34 - 講演会や企業見学会を開催するとともに、機関誌、メルマガ等により産業情報の提供を 行った。 事 業 内 容 開 催 日 参加人数 講演会 平成26年 7月22日 110名 県外企業見学会 平成26年11月12日 23名 知事との意見交換会 平成26年11月28日 51名 (2)異業種交流等への支援 各種団体の事務局として当該団体の活動を支援した。 団 体 名 団 体 概 要 活 動 内 容 ITを活用した経営の向上や新たなビ 香川マルチメディア ジネスの創出を図るとともに、会員企 ○講演会 ビジネスフォーラム 業の交流を促進し、本県産業の振興に ○見学会 寄与することを目的として設立された ○総会、交流会 等 (会員数33) 団体 県内におけるデザイン振興の中核とし て、優れたデザインが生み出される環 香川県デザイン協会 境づくりや、産業界等との連携による 産業及び地域文化の発展を図るため、 (会員数115) 県内デザイナー等により設立された団 体 さぬきプラザ 21 (会員数 24) かがわプラザ 2004 (会員数 42) JS研究会 (会員数 39) 香川インテリジェントパーク 交流推進協議会 (会員数 35) ○デザイン展覧会 ○デザイナーズ・フリーマ ーケット ○講演会 ○見学会 ○総会、交流会 ○会報発行 等 技術・市場関連の問題等に関する意 見・情報の交換により、会員企業の技 術及び経営力の向上を図るため、県内 企業で構成された異業種交流の団体 ○講演会 ○見学会 ○総会、交流会 ○会員間の情報交換 等 県内中小企業の自立化推進や人材育 成・経営基盤の強化等を研究するため、 県内のものづくり系企業で組織された 団体 香川インテリジェントパーク(KIP)に立地す る企業や団体等の理解、交流及び情報 交換を推進し、相互の技術、経営及び 学術、文化の向上を図るために設立さ れた団体 ○講演会 ○見学会 ○人材育成研修 ○総会、交流会 等 2.中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業 ○総会 ○香川インテリジェントパークの環 境整備(一斉清掃) ○献血 等 708千円 (よろず支援拠点事業) [新規] :認定前 前掲の同事業が平成 26 年5月 29 日に、公益目的事業に認定されるまで、その他の事業と して実施した。 3.かがわ工芸品・手しごと・県産品国際交流事業[新規] 0千円 かがわの工芸品の魅力を再発見し、次の世代に繋げるためには、外国において、伝統的工 芸品の文化の交流が重要である。 そこで、世界の市場である、北米の成熟市場に受け入れられる高付加価値の商品づくりを - 35 - 行うことにより、工芸品文化、技能継承、技術の高度化を図ることが必要である。 このため、北米において最も市場への影響のあるニューヨークにて、さぬき工芸品の技を 披露する国際交流の場を設ける。 (実施期間:平成 26 年 11 月4日~平成 27 年 10 月 30 日) 法人会計 1.一般管理運営事業 85,485千円 財団運営の全般的管理を行うとともに、理事会及び評議員会の開催、基金等運用収入の確 保等により財団事業の円滑実施に努めた。 [評議員の開催状況] 会 の 名 称 開催年月日 開催場所 主 要 議 第 11 回評議員会 26. 4.30 持ち回り 1「評議員の選任について」 2「理事の選任について」 第 12 回評議員会 26. 6.23 高松国際ホテル 1「評議員の選任について」 2「理事の選任について」 第 13 回評議員会 26. 7.18 持ち回り 題 1「監事の選任について」 [理事会の開催状況] 会 の 名 称 開催年月日 開催場所 第 86 回理事会 26. 6. 2 高松国際ホテル 第 87 回理事会 27. 3.10 高松国際ホテル 主 要 議 題 1「平成 25 年度事業報告及び収支決算について」 2「平成 25 年度資金運用実績について」 3「評議員会の招集について」 1「平成 26 年度補正予算について」 2「組織規程の変更について」 3「平成 27 年度当初予算について」 4「平成 27 年度資金運用計画について」 5「常勤理事の報酬」 等 (参 考) 1.香川らしい国際協力プロジェクト「ラオスビエンチャン県バンビエン郡うちわ産業振興支 援プログラム」の実施 ラオス国ビエンチャン県バンビエン郡周辺地域農民のうちわ生産技術の習得と生計向上を 図るため、県が独立行政法人国際協力機構(JICA)より、 「JICA草の根技術協力事業 (地域提案型) 」の委託を受け、FUNFAN実行委員会(当財団を含む)がその再委託を受 けるものである。 (1)事業主体:FUNFAN実行委員会 香川県デザイン協会、社団法人日本グラフィックデザイナー協会(香川地区) 、香川県うち わ協同組合連合会、公益財団法人かがわ産業支援財団、丸亀市、香川県 (2)事業期間:平成24年8月~平成27年3月 (3)相手国協力対象機関:農林省農林業開発普及局農林研修センター (4)事業内容:①研修員(3名)の受入れ(期間:9/14-30) 3名の研修員を受け入れ、9月14日~30日の期間、丸亀市でうちわ - 36 - 制作の研修を実施した。 ②専門家派遣 今年度は、3回(5月、8月、10月)に分けて、うちわ職人、デザイ ナー、販売管理等の専門家を派遣した。 ③ラオスで制作したうちわの展示 丸亀市で研修をうけたトレーナーを中心に、現地で研修を受けた方が協 力して、平成26年10月にハンディクラフトフェスティバルに出展し、 ワークショップの開催及びうちわの展示を実施した。 (5)決算額:24,904,547 円(3年間) 2.地域企業競争力強化推進事業 地域を強力に牽引する企業を育成し、地域経済の活性化を図るため、積極的な事業展開に 意欲のある県内中堅企業(直近3事業年度の売上高平均 30 億~100 億円、従業員数 50 人以 上)を支援対象企業として認定し、競争力強化のための研究開発等を総合的に支援し、成長 を促進する県事業で、認定企業1社を支援した。 認定企業:四国化工株式会社(東かがわ市) テ ー マ: 「ダブルバブル成形技術を使った環境負荷の少ない環境配慮型商品の開発」 補助金額:30,000,000円(1年間)で最長2年度間まで 認定期間:平成26年6月13日~平成27年3月31日 - 37 -
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