青木 和男 - 福岡工業大学

山藤 馨
新学長
宜学 こ
ん
し長 に
くの ち
は
!山 。
藤
学生のみなさんへ!
で
みなさんにとっては、学長は、
あまりなじみ
す
がない存在かもしれませんね。入学式や卒
業式はともかく、
普段は学長室で何をしてい
。
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るのでしょうね。
しかし、
先生方や職員の方々
の一人ひとりが福工大にとって必要なように、学長もまた必
要なのです。そして、
先生方や職員の方々と共に、
みなさん
が福工大で学び、卒業してよかったと、
これまでよりももっと
誇りにできる大学を築きあげるように努力していきたいと思
っています。がんばります。この写真のひとに出会ったら声
をかけて挨拶してくださいね。元気がでるから。
昭和36年 3月
昭和36年 4月
昭和36年11月
昭和48年11月
平成 6年 4月
平成 9年 4月
平成 9年 5月
平成14年 4月
平成16年10月
九州大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了
九州大学助手 工学部電子工学科
九州大学助教授 工学部電子工学科第4電子計測
九州大学教授 工学部電子工学科第5電子物性工学
九州大学工学部長
国立有明工業高等専門学校校長
九州大学名誉教授
国立有明工業高等専門学校名誉教授
福岡工業大学学長並びに福岡工業大学短期大学部学長就任
9月21日、本学本部棟1階にて「次世代
マイクロ/ナノ金型開発センター」の開
所式を開催しました。このセンターは、本
年度文部科学省の「産学連携研究推進
事業」に選定された「次世代超精密微
細金型に対する高速製造技術の開発」
(研
究リーダー:知能機械工学科 仙波卓弥
教授)
を推進する研究施設で、福岡県が
推進する「ナノ福岡21プロジェクト」の拠
点の1つとして位置づけられています。
当日は、学内外から120名にも及ぶ方
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保護者のみなさまへ!
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高等教育は、
高度な教育を受けたいと願っている人たち
が、
自分の意志で学び、人間として自分を高めていくのを、
適切に手助けするものです。
したがって、
高等教育機関は、
本学の“For all the students”
というキャッチフレーズに
適切に表現されているように、学生たちのためにあるべきも
のです。高等教育機関のこのようなあるべき姿の実現に向
けては、学生たちが自分で学ぶ意欲、
つまり
「やる気」を起
こすような動機付け教育を行うと共に、学生の一人一人に
対する、
愛情に満ちた、
きめ細かい教育の実践が望まれます。
困難な課題ですが、
教職員の皆さんと一緒に、
達成に向け
て出きる限りの努力をしたいと思いますので、
ご支援の程、
宜しくお願い申し上げます。
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教職員のみなさまへ!
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この福岡工業大学が、在学生は勿論、受験生やそのご
両親、
就職先の企業を含めて社会から、
益々魅力的な大学
になりつつあると目されるという、
目指すべき方向は分かって
いても、
いかにしてその目的を達成するかは永遠の課題のよ
うに見えます。
しかし、
旭川の動物園が、
全国の動物園で不
可能と思っていた入場者の飛躍的増加を果したように、意
識改革を行いつつ努力すれば途は拓けると、
希望を持ちた
いものです。みなさまの仲間の一人としてご一緒に努力して
いきたいと思っていますので、
宜しくお願い致します。
研究面に関しては、主として超電導工学、バイオセンサー、等の分野で業績を挙げ
ている。超電導材料の臨界電流に関連した磁束ピンニング現象の理論的解明は、
超電導磁石、核融合発電、超電導電力機器など、超電導パワー応用の基幹をなす
概念として、国際的に高く評価されている。また、有機材料を用いた味覚センサーの
開発は、食品業界、医薬品業界、環境計測学など、広い分野への活用の道を拓いた。
学会活動としては、電気学会理事・九州支部長、低温工学協会理事・学会長など
を歴任、現在低温工学協会長。地域の産業振興、産学連携に関しては、通産省、九
州通産局、福岡県などの種々の委員会委員、委員長を歴任、現在も福岡県ベン
チャービジネス審議会委員、大牟田市活性化センター顧問など、広範囲に活動中。
青木 和男
9月30日のお見送り式で
(写真左)
昔、
私は学生達に「将来部下を持ったとき、
安心して判を押
せる、
そんな信頼できる部下を揃えなさい」
と話したものです。
福岡工業大学で私は労せずして、
以下二例の通り、
そんな部
下に恵まれた。
ここに改めて謝意を表する次第であります。
本学では臨定削減、
新学部の創設と併行して、
教務部長を
委員長とする教育改善委員会が発足し、
各学部各学科毎競
って独自色を出し、
脱落者の防止と就職日本一を目指す「丁
寧な教育」への具体策が次々に実行され、
お陰で今春代々木
ゼミの入試難易度も少々向上しました。
産学連携は大学の大きな使命との考えから、
私は九大時代、
佐世保高専時代にもそれを提案はしたが、
具体的な進展はあ
りませんでした。本学では早速、
小冊子「技術相談室」が完成、
有志教員がそれを携行し周辺企業を訪ね、
産学連携の進め
方について意見を聴いて回ってくれました。その結果、
会員制
のFITテクノクラブが組織され、
定期的にFITテクノレターの発
刊、
技術交流会の開催が行われて、
他に例のない独自方式が
定着しました。実用化技術研究所から提出した、
仙波教授を
リーダーとする課題「次世代超精細微細金型の高速製造技
術の開発」が、
今年4月に文科省の私立大学学術研究高度
化推進事業(産学連携研究推進事業)
に選定され、
これが実
用化研の宿題達成第一号となりました。
また、
「とうふすていし
ょん」の発売開始も間近とか。俗に言えば「桃栗3年柿8年、
実
用化研は4年半」か。今後とも全職員が和衷協同し、
福工大、
短大、
城東高校の名声がさらに高まりますよう、
祈念いたします。
が参加され非常に盛大な会となりました。
仙波教授の同センターにおける研究内
容の説明に始まり、
( 株 )牧野フライス製
作所常務取締役 佐藤眞氏、西オースト
ラリア大学教授 Brian J.Stone氏、及び
(株)千代田グラビア会長佐藤壽芳氏に
よる精密加工技術等に関するご講演、
そ
の後施設見学会などが行われました。
今後、
このセンターから産学共同での
新たな技術開発が期待されます。
受賞作品は右記の通り。
11月3日のキャ
ンパス見学会時に表彰式を行ない、昼食
会では受 賞 者たちと審 査 委員長・社 会
環境学部長・小長光先生、社会環境学
科長・高多先生 、同学科ISO14001外
部交流部長・池田先生、同学科4年・新
島 未 来さん( 同コンテスト第1回優 秀 賞
受賞者 )
と、環境保全への取り組みにつ
いて和やかな談話がありました。会では、
社会環境学部「えこFIT」の学生達が、
受賞者へのお祝いを兼ねてISO活動の
報告や環境クイズを行い、受賞者たちと
楽しみました。