平成28年3月期第2四半期 決算説明会 資料

東光高岳グループ
東光高岳グループ
平成28
平成
28年3月期 上期トピックス
28年
上期トピックス
2015年10月27日
©Takaoka Toko Co.,Ltd. 2015. All rights reserved.
コストダウンを追求
コストダウンを追求した
追求した屋外配電用変圧器
した屋外配電用変圧器の
屋外配電用変圧器の開発
今後増加が予想される電力既設設備の更新需要に対応するため、一般産業向けで実績のある
窒素密封式技術を採用した屋外配電用変圧器を開発
《現行器》
現行器》
《開発器》
開発器》
窒素密封化によりコンサベータ※1を
省略し背低化
タンクは一般産業向けと
共通化し,生産性を向上
高温部にはフッ素パッキンを
適用し長寿命化,漏油リスク
を低減
◆原価低減の追及
○窒素密封式技術※2の採用により、コンサベータ※1を省略しコンパクト化
○タンクは一般産業向けと共通化し、生産性を向上
◆現地工事費も削減
○全装輸送により現地での組立・注油などの作業を排除し、据付の工期を短縮
○コンパクト化により、船での輸送も含め輸送性が向上
◆品質の向上
○フッ素パッキンを適用,漏油などのリスクを軽減
○絶縁材料にアミン添加紙を適用、熱劣化に対する耐量も向上するなど長寿命化
※1.変圧器の巻線冷却に使用している絶縁油が、加熱冷却によって膨張・収縮を繰り返した際に、外箱に圧力がか
からないようにする装置
※2.外箱を密封構造とし、絶縁油の温度変化に伴う膨張・収縮をN2ガスの空間で吸収して外箱の強度が内圧に耐
えられるようにした技術
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1
柱上変圧器生産設備の
柱上変圧器生産設備の生産性向上及び
生産性向上及び能力増強
柱上変圧器の生産性向上と能力増強を目的として、小山事業所の設備増強と生産体制整備を
実施
◆設備増強の内容
①条巻線機3台の増設により、大容量器の生産能力を増強
②中身組立工程のライン自動化と並列ライン化を実施し、複数の機種が混流していた
搬送ラインを整流化
中身組立工程 整流化のイメージ
整流化のイメージ
三相器接続
ラインへ
三相器専用ライン
単相器専用ライン
単相器・三相器混流
単相器接続
ラインへ
設備導入と
設備導入と生産体制の
生産体制の整備によって
整備によって、
によって、生産能力を
生産能力を現状の
現状の約25%
25%増強
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2
大型ODA
大型
ODA円借款案件の
ODA円借款案件
円借款案件の獲得
グループ会社のタカオカエンジニアリングが、ミャンマー連邦共和国のODA円借款案件で
入札価格第一位を取り、契約交渉後に仮調印を実施
◆案件
ミャンマーティラワ工業団地230kV 変電所・送電線建設工事
◆客先
ミャンマー電力公社 (MEPE:MyanmarElectric Power Enterprise)
◆概要
ヤンゴン市に隣接するティラワ地区のインフラ整備プロジェクト
・230/33/11kV変電所(ティラワ変電所)の新設
・既設変電所の1回線増設
ヤンゴン市
ヤンゴン市
・230kV送電線(16km)の新設
◆体制
主応札者:トーエネック
トータルエンジニアリング施工担当サブコン:タカオカエンジニアリング
◆受注規模、工期
タカオカエンジニアリング受注想定額:約30億円
工期:契約後16.5ヶ月後引渡し
◆スケジュール
・8月末にミャンマー電力省に契約書ドラフトを提出
・電力省承認から政府での承認を経て正式に契約締結
(10月末頃を予定)
タンリン変電所
230kV 送電線
ティラワ変電所
ティラワSEZ
タカオカエンジニアリングにとって、
タカオカエンジニアリングにとって、初となる大型円借款案件
となる大型円借款案件の
大型円借款案件の獲得
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3
フィリピン連絡事務所開設
フィリピン連絡事務所開設
現地企業との関係強化と販路開拓を目的として、フィリピンのマカティ市 (Makati City)に
連絡事務所を開設
◆概要
マカティ市に事務所を置くパートナー企業Takashio Powers International Corp.
(以下TPI社)と業務委託契約を締結し、6月8日、同社内に連絡事務所を開設
◆開設の目的
①メラルコ向け変圧器の受注確保と断路器等への拡販サポート
②メラルコとの関係強化
・技術交流を通じた顧客ニーズの把握とコストダウンのための情報収集
③フィリピン他電力及びIPP等への販路拡大
④TPI社との協力案件の発掘
・TPI社のエンジニアリング能力を
活かし、これまで出来なかった
工事付案件を発掘
⑤フィリピン市場の調査
⑥海外向け人材育成
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スマートメーター“
スマートメーター
“SmaMeⅡ
SmaMeⅡ”の発売開始
高圧一括受電マンション・スマートコミュニティ用スマートメーターの新製品として“SmaMe
高圧一括受電マンション・スマートコミュニティ用スマートメーターの新製品として“SmaMeⅡ
SmaMeⅡ”を開
発し、2015
発し、2015年
2015年6月より発売を開始
SmaMeⅡの特徴
○電力見える化サービスや多様な料金メニューに対応
○双方向計量タイプをラインアップ
○単相3線式120A、単相2線式30A、三相3線式60A・120A を
ラインアップ
○開閉機能と最大電流の設定機能を搭載し、電流制限の動作記録など
イベント情報の収集機能を追加
○RS485方式と専用通信線が不要なPLC方式の通信ユニットを
ラインアップ
○デザインを一新し、軽量化と通信ユニットのコンパクト化により
施工性も向上。
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【再掲】
再掲】電力系統出力変動対応技術研究開発事業への
電力系統出力変動対応技術研究開発事業への参画
への参画
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が実施する「電力系統出力変動対応技術
研究開発事業」の委託先に採択され、「予測技術系統運用シミュレーション」の開発に参画
電力系統出力変動対応技術研究開発事業について
目的:
風力発電などの再生可能エネルギー電源は出力
が不安定であり、大量に送配電線に連係する際の
課題となっている。本研究では次の研究に取組む
ことで、2030年頃に想定される再生可能エネル
ギー大量導入時の課題解決の基礎を確立する。
①風力発電予測・制御高度化
•気象システムと連携した発電出力変動予測・制御技
術の確立
•前記予測情報を利用した蓄エネルギー設備の制御
技術確立
②予測技術系統運用シミュレーション
•再生可能エネルギー・従来電源(火力発電など)・蓄エネルギー設備などの運用と、多地域の電力需
要想定をマッチングさせるシミュレーションシステムの開発
•これらの研究成果を実フィールドで確認するための設備・システム構築と実証試験による技術検証
(東京都新島村にて実証)
研究期間:平成26年6月~平成31 年3月(5年間)
体制:東京電力、東京大学、電力中央研究所など 14法人(再委託先含む)が参画
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技術研究開発事業の
技術研究開発事業の取組み
取組み状況について
状況について
昨年発表した「電力系統出力変動対応技術研究開発事業」の新島での取組状況について紹介
技術研究開発事業の状況について
2015年度 10月末
蓄電池(500KW×2)及び太陽光発電所(315KW)の一部運用開始
年内には風力発電設備(300kW×2、蓄電池500kW×1)の工事に着手
(完成予定2016/9)
2015年度末
統合EMSプロトタイプの開発完了
2016年度
本格実証試験開始
実証試験では、統合EMSにて内燃力発電所ディーゼル発電機、風力発電、太陽光発電、需要家設備を統
合制御することにより、最適制御を検証する予定
事業性の検討について
・現在、東南アジア、大洋州他へのEMSを含む導入可能性について市場調査を開始
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展示会 出展情報
出展情報
各種展示会に出展し、新規顧客獲得に向け活動
[関西]電力自由化 EXPO
開催期間:9月2日~4日
会
場:インテックス大阪
<当社展示物>
○「電力系統出力変動対応技術研究開発事業
○クラウドによる見える化(T-STEP EMS Service)
○スマート蓄電池システム
来場者数:19,401名
JPCA Show 2015
開催期間:6月3日~5日
会
場:東京ビックサイト
<当社展示物>
○温度可変基板反り検査装置
来場者数:123,314名
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