2015年9月1

園だより
No.651
ふ た ば
今月のお誕生者
おたんじょうび
おめでとうございます!
6 さいになりました!
September/1/2015
4さいになりました!
巻頭言
「夏休みのある一日」
齋藤 宗三
上 星 川 幼 稚 園 の年 長 組 に通 っている孫 が、夏 休 みに「ひまわり」を育 てようと庭 に種 をまき、
20 本 程 のひまわりが咲 いた。最 近 は品 種 改 良 されているので、小 ぶりの「ひまわり」が咲 き、背
が高 いほど大 きな花 であった。
「ひまわり」は太 陽 の光 を好 むので日 の出 から夕 暮 れまで太 陽 の出 ている方 角 に花 の向 き
を回 していくというので「ひまわ り (向 日 葵 )」とい う名 前 がついたと言 われるが、我 が家 の「ひま
わり」はなぜか日 に背 をむいて咲 いていた。
太 陽 に背 を向 けながらも強 い日 差 しの中 で咲 いているひまわりを眺 めて
いて、明 治 から昭 和 初 期 にかけて活 動 した歌 人 、前 田 夕 暮 の代 表 作 であ
る、太 陽 が小 さく見 えるほどのひまわりの圧 倒 的 な存 在 感 を歌 った短 歌 が
懐 かしく思 い出 された。
ひまわりは 金 の油 を身 に浴 びて ゆらりと高 し 日 のちいささよ
年長 ゆり組
ゴッホ 『ひまわり』
ている。ひまわりの力 強 さを感 じたある一 日 だった。
8 月 7 日 、読 売 新 聞 夕 刊 の『「大 和 突 撃 前 若 者 73 人 退 艦 させる」 第 二 艦 隊 司 令 長 官 伊 藤 整
一 』 の記 事 が目 にとまった。
1945 年 4 月 3 日 に海 軍 兵 学 校 などを卒 業 したばかりの少 尉 候 補 生 73 人 が戦 艦 大 和 に
乗 り込 んだ。直 後 の 4 月 5 日 に沖 縄 出 撃 命 令 が下 ると、戦 闘 が続 く沖 縄 への突 撃 作 戦 は目
的 地 に着 くかさえ危 うかった。参 謀 からは「1億 総 特 攻 の先 駆 者 になってもらいたい。」との連
絡 が入 ったが、伊 藤 整 一 司 令 官 は若 者 73 人 の退 艦 (下 船 )を命 じた。同 期 生 の代 表 が命 令
撤 回 を申 し出 たが伊 藤 司 令 官 は受 け入 れずに若 者 73 名 を退 艦 させた。
翌 日 6 日 未 明 、敵 の襲 撃 を警 戒 し、海 上 の大 和 から別 の駆 逐 艦 に 乗 り移 ることになった。7
日 午 後 2 時 23 分 、九 州 南 西 沖 で米 軍 の攻 撃 を受 けた大 和 は沈 没 、3056 人 の死 者 が出 た。
若 者 73 人 は救 われたのである。
彼 らは 3 日 間 だけの「大 和 の乗 組 員 だった」。結 果 として、前 途 有 為 の若 者 の 73 名 の全
員 が戦 後 に生 き残 る ことが出 来 たのであ る。そして、その多 くが日 本 の復 興 と経 済 発 展 の中
核 あるいは牽 引 力 となって活 躍 したのは事 実 である。
大 和 の艦 長 の 卓 越 した指 導 力 。極 限 下 で若 い命 を救 お うと した生 き方 に深 い感 動 を憶 え
た、ある一 日 だった。
担任: 若林 香純
夏期保育では茶道体験をしたり、パン作りをしたりと普段なかなか体験することのない活動を行い、濃い
1 週間となりました。お泊まり保育のビデオを見て、2 カ月の成長に驚きましたが、この夏の様々な体験も
また更に子どもたちの成長に繋がってくれることを願っています。
2 学期は運動会やお芋掘り、クリスマス礼拝など多くの行事が待っています。年長児にとってはどの行事
も最後の行事となります。最高学年としてこれまで経験してきたことを思い出しながら、他クラスを引っ張っ
ていってくれることを期待しつつ、11 人全員で力を合わせて頑張っていきたいと思います。
<9月のクラス目標>
* 夏休みの間も守って下さった神さまに感謝する。
* 友だちとの関わりを深め、協力し合うことを身につける。
* 風や草花などの自然を通して、秋の訪れを感じる。
年中 きく組
一 見 ひょろりと見 える茎 でも太 陽 を圧 倒 するほどの大 きな花 をしっかりと支 え
(ブルーバッチ)
(ピンクバッチ)
担任: 滝島 瞳
みなさん、楽しい夏休みを過ごされたかと思います。2 学期の最初には楽しかった思い出を絵で表現し
たり、自分の話を伝え合う喜びを感じられる様、みんなで発表する機会をつくることができたらいいなと考
えています。そして色々な友だちのことをよりよく知って益々仲を深めていけるとよいなと思います。ふれ
。
<7 月のクラス目標>
あいデ―に運動会、お芋掘りやクリスマスなどたくさんの行事があります。行事を通して子どもたち自身も
* 。
成長を感じられるような、そんな行事への取り組みをしていきたいと考えています。そして今学期も「みん
* 。
なと一緒だから楽しい!頑張れる!」を大切に、信頼感を深め合っていきたいと思います。
*
<9月のクラス目標>
* 夏休みの間も一人ひとりを守って下さった神さまに感謝する。
* 人前で自分の話を伝える楽しさや喜びを感じる。
* 戸外で身体を動かすことを楽しむ。
年少 つぼみ組
(あかバッチ)
担任:椎野 未有
長い夏休みを終え、久しぶりの幼稚園での生活を楽しみにする気持ちがある反面、お母さんと長く一
緒にいた分、また離れることが寂しく思う方もいるかと思います。ご家族を大好きに思う気持ち、一緒にい
たいと思う気持ちは当然のことです。子どもたちが自分の気持ちを我慢せずに正直に表現し、その気持
ちを受け止め、受け止めてもらったと安心して少しずつ幼稚園での楽しさを増やして行かれるような環境
を整えたいと思います 2 学期は楽しい行事がもりだくさんです。はじめてのことにドキドキしてしまう方もい
らっしゃると思いますが、ドキドキする中でも少しでも楽しさを感じてもらえるように、進めて行きたいと思い
ます。
<9月のクラス目標>
* 夏休みの間も守ってくださった神さまに感謝する。
* 園生活のリズムを取り戻し、身の回りのことを自分でやろうとする。
* 戸外遊びを楽しみ、充分に身体を動かす。