②ヤマハ発動機株式会社

開放特許(技術)のご紹介
2015年9月30日
ヤマハ発動機株式会社
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アジェンダ
・ヤマハ発動機について
・ご紹介技術① エンジン希薄燃焼
・ご紹介技術② プログラム制御装置のリセット判別方法
・ご紹介技術③ 耐熱・耐食性に優れたナノ膜コーティング技術
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ヤマハ発動機について
企業目的
当社の企業目的
感動創造企業
世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する
人々の夢を知恵と情熱で実現し、
つねに「次の感動」を期待される企業
それが、感動創造企業・ヤマハ発動機である。
当社ブランドスローガン
ヤマハ発動機について
※「ヤマハ株式会社」 との関係
ヤマハ発動機
株式会社
5.3%
(2013年9月末現在)
12.21%
(2013年6月末現在)
ヤマハ
株式会社
9 株式を互いに保有
9 ブランドを共有
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ヤマハ発動機について
中核となる技術
小型エンジン
技術
FRP技術
制御技術
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ヤマハ発動機の商品展開系譜
1955
1960
1970
1980
電動ゴルフカー
1990
2000
電動SC
2002 地域限定先行発売
2003 発売
F-1用EG
ATV
ランドカー
電動系
PAS 電動車椅子
自動車EG
モーターサイクル
2010
4輪ATV
SSV
特機系
カート
エンジン
MC/CV系
スノーモービル ゴルフカー
(ビークル)
除雪機
汎用EG
発電機
特機系
芝刈機
GHP
無人ヘリ
船内外機
モーターボート
FRP漁船
WV
プール
浄水器
マリン系
環境装置
バイオ製品
産業用ロボット
水系
マウンター
ロボット系
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ヤマハ発動機の商品展開系譜
1955
1960
1970
1980
1990
電動ゴルフカー
2000
PAS 電動車椅子
2010
電動系
SP技術
電動SC
自動車EG
MC/CV系
F-1用EG
モーターサイクル
ATV
エンジン技術
4輪ATV
ランドカー
SSV
特機系
カート
エンジン
スノーモービル ゴルフカー
(ビークル)
ボディ技術
除雪機
汎用EG
発電機
特機系
芝刈機
GHP
無人ヘリ
制御技術
船内外機
モーターボート
FRP漁船
WV
材料技術
浄水器
プール
マリン系
環境装置
バイオ製品
産業用ロボット
水系
マウンター
ロボット系
生産技術
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現在の製品・事業
舟艇
(ボート)
マリン
エンジン
二輪車
四輪バギー
・ ROV
水上
オートバイ
スノー
モビル
小型エンジン
技術
スイミング
プール
FRP技術
電動アシスト
自転車
ゴルフカ
ー
制御技術
発電機
電動車いす
表面実装機
・産業用
ロボット
除雪機
自動車用
エンジン
その他
産業用
無人ヘリ
コプター
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GHP技術についての紹介
GHP技術についての紹介
(①②に関連する技術)
・ご紹介技術① エンジン希薄燃焼
・ご紹介技術② プログラム制御装置のリセット判別方法
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GHPとは?
GHP(ガスヒートポンプ)エアコン
ガスを燃料とするガスエンジンでコンプレッサーを駆動し、
冷房・暖房をおこなうヒートポンプタイプのエアコン
ヤマハ発動機の中核技術の1つである
「小型エンジン技術」
を活用した製品
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当社のGHP事業
1981年 通産省が設立した「小型ガス冷房技術研究組合」に
エンジンメーカーとして参加
1987年 業務用2馬力の小型冷暖房システムを商品化
約12年間で、
2〜20馬力の商品を開発・生産・販売
累計販売台数13万台
2000年 事業撤退
空調システムの総合メーカーでない当社が、
GHP事業を自立化させることは困難であると判断
事業撤退後のGHP関連知財の取扱方針
権利は維持し、第三者にライセンスすることで活用
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GHP関連保有特許リスト
登録番号
3356601
3715018
3715019
3721375
3828957
4152008
4157629
4167308
4199861
4201062
4214541
4223631
4237350
4265840
4279420
4472803
登録日
名称
2002/10/4 非共沸冷媒使用のヒートポンプ装置
2005/9/2 ガスエンジンヒートポンプ型空調装置の遠隔監視装置
2005/9/2 ガスエンジンヒートポンプ型空調装置の遠隔監視装置
2005/9/16 ガスエンジン駆動式空気調和装置
2006/7/14 冷媒循環式熱移動装置
2008/7/11 冷媒循環式熱移動装置
2008/7/18 エンジン駆動冷媒圧送循環式熱移動装置におけるエンジンの安定制御方法
2008/8/8 冷媒循環式熱移動装置
2008/10/10 エンジン駆動冷媒圧送循環式熱移動装置におけるエンジンの加速制御方法
2008/10/17 ハイブリッド方式冷媒圧縮式熱移動装置
2008/11/14 排ガス浄化用触媒付きエンジン
2008/11/28 多気筒エンジンのエンジン異常判定方法
2008/12/26 ガス充填装置におけるガスエンジンの希薄燃焼制御方法
2009/2/27 燃料制御弁フィードバック制御方法
2009/3/19 エンジン駆動冷媒圧送循環式熱移動装置
2010/3/12 プログラム制御装置のリセット判別方法
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ご紹介技術① エンジン希薄燃焼
課題
・希薄燃焼技術における、製品個体差や使用環境に応じた空燃費の最適化
→希薄燃焼の効果:NOx排出量低減、熱効率の向上
技術内容
・徐々に燃料量を薄くしていき、失火を検出したらその直前の燃料量で運転
→安定した希薄燃焼と空燃費最適化の両立を実現
関連特許
・燃料供給量制御方法:特許4237350、特許4265840
・排気圧力による失火判定方法:特許4223631
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ご紹介技術② プログラム制御装置のリセット判別方法
課題
・専用のハードウェア回路を設けることなく、プログラム制御装置の
電源オフによるリセット/システム異常によるリセット/外部ノイズによるリセット
を判別する
技術内容
・リセット時に、揮発性メモリにリセット判別用データを書込み、
運転再開時に、前記リセット判別用データを取込み原因を判別
→運転再開時に、リセット原因に応じた運転状態の設定が可能
関連特許
・特許4472803
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ご紹介技術③ 耐熱・耐食性に優れたナノ膜コーティング技術
耐熱・耐食性に優れたナノ膜コーティング技術
についての紹介(ご紹介技術③)
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ご紹介技術③ 耐熱・耐食性に優れたナノ膜コーティング技術
開発の背景 ⇒元々は自動二輪車排気管の課題
激しい赤錆
SR400 新車
走行15000km使用後
排気管:装飾Crめっき
変色
SR400走行車両
短期走行後
変色
排気管の変色・錆
外観性低下
お客様の
満足度低下
TDM900 新車
SUS304研磨+大気酸化(金色)
走行49000km使用後
ご紹介技術③ 耐熱・耐食性に優れたナノ膜コーティング技術
課題
・めっき(金属)表面の熱による変色/錆の防止
技術内容
・めっきまたは金属母材に、膜厚20~150nmのバリア膜をコーティング
関連特許
・特許4521382 等
形態
・サクラ工業(株)にてコーティング実施
激しい赤錆
変色
ナノ膜コーティング
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