CODE Vは米国Synopsys,Inc が開発した、レンズ設計ツールの 強力な自動設計機能を スタンダードとして30年以上の歴史を誇る、 有する本格的な光学設計評価プログラムです。 製品の初期検討から製造まで、全ての段階において光学技術者を サポートします。 CODE Vの構成 光学特性解析 光路解析 収差解析 照明解析 ビーム伝播解析 カップリング効率 透過率評価 製造支援機能 公差解析 製造用データの出力 環境解析 最適化機能(自動設計) 局所的最適化 グローバル最適化 アプリケーション 活用例 内視鏡 デジタルカメラ スキャナー CODE Vの主な機能 最適化機能 −最短時間で最適解へ− CODE V 独自の優れた最適化アルゴリズムで、他の光学ソフトウェアよりも圧倒的に短い時間で最良の解を導き出します。 ポイント グローバル最適化の仕組み グローバル最適化 (Global Synthesis、 GS) 性能 (悪) 設計空間全域にわたり解を探索します。初期解とは異なるレンズ オリジナルデータ タイプを含め、光学設計において陥りやすいローカルミニマム 残存収差量 からの脱出を可能とした画期的な機能です。 GlassExpert 実在するガラスを使った最適化機能です。価格、重量、透過率な 別解群A どの制約を考慮した最適化ができ、光学性能とコストのバランス の実現をサポートします。 別解群C AsphereExpert 別解群B 性能 (良) 独自のアルゴリズムにより、対象となる光学系に非球面を追加 レンズパラメータ(面特性) する場合、 どの面を非球面にするのが効果的かをランキング形式 で表示します。 (SAB無) (SAB有) 製造誤差感度低減評価関数 非常に革新的な設計手法です。 Cumulative Probability(%) /公差解析の 『速さ』によって実現した 組み立て時の 性能が高い 低い 0.000 0.250 0.500 0.750 1.000 1.250 1.500 1.750 歩留まり 向上させる機能です。 CODE V の最適化 歩留まり 光学系の組み立て性能 (製品歩留まり) を Cumulative Probability(%) SAB 2.000 組み立て時の 性能がよい 低い 0.000 0.250 0.500 0.750 1.000 1.250 1.500 1.750 2.000 SAB有無例 公差解析機能 −独自のアルゴリズム(波面微分法)で高速な解析を実現− CODE Vには一般的に用いられる解析手法に加え、高速に公差解析を行なう独自の解析手法が実装されています。また CODE Vでは公差解析を含んだ最適化計算を実行できる為、公差の緩い設計を後戻り無く行なえ、ユーザは設計期間の短 縮と歩留まりの向上を実現できます。 ■ 各アルゴリズムによる解析実行時間と速度比 モンテカルロ法(一般的な手法) 波面微分法(CODE V独自) レンズ構成 (設定公差数) モンテカルロ法 波面微分法 速度比 ダブルガウス (92) 25分 5秒 300倍 11群15枚レンズ (240) 1時間15分 11秒 410倍 10群16枚広角レンズ (240) 3時間3分 20秒 549倍 4群6枚レンズ (76) 38分 7秒 328倍 10群12枚ズームレンズ (216) 5時間2分 62秒 293倍 O P T I C A L E N G I N E E R I N G S O F T WA R E ビーム伝播機能 Beam Synthesis Propagation, BSP −厳密な波動光学解析を実現− 本機能はFFTをベースとする 伝搬解析機能と違い、細かい サンプリング 調整を必要と せず、 またスカラー場に加え、 ベクトル場の計算も行なえる 為、格段に精度の高い光波 特性の解析が可能です。 スキャナーのBSP 解析例 その他 結合効率CEFオプション 照明設計解析ソフトウェアLightToolsとの連携 ファイバの位置や端面のウエッジ角による感度、偏光の影響を CODE Vで設計したレンズデータを姉妹ソフトウェアの LightTools に 考慮したシングルモードファイバの結合ロスを解析します。 取り込み、迷光やフレアなど解析することができます。 2次元像シミュレーション CODE V 上のレンズモデルを通すとどの ような像になるか、所望の 2 次元画像を 用いて高速に計算します。収差、 回折、 ピク セルサイズなどによるボケを考慮すること ができ、 プレゼンテーションツールとしても 2次元像シミュレーション例 有効です。 サポート 日本語マニュアル セミナー(無料) ● CODE V紹介セミナー 動作環境 デモンストレーション(無料) 技術サポート ● セミナー(有料) CODE V入門セミナー ● CODE V 公差解析セミナー ● CODE V最適化セミナー ● OS : Windows XP、 7 CPU : AMD、Intel(SSE2サポート対応CPU) ● 通常サポート:サポートWEBサイトにて 対応します。 受託解析:お客様の設計・解析業務を CODE Vを使用し代行します。 RAM : 1GB以上 ハードウェア : USBポート その他 : CODE Vを機能拡張してご利用の場合、 以下の環境が必要です。 Microsoft Visual C++ コンパイラ ver. 8.0以上(32bit)、 Intel Fortran 9.1以上(32bit) ※記載されている会社名および製品名は各社の商標および登録商標です。 ※このカタログに記載されている内容は、予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。 お問い合せ 本 社 〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフトビル Tel: (03)5297-3405 Fax: (03)5297-3646 中部支社 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-6-26 富士ソフトビル Tel: (052)219-5900 Fax: (052)219-5970 西日本支社 〒540-0028 大阪府大阪市中央区常盤町1-3-8 中央大通FNビル Tel: (06)6940-3621 Fax: (06)6940-3601 九州支社 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1-5-1 ヒューリック博多ビル Tel: (092)409-2072 e-mail : [email protected] http://www.cybernet.co.jp/codev/ 2013.3.1000
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