No.01 物質と 化学結合 1 イオンとイオン結合 1 イオン イオン 原子が電子を失ったり、得たりすると______になる。 イオン式 Na+ 電子を1つ 失う 原子がイオンになった とき、安定した ナトリウムイオン __________ 希ガス ______と同じ ( 価の イオン) 1 陽 電子配置になって いる。 イオン式 S2- 電子を2つ 得る 硫化物イオン __________ ( 価の イオン) 2 陰 陰イオンの命名によくあるパターン⇒” ~化物イオン”、 ” ~酸イオン” イオンの価数 <イオンが生まれやすい環境> 電離 塩は水中でイオンとなって別れる(____する) 。 Na Cl 塩 電解質 電離する物質を______といい、しない物質を Na+ Cl- 非電解質 ________という。電解質が溶けて電離した溶液は 電気 ____を通す性質を帯びる。 各原子がどのようなイオンになりやすいのかは周期表の場所から考えよう! 問 1 マグネシウム原子 Mg および塩素原子 Cl から生じる希ガス型電子配置をもつイオンのイオン式を, それぞれ記せ。 Mg 原子:Mg2 + Cl 原子:Cl - p106~107 [2] イオンの電子配置●次のうち,アルゴン原子と同じ電子配置をもつイオンの組み合わせを選べ。 ( ア ) Ca2+ と O2- ( イ ) Li+ と F- ( エ ) Na と Cl ( オ ) K と S + - + 2- (オ) ( ウ ) Mg2+ と S2- ( カ ) Al3+ と Cl- このプリントの裏の電子配置の一覧表 がヒント・・・ ●イオンの分類 単原子 イオンには原子 1 個からなる_____イオンと, 例 多原子 2 個以上の原子の集まりからなる_____イオンがある。 (多原子分子の価数は原子団全体の価数を表している) さあ、頑張ってイオンの名称と式を覚えよう! p106~107 [1] 電解質と非電解質 ●次の各物質を電解質と非電解質に分類せよ。 ( ア ) 塩化ナトリウム ( イ ) エタノール ( ウ ) 水酸化ナトリウム ( エ ) グルコース ( オ ) 硫酸アンモニウム 陽イオンと陰イオンが結合してできた物質は 水中で電離するものが多い。 電解質…( ア ),( ウ ),( オ ) 非電解質…( イ ),( エ ) 2 イオンの生成とエネルギー 陽 陰 原子は電子を失って___イオンになったり、電子を得て___イオンになる。この時のイオンになり易さを 表すバロメーターが2種類ある。 第1イオン化エネルギー ●電子の取れやすさ ⇒ _____________ (失いやすさ) 電子親和力 ●電子を引き付ける強さ ⇒ _________ 注目! (電子欲しいな~) 大きい 第1イオン化エネルギーは_______ 大きい 電子親和力は______ 注目! (出来れば捨てたいな~) 小さい 第1イオン化エネルギーは_________ 小さい 電子親和力は______ 満タン!美しい! とても大きい 第1イオン化エネルギーは_________ 小さい 電子親和力は______ } このように、最外殻電子の状態で決まってくるので、周期表の場所で判別できる。 電気陰性度 第1イオン化エネルギー 希ガスは判断が分かれます 注意! 第1イオン化エネルギーをグラフ化すると・・・ p106~107 [3] イオン化エネルギーとイオン半径 ●次の各問に答えよ。 (1) 次の原子のうちから,第 1 イオン化エネルギーの最も小さいものと,最も大きいものを選び, それぞれ元素記号で記せ。 Si Cl Al Na P Mg Ar S (1) 最も小さいもの…Na 最も大きいもの…Ar <イオン化エネルギーと電気陰性度の正式な説明> ●イオン化エネルギー 原子中の電子は正電荷をもつ原子核に引きつけられており,原子が陽イオンに変わる場合,電子を引き離す ためのエネルギーが必要である。このとき,原子から電子 1 個を取り去って,1 価の陽イオンにするために 必要な最小のエネルギーを,第 1 イオン化エネルギーという。 ●電子親和力 原子が電子を取り入れて陰イオンになるとき,一般にエネルギーが放出される。このエネルギーを,電子 親和力という。
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