第 2 週確認テスト(15点満点) システム構成、データベース1 【問題1】(1

第 2 週確認テスト(15点満点)
システム構成、データベース1
【問題1】(1.5点)
バックアップの取得に関する記述のうち,適切でないものはどれか。
ア. バックアップは,業務終了後の夜間など,データの更新処理と重ならない時間帯に行
うべきである。
イ. バックアップは,最新のものを含めた複数世代を維持・管理する。
ウ. バックアップは本来の業務データとは別の媒体に保存する。
エ. 差分バックアップ方式を導入することで,フルバックアップ方式だけで運用する場合
よりも,障害発生後の復旧作業に要する時間を短くできる。
【問題2】(1.5点)
次の記述(a)~(d)のうち,集中処理システムと比較したときの分散処理システムの特徴を
すべて挙げたものはどれか。
(a) 機能の一部変更や拡張が行いやすい。
(b) データの一元的な管理が行いやすい。
(c) 一部の装置に障害が発生しても,障害がシステム全体に及びにくい。
(d) 機密保護やセキュリティなどの管理が行いやすい。
ア. (a),(b),(d)
イ. (a),(c)
ウ. (b)
エ. (c),(d)
【問題3】(1.5点)
3 層クライアントサーバシステムを採用したときの,各層とそれを実現すべきホストの関係
を,最も適切に表している記述はどれか。
ア. データベースアクセス層とファンクション層をクライアント側で実現し,プレゼンテ
ーション層をサーバ側で実現する。
イ. データベースアクセス層とプレゼンテーション層をクライアント側で実現し,ファン
クション層をサーバ側で実現する。
ウ. データベースアクセス層とファンクション層をサーバ側で実現し,プレゼンテーショ
ン層をクライアント側で実現する。
エ. データベースアクセス層とプレゼンテーション層をサーバ側で実現し,ファンクショ
ン層をクライアント側で実現する。
【問題4】(1.5点)
性能評価指標に関する記述のうち,適切でないものはどれか。
ア. MIPS 値は,プロセッサが 1 秒間に実行できる命令の数を 100 万単位で表したものであ
る。
イ. システム全体の性能を評価するためのベンチマークの一つに,TPC-C がある。
ウ. ターンアラウンドタイムは,システムへの処理要求が終了した時点から結果の出力が
開始するまでに要する時間である。
エ. スループットは,システムが単位時間内に実行できる仕事の量を表す指標である。
【問題5】(1.5点)
MTBF(平均故障間隔)が 90 時間,MTTR(平均修理時間)が 10 時間の機器 A を,2 台並列に接続
したシステムがある。2 台のうちどちらか 1 台でも稼働していればシステム全体が稼働して
いるとみなせる場合,このシステム全体の稼働率はいくらになるか。
ア. 0.81
イ. 0.9
ウ. 0.91
エ. 0.99
【問題6】(1.5点)
システムの安全性や信頼性設計に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア. 工場でセンサーが異常を検出した際に,作業員の安全確保のため直ちに機械の稼働を
停止するのは,フェールセーフの考え方に基づいている。
イ. デュアルシステムよりもデュプレックスシステムの方が,処理結果の信頼性が高い。
ウ. デュアルシステムは,コールドスタンバイとホットスタンバイに分類できる。
エ. フェールソフトは,システム利用者による誤操作の発生をできるだけ抑えようという
設計方針である。
【問題7】(1.5点)
ディスクアレイの方式のうち,RAID0 に関する記述として,適切なものはどれか。
ア. 二つのハードディスクに,同一データを並列に書き込む。
イ. 生成したパリティを,データと同様に複数のハードディスクに分散して書き込む。
ウ. 複数台のハードディスクに,分割したデータを並列に書き込む。
エ. アクセスの高速化とともに,信頼性も向上させることができる。
【問題8】(1.5点)
次の要件に従い,操作の利便性やレイアウトの見易さの双方を考慮して講座参加希望者用
のアンケート入力画面を設計する場合,項目と GUI 部品の組合せとして,最も適切なもの
はどれか。
〔要件〕
・講座名の項目は,6 種類の中から 1 種類のみを選んで回答する。
・参加理由の項目は,10 種類の中から任意数を選んで回答する。
ア. 講座名にはチェックボックスを用い,参加理由にはラジオボタンを用いる。
イ. 講座名にはラジオボタンを用い,参加理由にはチェックボックスを用いる。
ウ. 講座名,参加理由ともにチェックボックスを用いる。
エ. 講座名,参加理由ともにラジオボタンを用いる。
【問題9】(1.5点)
ある電器店では,数百点ある商品を“テレビ”,“パソコン”のような 10 種類の商品区分
に分類している。一つの商品は必ず一つの商品区分のみに属している。次の記述のうち,
“商品”対“商品区分”の関係を適切に表したものはどれか。
ア. “商品”対“商品区分”の関連は,1 対 1 である。
イ. “商品”対“商品区分”の関連は,1 対多である。
ウ. “商品”対“商品区分”の関連は,多対 1 である。
エ. “商品”対“商品区分”の関連は,多対多である。
【問題10】(1.5点)
関係データベースの主キーに関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア. 主キーは必ず二つ以上の属性項目から構成される。
イ. ある表で主キーの一部となっている属性項目は,ほかの表の主キーに含めることはで
きない。
ウ. 主キーの値が定まっていない(ナル値である)行については,表に登録することはでき
ない。
エ. 一つの表の中に,主キーの値がまったく同じ行が複数存在することもあり得る。