地域文化 「景観の復元」に関する学習指導案 学籍番号

地域文化
「景観の復元」に関する学習指導案
学籍番号:
日時
平成 27年 7月 8日 水曜 第 5 限
対象
○で囲む>高校・中学・小学: 6年 35 名
氏名:
1:00 ~1:50 (50 分)
1、題材名(単元):歴史体験 (総合的な学習)
2、題材設定の理由:笏を作ることによって、歴史を体感し、歴史理解力を深める
3、授業の目標:歴史上の人物に興味関心を喚起する。
4、生徒感:小学6年、歴史はすき
5、使用教材:教材を作成:段ボール、物差し、はさみ
6、学びの評価基準:相互評価、感想文の評価
7、本単元( 3 時間)の指導内容と本時の位置づけ(3時間で学ぶ)
第1時:歴史体験・勾玉を作ろう
第2時:歴史体験・歴史を動かす当事者のアイテム-笏を作ろう
第3時:歴史体験・
(
←本時
)を復元してみよう
8、本時の展開
段階
導入
5分
展開
指導内容
学習活動
使用教材
旧1万円札
旧一万円札の肖像画について発問、返答を待つ
旧一万円札
笏について
笏をもった人物を提示
画像
グループ分け
近くの席。数人のグループ 6~7人毎
タブレット
笏を調べる
「笏」の検索
各グループ毎に発表
笏をつくる
段ボールとはさみを代表者に取りに来させる
はさみ
笏について 1尺2寸(約 36cm)
段ボール
長方形、長台形の2種類
歴史上の人物に
なる
笏の意味
代表者が歴史上の人物を演じる
評価(拍手、コメント、意見)
歴史上の人物の姿を提示。笏を持った人物の名前。
どのような状況で笏を持つかを相談、考える。
まとめ
5分
本時の振り返り
質問を聞く
次回の予告
画像
本時の指導内容、指導資料:
1万円札の変遷
表
裏面
発行開始
発行停止
聖徳太子
鳳凰
1958 年
1986 年
福澤諭吉
雉
1984 年
2007 年
平等院鳳凰堂
2004 年
現在発行中
〃
初の1万円札
笏(しゃく)
中国発祥。中国では官人が備忘として書きつけをするための板。6 世紀に中
国から伝来。貴族階級の服装に用いられる威儀具。笏は「こつ」と読むの
が正しいが、骨と同音のため、嫌って「しゃく」といわれるようになっ
た。もと、儀式の際に備忘のため式次第を書いた紙を笏の裏に貼(は)り、
右手に持ったもので、手板とも称した。養老の衣服令で礼服および朝服
に五位以上の者に牙笏(げしゃく)、六位以下は木笏(もくしゃく)と定めら
れた。しかし象牙の入手が困難なため、平安時代になると牙笏は礼服の
みに用いられ、朝服にはみな木笏が用いられることとなった。天皇の用
いる笏は上下ともほぼ方形とし、臣下は上円下方として上が丸みを帯び、
下部がしだいに幅狭くなり端が方形である。木笏の材料は櫟(一位)を
最上とし、柊(ひいらぎ)、桜、榊、杉などの板目がよいとされている。
長さは約 40cm。
参考資料 西野神社 社務所
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20130122
日本史広辞典、 Wikipedia 日本大百科全書