顧客管理規程 - FORESIGHT BUSINESS JAPAN

顧客管理規程
(目的)
第1条
この規程は、当社の金融商品取引等に係る顧客管理の適正化を図ることを目的と
する。
(通則)
第2条
当社はその業務の遂行に当たっては、常に顧客の信頼の確保を第一義とし、金融
商品取引法その他の法令諸規則等を遵守し、顧客本位の事業活動に徹しなければならない。
2
当社は顧客の投資に関する知識、経験、目的、資力等を十分に把握し、顧客の意向と
実情に適合した投資勧誘を行うよう努めなければならない。
3
当社は金融商品の価値等の分析・その他の取引等に関し、重要な事項について、顧客
に十分な説明を行うとともに、理解を得るよう努めなければならない。
(自己責任原則の徹底)
第3条
当社は、投資勧誘に当たっては顧客に対し、投資は投資者自身の判断と責任にお
いて行なうべきものであることを理解させるものとする。
(顧客カードの整備等)
第4条 当社は、当社は金融商品の価値等の分析・その他の取引等を行う顧客(「金融商品
取引業等に関する内閣府令」
(以下「金商業等府令」という。)第 53 条第1号及び第2号の
いずれにおいても特定投資家である顧客を除く。
)について、次に掲げる事項を記載した顧
客カードを備え付けるものとする。
① 氏名又は名称
② 住所又は所在地及び連絡先
③ 生年月日(顧客が自然人の場合に限る。次号において同じ。
)
④ 職業
⑤ 投資目的
⑥ 資産の状況
⑦ 投資経験の有無
⑧ 取引の種類
⑨ 顧客となった動機
⑩ その他、当社において必要と認める事項
2 当社は、
「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づき、顧客の本人確認を行う
とともに、本人確認を行った場合には本人確認記録を作成、保存するものとする。
3
顧客との取引の開始に当たっては、あらかじめ顧客カードに第1項各号に掲げる事項
を記載するものとする。
4
営業責任者は、顧客カードの記載事項を確認し、受託の適否について疑義があるとき
は、内部管理責任者と協議して必要な措置を講じる。
5 当社は、顧客について顧客カード等により知りえた情報を他に漏洩してはならない。
(顧客からの確認書の徴求)
第5条 当社は、顧客(特定投資家を除く。以下この条において同じ。)と金融商品取引契
約を締結しようとするときは、あらかじめ、当該顧客に対し、金商法第 37 条の3に定める
ところにより契約締結前交付書面を交付し、同書面に記載された金融商品取引行為につい
てのリスク、手数料等の内容を理解し、顧客の判断と責任において当該取引等を行う旨の
確認を得るため、当該顧客から当該取引等に関する確認書を徴求するものとする。
(本人確認書類の徴求)
第6条
当社は、顧客と金融商品の価値等の分析・その他の取引等の契約を初めて締結し
ようとするときは、法人の場合は、登記事項証明書、印鑑証明書など、個人の場合は、運
転免許証、印鑑証明書など公的機関が発行した本人を確認する書類を徴求しなければなら
ない。
(適合性の原則による審査基準)
第7条
当社は次の各号に該当する顧客については金融商品等の勧誘および受託を行わな
いものとする。
(1)未成年者、成年被後見人、被補助人、精神障害者、知的障害者および認知障害の認
められる者への勧誘および受託。
(2)生活保護法による保護を受けている世帯に属する者。
(3)破産者で復権を得ない者。
2. 取引継続中の顧客が第1項各号に該当し適合性を有しなくなったことが判明した場合
は、新たな取引の勧誘の中止または取引の精算等必要な措置を講じるものとする。
3. 高齢者(80歳以上)の顧客には、取引のルール、仕組みについての理解力、判断力、
経済力があること、および生活に支障のない範囲で投資可能金額が設定されていることを
特に審査するものとする。
(仮名取引の受託及び名義貸しの禁止)
第8条
当社は顧客から金融商品の価値等の分析・その他の取引等の投資助言業務に係る
契約申込みがあった場合において、仮名取引もしくは顧客本人以外の者からの契約申込み
であることを知りながら当該契約を締結してはならない。
(暴力団等との取引の抑制)
第9条
当社は暴力団員、暴力関係者、総会屋等の社会的公益に反する行為をなす者との
金融商品取引は行わないものとする。
2. 当社は既存顧客が暴力団員等であることが判明した場合には、速やかに取引関係を解
消するよう努めるものとする。
3. 当社は暴力団員等との取引の抑制に際し、何らかの暴力的行為その他の不当な行為等
に直面した時は、所轄の警察等に連絡するとともに、適切な事後処理を行うものとする。
(マネーロンダリング等防止に係る内部管理体制の整備)
第10条
当社は「犯罪による収益の移転防止に関する法律第9条第1項」に定める同法
第 2 条第 2 項 20 号に規定される金融商品取引業者であり、同法9条第1項の規定及び金融
商品取引業者向けの総合的な監督指針Ⅲ-2-6に定める「取引時確認、疑わしい取引の
届出義務」に関し、その(1)①イに定める社内規程「金融商品取引業務に係る取引時確
認及び疑わしい取引の届出に関する取扱基準」に基づく当該取引の届出を行う責任者を定
め、組織的犯罪やマネーロンダリング防止及びテロ資金供与防止のための取引時確認及び
疑わしい取引の届出を的確に実施するための内部管理態勢の構築・整備に努めるものとす
る。
(社内検査体制の整備等)
第11条
当社は、金融商品取引法その他の法令諸規則の遵守状況並びに顧客属性等に則
した適正な投資勧誘の履行に関し、管理部が社内各部門の業務の遂行状況について定期的
に社内検査を実施します。
(顧客からの苦情処理措置及び紛争解決措置体制の整備)
第12条 当社は、顧客からの苦情・紛争の申し出については、
「苦情・紛争処理規程」に
基づきその適切な処理に努めるものとする。
就中、
「苦情・紛争処理規程」第3条の取扱方針の遵守状況につき再確認を行う事とする。
附
則
この規程は、平成26年 2月25日から施行する。