平 成 2 7 年 6 月 1 日 国立大学法人北海道教育大学 学 長 選 考 会 議 国立大学法人北海道教育大学の次期学長候補者の 選考結果及び過程並びに選考理由等について 1 氏 名 蛇穴 治夫 (じゃあな はるお) 2 任 期 平成27年10月1日から平成31年9月30日 3 選考理由 学長選考会議は、学長選考会議が定めた「望ましい学長像」(別添参照)に基づき、 学長候補者から提出された学長候補者調書、学長候補者所信書及び同所信書に対する 教職員からの質問への回答を把握し、立会演説会における演説を聴取し、その後の質 疑応答により各候補者のビジョン等を確認し、学長選考会議による面接を実施しまし た。これらの経過を踏まえ各学長選考会議委員の識見に基づき、学長選考会議委員の 投票により次期学長候補者の選考を行いました。 その結果、上記の者を「望ましい学長像」に最も相応しい者として、決定しました。 学長選考会議は、蛇穴治夫氏の大学運営の下、北海道教育大学のさらなる発展に期 待します。 4 学長選考会議日程 ○平成26年度第1回学長選考会議 平成26年5月9日開催 ・平成26年4月25日に「学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律 (案)」が閣議決定された旨の報告及び中央教育審議会の「大学のガバナンス改 革の推進について(審議まとめ)」について、情報共有の後、意見交換を行いま した。 ○平成26年度第2回学長選考会議 平成26年6月5日開催 ・「学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案」の国会での審議状況 について、情報共有の後、法改正がなされた場合の学長選考会議に関係する規則、 運営規則等の改正を要する部分及び本学の運営組織等について説明後、意見交換 を行いました。 ○平成26年度第3回学長選考会議 平成26年7月8日開催 ・6月20日に成立した「学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律」 に基づき、学長選考会議規則及び学長選考規則の改正案について審議しました。 ○平成26年度第4回学長選考会議 平成26年8月6日開催 ・学長選考会議の権限と責任、議事の公開、学長選考会議委員が学長候補者となっ 1 た時の辞任時期、学長選考会議規則、学長の選考期日、「公募」と「推薦」及び 意向聴取の投票について審議しました。 ○平成26年度第5回学長選考会議 平成26年9月11日開催 ・学長選考会議規則、公募と推薦、意向聴取及び学長の任期について審議しました。 ○平成26年度第6回学長選考会議 平成26年10月6日開催 ・意向投票を含む意向聴取の方法、任期、学長候補者の絞り込み、学長の再任時にお ける選考及び学長の解任について審議しました。その結果、第4回会議から今回ま での議論も踏まえ、意向投票を廃止し、投票以外の方法で教職員の意向を把握する ことに努めることとしました。また、任期は4年とし、再任は1回限りとすること としました。 ○平成26年度第7回学長選考会議 平成26年10月27日開催 ・学長再任時における選考及び学長選考規則に関する運用について審議し、学長選 考会議規則、学長選考規則について改正・施行し、本学ホームページで公表しま した。 ○平成26年度第8回学長選考会議 平成26年11月14日開催 ・学長選考規則に関する運用について審議し、改正・施行し、本学ホームページで 公表しました。 ○平成26年度第9回学長選考会議 平成26年12月4日開催 ・学長選考の実施に係る運用方針案(素案)及び「望ましい学長像」について審議 しました。 ○平成26年度第10回学長選考会議 平成27年1月13日開催 ・学長選考の実施に係る運用方針案及び「望ましい学長像」について審議しました。 ○平成26年度第11回学長選考会議 平成27年1月26日開催 ・学長選考の実施に係る運用方針案及び「望ましい学長像(原案)」について審議 し、一部修正の上決定しました。「望ましい学長像(原案)」に対し、平成27 年1月26日(月)~2月5日(木)までの間、学内教職員に意見募集を行いま した。 【参考】学内教職員とは、全ての常勤・非常勤職員のことをいう。 (以下同じ。 ) 5 選考過程 ○平成26年度第12回学長選考会議 平成27年2月10日開催 ・「望ましい学長像」について学内教職員7名からの意見を参酌の上「望ましい学 長像」を策定し、学長候補者の募集通知と併せて本学ホームページ及び全学統一 グループウェアで公開しました。 【参考】 ・選考の理由:現学長の任期満了のため ・学長の任期:平成27年10月1日から4年とし、再任を妨げません。ただし、 再任は1回限りとします。 2 ・望ましい学長像 北海道教育大学の学長は、北海道教育大学憲章に定める教育理念や目標を達成 すべく、次の「1.望まれる学長の資質・能力」を有し、「2.学長として求め られる当面の実施課題」を推進・実行できる者が望まれる。 以下「望ましい学長像」は、別添のとおり。 ○平成27年2月10日(火)~平成27年3月12日(木)の学長候補者募集期間 中に蛇穴治夫氏、城後 豊氏、渡部英昭氏(五十音順)から応募がありました。 【参考】学長候補者の募集 学長候補者の募集に応募しようとする者(以下「応募者」という。)は、学長選 考会議学外委員からの推薦又は学内の有資格者10人以上からの推薦が必要。 ・学長選考会議学外委員 (学長選考会議規則第2条第1項第2号) 運営規則第8条第2項第4号に掲げる経営協議会委員 【運営規則第8条第2項第4号】 本学の役員又は職員以外の者で大学に関し広くかつ高い識見を有するもののう ちから、教育研究評議会の意見を聴いて学長が任命するもの ・学内の有資格者 学内の教職員は、公示日(平成27年2月10日(火))に在職する者で、次 に掲げるもの。 (学長選考規則第6条第5項) 1) 学長 2) 理事 3) 大学教員 4) 附属学校教員のうち、副校長、副園長、主幹教諭及び教務主任の職にある 者 5) 教員以外の職員のうち、事務系職員の係長相当職以上の職にある者 ○平成26年度第13回学長選考会議 平成27年3月23日開催 ・学長選考に係る応募書類について3名の応募者から提出があり内容を確認しまし た。また、選考の参考とするため、主要業績の各項目それぞれについて特に強調 したい業績を3点順位付けの上、追加提出を求めました。 ○平成27年3月23日(月)~平成27年4月2日(木)の間、応募者から提出の あった学長候補者調書及び学長候補者所信書について学内教職員に意見募集を行っ たところ2名から意見提出がありました。 ○平成27年4月21日(火)~5月7日(木)の間、立会演説会における質問募集 を学内教職員に行ったところ5名から質問がありました。 ○平成27年度第1回学長選考会議 平成27年4月27日開催 ・所信書等に対する質問・回答及び立会演説会の内容についての確認、面接の実施 方法を審議しました。 ○平成27年度第2回学長選考会議 平成27年5月14日開催 3 ・立会演説会における質問、候補者の評価の観点及び面接における共通質問事項に ついて審議し、立会演説会の進行及び会場配置並びに監事機能の強化について確 認しました。 ○平成27年度第3回学長選考会議 平成27年5月22日開催 ・5キャンパスで同時に視聴できる立会演説会を開催し3名の候補者の演説及び候 補者に対する学内教職員からの質問への候補者の回答を視聴しました。 ○平成27年度第4回学長選考会議 平成27年6月1日開催 ・3名の学長候補者の面接を実施、その後審議し、投票により次期学長候補者を選 考しました。(学長選考会議での投票結果:蛇穴氏9票、城後氏2票、渡部氏5票 (五十音順)) 6 その他参考事項 ① 今後は、国立大学法人北海道教育大学から蛇穴治夫氏を次期学長候補者としたこと を文部科学大臣に申し出ることにより、平成27年10月1日付けで学長の任命を 受けることになります。 ② 学長選考会議構成員(平成27年6月1日現在) ・経営協議会委員 内田和幸(JA北海道中央会副会長)、祖母井里重子(弁護士)、柿沼博彦(前北海 道旅客鉄道株式会社特別顧問) 、蔵本康彦(元北海道小学校長会会長) 、高橋孝助(前 宮城教育大学学長)、立川 宏(前北海道教育委員会教育長) 、松岡和久(議長:公 益財団法人CIESF副理事長) ・教育研究評議会評議委員 杵淵 信(札幌校評議員)、阿部 修(旭川校キャンパス長) 、玉井康之(釧路校キ ャンパス長) 、星野立子(函館校キャンパス長)、佐藤 徹(岩見沢校キャンパス長)、 羽賀將衛(保健管理センター長)、戸田まり(附属札幌小学校長) ・理事 佐川正人(大学改革担当) 、石川良二(総務・財務担当) 4
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